馬入日記

【馬入日記:2月3日】トルコキャンプレポート6日目!&杉岡選手インタビュー

190203-1トルコに来て約1週間が経ちました。
日々ハードなトレーニングですが、選手たちは元気に溌剌と取り組んでいます。

今日は杉岡大暉選手に話を聞きました。
まずは、日々のトレーニングについては。
「難しいトレーニングで、最初はかなり困りましたけど、やっていけば狙いが分かるし慣れていきます。今年は練習で本当に頭を使うというか、考えることが多いです。でもそれが練習試合に繋がっているという印象があります」

考えることとスピードの両方が求められますが「スピードは今までもやってきたことなので、体に沁みついているところもあります。そこにプラスして考えることが入ってきたのですごく刺激になっています」ということ。

ルーキーイヤーはJ2で、昨年はJ1での戦い。ほとんどの試合に出続けています。
「去年はJ1で初めて戦って、自信になる一年でした。シーズンを通して出させてもらう中でいい時も悪い時もありました。うまくいかない時は、曺さんや先輩、紘司さん(坂本SD)と話をしてアドバイスをもらったり、自分なりに考えてやれたかなと思います。そういう経験を通して、最後のほうは自分でもすごく自信をもってプレーすることができるようになった。それはすごく大きな経験だったと思います」

ルヴァンカップ決勝でのMVP獲得もありました。
「人生の中で1回あるかないかというようなものだと思うし、自分のポジション的にもそんなにないと思うので、本当に運がいいなと思います。正直、あのミドルシュートは練習してないし決めたこともないので、実力のゴールではない。だから次はちゃんとした実力というか、自分が積み重ねてきたものでそういったものを勝ち取れたらいいなと思います。自信をもって言えるように」

2020年にはオリンピックもあります。
「まだ1年半ありますけど、今年一年で決まると言っても過言ではないと思う。これまでは順調ですけど、逆にここでよくなかったら選ばれない可能性も大いにあり得る。でも、オリンピックのためというよりも目の前のことを今まで通りしっかりやっていくだけだと思います」

キャンプが終われば約2週間で開幕を迎えます。残りのキャンプを含めプレシーズンでどんな準備をしたいと考えているでしょうか。

「昨年までのベースがあって、そこに上積みしているという感じがあります。競争もさらに高まっているので、誰が出てもいいチームになるんじゃないかと思います。でも、個人としてもチームとしても、もっとやれることはあるし完成度を高めていかなければいけない。まだまだこのままでは勝てないと思っています。開幕までに自信をもって臨めるようにやっていきたいです。それから個人的には、2年間試合に出させてもらって、少しずつチームを引っ張るような存在にならなければいけないなと思っています。陽太さん(秋元選手)からもそういうことは言われるので、まずは自分ですけど、少しずつチーム全体のことも考えていきたい」

チームも選手個々も、積み重ねにより進化を遂げているところ。
2月23日の開幕でどんなチームとなっているのか、ぜひご期待ください!

190203-3 190203-4

1週間ほど滞在し、環境にもだいぶ慣れました。
アンタルヤは地中海を望む高級リゾート地で、夏にはヨーロッパの国々からたくさんの観光客が訪れる場所です。(ハワイのようなイメージ)
冬の時期はたくさんのサッカーチームがキャンプに訪れる場所として有名。サッカーグラウンドの数はものすごく多いのです。

宿泊しているホテルはこんな感じです。奥に見えるのは地中海です。