J1リーグ第13節 神戸vs湘南 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
先週の試合からルヴァンカップを挟んで、今日の試合の重要性というものをチームの中に伝えてきたつもりですしゲームに臨むコンディションとか、相手を分析しながら自分たちの良さを出そうとするところで言うと、選手たちはそれに取り組むという姿勢にブレたところはなかったと思います。ただ後半、失点を重ねるたびに自分たちのサッカー以前の問題というか、あれだけピッチでツルツル滑っている選手がたくさんいたら試合にも勝てないと思います。
そういったものの心の隙とか甘さがこの試合に出たと思っています。それはそういうものを徹底してやれない監督の責任だと思っています。
今や小学生、中学生でもそういった準備はしっかりできるチームやしっかりできる選手がいる中で、本当に恥ずかしく思っています。
たくさんのサポーターが、本当にたくさんお金を払ってここに来てもらっているのに、そういったことの総括がいまここで出るというのは非常に情けない気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいですけど…ただ、現実なので、受け止めて選手たちに指導していかなければいけないと思っています。
神戸さんは本当に今日気持ちの入った戦いをされたというか、今まで連敗が続いていたということですごく準備をされてきたなということをやっている中でも感じました。
先に自分たちが1点取れるチャンスで取れていたら分からない展開になっていたのかなとも思います。
ただ、結果は真摯に受け止めて次に向かわなければいけないですし、次の試合で少し代表チームの活動になりますので、また1週間、しっかり競争して準備していきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- 会見の順番が神戸の監督と前後したが、ロッカールームでの話と関係しているのか?
恥ずかしい話なんですけど、試合に勝とうと思ったら戦術的なものをしっかりやることと自分のコンディションを上げていくというところ、それをスタッフが管理してやっていくということが全部、それぞれが本当に隙のないように組み合わせていかなければなかなか勝てないのが今のプロの世界だと思います。
そういうものが少しずつ水漏れして、そういうところから失点に繋がっていくというのは、我々の甘さだと思いましたし、それを猛省させるために少し時間をとって話をしました。
ただそれも含めて、いま我々が置かれている状況を、しっかり足元をみつめてやっていかなければいけないという、そういう示唆だったと思うので、サポーターには本当に申し訳ない気持ちなんですけど、明日からまた初心に帰ってやっていきたいと思います。
吉田孝行監督 総括
サポーターの思いとチームスタッフ、選手含め全ての方々の思いが詰まった勝利だと思います。試合の内容よりも、こうやってみんなが勝利を待っていて、みんなと喜べたのが素直にうれしいです。
みんなで諦めずに戦うというのがヴィッセルのスタイルだと思います。
試合に関して言うと、前半は相手のプレッシャーを受けてどうすればいいのかと迷いがあったと思いますが、ハーフタイムにいろいろ話をして、後半は自分たちのサッカー、相手陣内でパスをつないで、時には個の力、ロングボール、ウェリントン選手の強さというのを織り交ぜながら試合を進められました。遅い一勝となりましたが、チーム一丸となれたと思えてきたので、結果が出て良かったです。
吉田孝行監督 質疑応答
- ルヴァンカップ名古屋戦で導入し選手たちも手応えを感じていた3バックを今日も採用したがそのメリットは?
センターバックが3人いることで一人ひとりの守るスペースが狭くなるので、より自信を持ってチャレンジに行けます。一人が行ったとしても二人カバーしている状況なので、選手たちも自信が持てたんじゃないかと思います。
- 左サイドのビジャ選手が起点となって何度も決定機を作ったが意図的にボールを集めたのか?
ビジャ選手はこれまでワントップやスリートップのウイングをやっていたというところで、前半からビジャ選手のところが空いていると思っていて、何度か使えたのですが、逆サイドにボールがある時にビジャ選手がフリーになっているということをハーフタイムで強調して伝えました。後半はそこからゴールを奪えましたし、小川選手や橋本選手が絡むというシーンもあったので、ある程度狙い通りのことができました。
- 今シーズンのパフォーマンスについて。海外でヴィッセルのファンが増えてきているが海外のファンはなぜヴィッセルの順位が上がってこないのか疑問に思っている。どのように考えているのか?
