馬入日記

【馬入日記:9月19日】清水との練習試合。経験と強い気持ちを!

100919-1今日は三保グラウンドで清水エスパルスとの練習試合でした。
結果は、前半に2失点し後半は1-1の引分け、トータル1-3で敗戦となりました。
全体的には自分たちのリズムで試合を進める時間帯も多く、シュートシーンや決定機は清水と同じくらいでした。

前日の川崎戦の前半に出場した遠藤選手、今日の清水戦も前半の45分に出場しました。
「リカバーより試合をやったほうがいいと思っていたので、今日も試合ができてよかった。実戦の中で学ぶことは大きいので」と遠藤選手。

17歳の遠藤選手、川崎戦はリーグ戦のデビュー戦でした。
ナビスコカップの山形戦でトップチームの試合に初めてデビューしましたが、その時はアウェイゲーム。平塚競技場は初めてでした。
「ボールを積極的に受けようと思っていました。受けられたところもあったけど、ミスも目立った。相手のボランチが代表選手の二人でしたが、初めてA代表の選手とやって刺激を受けました。サポートの仕方やパスの出し方など、学ぶところもたくさんあったので、どんどん盗んで自分のものにしていきたいと思いました」。

実戦で経験したからこその課題も具体的に見えているようです。
「守備の時間が多くなりそこで体力を使ってしまった。きつくなりだんだん守備だけになってしまい、FWに入った時のサポートなどもできなかった。もっと運動量を多くしなければと思っています」。

今日の清水戦ではアンカーとして出場。
「ミスはそんなになかったと思います。ある程度周りも見ることができて縦にボールをつけることもできた」と話していました。
高校生とは思えないほど、思慮深くピッチ内外でクレバーさを感じる選手。実戦経験を積み、さらなる成長が楽しみです。

そして、U-19日本代表のメンバー発表は21日(火)の予定です。

 
100919-2今日の清水戦で後半に出場し1ゴールを決めた新居選手。
ケガから復帰したばかりの中、決めたゴールでした。
「ゴールに近い位置で出場したので、自分の仕事としてそこで結果を出そうと思っていました」と新居選手。

新居選手らしい鮮やかなゴール。ケガからの復帰は嬉しいニュースです。
現在、リーグ戦ではチームはなかなか結果を出すことができず、苦境に立たされています。
でも、誰も下を向いてなどいません。

「もちろん、何も終わっていない。むしろ自分自身の中では何も始まっていないという思いでいます。ここから、何かをしたいと思っている」と新居選手。

万全の状態でピッチに立つことができずに悔しい思いをしてきました。
残り試合は少なくなってきていますが、とはいえまだ10試合以上あるのです。
「何かをしたい、何かを起こしたい」という気持ちの新居選手には、やはりゴールを期待します。

一昨年、ジェフ千葉で残留争いを経験しました。最後の試合ではゴールも挙げました。その時の経験が生かされるのでは?と聞くと…
「いや、このチームには、このチームにしかできないことがあると思う」と。

いつもそうですが、新居選手の発言は言葉少ない中に、過去との比較などではなく今のチームや状況を信じるというものを感じます。
このチームにしかできないこと。これをみんなで感じて、強気に戦っていきたいところ。

次節はアウェイの地で山形と対戦です!(バスツアーへの参加者募集中です!)