馬入日記
【馬入日記:6月1日】アカデミーのアイデア満載の独自・オンラインカリキュラム!
ベルマーレフットボールアカデミーでは、新型コロナウイルスの影響によりアカデミーの活動が休止になったことを受け、休止期間中にコーチ陣が知恵を出し合い、独自の「オンラインカリキュラム」を実施してきました。
コロナ禍でも“選手の成長の歩みを止めない”ことを目指し、選手が成長する機会を作るためにスタッフはオンラインや電話にてそれぞれ個別アプローチを続けました。
さらに5月からは、その活動をカリキュラム化し、オンラインでの活動を開始。長期間ピッチに立てない中でも、選手たちがサッカー面はもちろん、人としても成長できるように取り組みました。
内容は2本柱!
まずは週4日のオンタイム授業&トレーニングの実施。
さらに「ベルマーレオンラインフィールド」での学び。このベルマーレオンラインフィールドとは、トレーニングフィールド(ボールトレーニングやGKトレーニング)や「ベルルーム」と称した社長インタビューなどオフザピッチの面での学び、そしてコンディションルームという体幹トレーニングや食事・睡眠などトレーナーからの発信という3つからなる、24時間アクセス可能な仮想空間。
5月のテーマは「We are Shonan Bellmare!!~再開(再会)に向けて心と体を整えていこう」というもので、様々な取り組みが行われました。
トップチームの浮嶋敏監督、アカデミー出身の齊藤未月選手や石原広教選手、古林将太選手、そして大野和成選手がオンラインで生出演した授業も行われました!
浮嶋監督からはプロ選手になるために大切なこと、心構え、サッカーとの向き合い方について、アカデミーの選手たちに熱心に話を。齊藤選手、石原選手だけでなく、横浜FC時代の教え子も含め、過去の選手を育ててき経験から授業を行いました。
齊藤選手、石原選手は、アカデミー時代に心がけていたこと、プロになって改めて大事だと思ったことなどを、自身の経験を通して、インタビュー形式で話しました。
この他、「ベルマーレ学」としてベルマーレの歴史を学ぶ授業やベルマーレゲームモデルの勉強会、「ベルマーレ版ゆめせん」では、元ベルマーレの選手で現在アカデミーのコーチを務める磯崎敬太コーチや平塚次郎コーチが授業を行いました。
本当に盛りだくさんのカリキュラム!!
グラウンドでのトレーニングができないから、と立ち止まるのではなくコーチ陣がそれぞれに思考を巡らせ、今だからできることに取り組みました。
選手への新たなアプローチは、別の角度からの成長を促す素晴らしいものとなりました。
選手たちも前向きに取り組み、この学びが再開後のピッチで活かされることは間違いありません。
アカデミーでは各所で話題となった「BELLMARE DREAM BOX」も行われるなど、アイデア満載でこの期間を有意義に過ごしました
(ちなみにDREAM BOXは好評をいただいたため、期間限定でしたが常設設置となりました)
そしていよいよ6月4日(木)からはアカデミーの活動を段階的に再開していきます。
コロナ禍においてクラブのスローガンである「#こんなときこそたのしめてるか」をアカデミーも体現した2カ月間。今後もアカデミーの活動にご期待ください!