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2010Jリーグ ディビジョン1 第30節 試合結果
2010Jリーグ ディビジョン1 第30節
2010年11月14日(日)14:04キックオフ アウトソーシングスタジアム日本平
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1 前半 0 4 後半 0 |
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45 >> 48 | 勝点 | 16 >> 16 |
45分+13 30 小野 伸二 57分 18 ヨンセン 64分 10 藤本 淳吾 82分 23 岡崎 慎司 88分 23 岡崎 慎司 |
得点者 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 西部 洋平 | 21 | GK | GK | 39 | 都築 龍太 | 0 |
0 | 市川 大祐 | 25 | DF | DF | 5 | 臼井 幸平 | 0 |
0 | 平岡 康裕 | 26 | DF | DF | 4 | 山口 貴弘 | 0 |
0 | ボスナー | 33 | DF | DF | 33 | 遠藤 航 | 0 |
3 | 太田 宏介 | 4 | DF | DF | 30 | 島村 毅 | 1 |
2 | 兵働 昭弘 | 13 | MF | MF | 2 | 田村 雄三 | 0 |
1 | 本田 拓也 | 16 | MF | MF | 40 | エメルソン | 3 |
1 | 小野 伸二 | 30 | MF | MF | 8 | 坂本 紘司 | 2 |
4 | 岡崎 慎司 | 23 | FW | FW | 11 | 阿部 吉朗 | 0 |
2 | ヨンセン | 18 | FW | FW | 9 | 田原 豊 | 1 |
3 | 藤本 淳吾 | 10 | FW | FW | 22 | 中村 祐也 | 2 |
– | 武田 洋平 | 31 | GK | GK | 1 | 野澤 洋輔 | – |
– | 児玉 新 | 2 | DF | DF | 14 | 阪田 章裕 | – |
1 | 岩下 敬輔 | 5 | DF | DF | 26 | 古林 将太 | – |
0 | 伊東 輝悦 | 7 | MF | MF | 15 | ハン グギョン | 0 |
– | 枝村 匠馬 | 8 | MF | MF | 17 | 馬場 賢治 | 0 |
– | 永井 雄一郎 | 9 | FW | MF | 21 | 永田 亮太 | – |
0 | 大前 元紀 | 22 | FW | FW | 18 | 新居 辰基 | 0 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 16,204人 [天候] 曇、無風 [気温] 18.1℃ [湿度] 68% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 大栗 克元 [主審] 木村 博之 [副審] 前島 和彦 [副審] 金田 大吉 [第4の審判員] 竹田 明弘 [記録員] 古賀 正人
選手コメント
●坂本紘司
目標を達成できず残念です。個人個人の、個の力が足りなかった。なかなか勝てない時期が続いたけれど、そういう時にもっとメンタルを強くもって戦わなければいけなかった。
この1年、悔しい思いをしてきたので、もう一度J1でリベンジしたい。必ずこの悔しさをぶつけてやっていきたいと思う。
(足りなかった部分は?)これひとつということではなく、全ての面で足りない部分があった。特にメンタルの面ではもっとタフに、図太く戦わなければいけないと感じています。
また、戦術云々以前に守備でも攻撃でも、1対1の場面で自分たちが優位にならなければ勝つことは難しい。個々が勝てなければどんな戦術でも点差がついてしまうと思う。シュートを決め切る力、相手を抑える力などそれぞれがもっと突き詰めてやらなければいけない。
うちは真面目な選手が多くて、苦しい状況でも常に前向きにやってきた。でももっと意見をぶつけ合ってもっとお互いを高め合えるような雰囲気作りをしていかなければいけないと思っています。
