馬入日記

【馬入日記:11月27日】「2010年を一緒に戦ってきた全てのメンバーで勝利をもぎとりたい」坂本選手インタビュー

101127-1明日、ついにホーム最終戦を迎えます。
平塚競技場にて13:00よりセレッソ大阪と対戦します。

振り返るにはまだ早いですが、J1の舞台での経験を坂本選手に聞きました。

「今季、本当に内容の濃い一年を過ごしていると思います。去年は、試合間隔も全然なかったしすぐに次のゲーム次のゲーム…という感じで、実は考えたり悩んだりする時間もあまりなかった。でも今年は、試合が終わってから考える時間もあったし、中断期間もあったので、深く向き合う機会を持って、また違った一年になったと思う。考え込んでしまうことが多かったけど、僕自身はそういうことを望んでいた。一年を通して刺激のある日々だったし、嬉しい出来事は少なかったけど、新たにできた目標もワンランク上のものだったと思う。練習も取り組みも、すべて自分自身にワンランク上のものを要求できるようになったと思う。それを、自分の中でどう生かしていくかは、自分次第だと思うし、まだまだ頑張ろうと、シーズン終盤になってもモチベーションは高いままです」

「ワンランク上のもの」は、やはりJ1の舞台でしか味わえないものでした。
悔しさが募る試合が続きましたが、その経験は貴重なものに違いありません。

坂本選手はここ2試合、出場停止により名古屋戦とG大阪戦はピッチの外で試合を見つめていました。
「降格が決まってからのリスタートのゲームだったけど、みんながまた新たな目標に向かってがむしゃらに戦っている姿を見て自分もいい刺激になりました。それまでずっと、重圧のかかった試合をしていたけれど、ある意味解放されて臨んだ試合だったと思う。改めて、“メンタル”の部分をいかにコントロールできるかということの重要性を感じました。プレッシャーがなければ思い切ってやれる、思い切ってやれればいいゲームができる。でも、これからもいろいろなものが懸かった試合というのはたくさん直面すると思うし、ここぞの試合でこそベストパフォーマンスを出せる選手、出せるチームになっていかなければいけないと感じています」

試合は続きます。
今季の2試合も、そしてまた来年も。
「今年の終了でベルマーレの歩みが止まるわけではない。自分の中では、今年と来年の間に少しインターバルがあるという感覚。“継続”と言い続けているけど、継続していくことで僕もこのクラブも生き残っていくのだと思う」

しかしそんな中、スパイクを脱がなければならない選手も。
田村選手と坂本選手の絆の強さは周知のことです。

「雄三のことは本当に残念です。クラブに影響を与えた選手だと思う。雄三は2005年に加入したけれど、2005年はチームとしても苦しいシーズンだった。チームを根本的に変えなければいけないと思っていたことをすぐに感じてくれて、一緒になってよくしようという気持ちでついてきてくれた。時には僕のことを引っ張ってくれる心強い存在でした。選手である以上、仕方がないことではあるけど、志半ばでやめざるを得なかった雄三の思いは大事にしたいと思う。僕も雄三くらいボロボロになるまでプレーすることが使命なのかなと思っています」

クラブハウスでは、明るく振る舞う田村選手にチームメイトは冗談ばかり。
でも、それぞれに心の中で思うところがあるのでしょう。

改めて、明日はホーム最終戦です。
「一年間、本当に諦めずに応援をしてくれて、降格が決まった後も変わらずに応援をしてくれた。そういうサポーターの皆さんに、ここからリスタートだと、必ずJ1に戻るんだと期待してもらえる試合をしなければと思います。1年の感謝と、また来年も応援しようと言ってもらえるような試合を。2010年を一緒に戦ってきたすべてのメンバーで勝利をもぎとりたいと思います」

想いを込めて、戦います。
熱いご声援、明日もよろしくお願いします!

 
101127-2そして明日は…

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ちなみに、明日は名古屋戦に引き続き「応援ありがとうセールを」を実施します。
グッズがかなりお得になっていますので、ぜひグッズ売店を覗いてみて下さい。

そして、試合前からたくさんのイベントも開催!
ぜひ午前中から総合公園にお越しいただき、お楽しみください。

※イベント詳細はこちら
http://www.bellmare.co.jp/?p=23163