【馬入日記：8月22日】明日はFC東京戦！山田直輝選手インタビュー

8月1日から始まった7連戦、明日のFC東京戦がこの長い連戦の最後、7試合目となります。
チームは勝利から遠ざかっている状況です。
今週水曜日に行われた名古屋戦では、後半アディショナルタイムの失点により0-1で敗れました。しかし90分を通してチームの意思の統一感がピッチの中で形となって表れていました。

名古屋戦でスタメン出場した山田直輝選手に話を聞きました。
まずは今のチームの状況について聞くと…

「なかなか勝点が奪えない状況が続いていて、前々節まではどう戦っていけばいいのか迷っている部分もありました。でも名古屋戦で、監督から原点に戻ってしっかり戦おうということを示されて、負けてはしまいましたけど、自分たちがやらなければいけないことを再確認できたという意味では、次に繋がる試合になったという感覚はあります。球際や切り替え、走って戦うという部分で、相手に負けないということを意識して戦わないと、その先はないよねという話をして臨みました。それがある程度出せたのかなと思います」と。

前線から積極的に奪いにいく守備を見せました。

「最低限ですけど、名古屋戦の戦いを自分たちのスタンダードにしていければと思います。奪いにく守備は、今までもチームとしてやってきたことですし、走力のある選手も多いので、みんなの意思を合わせることで、より改善できると思います。名古屋戦もどちらに転ぶか分からない試合でしたし、そういう試合をものにして積み上げていければと思っています」

手応えを掴めた部分が多くあった試合でした。でもだからこそ、課題をしっかり見つめています。

「チームとして戦えてはいましたけど、チャンスの数や相手のゴールを脅かす数はまだ少なかったと思う。自分もそこに関わっていかなければいけない選手なので、アタッキングサードでの工夫、その数を増やすというのは、個人として思っている課題です。また、奪ったあとのボールをもっと前につけて、もっと出て行けたかなという感じはしています。奪った瞬間、相手より前に出て行くとか、相手が嫌がるところにつけていくことによって、攻撃のチャンスを生み出すとか相手のゴールに迫る回数を増やせる要因になると思う。具体的に改善できるのはそこだと思っています」

前線の選手として、得点を奪うというところに高い意識をもっています。
そして、強い気持ちや周囲への声かけ、責任感のあるプレーといったところも山田選手の強みと言えます。

「湘南にいる期間も長いですし、少しでも声で周囲を助けられたらいいなと思っています。でも自分では声をかけているという意識はなくて、自分がやりやすいようにみんなに声をかけているという感じです。僕はただ必死に戦ってるだけという感じですけど…。ただ、自分がピッチに立っている時間は自分がやるべきことをしっかりやる、ということを心掛けているので、チャンスを与えてもらったらそのチャンスの時間の中で結果を出していかなければいけない。それは自分の課題だと思っています」

今までの湘南のストロングと今季チャレンジしていることを融合させることについては…

「最近は新しくやろうとしていることに重きを置きすぎて、自分たちが本当に大切にしていることができていなかった。幹はしっかり持っていなければいけない。自分たちが大切にしているところから入ろうという話をしたし、今まで大事にしてきたことプラス、自分たちがボールを握ってサッカーをするということを再認識した上で試合に臨めました。ここからまたチームとして一歩ずつ良くなっていけたらと思っています」と。

さて、明日はアウェイでFC東京との対戦です。

「ハードワークする相手なので、大事にしているところが似ているチームだなと思っています。似ているからこそ、その本当に大事にしているところで負けたくない。さらに僕らが今年取り組んでいるところを見せて、結果も残せるように戦いたい。暑さはありますが、どこも一緒なのでそこを言い訳にはできないですし、暑いからこそ僕らが走れば相手が疲れるというところもある。自分たちの良さを出せる環境だと思ってポジティブに戦います」

ポジティブな精神で、自信をもって挑みます。明日は味の素スタジアムで19:00キックオフ。
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