馬入日記
【馬入日記:3月15日】「試合に出続けられるキーパーに」後藤雅明選手インタビュー
コロナウイルスの影響による試合の再延期が発表され、チームは今日まで4日間のオフとなりました。
3月末までに開催予定だった試合のチケットをお持ちの皆さま、現時点で代替え日が未定のため、再販売対象席種や数ヶ月先まで現状のチケットを保有することによる混乱を避けるため、対象試合のチケットをご購入された方は、全てのチケットが払戻しの対象となります。
お手数ですが、下記をご覧いただきお手続きをお願いします。
※チケットのお取り扱いについて
http://www.bellmare.co.jp/233583
さて、今回は後藤雅明選手に話を聞きました。
2017年に早稲田大学から新卒でベルマーレに加入し2年間を過ごし、昨年 2019シーズンはツエーゲン金沢へ期限付き移籍し、一年間プレーしました。
「金沢で試合に出続けて活躍するということを思って行ったんですけど、なかなか試合に出続けることはできなかった。全ての試合でメンバーには入ったんですけど、出たのはリーグ3試合と天皇杯2試合だけでした。やっぱり試合に少し出るだけではダメだし、一年間を通して試合に出続けるキーパーが安定したいいキーパーだと思う。そういう意味では自分の目標は全く達成できず、悔しい想いをしました」
背番号1をつけて臨んだ昨シーズン、開幕戦で出場を果たすも目標であった「試合に出続けること」は叶いませんでした。
とはいえ、湘南ではルーキーイヤーに天皇杯で2試合、2年目にルヴァンカップで3試合に出場とリーグ戦での出場はなかっただけに、リーグ戦デビューという部分、またメンバーに入り続けたということは大きなステップになったのではないでしょうか。
「Jリーグには出たことがなかったので、その一歩を踏めたことはよかったと思います。ただ、やっぱりもっともっと出たかった。今年プロ4年目ですが、年齢的にも去年の3年目で、何が何でも出たいという気持ちで金沢に行っていましたし、やっぱり悔しい気持ちのほうが強いです」と後藤選手。
もちろん、得たものもたくさんあります。そして外を見て戻ってきたからこそ、今季に懸ける想いもより強くなっています。
「湘南と違った練習環境の中で、これまでと違った考え方に触れたり、プレーに対する姿勢なども含め、これまで感じられなかったことも感じられた。少なからず経験できたこともあるので、得られた経験を今年に活かすという気持ちで帰ってきました。試合に出たい気持ちは強くなる一方ですし、一年間試合に出続けられるようなキーパーになりたいと思っています。試合に出られるようになる、そこで勝てるキーパーになりたい。その気持ちでトレーニングしています」
日々のトレーニングでは、激しくいい競争が行われています。
「みんな違った良さを持っているし、いいところを盗みつつ自分の持ち味をどんどん出していけたらと思っています。日々の練習がきついので、ハードなトレーニングをしながらお互い刺激し合えていると思います。競争あってこそ成長できると思うので、みんなで切磋琢磨してやれていることはいいことだと思います」
改めて後藤選手の強みとは…
「長身や手の長さを活かしたシュートストップは自分の強みだと思います。そういうところを活かしてチームの勝利のために貢献できたらと思っています」と。190cmという高身長、そして手を広げるとびっくりするほど手が長い後藤選手。
そしてもちろん気持ちの面も強く持っています。
「気持ちの面でも一年間ブレずにやることが大事だと思っています。ひとつしかないポジションだからこそ、粘り強くやり続けることだと思うので。いま、試合は中断していますが、延期になることは決まったので、日々の練習が再開後の試合に繋がると思ってやっていきたい。1日1日の練習を大切にやり続けるだけだと思います」
明日から、再開に向けてもう一度ギアを入れ直してフルパワーでトレーニングを行います。
4月から再開できることを願い、いまできることをしっかりと。
サポーターの皆さんもお気をつけて元気にお過ごしください!