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【ベルせん】なでしこ小学校レポート
選手が平塚市内の小学校で授業を行う「ベルせん」、なでしこ小学校のレポートです。
◆訪問校
なでしこ小学校
◆訪問選手
梅崎司選手、新井光選手(6年1組)/後藤雅明選手、小川慶治朗選手(6年2組)
【6年1組】
梅崎司選手と新井光選手が訪問したのは6年1組のクラス。10月末に獲得した「ルヴァンカップ」トロフィーを新井選手が持って入ると、子ども達も目を輝かせ2人とトロフィーを見つめていました。
ベルせんでは多くの選手がゲームやクイズを行って子ども達との交流を図る中、この2選手は冒頭から早速夢について子ども達と語り合います。両選手が話すその真剣な様子に子ども達も自然と聞き入り、授業開始からとても密度の濃い時間に。「自分が湘南に移籍したのは『もっとサッカーを楽しんで、そしてこのクラブでタイトルを取りたい』という夢があったから。これは今年叶ったけど、まだまだもっと上手くなりたいという思いが溢れているから残り2試合ももっと頑張れる」(梅崎選手)、「今年は多く試合には出られず、決勝戦もでられなかった。でも1年目からそういう舞台を見られた経験は大きいし、もっと上手くなって試合に出たいと思っている」(新井選手)と、子ども達に負けない熱量で2人も夢を語っていました。
子ども達からの質問では「緊張しないためにしていることは?」というものが。これに対し梅崎選手は「緊張はどうしてもしてしまうもの、だから緊張しないようにするんじゃなく、それは自分の殻を破るチャンスだと捉えること、そして乗り越えられればすごく良かったと思えるはず」と回答。また「集中力を高める秘訣は?」という問いには「目標を明確にして、ああなりたい、こうなりたいと考えているとそのための行動が取れるようになって、集中できるよ」と新井選手がアドバイスを送っていました。
最後は子ども達があらかじめ書いていたアンケートを両選手から直接手渡しで返却。一人ひとりと握手を交わしながら、笑顔で授業を終えました。
【6年2組】
6年2組を訪れたのは後藤雅明選手と小川慶治朗選手。クイズでアイスブレイクを行ったのち、子ども達があらかじめ記入してくれていた夢に関するアンケートを見ながら、両選手から子ども達にその夢に向かってどういうことを心がけていくべきか、アドバイスを送っていました。もちろん、中にはまだ夢がない子もいましたが「今一番興味があって好きなことが何か、それを一生懸命やることで夢につながっていくこともあるよ」と丁寧にメッセージを送っていました。
その後子ども達からの質問に答えた両選手。「普段大切にしていることは?」という質問に2人とも「全力でトレーニングに取り組むこと」と答え、そのためにも22時30分には寝るようにしていると話すと子ども達はとても驚いていました。
授業の最後に、小川選手から子ども達に宿題が。それは「夢や目標ができたら紙に書いて見える場所に貼る」こと。自分の心の中で思うだけでなく、その紙を見て毎日夢や目標に向かって行動することが大切だよと伝えていました。