監督・選手コメント
YBCルヴァンカップ GS第6節 湘南vs札幌 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れさまでした。
今日の結果をもってルヴァンカップの次のステージへの進出の可能性が無くなったということで、非常に残念だなと思う気持ちもあります。今日の試合もいろいろな手を使いながら、前節の反省を生かしてやりましたが、選手は90分間我々らしく戦いました。もちろん久しぶりに出た選手がまだまだ足りないという所も含めて、全体のオーガナイズが全部完璧だったわけではないですけれども、同時にあわよくばという場面まで行けたことに選手の成長を感じました。
ただ、2試合連続3点取れるほどサッカーの世界は甘くないと思っているので、ネガティブに考えすぎずにこの結果を受け止めたいと思います。
そして今年は、ルヴァンカップを去年優勝したこともあり、間違いなく予選リーグを抜けようという気持ちが去年の予選リーグ以上にありました。そういう意味で今日の相手の札幌さんの力とか、我々がリーグで戦っていた他のチームの戦いは去年以上に拮抗していたものだと思いますし、それを結果に繋げられなくて非常に残念に思っています。
昨年、我々はこのルヴァンカップでタイトルを取り、本当に次に向かおうという気持ちが選手の中でも、我々クラブ全体を通しても生まれたと思います。今年は残念ながら次のステージに進めませんでしたけれども、そういう気持ちがこのグループリーグを抜けられなかったということで、微塵も薄れたわけじゃないと思っているので、この後続くリーグ戦とあと天皇杯になりますけれど、そういう所でまた我々の成長した姿を、サポーターの皆さんに見せられればと思います。
明日からというか今から、早く切り替えてこの敗戦を自分たちの足りなかったことに100%向けて、また準備していきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- ハーフタイムで2枚代えしたがその意図は?
代えた二人はエネルギーが少し足りなかった印象がありましたし、相手とのかみ合わせで、(菊地)俊介と(山口)和樹はずっと良い形でパフォーマンスを出していました。0-1で長い時間を推移されると、札幌に守り切る展開に持っていかれると思っていましたけど、1点取れば次の1点につながるなと思ったので、そんなにネガティブではなかったです。0-2にされたあとも、PKを入れてもう少し早い時間に追いつくことができれば、もう少し札幌さんに圧力を掛けられたと思います。ただ選手たちはよくやったと思います。
- PKを蹴る人は事前に決めていたのか?
詳しくは言えませんが、外すには外す理由があったと思います。杉岡は公式戦で初めてPKを外しましたが、蹴らなければいけない選手がほかにいたなというのは僕の中で思っています。
- 0-2から追いついたという意味では、リーグ前節の浦和戦から流れが続いているものがあったか?
0-1から1-1にできるチャンスもありましたし、逆に0-3にされるようなピンチもありました。0-0の時に1点取るチャンスもあった。
「浦和戦の流れをこの試合でもう一度やろう」と言う監督は世界にいないと思います。当たり前ですが、先取点を取って追加点を取って進めていくのが一番良い流れに決まっているので。ただ、1点取ればまだいけるという事実が彼らの脳裏に残っていて、「0-2ならいけるんじゃないか」と思えたのは、そういうことを経験したからだと思います。
ペトロヴィッチ監督 総括
グループステージを突破するという一番欲しい結果を得ることができました。若い選手が多く出ていた試合の中で、非常に良い部分とそうではない部分の両方が見えた試合でした。2-0でリードしたあと、3点目が取れるチャンスが3、4回あったと思います。そこで決め切れず、試合が際どくなっていき、最終的に2-2という結果に終わりました。若い選手たちが成長段階にあるなということが見受けられた試合でもありましたし、彼らが成長した部分が見えた試合でもあった。最終的に2-2という結果で終わりましたが、自分たちがグループステージを突破する上で必要な勝点を取れたのは、選手たちが頑張ってくれたからだと思います。
ペトロヴィッチ監督 質疑応答
- 今季は完全にターンオーバーせずにある程度のメンバーを残してグループステージを突破したが?
