馬入日記
【馬入日記:8月4日】明日からルヴァンカップが再開!福田晃斗選手インタビュー
明日8月5日よりルヴァンカップが再開します!
2月にグループステージの第1節を戦って以降、リーグ戦同様に試合ができずにいましたが、いよいよ再開です。
このコロナ禍の状況において、レギュレーションに変更がありました。
これまで、グループステージ、プレーオフステージ、プライムステージからなる大会方式でしたが、今シーズンはプレーオフステージが廃止となり、グループステージを1回戦総当たりのリーグ戦に変更。各グループの1位チームの4チームと2位チーム内の上位1チームおよびACL出場3チームの計8チームにて1試合制のトーナメント戦によるプライムステージを行うという大会方式になります。
ベルマーレはDグループで柏、G大阪、大分と対戦します。2月の対戦で大分に勝利しているため、現在柏と並んで1位。明日は柏との直接対決となるのです。
アウェイでの試合となりますが、ぜひスカパー!でチェックを。公式Twitterでも試合の動きをお知らせしていきます。
さて、今日は福田選手に話を聞きました。
少し負傷があり7月4日の仙台戦以来の出場となった前節・C大阪戦。72分に交代出場でピッチに戻ってきました。
入る時に意識したことはどんなことだったでしょうか。
「呼ばれた時はPKになる前でした。ちょうど指示を受けていた時にPKになったので、監督としても僕を呼んだタイミングの意図とは多少ずれたと思います。ただ、個人としてやるべきことは、まず追いつくためにプレーするということがはっきりと明確になったと思っていました。かと言って、バンバン前に蹴っても跳ね返されてしまうだろうと思いましたし、動かしながら前に進入していけそうだなという感じも受けたので、どんどんボールを受けて、パスをしてリズムを作っていこうと思っていました」
C大阪はリーグ随一とも言える守備の堅いチームですが福田選手の印象とは。
「僕がプレーした15分くらいはそこまでプレッシャーは感じなかったです。冬一(鈴木選手)のところで何回か起点になってクロスまでいけていましたが、クロスだけじゃなくて中から進入したりいろんな方法で攻められばよかったなと思っています。最終的には相手としてはクロスに対応できればいいという風になってしまったので、相手にしてやられたなと思います。得点の匂いは多少あったので、いろんな方向から得点を狙っていくことをやっていきたい」
ピッチに立てない時間は歯がゆさもあったと思いますが、外から見てどんなことを感じていたのでしょうか。
「1点差で負けている試合が多いので、内容がそこまで悪くなくても負けてしまっているということ。結局ゴール前の点を取るところと取られるところの重要性。他のチームとやっていることの差はそこまでないと思うんですけど、ゴール前の勝負強さが足りてないのかなと感じます。そういった基本と言われるゴールを奪う・奪われるという部分がやはり大事だと思っています。まさにそこで勝ち負けがつく部分もあるので、もっと練習からこだわってやっていきたいと思っています」
守備で粘り強さを見せ、攻撃の形もある程度作っていましたが、決定機というものはなかなか生み出せませんでした。
「粘る一方で、川崎戦などはあれだけ主導権を握られると、どうしても疲弊して攻撃に出て行くパワーが出せなくなってしまった。ショートカウンターだけではなくて自分たちが握る時間も必要だと思います。特にこの連戦で、暑い夏場で、ということを考えると、ボールを保持する勇気と自信を持つことも大事かなと思います。もちろん、ボールを持ちながら自分たちが主導権を握るということが大前提です」
フォーメーションにも多少変化がありましたが、そこについては。
「昨年から在籍していた選手が前節のフォーメーションに慣れている部分もあるのでやりやすいのかなと感じます。ただ、どのフォーメーションでやっても、人が出て行ったりカバーするということはそんなに変わりはない。相手のフォーメーションも関わってくるところなので、どのフォーメーションでやるにしても、一人が二度追い、三度追いしたりすることによってハイプレスが成り立つと思う。そこはチーム内でもお互いに要求していければと思います」
受け答えを聞いていると、常に頭の中が整理されているということを感じる福田選手。
「次出られるかどうか分からないですが、チームも負けてしまっているので、少しでも勝利に貢献できるようにやっていきたい。チームの中心になってやれるように準備をしています」
チームとしては悔しい結果が続いていますが、下を向いている場合ではありません。転んでも何度でも起き上がりファイティングポーズを取り続ける姿勢で、明日も戦いに挑みます。
明日も重要な一戦です。ぜひ柏で戦う選手たちに皆さんのエネルギーを送ってください!