馬入日記
2018.11.23
【馬入日記:11月23日】「湘南の基準」
ガンバ大阪戦を終えてからインターナショナルウィークに突入したJ1リーグ。その間「自分たちの基準」を再確認してトレーニングを積み重ねたチームは、曺監督をして「この時期にこれだけの強度のトレーニングをするのはうちくらいかも」と言わしめるほどの熱量に満ちた時間を過ごしました。そのエネルギーは、残り2試合に向けて間違いなくチームを強く後押ししています。
「もちろん気合は入っています」そう語るは齊藤未月選手。U-19日本代表のインドネシア遠征から帰国し、その後の11月10日G大阪戦ではベンチ入りを果たすも出場機会がなかったため、試合に向けていつも以上に飢えた様子が窺えます。「ホーム最終節で、チケットも完売と聞いていますし」モチベーションはいやがおうにも高まります。
シーズンは残り2試合、総力で勝点3を目指す戦いに、アカデミーからの生え抜きである自覚が改めて強く心に刻まれます。
「湘南の基準、チームの基準というものをプレーで示したい。僕たちアカデミーから上がってきた選手がどれだけ活躍して良い成績を残せるか、そのためにチームを勝たせるプレー、姿勢を見せないといけないと思う。それは僕らがやるからこそ意味があるし、そういう気持ちでプレーしたいです」
今年50周年という節目を迎えるクラブ、そして子どもの頃からその歴史を間近で見てきた齊藤選手。日々刻んでいくこれからの歴史に改めて思いを馳せます。「今後の自分、そして湘南にとって価値あるプレーをしたい」決意は強く、ただ前を見て残り2戦に臨んでいきます。