昨年か私がらチームを率いて、我々は中長期的なプロセスにあります。1年目はリーグ戦とカップ戦を並行して戦っていく中で、カップ戦ではなかなか自分たちが求めるような結果を出すことはできなかった。2年目はとにかく昨年を上回る結果を残していきたいと意気込み、チームとして取り組んできました。それがグループステージ突破という形にできたのは、チーム全体としての底上げや、全体的に自分たちが成長していることを示せたことになった。
まだまだチームはこれから成長していかなければいけませんが、昨年を上回る結果をいま残せたということは、チームとして確認できたと思います。
選手コメント
MF 2菊地 俊介
負けている状態でしたしチームとして勝たなければいけない状況でしたので、点を取ることと逆転するということだけを考えて入りました。
(得点シーンは?)いい形で右サイドを崩していいところにこぼれてきたので決められたことはよかったです。
前半の戦い方は湘南らしくなかった。後半はいい形も多かったですが、2点目を先に取られたことなども含め90分を通しての戦いはまだまだ課題が多いと感じています。ただ最後まで諦めなかったことは、これからのリーグ戦や天皇杯に繋がるものだと思います。チームとしてACL出場を目指していますしもっともっと貪欲にやっていきたい。まずは神戸戦にしっかり向かいたいと思います。
FW 26山口 和樹
2失点目は僕のミスでああいう形で取られてしまった。そこは試合中に切り替えられたんですけど、やっぱりビッグチャンスが2回もあった中で決められないというのは、今の僕の実力だと思っています。しっかり反省をして次に繋げるしかないと思っています。
(いい攻撃ができていたと思うが?)後半、フォーメーションも変えて相手もバタバタするようなところがあった中で、本当に決めるだけというか今日はそこに尽きると思います。僕が決めていればもしかしたら勝ったかもしれないし、少し焦ってしまったところもあるので、ああいう場面でも落ち着いてやれるメンタルを鍛えていきたいと思います。リーグ戦があるので早く切り替えたいと思います。
FW 15野田 隆之介
2点目がもっと早く決まっていればという気持ちがありますが、諦めない気持ちはしっかり見せられたかなと思います。
前半はやりたいことがあまり出せていない印象で、自分が入るときにどういうプレーをすべきかというイメージは常に試合を外から見ていました。後半の流れにはすんなり入ることができました。
(入る時の指示は?)前半は裏の動きがなかったので、裏を狙いつつ連動してボランチが出たら入るとか、僕が出てそのスペースを使わせるといったことを意識して狙っていけと言われました。
大暉(杉岡選手)のクロスはずっと狙っていたので速いボールを入れてくれたので反応するだけでした。
練習でやったことしか試合で出ないと監督からも常々言われていますし僕もそう思うので、また明日からの練習が出ると思うので、試合というよりは1日1日を大事にしてやっていきたいと思います。
YBCルヴァンカップ GS第6節 湘南vs札幌 試合後監督・選手コメント
監督コメント
曺監督 総括
お疲れさまでした。
今日の結果をもってルヴァンカップの次のステージへの進出の可能性が無くなったということで、非常に残念だなと思う気持ちもあります。今日の試合もいろいろな手を使いながら、前節の反省を生かしてやりましたが、選手は90分間我々らしく戦いました。もちろん久しぶりに出た選手がまだまだ足りないという所も含めて、全体のオーガナイズが全部完璧だったわけではないですけれども、同時にあわよくばという場面まで行けたことに選手の成長を感じました。
ただ、2試合連続3点取れるほどサッカーの世界は甘くないと思っているので、ネガティブに考えすぎずにこの結果を受け止めたいと思います。
そして今年は、ルヴァンカップを去年優勝したこともあり、間違いなく予選リーグを抜けようという気持ちが去年の予選リーグ以上にありました。そういう意味で今日の相手の札幌さんの力とか、我々がリーグで戦っていた他のチームの戦いは去年以上に拮抗していたものだと思いますし、それを結果に繋げられなくて非常に残念に思っています。
昨年、我々はこのルヴァンカップでタイトルを取り、本当に次に向かおうという気持ちが選手の中でも、我々クラブ全体を通しても生まれたと思います。今年は残念ながら次のステージに進めませんでしたけれども、そういう気持ちがこのグループリーグを抜けられなかったということで、微塵も薄れたわけじゃないと思っているので、この後続くリーグ戦とあと天皇杯になりますけれど、そういう所でまた我々の成長した姿を、サポーターの皆さんに見せられればと思います。
明日からというか今から、早く切り替えてこの敗戦を自分たちの足りなかったことに100%向けて、また準備していきたいと思います。
曺監督 質疑応答
- ハーフタイムで2枚代えしたがその意図は?
代えた二人はエネルギーが少し足りなかった印象がありましたし、相手とのかみ合わせで、(菊地)俊介と(山口)和樹はずっと良い形でパフォーマンスを出していました。0-1で長い時間を推移されると、札幌に守り切る展開に持っていかれると思っていましたけど、1点取れば次の1点につながるなと思ったので、そんなにネガティブではなかったです。0-2にされたあとも、PKを入れてもう少し早い時間に追いつくことができれば、もう少し札幌さんに圧力を掛けられたと思います。ただ選手たちはよくやったと思います。
- PKを蹴る人は事前に決めていたのか?
