ニュース

2010Jリーグ ディビジョン1 第27節 試合結果

2010Jリーグ ディビジョン1 第27節
2010年10月24日(日)13:04キックオフ 広島ビッグアーチ

3

広島
1 前半 0
3 後半 0
0

湘南ベルマーレ
39 >> 42 勝点 16 >> 16
43分 9 李 忠成
75分 15 高萩 洋次郎
90分+3 33 山崎 雅人
得点者

出場選手

シュート数 選手名 背番号 ポジション 背番号 選手名 シュート数
0 西川 周作 21 GK GK 39 都築 龍太 0
1 横竹 翔 22 DF DF 5 臼井 幸平 0
0 中島 浩司 35 DF DF 6 村松 大輔 0
3 槙野 智章 5 DF DF 4 山口 貴弘 0
2 森脇 良太 24 DF DF 30 島村 毅 2
0 森崎 和幸 8 MF MF 7 寺川 能人 1
1 森崎 浩司 7 MF MF 15 ハン グギョン 0
2 山岸 智 16 MF MF 8 坂本 紘司 0
4 高萩 洋次郎 15 MF MF 40 エメルソン 0
1 高柳 一誠 13 FW FW 11 阿部 吉朗 2
3 李 忠成 9 FW FW 18 新居 辰基 3
中林 洋次 34 GK GK 1 野澤 洋輔
ストヤノフ 2 MF DF 14 阪田 章裕
0 ミキッチ 14 MF DF 26 古林 将太 1
0 青山 敏弘 6 MF MF 33 遠藤 航
丸谷 拓也 28 MF FW 17 馬場 賢治 1
桑田 慎一朗 20 FW FW 22 中村 祐也 0
2 山崎 雅人 33 FW FW 36 三平 和司
55分
7 森崎 浩司 ラフプレー
19 シュート 10
8 GK 16
5 CK 6
14 直接FK 10
3 間接FK 2
2 (オフサイド) 2
0 PK 0
38分
15 ハン グギョン 反スポーツ的行為
66分
4 山口 貴弘 ラフプレー

得点経過

43分
9 李 忠成
左 16 → 中央 7 左足S 相手GK こぼれ球 9 ヘディングS
75分
15 高萩 洋次郎
右 14 ~ ↑ 中央 5 ヘディング ↑ 15 ヘディングS
90分+3
33 山崎 雅人
右 9 → 14 ~ 中央 → 33 左足S

[得点経過の記号の意味]~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート

選手交代

63分
7 森崎 浩司 → 6 青山 敏弘
67分
13 高柳 一誠 → 33 山崎 雅人
74分
16 山岸 智 → 14 ミキッチ
60分
18 新居 辰基 → 22 中村 祐也
64分
7 寺川 能人 → 17 馬場 賢治
76分
15 ハン グギョン → 26 古林 将太

開催データ

[入場者数] 11,127人 [天候] 雨、無風 [気温] 18.3℃ [湿度] 89% [ピッチ] 全面良芝、水含み [試合時間] 90分

[マッチコミッショナー] 永田 亨 [主審] 松村 和彦 [副審] 中原 美智雄 [副審] 越智 新次 [第4の審判員] 前田 拓哉 [記録員] 山本 佳奈

湘南 反町監督 試合後コメント

総評

全体的にはゲームはプランどおり進んでいたと思います。そういう時に先取点をとれると広島はガラっと変わったようなチームになってしまうのでそこを狙いたかったのですが。せめて前半0-0という風には思いたかったですね。やはりそういう隙をつくのが広島の強さであってその強さがあるからナビスコカップも決勝にいけたんだと思います。

ここ最近、途中から入ってきた選手があまりチームの起爆剤になっていないかなと。もう少し厳しくそのたりをやっていかなければいけないと思っています。

試合数がどんどん少なくなってきて、厳しい状況にあることは傍から見ていても、我々も感じるところはありますが、決して白旗をあげることなくやっていきたい。これからホームが2試合続きますので、そこで最高勝ち点6が狙えるように努力していきたいと思います。

質疑応答

-前からのプレスは広島対策か?

