馬入日記
【馬入日記:9月2日】ユニセフ「TAP PROJECT」の記者会見に坂本選手が出席!
この度、ユニセフが進める「TAP PROJECT(タップ プロジェクト)」の記者会見が行われました。
TAP PROJECTとは、世界における水の問題を考える新しいプロジェクトのことです。
日本では当たり前に飲まれている水ですが、世界には「清潔で安全な水が手に入らない人」が8億6000万人もいます。
さらに、清潔な水が手に入らないために「下痢性疾患で命を落とす5歳未満の子ども」が1日あたり4,100人もいるという現実があります。
そこで、きれいな水を、世界の子どもたちに届けることを目的にこのTAP PROJECTがスタートします。既に東京などでは行われたのですが、この9月より神奈川県でスタートすることとなり、本日記者会見が行われたのです。
その会見に、湘南ベルマーレから坂本選手が出席しました!
まず、このTAP PROJECTはどういうものかというと…
プロジェクトに参加するレストランやカフェで、通常無料でサービスされるお水に対して寄付をしていただきます。テーブルの上に用意されたカードの上に、チップのように任意の金額(100円や500円)を置くことで、そのお金が募金となります。
募金は、ユニセフを通じてアフリカ・マダガスカルで行う水と衛生の支援活動に役立てられることになるのです。
今回、神奈川県のJリーグ4クラブが活動に賛同し、4チームのマスコットが記者会見に登場。
さらに、テーブルカードへの寄付の実演をユニセフでボランティアをされている大学生とともに坂本選手が行いました。
坂本選手は会見中のインタビューで水の大切さについて語りました。
「サッカー選手として、水は競技に欠かせないとても重要なものです。普段、僕たちはきれいな水をたくさん提供いただき不自由なく飲ませてもらっています。でも、今回のTAP PROJECTを通じてきれいな水が飲めることは当たり前のことではないんだと改めて考えさせられました。途上国へ行ったことはありませんが、様々な情報を通して世界には水の問題があることを知りました。いち人間として、TAP PROJECTの活動に共感していますし協力したいと思っています」。
坂本選手、会見が終わった後も、帰り道に「すごく興味が沸いたし、これは広めなきゃダメだよね」としきりに話していました。
ユニセフの皆さんには、坂本選手の参加をとても喜んでいただきましたが、坂本選手自身もこの活動に参加し、多くの刺激を受けたようです。
控室に戻りホッと一息したところで、マスコットたちと大学生と一緒に最後に記念撮影を。
他のクラブのマスコットと競演するというのも、なかなか珍しいことですね。
皆さんもぜひ、TAP PROJECTにご協力をお願いします!