いろいろな意見があるのは当然だと思うのですが、一つはチームが団結して戦うことができず少しバラバラだったということ。
サッカーというのはどれだけいい選手がいても、全員が戦うメンタリティーを持って戦わないといけないですし、Jリーグは非常に難しいリーグです。あとはケガ人が非常に多く、アンドレス(イニエスタ)選手は今日も出場していません。
試合でフィールドプレーヤー16人を選ぶのがギリギリの状況だったので、迷う必要もありませんでした。ルーカス(ポドルスキ)選手や古橋選手も含めて主力にケガ人が出たことで結果につながらなかったと思います。
選手コメント
FW 9指宿 洋史
(ゴールについては?)ヤマ(山﨑選手)がいいボールを出してくれたので。途中から入ったらゴールという形で貢献したいという気持ちでした。ただ今日の結果はチームとしてしっかり受け止めなければいけないと思っています。
前半は入りも悪くなかったですしチャンスもあったと思います。後半に入って、前半、DFが頑張ってくれていたということもあるんですけど、だからこそFWとしては点を決めたかった。後半は非常に難しい試合になってしまったと思います。
(今日は4バックだったが違和感なかったか?)そこは自分たちは自信を持って取り組んでいたので、機能はしていたと思います。
(次に向けては)継続して今までやってきたことを続けていくしかないと思います。負けたからといって変えるのではなくてやり続けて研ぎ澄ませていくということが大切だと思っています。
DF 13山根 視来
(前半は悪くなかったと思うが?)後半も入り自体は悪くなかったと思うんですけど…サッカー以前の問題が大きかったかなと思います。僕個人のところで言えば、慶治朗くん(小川選手)とビジャが大外に2人で張ってきたときに、2対1の状況をもう少しうまく対応しなければいけなかった。たとえばタケくん(武富選手)を戻すとか、俊くん(菊地選手)に声をかけることなどができたかなと思っています。なかなか前に行きづらかった。
ここ数試合は先に失点してしまうことが続いていて、失点してからでは遅いぞという声も出していたんですけど、警戒していたウェリントン選手のところでやられてしまって2失点目のウェリントン選手のフリックも、僕がなかに締めていたらカットできたのかなと思います。
ここまで崩れてはいけなかったし、踏ん張れるチームだと思っていたので、今日のようになってしまったのは何がダメだったのかを考えて対処していきたいです。
DF 5杉岡 大暉
4バックで挑んで、ミラーゲームのようにならなかったのでどちらが優位をとれるかだと思っていましたが、少し相手に優位をとられてしまう形になってしまった。もっと攻撃の時間を増やしていければ、そこでミスマッチを起こすこともできたと思うんですけど、(芝に)滑ってしまった問題もありましたが、やはり90分の中で攻撃の時間を増やさなければいけなかったと思います。
(次節は代表前最後の試合になるが?)しっかり切り替えて、次はすぐに来るので、マリノス戦に向けてしっかりプレーしたいと思います。
J1リーグ第13節 神戸vs湘南 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れ様でした。
先週の試合からルヴァンカップを挟んで、今日の試合の重要性というものをチームの中に伝えてきたつもりですしゲームに臨むコンディションとか、相手を分析しながら自分たちの良さを出そうとするところで言うと、選手たちはそれに取り組むという姿勢にブレたところはなかったと思います。ただ後半、失点を重ねるたびに自分たちのサッカー以前の問題というか、あれだけピッチでツルツル滑っている選手がたくさんいたら試合にも勝てないと思います。
そういったものの心の隙とか甘さがこの試合に出たと思っています。それはそういうものを徹底してやれない監督の責任だと思っています。
今や小学生、中学生でもそういった準備はしっかりできるチームやしっかりできる選手がいる中で、本当に恥ずかしく思っています。
たくさんのサポーターが、本当にたくさんお金を払ってここに来てもらっているのに、そういったことの総括がいまここで出るというのは非常に情けない気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいですけど…ただ、現実なので、受け止めて選手たちに指導していかなければいけないと思っています。
神戸さんは本当に今日気持ちの入った戦いをされたというか、今まで連敗が続いていたということですごく準備をされてきたなということをやっている中でも感じました。
先に自分たちが1点取れるチャンスで取れていたら分からない展開になっていたのかなとも思います。
ただ、結果は真摯に受け止めて次に向かわなければいけないですし、次の試合で少し代表チームの活動になりますので、また1週間、しっかり競争して準備していきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- 会見の順番が神戸の監督と前後したが、ロッカールームでの話と関係しているのか?
