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2010Jリーグ ディビジョン1 第29節 試合結果
2010Jリーグ ディビジョン1 第29節
2010年11月6日(土)14:03キックオフ 平塚競技場
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0 前半 3 1 後半 1 |
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16 >> 16 | 勝点 | 45 >> 48 |
67分 エメルソン | 得点者 | 19分 中村 俊輔 27分 山瀬 功治 30分 清水 範久 80分 端戸 仁 |
出場選手
シュート数 | 選手名 | 背番号 | ポジション | 背番号 | 選手名 | シュート数 | |
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0 | 都築 龍太 | 39 | GK | GK | 21 | 飯倉 大樹 | 0 |
0 | 臼井 幸平 | 5 | DF | DF | 32 | 波戸 康広 | 1 |
0 | 村松大輔 | 6 | DF | DF | 4 | 栗原 勇蔵 | 1 |
0 | 山口 貴弘 | 4 | DF | DF | 22 | 中澤 佑二 | 2 |
0 | 鈴木 伸貴 | 13 | DF | DF | 5 | 田中 裕介 | 1 |
0 | 田村 雄三 | 2 | MF | MF | 18 | 清水 範久 | 3 |
1 | 寺川 能人 | 7 | MF | MF | 3 | 松田 直樹 | 0 |
1 | 坂本 紘司 | 8 | MF | MF | 7 | 兵藤 慎剛 | 1 |
2 | エメルソン | 40 | FW | MF | 25 | 中村 俊輔 | 3 |
0 | 三平 和司 | 36 | FW | FW | 40 | 小野 裕二 | 4 |
0 | 阿部 吉朗 | 11 | FW | FW | 10 | 山瀬 功治 | 3 |
– | 野澤 洋輔 | 1 | GK | GK | 1 | 榎本 哲也 | – |
– | 島村 毅 | 30 | DF | DF | 35 | 天野 貴史 | – |
– | 遠藤 航 | 33 | DF | MF | 30 | 小椋 祥平 | 0 |
– | 馬場 賢治 | 17 | MF | MF | 14 | 狩野 健太 | 0 |
0 | 田原 豊 | 9 | FW | MF | 8 | 長谷川 アーリアジャスール | – |
0 | 新居 辰基 | 18 | FW | MF | 6 | 河合 竜二 | – |
0 | 中村 祐也 | 22 | FW | FW | 37 | 端戸 仁 | 2 |
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得点経過
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[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
選手交代
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開催データ
[入場者数] 12,181人 [天候] 晴、弱風 [気温] 19.9℃ [湿度] 44% [ピッチ] 全面良芝、乾燥 [試合時間] 90分
[マッチコミッショナー] 川上 覚 [主審] 山本 雄大 [副審] 高橋 佳久 [副審] 村井 良輔 [第4の審判員] 岡野 宇広 [記録員] 岩崎 洋
田原選手コメント
点差が開いている状態での途中出場でしたが、なんとしても追いつきたいという気持ちで入りました。結果で示すことができたら最高でしたが点差が変わらず終わってしまったことが悔しいし歯がゆい。
(久々の出場だったが)自分のコンディションに問題はなかったし手ごたえを感じるところもあったけど、手ごたえだけではなくて結果が求められるポジションなので、結果を出さなければいけない。
気持ちを切り替えて次、次、次ということではなくて、自分たちにはもう目の前の1試合しかないんだという危機感でやっていかなければいけないと思っています。
山口選手コメント
(先制の場面について)自分のファウルでああいう流れになってしまい、申し訳なく思っているし、悔しいです。1点を与えたことによって勢いを与えてしまい、マリノスの攻撃がよくなった。もっとうまく対応したかったが、後手を踏んでしまい、ラインも下がり、相手に主導権を握られてしまった。球際で勝たないと、(2点目のように)こぼれ球も相手のほうに転がってしまう。後半は、すでに3点取られていたので、前から思い切り行こうと臨んだ。またDFとしては、FWが引いてボールを受けるところにも寄せていくように意識した。マリノスは機動力のある2トップだったので、タイトに付いてもうすこし潰しにいくべきだったかと思う。もちろん裏への動き出しも警戒しなければいけないので、一概には言えないが。
都築選手コメント
最初はやれるという印象だったけど最初の失点で流れが変わってしまった。失点をしたとしても、立ち上がりの状態を継続しなければいけなかったと思う。後半は少し持ち直したけれど、最低限あれくらい身体を張らなければいけない。最低でも後半のディフェンスを前半からやっていかなければと感じています。
できる時間とできない時間があって、シチュエーションにかかわらずいきなり崩れてしまうところがある。
自分たちには後がないし、とにかく戦う姿勢をもっと見せなければいけない。あってはいけないけど、たとえ負けてしまったとしても見にきてくれた人が納得するような戦いを見せなければいけない。周囲が落ちて当たり前と思っていることなど、自分たちは絶対に受け入れないで、自分たちが本当に信じ抜いて戦っていくことだと思う。
横浜FM 木村監督 試合後コメント
総評
早い時間に点が取れて、2点目3点目と取れて、今日は半分だけ楽な試合でした。中澤佑二が久しぶりの試合で試合勘も全くないというか、代表らしくないプレーが続いて、PKまで与えてちょっと嫌な時間帯があったが、代わって出た端戸が点を取った。点を取ってなかった分ちょっと長めに出そうと、それだけ余裕のあった試合だったと思います。あとは反町が髭を剃ればね。明日トレーニングマッチをやるみたいですから、剃ってくるでしょう。たぶんね。
質疑応答
-交代した栗原選手の状態は?
