MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第9節 vs 名古屋グランパス

4月6日(日)15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ 名古屋グランパス AWAY
湘南ベルマーレ 2 2 前半 1 1 名古屋グランパス
0 後半 0
11 > 14 勝点 8 > 8
10分 福田 翔生
45分 鈴木 雄斗
得点者
45+5分 稲垣 祥
選手 シュート シュート 選手
GK 99 上福元 直人 0 STARTING
LINEUP
0 シュミット ダニエル 1 GK
DF 47 キム ミンテ 0 0 河面 旺成 6 DF
DF 5 鈴木 淳之介 0 0 佐藤 瑶大 3 DF
DF 3 畑 大雅 1 0 野上 結貴 2 DF
MF 37 鈴木 雄斗 2 0 内田 宅哉 17 MF
MF 50 藤井 智也 2 0 加藤 玄 26 MF
MF 7 小野瀬 康介 1 3 稲垣 祥 15 MF
MF 15 奥野 耕平 1 0 森島 司 14 MF
MF 25 奥埜 博亮 0 1 中山 克広 27 MF
FW 10 鈴木 章斗 1 1 浅野 雄也 9 FW
FW 19 福田 翔生 1 2 マテウス カストロ 10 FW
GK 31 真田 幸太 SUB ピサノ アレックス幸冬堀尾 35 GK
DF 8 大野 和成 0 宮 大樹 4 DF
DF 22 大岩 一貴 0 三國 ケネディエブス 20 DF
MF 14 茨田 陽生 0 0 和泉 竜司 7 MF
MF 18 池田 昌生 0 0 椎橋 慧也 8 MF
FW 9 小田 裕太郎 0 菊地 泰智 33 MF
FW 16 根本 凌 1 小野 雅史 41 MF
FW 27 ルイス フェリッピ 1 永井 謙佑 18 FW
FW 77 石井 久継 0 キャスパー ユンカー 77 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆45+3分 47 キム ミンテ
◆45+4分 50 藤井 智也
9 シュート 9
◆64分 15 稲垣 祥
◆90+2分 3 佐藤 瑶大
7 ゴールキック 5
2 コーナーキック 2
14 直接フリーキック 15
0 間接フリーキック 3
0 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
◆10分
19 福田 翔生
右 相手DF → 中央 10 カット ~ → 19 右足S
◆45分
37 鈴木 雄斗
中央 50 ~ → 37 右足S 相手DF クリア 37 左足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆45+5分
15 稲垣 祥
中央 27 直接FK ↑ 相手DF クリア 15 左足S
選手交代
◆76分
7 小野瀬 康介 → 18 池田 昌生
10 鈴木 章斗 → 9 小田 裕太郎
◆83分
50 藤井 智也 → 22 大岩 一貴
◆87分
15 奥野 耕平 → 14 茨田 陽生
25 奥埜 博亮 → 8 大野 和成
◆46分
26 加藤 玄 → 8 椎橋 慧也
14 森島 司 → 7 和泉 竜司
◆74分
17 内田 宅哉 → 18 永井 謙佑
9 浅野 雄也 → 77 キャスパー ユンカー
◆83分
27 中山 克広 → 41 小野 雅史
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
9,900人 晴、弱風 16.4℃ 62% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
小花 浩司 飯田 淳平 武部 陽介 坂本 晋悟
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
清水 修平 福島 孝一郎 平間 亮 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

3連敗していて5試合勝ちが無かった中で迎えるホーム戦で、いつも後押ししていただいている中で勝ちたい、という思いをどう表現するかに向き合ってきた準備期間でした。短い準備期間であまり練習ができない中で、何をどうするか、自分たちの良さを出したいと思って臨んだゲームでした。それをすごく表現してくれた90分だったと思います。

後半に関しては自分たちが守る時間帯が多かったですけれど、粘り強くみんなが意思を合わせながらやるべきことをやってくれたので、最終的に勝利に繋がったと思います。
ゴールに向かうところや自分たちからボールを奪いに行くところ、そういった部分が自分たちの良さなので。3連敗している間、そこが出せなくて情けないというか、残念なゲームをしてしまっていた。選手がそこにしっかりとフォーカスをしてくれて、今日表現してくれたと思います。

