馬入日記
【馬入日記:9月27日】山形戦で感じたこと。阪田選手インタビュー
1-1の引分けに終わったアウェイでの山形戦。
前半、FKの場面でエメルソン選手の入れたボールを阿部選手のヘディングシュートが見事決まり先制。しかし後半32分、失点を許してしまいました。
勝点3を求めて戦った試合。互いに気迫のこもったプレーの連続で、終了のホイッスルが鳴った時には両チームの選手がピッチに膝をついたり立ちつくすなどし、悔しさを全身で表わしていました。
山形戦で右サイドバックとしてフル出場を果たした阪田選手。
同点弾を許したことは悔やまれますが、選手たちは立ち上がりから集中し、落ち着いたプレーを続けました。
「相手はスカウティングどおりの、前に蹴って当ててくるサッカーでした。ただ、そこばっかりに集中して守備ばかりになる時間があって、そこでラインが下がってしまった時もあった。監督からもハーフタイムにあったけど、ビビらないでラインを上げることでギャップがなくなって、ボールを奪うことができたと思います」。
これまでセンターバックでプレーすることの多かった阪田選手。
右サイドバックとして出場した山形戦、積極的な攻撃参加も目を引きました。オーバーラップしてクロス、さらにシュート。特に後半、自分で持ち込んで決定的なシュートを放つ場面もありました。
「反さんからも“オーバーラップするんだったら思い切りいけ”と言われていたし、積極的にオーバーラップしようというのは意識としてありました。後半のシュートの場面は、上がった時にテラさん(寺川選手)からいいボールがきたので、思い切っていきました。テラさんからも“上がるタイミングがよくなっている”と言ってもらえました。でも、やっぱりサイドバックは難しい。幸平さん(臼井選手)とかホンマにすごいと改めて思います。山形戦である程度動けた理由は、一番は気候だと思います。涼しかったので後半も運動量を落とすことなくいけました」と阪田選手。
前々節の川崎戦では6失点を喫しました。
しかし山形戦では、守備の仕方が整理されているように見えました。
4バックの左サイドバックは鈴木選手、センターバックは村松選手と山口選手でした。
「少しメンバーが変わったからこそ、余計にコミュニケーションをとりました。そこがよかったと思う」。
ただ、もちろん反省も。
「1点をとられてから、本当はもっと前へいかなければいけなかったのに、少し引いてしまったところがあった。ビビらずに、ゴールにゴールに、みんなが向かう姿勢が必要だった。引分けでは絶対にあかんかったと思うし、もっとみんなでとりにいく気持ちが必要」。
残る試合は10試合となりました。
気持ちを込めて、すべてを懸けて。
次節、10月3日(日)は国立でFC東京との対戦です。いざ、みんなで国立へ。