馬入日記
【馬入日記:10月28日】「次の試合が楽しみ」山田直輝選手インタビュー
鳥栖2連戦となった先週、アウェイで行われた第24節は2-2の引き分けとなりました。
この試合でJ1通算200試合出場となった茨田選手のゴールで先制。34分に追いつかれるも前半終了間際に指宿選手のゴールで再びリード。しかし後半に失点を許してしまい2-2に。そのまま終了のホイッスルを聞くこととなりました。
この試合で82分に途中交代で投入された山田直輝選手。
8月23日の第12節FC東京戦以降、負傷離脱し約2カ月ぶりとなる公式戦出場でした。
「連戦だったこともあって、コンディションを落とさないようなトレーニングが多かったので、実戦練習があまりできていなかったので少し不安なところはありました。でも1日でも早くチームの力になりたいという気持ちでピッチに立ちました」と山田選手。
「復帰戦は嬉しかったです。でもそれどころじゃなかった。まずは試合を壊しちゃいけないと思って入りました。みんなが必死に戦って80分まできている状態だったので、久しぶりに試合に出る中で自分のプレーを出すというよりもチームのために戦うということを意識しました」
入った時は2-2と難しい状況でした。
「めちゃくちゃ考えてプレーしました。相手が蹴りこんで押し込んできていたので、絶対に失点してはいけない、勝点0で帰ることはできない、と。自分たちもゴールのチャンスはありましたが、相手選手の投入の仕方で、蹴って押し込んでくるということは明確だった。とにかくチームのためにやらなければという気持ちでプレーしました」
今シーズンは連戦となっているため、離脱している間に11試合を消化していました。ただ、悔しさのある中でもリハビリの期間を大切に過ごしてきました。
「長かったと言えば長かったですけど、これまで色々経験している自分からすると、すぐに過ぎた感じはします。リハビリの中で自分に足りないところやサッカーのことも見つめ直せたので、自分なりにいい時間の過ごし方をしてきたつもりです」
外からチームを見て、どんな風に感じていたのでしょうか。
「僕がケガする前の状態から見れば、だいぶ戦える部分も増えてきたと思いますし、チームは成長していると感じたので心配していませんでした。得点がとれるようになったということもですが、守り方の共通認識ができてきた。1点差の負けが多かったですが、以前の1点差はすごく大きい差に感じていたんですけど、今の1点差は本当にあと一歩だなと感じます。実際に引き分けや勝つこともできているので、そういう面を見てチームとして成長できていると思います。スタンドから見て、自分が出た時にどうすることがいいのかということは考えていました。改めて、自分の長所、いいところを100%出すということがチームのためになると再認識できました」
さて、そんな中で今週末ホームに迎えるのは横浜FCです。ニッパツで行われた第10節では2-4というスコアで敗れています。
「悔しい負け方をしているのは誰もが分かっていること。スタッフ陣がすごく研究してアイデアを与えてくれると思うので、そのアイデアを実行しつつ、自分たちのよさを出していかなければいけない相手だと思っています。前回対戦の時は僕らの中でも混乱がある時期だった。でも今は自分たちの土俵を作れていると思うので、前のようなことには絶対ならない。やり返すくらいの気持ちでみんなで準備しているので、僕は楽しみにしています」
この2試合、勝ち切れなかったことは残念ですが直近の3試合は1勝2分と負けなしできています。
「早く次の試合が来てほしいなというのが今の気持ちです。鳥栖戦に関しては何もできなかったと思っているので、もっと長い時間プレーできるように。本当に次の試合が楽しみです」
10月31日(土)はBMWスタジアムで15:00キックオフです。
試合前からスタジアム周辺で楽しんでいただき、激闘が予想される神奈川ダービーを共に戦ってください!