(今後に向けて)ひとつひとつの練習を100%以上の力でやらなければ差は縮まらない。課題が明確になったと思うので練習の中でやっていきたい。
サポーターの皆さんが最後の最後まで応援してくれたことに結果で応えられなかったことが一番悔しい。ベルマーレというチームはずっと続いていくので、悔しさを力に代えて、また必ずJ1の舞台に戻ることを、サポーターにこの場で約束したいと思います。
●臼井幸平
僕自身は二度目の降格となってしまい、本当に悔しいです。
11年ぶりのJ1の舞台で戦えることをすごく楽しみにしていたし、やれるだけのことをやり切ろうという思いでした。こういう結果になってしまって本当に残念です。
今日はいつも通り戦おうと思っていました。決して諦めることなく挑む気持ちでした。前半はそこそこいいゲームができたと思う。でも最終的には結果だし、結果を求められるプロの世界の厳しさを改めて感じています。
(J1とJ2の違いとは?)判断のスピードだったり、パス、トラップ、シュートなど全てにおいてのスピードの違いを一番感じました。
この一年の経験をプラスに考えて、また一丸となってみんなでやっていきたい。
今季まだ4試合戦うことができるので、1年でJ1に戻ってくるという意思を見せるためにも全力で戦いたいと思います。
●田村雄三
この結果をしっかり受け止めなければいけないと思っています。
今日はとにかくこの目の前の1試合にすべてを懸けて戦おうと思っていました。途中、中断する場面もあったけど、集中を切らすことはなかったしみんなで確認できる時間でもあったと思います。
(今後に向けては?)一年間ずっと苦しい状態でやってきましたが、サポーターがずっと応援してくれた。ベルマーレのことを一生懸命応援してくれる方がいる限り今シーズンの残り4試合を最後まで全力で戦いたいと思います。
●都築龍太
セカンドボールを拾って攻撃に繋ぐなど、とくに前半は気持ちの入ったプレーが出ていた。前半相手に与えた1点は余計だったけど、うちが1-0でリードしてもおかしくない内容だった。先制点を取れていれば展開も違っていたはず。ただ、それでも勝てなかったのは自分たちの弱さやと思う。チームを助けるために自分はここに来て、力になれなくて申し訳なく思っている。それでも、今日はみんな気持ちを出して闘った。今日の前半みたいなサッカーを残り4試合も続けていきたい。いままでやってきたことの誇りをもって、一試合一試合を大事にしたい。
清水 長谷川監督 試合後コメント
●総評
まずサポーターに本当に感謝したいと思っています。こういうチーム状況の中で、スタジアムに入ってきて非常に温かい拍手、声援を贈ってくださって、あらためてエスパルスのサポーターの温かさというか、大きな気持ちで包んでくれるようなサポーターの想いというのを非常に感じて、本当に感激しました。
また選手たちも、本当に難しい状況の中、今日のゲームで90分間、気持ちを前面に出して戦ってくれたことに感謝したいと思っています。
試合が始まって、湘南も気持ちを出して前半から戦っていたと思いますし、非常に難しい状況のチームと戦って、自分たちも非常に難しい状況にある中で、前半はなかなか自分たちが思うようなサッカーができませんでした。しかし、前半終了間際の小野の得点が非常に大きかったと思っています。
後半は、冷静さをというか、本来のサッカーが存分にやれたんじゃないかなと。なかなかホームで勝ちきれないゲームが多かったので、久々にホームで勝てたというのは非常に嬉しかったですし、あと4試合しかないですが、その4試合に向けて非常に大きな勝利を得ることができたのではないかと思っています。
今週いろいろ選手たちと話をして、彼らも最後の5試合と天皇杯に向けてという気持ちで戦ってくれたと思います。スタッフも選手と同様、最後をいい形で終わろうという話をして、それがこの勝点3につながったというのは、繰り返しますが、非常に大きな結果だと思っています。中2日で天皇杯もありますので、最後にみんなで笑って終われるように、精一杯、1試合1試合大事に戦っていきたいと思っています。
●質疑応答
–前半の難しい戦いの中でどのように立て直そうと考えていたのか?
