馬入日記

【馬入日記:8月24日】松尾選手が練習試合に出場!「まだまだこれから」

100824日曜日に行われたアルビレックス新潟との練習試合で、ついに松尾選手がスタメン出場し60分間プレーしました。

今年のシーズン前、1月のキャンプで左股関節関節唇を損傷。手術を受け、長い間のリハビリ生活を経てついに復帰戦を迎えました。
しかも、奇しくも昨年まで在籍したいたアルビレックス新潟との練習試合が復帰戦となるとは「運命めいたものを感じますね」と松尾選手も話していました。

記念すべき復帰戦。
でも、松尾選手の第一声は「まだまだ全然」というものでした。
「半年以上遠ざかっているので、サッカーの感覚もまだまだだし、痛みもあって100%でプレーできてない状態。試合に出たということは一歩前進だとは思うけど、ひとつひとつのプレーを考えると6割くらい」と、喜びというよりも、悔しさを感じている様子でした。

「新しいチームにきてすぐのキャンプでのケガだったので、ほとんど一緒にやれていない。僕は試合を見ているので選手の特徴はある程度把握しているつもりだけど、僕自身のことはこれから見せていかなければいけない。ひとつひとつ、プレーの度に考えている時間が長くて判断が遅くなっていると思う。やらなあかん、と思うことがいっぱいある」と松尾選手。

松尾選手が悔しさを滲ませているのは、話を聞いていると、つまりは自分のことを考えているのではなくチームのことを考えているからのようです。

「やるからには100%の力でやりたい。他のみんなはホントに100%でやっているわけだし、そういう中で自分だけ7割、8割の中途半端なプレーでやるわけにはいかないと思う。去年やっていたパフォーマンスを、ここでも出せなければ意味がない。僕はそんなプレーヤーじゃないし、当然試合にも近づいていけないと思うから」。

それでも、筋トレで上半身しか動かせなかった時から考えれば、大きな大きな一歩。
自分を甘やかさない。妥協しないという気持ちをもっているからこそ、今の自分のパフォーマンスを認めるわけにはいかないということなのでしょう。

早く完全によくなることを願いましょう。ぜひ引き続き熱い応援をお願いします!