馬入日記

【馬入日記:11月27日】「強いチームにならないといけない」

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11月24日に行われた浦和戦、8試合ぶりにリーグ戦のピッチに先発で立った石原広教選手は「試合前から自分のプレーを出せる自信があった」と話します。

「今シーズンを通して、自分のプレーを出すことに自信を持てて来ていたし、浦和戦についても実際に自分がやるべきことはやれたと思う。悪くない出来だったと思います」

シーズンも残りわずかとなって戦った浦和戦は、様々な意味で勝点3が必要な試合でした。「こういう状況を戦っている中で、自分が試合に出させてもらえるというのは本当に良い経験」だと、石原選手も力の入る試合に。試合前に齊藤未月選手が語っていた通り、アカデミー出身選手としてその歴史を見てきた者として、クラブのあるべき姿を心に映しピッチに入りました。

「自分も長くベルマーレというクラブを見てきて、本当にいろんな変化のあったクラブだと思います。そこで思うことは、湘南はJ1にいるクラブにしなければいけないし、J1のクラブだということを日本のサッカーファンに思われるような強いチームにならないといけないということ。そういうところに貢献できるようにクラブにも恩を返したいし、この前の試合もそういう感謝の気持ちを持って臨んでいました」

数年前までは見上げていたその舞台に、今は自身が立って未来を切り拓いていきます。思い描くその姿に向けて「まだ何をしたら良いかは整理できていないけれど」と本音をこぼしますが、そこに取り組む姿勢は明確です。

「湘南らしさ、毎日全力でやることを欠かさないこと。そうすることでいろんなことの精度が上がっていくと思うし、それが試合に出てくる。日々課題に本当に本当に向き合って、いかに改善していくか。その繰り返しでいろんな視点を持てるようになると思うし、やるべきことが見えてくると思います」

J1リーグ戦は残すところ1試合。そこに向かう毎日に、石原選手は変わらず全てを注ぎ込みます。