馬入日記
【馬入日記:8月22日】諦めない姿勢と結果を。島村選手、J初得点&初キャプテン
昨日の浦和戦も熱いご声援、ありがとうございました。
今季最多の14,095人という入場者数で、スタンドから作り出されるいい雰囲気に後押しされ、熱戦が繰り広げられました。
絶対に勝利をという強い気持ちで臨んだ一戦でしたが、残念ながら勝利を得ることはできませんでした。前半を0-0で折り返し、いい形で後半に入りましたが、55分に失点。その後失点を重ね、終了間際まで0-4の状態。アディショナルタイムに島村選手が得点を挙げ一矢報いるも1-4で敗戦を喫しました。
0-4の状態から、最後の最後で得点を挙げた島村選手。
敗戦に変わりはありませんが、この1点の意味は大きなものでした。
「4失点もして情けないしサポーターに申し訳ないと感じていました。チーム全体がそう感じていたと思うし、最後まで諦めない姿勢を貫きたかった。ゴール前でちょっと混戦のようになったんですけど。ギリギリ相手がさわるかさわらないかというところだったけど、もう相手ごとゴールに押し込むというくらいの気持ちでした」と島村選手。
待望のJリーグ初ゴール。元々FWでプロ1年目にDFにコンバートされてからも、練習試合ではかなり多くの得点を決めていました。リーグ戦でも「常に得点も狙っている」という話もしていました。
加えて浦和戦はゲームキャプテンに指名されました。
「初めてでした。プロでもそうだし、学生時代も含めてキャプテンは初めて。うちの場合は毎試合キャプテンが変わるとはいえ、それでもキャプテンマークの重みを感じました。勝ちたいという気持ちや責任感みたいなものがより増していると感じました」ということ。
「失点するまではうちらしい形で守れていたし、攻め込まれた後のカウンターなど惜しいところまでいく場面が多かった。先に失点したことがやはり痛かった。自分たちが先制点をとる流れを作らなければ。しかもいつも練習しているセットプレーやクロスからの失点。1対1の対応でも甘さが出たと思っています。それに、先に失点してしまうとリスクを背負わなきゃいけなところが多くなる。リスクを背負っていくのか、我慢するべきところなのかを見極める、ゲームを読む力も重要だと思います。みんなで意思統一をしてやっていかなければ」。
次の試合はまたも順位の近い相手、ベガルタ仙台との対戦です。
「結果は出ていないけれど、ボールをいい形でまわせる時間も増えてきていると思います。その時にいい形で攻撃を終えることが大事だと思う。次のゲームまで1週間しかないけど、1週間でどこまでチームの状態をよくできるか。すぐに巧くなるわけではないけど、意識を変えるだけでも違うと思うので、前向きにやっていきたい」。
今度こそ「結果」に。
次節はアウェイでベガルタ仙台との対戦です!