恥ずかしい話なんですけど、試合に勝とうと思ったら戦術的なものをしっかりやることと自分のコンディションを上げていくというところ、それをスタッフが管理してやっていくということが全部、それぞれが本当に隙のないように組み合わせていかなければなかなか勝てないのが今のプロの世界だと思います。
そういうものが少しずつ水漏れして、そういうところから失点に繋がっていくというのは、我々の甘さだと思いましたし、それを猛省させるために少し時間をとって話をしました。
ただそれも含めて、いま我々が置かれている状況を、しっかり足元をみつめてやっていかなければいけないという、そういう示唆だったと思うので、サポーターには本当に申し訳ない気持ちなんですけど、明日からまた初心に帰ってやっていきたいと思います。
吉田孝行監督 総括
サポーターの思いとチームスタッフ、選手含め全ての方々の思いが詰まった勝利だと思います。試合の内容よりも、こうやってみんなが勝利を待っていて、みんなと喜べたのが素直にうれしいです。
みんなで諦めずに戦うというのがヴィッセルのスタイルだと思います。
試合に関して言うと、前半は相手のプレッシャーを受けてどうすればいいのかと迷いがあったと思いますが、ハーフタイムにいろいろ話をして、後半は自分たちのサッカー、相手陣内でパスをつないで、時には個の力、ロングボール、ウェリントン選手の強さというのを織り交ぜながら試合を進められました。遅い一勝となりましたが、チーム一丸となれたと思えてきたので、結果が出て良かったです。
吉田孝行監督 質疑応答
- ルヴァンカップ名古屋戦で導入し選手たちも手応えを感じていた3バックを今日も採用したがそのメリットは?
センターバックが3人いることで一人ひとりの守るスペースが狭くなるので、より自信を持ってチャレンジに行けます。一人が行ったとしても二人カバーしている状況なので、選手たちも自信が持てたんじゃないかと思います。
- 左サイドのビジャ選手が起点となって何度も決定機を作ったが意図的にボールを集めたのか?
ビジャ選手はこれまでワントップやスリートップのウイングをやっていたというところで、前半からビジャ選手のところが空いていると思っていて、何度か使えたのですが、逆サイドにボールがある時にビジャ選手がフリーになっているということをハーフタイムで強調して伝えました。後半はそこからゴールを奪えましたし、小川選手や橋本選手が絡むというシーンもあったので、ある程度狙い通りのことができました。
- 今シーズンのパフォーマンスについて。海外でヴィッセルのファンが増えてきているが海外のファンはなぜヴィッセルの順位が上がってこないのか疑問に思っている。どのように考えているのか?
いろいろな意見があるのは当然だと思うのですが、一つはチームが団結して戦うことができず少しバラバラだったということ。
サッカーというのはどれだけいい選手がいても、全員が戦うメンタリティーを持って戦わないといけないですし、Jリーグは非常に難しいリーグです。あとはケガ人が非常に多く、アンドレス(イニエスタ)選手は今日も出場していません。
試合でフィールドプレーヤー16人を選ぶのがギリギリの状況だったので、迷う必要もありませんでした。ルーカス(ポドルスキ)選手や古橋選手も含めて主力にケガ人が出たことで結果につながらなかったと思います。
選手コメント
FW 9指宿 洋史
(ゴールについては?)ヤマ(山﨑選手)がいいボールを出してくれたので。途中から入ったらゴールという形で貢献したいという気持ちでした。ただ今日の結果はチームとしてしっかり受け止めなければいけないと思っています。
前半は入りも悪くなかったですしチャンスもあったと思います。後半に入って、前半、DFが頑張ってくれていたということもあるんですけど、だからこそFWとしては点を決めたかった。後半は非常に難しい試合になってしまったと思います。
(今日は4バックだったが違和感なかったか?)そこは自分たちは自信を持って取り組んでいたので、機能はしていたと思います。
(次に向けては)継続して今までやってきたことを続けていくしかないと思います。負けたからといって変えるのではなくてやり続けて研ぎ澄ませていくということが大切だと思っています。
DF 13山根 視来
(前半は悪くなかったと思うが?)後半も入り自体は悪くなかったと思うんですけど…サッカー以前の問題が大きかったかなと思います。僕個人のところで言えば、慶治朗くん(小川選手)とビジャが大外に2人で張ってきたときに、2対1の状況をもう少しうまく対応しなければいけなかった。たとえばタケくん(武富選手)を戻すとか、俊くん(菊地選手)に声をかけることなどができたかなと思っています。なかなか前に行きづらかった。
ここ数試合は先に失点してしまうことが続いていて、失点してからでは遅いぞという声も出していたんですけど、警戒していたウェリントン選手のところでやられてしまって2失点目のウェリントン選手のフリックも、僕がなかに締めていたらカットできたのかなと思います。
ここまで崩れてはいけなかったし、踏ん張れるチームだと思っていたので、今日のようになってしまったのは何がダメだったのかを考えて対処していきたいです。
DF 5杉岡 大暉
4バックで挑んで、ミラーゲームのようにならなかったのでどちらが優位をとれるかだと思っていましたが、少し相手に優位をとられてしまう形になってしまった。もっと攻撃の時間を増やしていければ、そこでミスマッチを起こすこともできたと思うんですけど、(芝に)滑ってしまった問題もありましたが、やはり90分の中で攻撃の時間を増やさなければいけなかったと思います。
(次節は代表前最後の試合になるが?)しっかり切り替えて、次はすぐに来るので、マリノス戦に向けてしっかりプレーしたいと思います。