馬入日記

【馬入日記:7月31日】ホームでセレッソ大阪戦!中川寛斗選手インタビュー

8月1日(土)はホームにセレッソ大阪を迎えてのホームゲームです!
前節の川崎戦では悔しい逆転負けとなりましたが、1週間でコンディションを整えながらしっかりと準備を重ねてきました。
中川寛斗選手に話を聞きました。

「川崎戦から気持ちを切り替えることも大事ですけど、僕はしっかり見つめ直すことも大事だと思っています。柏戦があって鹿島戦があったのと同じように川崎戦があって次のセレッソ戦だと思うので、一人ひとりがどれだけのことを感じて、次に臨めるかが大切だと思います。反省材料の多い試合だったと思いますが、前半は特に相手の時間帯が多くて僕らの時間帯は少なかった。そういう時に何をやらなければいけないのかということを、今週は1週間あったのでもう一度見つめ直すことができた。一人ひとりいいコミュニケーションがとれていたと思うので、セレッソ戦でそれが出せるんじゃないかと思います」

今回対戦するC大阪は得点は「8」とベルマーレと同じですが、失点が7試合でわずかに「5」と守備の堅さがあります。

「セレッソは以前から、守備が堅くて前にタレントを置いてクロスからの攻撃やコンビネーション、左サイドを起点としたサッカーやっているというイメージがあるんですけど、僕らの強みを最大限に出せれば、前半堅い試合になったとしても後半で走り勝てると思う。90分をサッカーとしてみて、どういった展開にできるかがカギかなと思います。相手は4-4-2のオーソドックスな守備だと思うので、どこにスペースを空けるか、もしくは誰かに空けてもらってスペースをうまく使うことが大切。僕らの課題は取ったボールをいい攻撃に繋げるということだと思うので、僕もそこでひとつアクセントになれればと思います」

今季は速攻でのゴールはあまり生まれていませんがそこについては…

「半数以上の選手が変わって、一人ひとりがもっている長所とかクセなどもっと知るべきことがたくさんある。速い攻撃というのはそういう特徴を知ったうえで阿吽の呼吸によって生まれるところもあります。いま着々と練習からそういう場面は出せてきているので、試合でも出していけるかなと思っています。もともとスプリントできる選手はすごく多いので、相手よりも上回れればチャンスも増えると思う。ただ、スプリントと走行距離が多ければ勝点が拾えるというわけではないので、そこは勘違いせずにやっていきたいです」と。

また、守備についてはどうでしょうか。

「ここ数試合で感じることは相手によって守備を変えるのではなくて、僕らの守備が相手の脅威になることが大事だということ。それをやっていければと思っています。相手によってシステムの違いはあっても、僕らの距離感は変えずにボールを奪いに行く守備ができれば、相手のタレントどうこうは関係ないかなと思います。一人で奪うと言うよりも、2人、3人で奪うことがうちの強みだと思うので、どんな相手がこようとそこが発揮できれば問題ないと思います」

新しいチャレンジをする中で、トレーニングや細やかなミーティングにおいて、様々な面で理解を深めピッチで体現しようと懸命です。

「選手一人ひとりが感じているものをどれだけ共有できているかが重要。試合を観ても、川崎戦は別ですが、積み上げてきている確かなものはあると思うので、そこは自信をもってやっていきたいなと思います。僕は少し前の湘南で、いわゆる“湘南スタイル”と言われるものが肝だと思っているので、試合を上から見た時に、足りないものはそこかなと個人的に思ったのでそれをピッチに立った時に体現しました。そしてまた川崎戦を見たバックアップメンバーやサブの選手が感じたものを次のセレッソ戦のピッチで出せればいいのかなと思います。それが刺激かなと思っています」

C大阪戦は8月最初のホームゲーム、梅雨もようやく明けたでしょうか。

「川崎では5000枚のチケットが完売していて、それはフロンターレの選手の力になっていたと思います。BMWスタジアムでも5000人いっぱいにスタジアムに来てもらえたら大きな力になることは間違いないと思います。そしてもちろん、来ていただいた方にはしっかり僕らのプレーで返したいと思いますし、何かを感じるもらえるプレーをして結果を残したい。まだ拍手だけですが、その拍手が大きな力になるので、ぜひ一緒に戦ってもらいたいです」

制限付き試合となりますが、サポーターの皆さんが一人でも多くスタジアムにお越しいただけることを願っています!