腿裏肉離れのような感じですね。また同じところですかね。左太もも裏の肉離れのような感じですね。
-小野選手がチームにかなりフィットしてきた印象だが?
そうですね。だいぶ慣れてきて、周りの選手もあいつのプレーがわかってきた。いいものを持ってるし、点も取れてる分、気分的にも、まだまだ貪欲に取ってほしいですけどね。ちょっと焦るところもありますが、楽しみな選手が慣れてきた。いいんじゃないですか。
湘南 反町監督 試合後コメント
総評
ゲームの入り方はそんなに悪くなかったんですけども、PKを取られてしまってちょっと残念でしたね。W杯の前にはああいうのが全部PKになっていたのですが、W杯が終わってからはああいったものはPKを取らない風潮になっていたのですが。しかも一回注意した後で、映像はまだ確認していないんですけども、ちょっと対応していただけに。中澤がすごく良く動くのでうまいっていうよりも外そうとするので、ガンバも中澤のそういった動きからPKを取られているんですよね。ちょっと可哀想でしたね。
あれが大きなポイントになるんですけども、ただその後にね、ひとつ失点した後に、何ていうのか、気持ちが後ろを向いてしまって、みんな逃げ腰になって、後ろに引っ張られてしまうという感じでしたね。
ハーフタイムにはそういう話は当然したんですけれども、後半の勇敢な姿勢を最初から出さなければ、気づいた時にはもう点差が広がってしまっているということなんですよね。それを自分たちで感じてやれるというところまで正直行っていなくて、自分の与えられた仕事とか、自分の事で精一杯で、逆に言うと俺だけがしっかりやってれば良いだろうという所が今日はちょっと感じられましたよね。
要するに自己満足的なプレーになっちゃうのかもしれないですけれども。攻撃においてもちょっとそういう所が垣間見えて、上から見てると良く解ると思うんですが、この選択肢が一番の選択肢かなというのが何回かありましたよね。
そこの順番を我々はちょっと間違えているところがある。逆に向こうはそういう事がない。しかも後ろの選手が、まぁ今日は中澤が久々の出場でしたが、一番良い時の状況じゃなかったかもしれないんですけれども、それでもまぁ安定感が、ディフェンスにしてもビルドアップにしてもあると。うちはもう見ての通りあたふたしちゃってると。だから結局相手から奪ったボールがそのまま相手の胸トラップにボール出してあげて、はい攻撃してくださいってやってるみたいになっている。そこが見てて辛いですね。
こんな嘆き節してもしょうがないので、次、我々は週中にホームでゲームがありますので、心機一転頑張りたいと思っています。
-試合後ベンチで長い時間何かを考えているように見受けられたが?
次どうするかということですね。振り返ることは簡単ですが、振り返っても結果は変わらないので、次の試合に向けてちょっといじくらなければいけないかなというところです。
-残り6試合、得点に結びつける、結果につなぐためにチームに求めたいことは?
これができればいいのですが、数的同数や、うまくいけば数的有利になっている状況も局面ではある。その選択肢と状況判断が溜息で終わったしまう場面が多い。あそこに出せば次の展開がという時に、例えばバックパスや横パスをしたり、無謀なスペースに出してしまったり。それはすぐに直せるものではないかもしれないですが、しっかり状況を把握して、選択肢の順番を間違えない、または次の次の展開まで考えてボールを出せるかというところだと思います。
-怪我から復帰して久々に先発した田村選手と途中出場の田原選手の評価は?
田村は久々の90分でしょうね。先週あたりからやるようになって、90分だと相当疲れたかなと思うが、彼のよさはディフェンスにおいては出たと思います。もちろん攻撃の貢献度はもともとあまり高くない選手なので、少なからず目をつぶらなければいけないところもありますが、ディフェンスにおいては相手の攻撃の芽をうまく摘み取って次につなげたり、セットプレーでも今日は栗原を抑えなければいけなかったりと、そこそこ悪くはなかったと思っています。
田原は途中から出たのなら、もう少しアクティブにやってくれればいいのですが、ただ、相手にとって脅威になるプレーは何回か出せているとは思います。あとはうまく周りを使うとか、そういうところがしっかり整理できていけばとは思います。