ゴールネットが壊れたことが幸いしたかなと思います。あれでブレイクがあって、いろいろと選手と話をして、少し一発で良いボールを狙いすぎているので、もう少しリズムを出すようにボールを動かそうという話をして。あれ以降、無理なパスというのが少しずつ減ってきたのかなと。そういう中で少しずつリズムが出てきて、最後の得点につながったと思っています。あの時にゴールが壊れなかったら、どうなっていたかちょっとわからなかったと思っています。
湘南 反町監督 試合後コメント
●総括
まだシーズンは残っていますけども、今日はひとつ白黒ハッキリしたというところはありましたね。今日の結果が我々の現在地を教えてくれたということもありますし、もう一度顔を洗って出直してこいというメッセージでもあるのかなと思います。
全体的に選手は積極的にプレーしたんですけども、最終的には実力差がどんどんと見え始めて最後はああいった形になってしまいましたが、今日は選手を責めるわけにはいかないかなと個人的には感じております。
私が就任してから2年間で、天国と地獄をみたような感じがしますが、我々にとっても非常にいい経験になったと思いますし、地獄を見たヤツは強いぞと言われるように、これからも私も含めて選手たちもやっていきたいと思います。
今日もサポーターが非常にアウェイにもかかわらずまとまって応援していただいて、最後まで声を枯らして応援してくれたことを本当に感謝しています。
試合が続くので、次は名古屋ですが、いい準備をして湘南のJ1でのいい戦いができるように頑張っていきたいと思います。
●質疑応答
–降格が決定したが残り4試合は来季を見据えた形で戦い方を変えるのか?
まだゲームが終わったばかりなのでそういう考えはなかなか切り替えてできないですね。唯一言えるのは坂本は出場停止で2試合出られないということですね。五体満足な選手であれば当然試合に送り出していきたいですし、さっきも言いましたように、我々がJ1でどれだけできるかということを証明したいということもありますので、このまま白星なしで終わるわけにはいかないということも強く思っていますから、考えながらやっていきたいと思います。
–前半0-0で終われていれば大枠通りだったのか?
うーん…。前半0-0で終えればなんて、そんなテレビゲームみたいにうまくいかないのがサッカーですから。ただ我々がいい形でできていた分、無失点で、またできれば得点して前半を終われればよかったですね。
今日ちょっとおかしかったのは、中断した時間が12分ですか。でも後半は早くスタートしろということで、部屋に入ったのが03分で、その5分後にはスタートしろということだったので…。やるのは選手であっていいパフォーマンスを見せるためにはきちんと時間をとることも大切だと思いますね。僕はずっと言っているんです、スライド制にしてくれと。アディショナルタイムが2分だったら後半のスタートも2分遅らせてほしいと。5分だったら5分、6分だったら6分と。ただ今は、4分のアディショナルタイムだと0分に戻ってしまうんですよね。5分だったら5分なので要するに四捨五入なんです。今日はサッカー専用だから近いからまだいいのですし、寒かったからまだいいですが、もし暑かったりしたら大変なことです。
まぁ話がそれてしまいました。話を戻しますと、前半少しリズムが壊れてしまったので、早くやってほしいなというのが正直な感想でした。でもその後もそんなにリズムが崩れなかったので、かなりうちのリズムだったのかなと思います。
ただ、やはり試合巧者というチームはゼロで抑えて、あまり多くないチャンスで決定的なシュートを決めてくる。この差でしょうね。それにはやっぱりエスパルスが優勝争いに加わって、今も上位にいるということだと思います。
–今年は故障者も多く戦力が揃わなかったと思うが、監督の誤算があったとすればどのあたりか?
監督というのはケガ人のせいにするのが一番楽ですからね。ただ、ケガ人が出るのも何かしら予兆があるのであって、そういうところも私がしっかりコントロールできなかったということなので、すべて私の責任だと思います。戦力的には、皆さんは難しい戦力だと言っていますが、最初はみんな11人の選手がいるわけで、サブの選手も揃っているわけですから、それをうまく適材適所でやったりとかゲーム戦術でやったりとか、そういうことを色々工面してやるのが監督の仕事なのだと思います。選手も100%以上の力を出して努力してきたわけですけど、さっきも選手に話をしてきましたが、できる限りの力を出して敗れたのであれば、それは仕方がないと。またそこでひとつ壁を越えていくために、自分がスキルアップしなければいけない。それは私も同じで自分に言い聞かせているところがあります。もっともっと学ぶ姿勢をもってやらなければいけないという気持ちでいます。
また質問からはずれてしまいましたが…この原因を突き詰めるのは非常に難しいですが、サッカーの世界では監督がトップなわけですから、こういう時の責任も監督がとらなければいけない。非常に責任を感じています。