出ている選手だけではなく、出ていない選手、メンバー外の選手も含めて、そのフォーカスを持って練習をしてくれている中で、チームの雰囲気としては良かったです。今日に懸ける思いというものはスタッフも含めてあったので、結果として残すことができて非常に良かったと思います。ただ、すぐにルヴァンカップが来るので、しっかり回復すること、この勝ちをなぜ勝てたのかというところも共有しながら、また次に勝てたらと思います。色々なものが得られるゲームだったのかなと思います。

山口監督 質疑応答

前節までよりもチームが前に前に、というゲームだったと思うがどう評価しているか。

意識というか、やり方のところで一個整理をして、絶対合わせたいというフォーカスをした中で、より全員が認識するものが増えたのかなと思いました。何よりそこへの勇気があったのと、さっきも言ったように、負けている中でホームで取り返したいというところの表現力がそういう部分に繋がったと思います。

本来持っている部分なんですけれど、勝てていない中で大事にやろうとかミスなくやろうというところが、だんだん増えてきたところも気にはなっていたので。そこはもう一回リセットして今日にかけようという話もして、準備もしてきたので、それをしっかりと理解してくれたことが大きかったです。やることの整理というのがしっかりできたのが大きかったのかなと思いますし、そこはチームで対名古屋さんに対してフォーカスできたからこそ、そういう場面が出たのかなと思います。

奥埜博亮選手と奥野耕平選手がWボランチだったと思うが、奥埜選手に求めたことは?

まさに今日は交代するまで体的なキツさはあったと思いますし、なかなか合流して間もない中で難しさもあると思うんですけれど。彼の良さが全て出たゲームになったんじゃないかなと思います。相手を見ること、自分のプレーをすること、自分たちを見ることに対して長けた選手ですし、その中でパーフェクトと言っても修正が無いわけではないですけれど。パーフェクトに近い戦術理解度の中でやってくれたらと思っています。

2人の距離がよかったのと、2人のタスクの遂行力があったからこそでもあります。耕平(奥野選手)に関しても、お互いの良さを出せる組み合わせだと思って今日はやったので、お互いに良い部分を引き出してくれたかなと思います。

先制点を挙げた福田翔生選手の評価は?

個人でサッカーをしているわけではないので、勘違いしてほしくないのは全体がよかった。その中で翔生(福田選手)もタスクを遂行してくれた、点を取ってくれた。良かったと思います。
ただ、個人でフォーカスをしすぎるのも好きじゃないので、全体は良かったです。さっきも言ったように、全体の関係性の中で中盤で言うと耕平(奥野選手)、オク(奥埜選手)それから康介(小野瀬選手)、前で言うと章斗(鈴木選手)も含めてやるべきことをやってくれた中で点を取ってくれた。翔生だけが良かったわけではないですし、全体が良かったです。

今日の勝利で一番得られた大きなものは何か?

やり方も含めて少し新しいことにチャレンジする部分もあった。ひとつ引き出しが増えたのかなと思いますし、自分たちから何かを起こす勇気でや起こすマインド、起こして手に入れたものというのは、勝利はもちろんですけれど、成功や失敗も含めて大きかったんじゃないかと思います。何よりそれが結果に繋がって、その結果を勝ち取れたというところが一番大きな得られたものだったと思います。チームでやることの大事さというのは得られたと思うので、結果はすごく大事なので、そこが一番大きかったと思います。

奥埜博亮選手と奥野耕平選手をWボランチにしたのは、どういう狙いがあったか?

対名古屋さんに対してという部分が大きかったですし、あとは自分たちが良さを出すにはどうしたらいいのか、その両方はありました。詳しいことは言えないですけれど、攻守においてすごく整理したことを遂行してくれたのと、お互いがコミュニケーションを取りながらやってくれた。本当にひとつ引き出しが増えたというのはそういうところですし、そこからもっと派生できるものもたくさん見えたので、対名古屋さんに対しての意味合いが強かった部分と、自分たちの良さを出したい意味合いが強かった、その2つが大きなポイントとしてありました。

選手コメント

FW10鈴木 章斗
鈴木 章斗

(自身は今日どのような意識で臨んだか?)
得点0で終わっていて責任も感じていたので、ゴールへの意識はほんとに強く持っていました。前へ前へ圧力をかけていきたいとチームでも話していたので、それがゴールに繋がったのかなと思います。

(自分たちらしいゲームができたか?)
今日はフォーメーションが違いましたけど、これまで勝てていない試合は自分たちが最初出せていたものを出せていなかったと思う。それを出すことができたからこの結果に繋がったと思っています。

