馬入日記
【馬入日記:10月4日】今日はホームでFC東京戦!齊藤未月選手インタビュー
10月最初の公式戦、今日はホームにFC東京を迎えてのホームゲームです。
この試合から入場者が最大収容人数の50%に緩和されます。(BMWスタジアムは6,800人程度が上限です)
東京戦を前に、齊藤未月選手に話を聞きました。
1週間前の川崎戦は0-1で敗戦を喫しました。改めて振り返ると…
「決定機の数が相手に比べても少なかったと思います。ただ、ああいう相手には少ないチャンスを決め切らなければ勝てないということは分かっていましたし、僕らはどちらかと言うとチャンスがすごく多いチームではないので、僕やバラくん(茨田選手)の決定機になったところで1点決められるかどうかは、大きな違いだったかなと思います」と。
また、川崎戦では3バックが石原広教選手、舘選手、田中選手と初めての組み合わせでした。守備面で感じたこととは。
「僕としてはやりやすかったです。聡(田中選手)は初めてスタメンで出てポジションも違う中でしたが、僕たちの中ではできると思っていたので心配していなかったんですけど本当にいい形でやってくれていたと思います。フロンターレさんのように空中戦でなく地上戦で戦ってくる相手に対して、3人のDFラインというのはよかったと思います。各々がいろいろなポジションができるのはいいことだと思います。でも勝てていないので、勝ちにもっていけるようになんとかしなければと思っています」
齊藤選手自身は中盤の左でプレーすることが多くなっています。
「だいぶ慣れました。今まで右で左にプレッシャーをかけるとボールが外に出づらかった。左ではサイドバックにプレッシャーをかけた時、相手が右利きなので中にカットインさせてそこで奪い切れるシーンが増えていると思います。ボールがそのままタッチラインを割らずに中に転がってチャンスを作れるというシーンが増えているという実感もある。あとは、左にいるとオープンにボールを持てるので逃げどころがある。幅が広がった感じがあります」
実際に最近の試合では齊藤選手の決定機が増えています。
「ペナルティエリア内に入る回数が増えましたし、点を取ってチームを勝たせないといけないという気持ちが強くなってゴールに対する意欲も強くなっています。バラくんが突破してクロスを上げてくれるというのもあるし左にいたほうがクロスに入りやすいとも感じています。今までミドルシュートばかり練習していたんですけど、実際の試合でミドルシュートを打つシーンは少なくてクロスからのほうが多い。クロスに入るタイミング、どうやってクロスに入ればいいかということを考えています」
今日、BMWスタジアムに迎えるのは現在3位のFC東京です。
「カウンターの質が高く強力なものを持っている相手だと思います。ボールを持つのは悪いことではないですが、球際で勝つこと、カウンターでどちらが先に点をとれるかということは大事になる試合だと思っています」
スコア的にも、また内容的にも惜しい試合が続いています。
ここを勝ち切るためには…
「勝つためには質の高さが必要ですし、相手のほうが質高くプレーされていると思うので、その課題には向き合わなければいけない。得点をとらないと勝てないスポーツなので決め切る部分、質にこだわってプレーしたいです」と。
そして…
9月の中旬にはブンデスリーガが開幕し、元ベルマーレの遠藤航選手がシュツットガルトの一員としてブンデスデビューを果たし活躍をしています。
「航さんはちょうど同じポジションでプレーしていて、今ドイツの1部でプレーしている。プレースタイルが似ているわけではないですけど、湘南から育った選手がブンデスで活躍しているということには勇気を持たせてもらえるし、僕にとっても大きな目標になる選手です」
同じアカデミー出身として刺激を受ける存在です。
もっと成長したいという気持ちを強く持ち、まずは今日の一戦に全力を注ぎます。
本日は15:00キックオフのデーゲームです。熱い応援をよろしくお願いします!