馬入日記
【馬入日記:11月11日】ジャーン選手、ブラジルへ。
ジャーン選手が成田空港からブラジルへと飛び立ちました。
10日の大宮戦の試合後にはジャーン選手からサポーターの皆さんへの挨拶が行われました。
すべて日本語で行われたジャーン選手の涙の挨拶は、皆さんへの感謝を伝えるものでした。
チームメイトから胴上げをされ、そしてスタンドを1周しながら声援に応え、スタジアムを出たところで待っている方たちの最後の一人までサインをしてからスタジアムを後にしました。(すごくジャーン選手らしいですね)
「大事な時期にもかかわらず、こうしてチームを離れなければならないことを本当に申し訳なく思っています。皆さんと過ごした4年間は最高でした。ベルマーレに関わるすべての人たちに感謝しています。僕の心の中で生き続けることは間違いありません。本当にありがとうございました」
そして、成田空港でジャーン選手が手にしているのは、公式携帯サイトで募集中のジャーン選手へのメッセージの第一便。
たくさんのメッセージが寄せられていますので、訳して必ず本人へ届けます!まだ受付中ですので、ぜひメッセージをお寄せ下さい。(トップページより)
また、ジャーン選手の今後が決まりましたら、公式サイト等でお知らせします。
そしてこちらは、大宮戦でのブラジル人選手たち。
エメルソン選手はユニフォームの下のアンダーシャツにジャーン選手へのメッセージを書いていました。
書かれているのは「JEAN」の頭文字をとってポルトガル語で作った言葉。
「お前はオレたちにとってかけがえのない友だち」という意味の言葉が書かれているそうです。
ちなみに背中側には「闘将 ジャーン!俺たちの誇り!!」と日本語で書かれていました。
「本当はゴールを決めてこの言葉を見せたかった」と悔しい気持ちを語っていました。
アジエル選手とヴァウド選手は、ジャーン選手の行くところ、行くところへ一緒に行き、写真を撮影していました。
仲のよさ、互いの信頼関係や絆の強さを感じるシーンでした。
日本語での挨拶。
仲間による感謝の胴上げ。
サポーターに愛され、サポーターを愛した選手。