馬入日記
【馬入日記:11月29日】永木選手、大きな経験を糧に次節へ、来季へ。
セレッソ大阪と戦ったホーム最終戦、「一年間の感謝の気持ちに結果で応える」という意気込みで挑んだ試合でした。
しかし、残念ながら0-4で敗戦。悔しさの募るホーム最終戦となりました。
大学のリーグ戦が終了し、ガンバ大阪戦からメンバー入りしている永木選手。
セレッソ大阪戦ではスタメンフル出場を果たしました。
「雄三さん(田村選手)のホーム最後の試合だったから、勝ちたかった」というのが永木選手の第一声。
特別指定選手として今季途中からチームに合流し、大学とクラブを行ったり来たり。ずっとベルマーレにいるわけではなかったのですが、同じポジションで常に全力プレーを見せる先輩を尊敬していました。
試合全体と振り返ると…
「後半はチーム全体で間延びしてしまい、うまくディフェンスできなかった。前半は中盤でもそれぞれが離れず密にやれていたのでうまくハマっていたと思う。前半のサッカーが後半もできていればよかったのですが、後半はプレッシャーがかかるのが遅くなってしまった。きつい中で失点してしまったので、そこから立て直すことは簡単なことではなかった。1失点目が痛かったと思います」と永木選手。
また、守備に追われなかなか攻撃に転じることができなかったことについては…
「カウンターしかできていなかった。全体的にボールを失いすぎていたと思います。自分を使ってもらっているということは攻撃で期待されていると思うのですが、リズムを作ったりボールの受け渡しの部分でもっと絡んで仕事ができなければいけないと感じました。相手は本当にうまくて、全然ボールがとれなかった。中盤の外国人選手2人に、紘司さん(坂本選手)や阿部さんとコミュニケーションをとってもっとプレッシャーにいければよかったのですが、なかなかプレッシャーをかけられずかなり起点を作られたと思います」
来季からは正式にプロ選手となり、開幕からJリーグの舞台で戦うこととなります。
残念ながらJ2の舞台となりますが、永木選手自身は強い気持ちを抱いています。
「1年でJ1に戻ればいいと思う。降格の時にチームにはいなかったけれど、自分がいた時も勝てていなかった。J1は自分が思っていた以上にレベルが高い。プレッシャーやスピードが大学とは違うと肌で感じることができた」
大学生のうちにJ1を経験できたことは、プロ生活をスタートする永木選手にとって大きなアドバンテージとなることでしょう。
「大学のうちから使ってもらって色々なことを体感させてもらいました。Jリーグの遠征ではいろいろな場所へ行くことになるし、自己管理が大事になってくると思うので自分でできることをしっかりやっていきたい」。
そして、来季の前にまずはアルビレックス新潟との最終戦です。
「もっと責任感をもってしっかりと自分の力を出したい。連敗を止めて来季に繋がる試合をしたいと思います」
いよいよ、2010シーズンの最終戦。
新潟で「勝利」という結果を!
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