馬入日記
【馬入日記:10月19日】たくさんの支えにパワーをもらい。さぁ残り8試合!
先週末の鹿島アントラーズ戦、熱い声援に大きなパワーをもらい、選手たちは戦い抜きました。
終了間際、ラスト15秒だったでしょうか。
労を惜しまず90分間動き続けた阿部選手のもとへと転がったボール。迷いなく、気持ちごと押しこみ、劇的な同点弾が決まりました。
歓喜に揺れたスタジアム。心揺さぶるゲームでした。
ゴールの瞬間だけでなく、90分とアディショナルタイムの4分間、必死の戦いは続きました。「勝点1ではダメなんだ。でも最低限のことをやった」と選手たち。
試合後の表情に満足感や笑顔はなく、しかしもちろん悲観的なのではなく、「やってやるぞ」という気迫を感じるものでした。
鹿島戦の試合前日のことです。
約1か月前に行われた川崎フロンターレとのホームゲームで、アイ・ネット・リリー・コーポレーションスペシャルデーとして開催された時に、アイ・ネット・リリー・コーポレーションさんがユニフォーム型の大きな幕を用意して下さり、サポーターの皆さんにたくさんの応援メッセージを書いていただきました。
その皆さんの気持ちのこもった大きな幕を、鹿島戦の試合前日に志村社長が馬入グラウンドへ届けて下さったのです。
「鹿島戦の前にこの想いを届けなければいけない」という熱いお気持ちで、お忙しい中駆けつけて下さいました。
反町監督、そして選手を代表して坂本選手と阿部選手が、しっかりとこの幕を受け取りました。
「最後まで応援し続けます!」という激励の言葉をかけていただき、さらなる勇気が湧いたのです。
練習後、選手のロッカールームに飾られ、選手たちはメッセージを心に刻みました。
そして、鹿島戦の時には、ロッカールームの前に飾られました。
たくさんの方に支えてもらっていることを実感し、そのたくさんの方の想いに応えたいという気持ちを強くしました。
戦いはまだ続きます。
8試合。
周囲が何と言おうと、百折不撓の精神で最後までJ1残留を目指します。