特にそこを意識したわけではありません。いける時は当然行くのがサッカー。ただ、広島は後ろでボールを動かすチームなので、取りどころを定めて狙っていました。前半はパーフェクトに近い形でした。高い位置でボールをとれれば得点も狙えるわけで、実際に数的同数の状況も狙えました。ただ、そういうところで焦ったり、あるいはかわすこともできない。それは、質の問題でもある。勝てなかったことは全て私の責任ではありますが、狙い通りのゲーム展開でした。

坂本選手コメント

最初にチャンスもあったし守備全体のフィーリングは悪くなかったと思うけど、徐々にボールを奪った後、シュートまでいく手前で失ってしまう時間が多くなった。失ってまた守備に戻るということになってしまった。奪った後のカウンターは有効だったと思うしもっとできたと思う。

鹿島戦も今日も最初の守備のフィーリングはよくなってきている。でも、奪って相手陣地にボールを運んだ時に何ができるか重要。そういう部分はみんなでやっていかなければ。一人で打開できるすごい選手がいるわけではないので、そこはみんなで攻撃力を上げる努力をしなければいけない。シュートが入る、入らないは置いておいても、シュートまで持っていく手前の部分というのは、十分トレーニングでクオリティ上げていける部分だと思うし、そこは引き続きやっていきたい。先制点とってゲームを作ってていかなければいけない立場。今に始まった課題ではないけど、そこは本当に真剣にやっていかなければいけないと思っています。

次はホームが続きますが、本当に気持ちの入ったゲームを見せたい。

村松選手コメント

前半は1点をとられてしまったけど、いい守備ができていたと思う。ラインがコンパクトだったのでボールを奪いやすかった。後半もやることは変わらなかったのですが、一人ひとりのポジショニングやボールの奪われ方が悪くなってしまったと思う。

相手はサイドで3人とか数的優位を作ってくるので難しい部分があった。サイドチェンジの時のスライドの速さは課題に感じました。ある程度インターセプトもできたし、自分のよさが出たところもあったと思いますが、実際に失点をしているということはまだ問題があるということだと思うので、考え直さなければいけないところもあるのだと思う。

次節のホームではサポーターの声を力にしてしっかり戦っていきたい。

島村選手コメント

入りからいいディフェンスができていたと思うし前半からビッグチャンスもあった。後半は僕自身も決定機があった。やはりそういう場面で決め切れないと勝つことは難しい。1失点目はクロスの対応の部分。相手もいいサポートがきたのですが、食いつきすぎてしまい後手になってしまったと思う。

臼井選手コメント

ゲーム自体は狙い通りやれていたと思う。勝ちにいくために前がかりになったところで失点をしてしまった。左右に揺さぶられ続けて体力を消耗してしまったところがあった。後半、槙野が出てきて数的不利を作られる場面も多かったと思う。

いいサッカーだけでなく勝つサッカーをしなければいけないと感じています。

広島 ペトロヴィッチ監督 試合後コメント

総評

終わりよければ、全てよしという感じですね。日本ではよくメディアの方が「相手は我々をよく分析していた」と表現されますが、今日の試合をもし0-0で終わっていたら、多くの人にそう言われるでしょう。我々は今日も広島のサッカーをやった。相手は我々の攻撃を阻止するために守った。ただ、我々にしても、相手を研究しています。分析した結果、我々の攻撃を90分間、止めるのは難しいと考えていました。相手は自陣で守り、ミスを待ってカウンターを狙っていた。ただ、そういう流れの中で我々が1点を先にとり、リードした。それがゲームの趨勢を決めた。

湘南が我々のサッカーをいかに止めるかではなく、自分たちのサッカーを仕掛けて攻撃すれば、失点するかもしれないが得点もとれたかもしれません。ただ、湘南は決して悪いチームではない。前には速い選手がいるし、難しい試合でした。簡単に勝てる相手ではありませんでした。

質疑応答

-久しぶりに森崎兄弟が揃ってピッチに立ったが彼らの評価は?

素晴らしいプレーを見せてくれた。双子だけあってアイディアを同じにして同じイメージでプレーできる。3人目の選手がその同じアイディアでプレーできれば、もっといいのだが。

ただ、広島はチームで戦っている。ふたりはもちろん、他の選手たちもよくやってくれた。