馬入日記
【馬入日記:9月4日】一戦一戦に重みを感じて。阿部選手「それぞれの役割をしっかり」
明日は天皇杯2回戦です!
今日もまだまだ暑い中、明日のレノファ山口戦に向けて練習を行いました。
練習後の阿部選手に話を聞きました。
1週間前のことになりますが、まずはアウェイで行われた仙台戦について。
「やられ方が同じだったこと、それからどこのチームも後半の25分から35分の間に一番点が入ることが多いという中で、やっぱりその間の28分でとられてしまったこと。気をつけていただけに余計に悔しい。後半の最初の15分までは、みんな声が出るしプレッシャーもかかる。でも15分経って少し落ちついいてきた時がちょっと力が抜ける時間帯なんだと思います。だからその時間帯を意識してみんなで締め直す必要があると思います」。
前は点をとらなければ評価されない、後ろは守らなければ評価されない。そういう中で「僕たちは先制点をとることで後ろを助けられると思うから先制点をとりにいく。後ろは、もっと味方を動かして“絶対やらせんな”っていう声でもいいからひとつひとつのプレーに対してどんどん声を出してほしい。それによって安心できるし、前と後ろそれぞれが役割を感じて全体としていいものを生み出していきたい」と感じています。
ひとつの敗戦から、もっと学んでいかなければと阿部選手。
「ミスを繰り返してはいけない。それは本当に失礼だと思う。個人スポーツではなく団体スポーツだし、すべてに影響してしまうから。でも、逆に団体スポーツだからこそみんなで助け合える部分もある」。
仙台戦では先制点を許し、その2分後に阿部選手のゴールが決まりました。
「集中して守っていた時間帯に先制を決められたから落ち込むところもあったと思うけど、試合中に終わったことを気にしても仕方がないし、相手に決められなくても1点とらなければ試合には勝てないので、まず1点とろうと。失点してすぐにとれたことはよかったと思います。もう1点が先にとれなかったことが悔やまれますけど」。
リーグ戦は残り13試合。
一戦一戦の重みを感じながら臨む大事な時期です。阿部選手もチーム全体をよく見ています。
「危ない時間帯が分かる選手がもっと増えなければいけないと思う。今どんな時なのかをみんなが意識してゲームを読めるようになっていかないと」。
そして、明日は天皇杯。昨年は2回戦で明治大学に苦杯を舐めています。
「難しい時期の難しい大会だと思います。でも、いかに団結してやれるかどうか。相手を甘く見ているとこんははずじゃないという試合展開になってしまう。こちらが受けて立つと難しい試合になると思うので、自分たちから積極的に戦っていきたい」。
明日の天皇杯、ぜひ平塚競技場へお越し下さい!