馬入日記

【馬入日記:8月22日】湘南らしく。山﨑凌吾選手インタビュー

190822暑さが続く8月後半ですが、試合でもトレーニングでもピッチの上はエネルギーに満ちています。

3連勝を目指して戦った先週末の鳥栖戦では、0-2とリードされたところを前半終了間際に松田選手が得点を決め1-2に。後半には諦めない姿勢を前面に出し勢いを持って前へ。そんな中、古林選手の今季初ゴールで2-2に追いつきます。
激しい攻防が続き、ベルマーレは23本のシュートを放ちますが追加点を奪うことができず、逆に90+5分のアディショナルタイムに失点し2-3で敗戦を喫しました。
悔しい敗戦となりましたが、湘南らしさは失われず、死力を尽くした両チームの戦いは見応えがありました。

練習後、山﨑選手に話を聞きました。
後半戦に入ってからの6試合はすべて複数得点。山﨑選手も神戸、鹿島、磐田と得点を重ね勝利に直結する結果を出しています。

「得点が取れていることが自信にも繋がっているし、自分の中でもいい感触でプレーできているなと思います」と山﨑選手。

前半戦は無得点で終わる試合も少なくなかった中で、なぜここへきて複数得点が奪えているのか…と問われると、山﨑選手自身も「特に変わったことはしてないんですよね…。でも前期から積み重ねてきたもの、その方向性が正しかったということだと思います」と。

自身の連続ゴールについては…

「鹿島戦とか神戸戦は、自分たちFWが点を取れれば、スタジアム全体が盛り上がるし勢いづくということを感じました。アウェイの磐田戦でも、先制されましたけど、点を取られても取り返せる自信がみんなにあったし、バタバタすることもなかった。後半に入ってすぐに同点にできたことで逆転までつながったと思う。やっぱり点を取れればチームが勢いづくと思うので、そこは大事だと感じています」と。

前節の鳥栖戦はプロの第一歩を踏み出した古巣との対戦でした。(野田選手もですね!)

「磐田戦でああいう勝ち方をして、その後いろいろ起きたことで僕自身動揺していたところはあった。それでも0-2から2-2に追いついたということ、これはやっぱり今まで自分たちがやってきたことは間違っていなかったんだと強く思ったし、そこは自信を持っていいところだと思う。もちろん勝点がとれれば一番よかったですけど、次の試合に繋げられるものだったと思います」

鳥栖戦に向かう1週間、選手たちはとても集中し、変わらぬ厳しいトレーニングを意欲的に取り組みました。

「ここで湘南のサッカーができなかったら、自分たちもそこまでかと思われるし、湘南のスタイルで試合をすることによって、まだまだ死んでないことを見せたかった。そういう姿勢をサポーターに見てほしいという気持ちで1週間練習に取り組んでいました。次の仙台戦はしっかり勝って、またいい流れにのっていきたいと思います。仙台戦は先制点を奪いたいですね」

たくさんの声援に支えられた鳥栖戦。
勝利に結ばれなかったことは本当に残念でしたが、あのスタジアムの一体感、サポーターとチームの固い団結は心揺さぶるものがありました。
またすぐに試合がやってきます。仙台戦、どうか熱いご声援をよろしくお願いします!