詳しくは言えませんが、外すには外す理由があったと思います。杉岡は公式戦で初めてPKを外しましたが、蹴らなければいけない選手がほかにいたなというのは僕の中で思っています。
- 0-2から追いついたという意味では、リーグ前節の浦和戦から流れが続いているものがあったか?
0-1から1-1にできるチャンスもありましたし、逆に0-3にされるようなピンチもありました。0-0の時に1点取るチャンスもあった。
「浦和戦の流れをこの試合でもう一度やろう」と言う監督は世界にいないと思います。当たり前ですが、先取点を取って追加点を取って進めていくのが一番良い流れに決まっているので。ただ、1点取ればまだいけるという事実が彼らの脳裏に残っていて、「0-2ならいけるんじゃないか」と思えたのは、そういうことを経験したからだと思います。
ペトロヴィッチ監督 総括
グループステージを突破するという一番欲しい結果を得ることができました。若い選手が多く出ていた試合の中で、非常に良い部分とそうではない部分の両方が見えた試合でした。2-0でリードしたあと、3点目が取れるチャンスが3、4回あったと思います。そこで決め切れず、試合が際どくなっていき、最終的に2-2という結果に終わりました。若い選手たちが成長段階にあるなということが見受けられた試合でもありましたし、彼らが成長した部分が見えた試合でもあった。最終的に2-2という結果で終わりましたが、自分たちがグループステージを突破する上で必要な勝点を取れたのは、選手たちが頑張ってくれたからだと思います。
ペトロヴィッチ監督 質疑応答
- 今季は完全にターンオーバーせずにある程度のメンバーを残してグループステージを突破したが?
昨年か私がらチームを率いて、我々は中長期的なプロセスにあります。1年目はリーグ戦とカップ戦を並行して戦っていく中で、カップ戦ではなかなか自分たちが求めるような結果を出すことはできなかった。2年目はとにかく昨年を上回る結果を残していきたいと意気込み、チームとして取り組んできました。それがグループステージ突破という形にできたのは、チーム全体としての底上げや、全体的に自分たちが成長していることを示せたことになった。
まだまだチームはこれから成長していかなければいけませんが、昨年を上回る結果をいま残せたということは、チームとして確認できたと思います。
選手コメント
MF 2菊地 俊介
負けている状態でしたしチームとして勝たなければいけない状況でしたので、点を取ることと逆転するということだけを考えて入りました。
(得点シーンは?)いい形で右サイドを崩していいところにこぼれてきたので決められたことはよかったです。
前半の戦い方は湘南らしくなかった。後半はいい形も多かったですが、2点目を先に取られたことなども含め90分を通しての戦いはまだまだ課題が多いと感じています。ただ最後まで諦めなかったことは、これからのリーグ戦や天皇杯に繋がるものだと思います。チームとしてACL出場を目指していますしもっともっと貪欲にやっていきたい。まずは神戸戦にしっかり向かいたいと思います。
FW 26山口 和樹
2失点目は僕のミスでああいう形で取られてしまった。そこは試合中に切り替えられたんですけど、やっぱりビッグチャンスが2回もあった中で決められないというのは、今の僕の実力だと思っています。しっかり反省をして次に繋げるしかないと思っています。
(いい攻撃ができていたと思うが?)後半、フォーメーションも変えて相手もバタバタするようなところがあった中で、本当に決めるだけというか今日はそこに尽きると思います。僕が決めていればもしかしたら勝ったかもしれないし、少し焦ってしまったところもあるので、ああいう場面でも落ち着いてやれるメンタルを鍛えていきたいと思います。リーグ戦があるので早く切り替えたいと思います。
FW 15野田 隆之介
2点目がもっと早く決まっていればという気持ちがありますが、諦めない気持ちはしっかり見せられたかなと思います。
前半はやりたいことがあまり出せていない印象で、自分が入るときにどういうプレーをすべきかというイメージは常に試合を外から見ていました。後半の流れにはすんなり入ることができました。
(入る時の指示は?)前半は裏の動きがなかったので、裏を狙いつつ連動してボランチが出たら入るとか、僕が出てそのスペースを使わせるといったことを意識して狙っていけと言われました。
大暉(杉岡選手)のクロスはずっと狙っていたので速いボールを入れてくれたので反応するだけでした。
練習でやったことしか試合で出ないと監督からも常々言われていますし僕もそう思うので、また明日からの練習が出ると思うので、試合というよりは1日1日を大事にしてやっていきたいと思います。