(チームとして3試合ぶりに得点を挙げたが?)
ゴールに向かうためにボールを回していたんですけど、相手に対策されたなかで前進できなかったところもあった。今日はフォーメーションを変えて、みんなの意識的にも前に前にというものがあったので、そこは今日多く見られたんじゃないかなと思います。
ただ、前半はいいゲームができたと思いますけど、失点0で抑えられなかったですし、後半に関しては勝っている状況もありましたけどもう1点2点取りに行きたかったなと思っています。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(ゴールはイメージ通りか?)
そうですね、いいところに入りました。

(今日はウイングバックを押し出していたと思うが?)
ウイングバックが高い位置からスタートすることは今日のひとつのポイントでした。

(ダブルボランチになり、センターバックとしてはビルドアップの出口が増えたのでは?)
今日に関してはミラーゲームだったのでなかなか難しかったです。名古屋のプレスもマンツーマンで来ていたので、なかなか優位性を探すのは難しいなという印象でした。

(連敗が続いていたなかで、チームとしてどのような意識で臨んだか?)
アクションを起こしているところを使っているシーンが少ないとか、アクションを起こしたあとのスペースの共有が少ないところもあったので、今日は前に前にもっと選択肢を持っていこうと話していました。相手の嫌なことをやり続けなければいけないなと僕自身あらためて試合をやりながら思いました。

MF25奥埜 博亮
奥埜 博亮

(いい入りができたと思うが?)
湘南のよさである矢印を前に向けたプレーがここ最近できていなかったので、自分たちの矢印をしっかり前に向けてプレーすることを立ち上がりはより強く意識していました。それがうまく試合に入れた理由かなと思います。

(奥野耕平選手とダブルボランチを組んで意識したことは?)
どちらかはなるべく前に関わっていければと思っていましたし、そのときに片方は絶対真ん中に残ることは監督からも言われていたので意識していました。今日の試合に関しては僕もミスが多かったですし、もうちょっとボランチのところでボールを落ち着かせてボールを動かせればもう少し楽な試合展開にできたのかなと思います。

(守備のタスクは細かいと思うが、慣れてきているか?)
今日のダブルボランチと初めて出た清水戦のサイドボランチは役割がちょっと違うのでまた変わってきていますけど、ダブルボランチの役割は僕がいままでやってきたところとあまり変わらないのでやりやすかったです。サイドボランチはまだ頭で考えてやっている状況で、考えずにできるようにならないと穴を開けてしまうことになると思いますし、そこはもっともっと勉強していかなければいけないなと思います。

MF15奥野 耕平
奥野 耕平

(今日はダブルボランチだったが、どのような意識で臨んだか?)
初めてだったので、うまくいかない可能性も選手は理解したうえで、まずは守備から入ることと失点しないことを意識してプレーしました。個人的なところで言うと、守備から入るのはもちろんですし、ミラーゲームになるのでマッチアップする加藤玄選手と稲垣祥選手に負けないように意識していました。

(奥埜博亮選手と組んで感じていることは?)
すごく経験のある選手でチームにすぐフィットしていますし、すごくやりやすいです。話もすごく聞いてくれますし、自分の思ったことも言ってくれて、すごくためにもなっています。

(積極的に前に出ていたが?)
オックン(奥埜)に任せているところもありますし、オックンが気を使ってくれている部分もあるので、前に行きやすかったです。

(リーグ戦なかなか勝てていなかったなかで勝利の意味は?)
順位もギュッと詰まっているなかでこの1勝は大きいと思いますし、連勝していた相手に対して良い勝利ができたと思います。

FW19福田 翔生
福田 翔生

(ゴールを振り返って)
入り過ぎず、いいタイミングで(鈴木)章斗がいいボールをくれたので、決められてよかったです。

(相手GKの位置を見ながらか、ある程度コースを決めて打ったのか?)
GKを見て、そこでコースを選べたのでよかったかなと思います。

(ホームでよく点を取っているが?)
これだけ力をくれるので、ホームで勝つことは大きいと思います。

(チームが苦しい状況のなか、自分の先制点で勢いをつけたいという想いはあったか?)
めちゃくちゃありました。それしかなかった。こういうときこそ自分が点を決めてチームを勝たせようとしか思っていなかったです。

(連敗中、選手のなかで話し合いはあったか?)
選手とスタッフもまじえてミーティングをしましたし、そういった話し合いがこの試合に活きたかなと思います。