MATCH試合結果

2025明治安田J1リーグ第5節 vs FC東京

3月8日(土)16:03キックオフ @味の素スタジアム

HOME FC東京 湘南ベルマーレ AWAY
FC東京 0 0 前半 0 0 湘南ベルマーレ
0 後半 0
6 > 7 勝点 10 > 11
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 41 野澤 大志ブランドン 0 STARTING
LINEUP
0 上福元 直人 99 GK
DF 3 森重 真人 0 0 キム ミンテ 47 DF
DF 30 岡 哲平 1 0 鈴木 淳之介 5 DF
DF 32 土肥 幹太 0 0 畑 大雅 3 DF
DF 99 白井 康介 0 0 鈴木 雄斗 37 MF
MF 7 安斎 颯馬 1 0 藤井 智也 50 MF
MF 8 高 宇洋 1 1 小野瀬 康介 7 MF
MF 18 橋本 拳人 0 1 奥野 耕平 15 MF
MF 33 俵積田 晃太 3 0 平岡 大陽 13 MF
FW 14 山下 敬大 1 0 鈴木 章斗 10 FW
FW 39 仲川 輝人 1 1 福田 翔生 19 FW
GK 13 波多野 豪 SUB 真田 幸太 31 GK
DF 44 エンリケ トレヴィザン 大野 和成 8 DF
DF 47 木村 誠二 大岩 一貴 22 DF
MF 27 常盤 亨太 0 松村 晟怜 32 DF
MF 36 西堂 久俊 髙橋 直也 33 DF
MF 37 小泉 慶 1 茨田 陽生 14 MF
FW 16 佐藤 恵允 0 0 ルキアン 11 FW
FW 28 野澤 零温 1 0 根本 凌 16 FW
FW 98 エヴェルトン ガウディーノ 0 石井 久継 77 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆86分 30 岡 哲平
10 シュート 3
6 ゴールキック 8
5 コーナーキック 2
8 直接フリーキック 14
1 間接フリーキック 0
1 オフサイド 0
0 PK 0
得点経過
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆63分
14 山下 敬大 → 16 佐藤 恵允
◆73分
99 白井 康介 → 37 小泉 慶
18 橋本 拳人 → 27 常盤 亨太
◆83分
33 俵積田 晃太 → 28 野澤 零温
◆70分
13 平岡 大陽 → 77 石井 久継
10 鈴木 章斗 → 11 ルキアン
◆90+2分
19 福田 翔生 → 16 根本 凌
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
19,654人 曇のち雨のち雪 8.1℃ 52% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
田村 貢 池内 明彦 長谷川 雅 西村 幹也
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
須谷 雄三 田中 玲匡 渡辺 康太 佐藤 克幸

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

前半から自分たちがスペースを見つけられず、苦労した試合になりました。ちょっと変化をしながら、徐々に落ち着きもあって、発信はできたとは思います。けれど、もっともっとゴールに圧をかけたかったなと思います。

守備の面でも、自分たちがもっともっとアグレッシブにいける場面もあったと思うので、そこは反省の残るゲームとなりました。その中でゼロに抑えたという考え方で言うと、良かったと思います。選手に伝えたのは、その良かった部分プラス残りの勝点2を奪いに行けるところは、上積みしていこうという話はして、残念とひとつ受け入れないといけないところもある試合になりました。

山口監督 質疑応答

何度か決定機を防ぐシーンもあった。年齢層が若いチームにおいて、上福元直人選手の存在感や今日のパフォーマンスの評価は?

一番後ろで安心感を与えてくれていますし、止める止めないところはもちろん良かったと思います。まだまだ成長できると思うので、欲を持ってやってもらいたいと思います。全体に対しての影響は間違いなくある選手なので、引き続きやってもらいたいなと思います。

総括の冒頭で言っていた、スペースが見つけられず苦労した理由はどこにあると思うか?

理由としては、もちろん相手の来方であったり、タイトさ。僕が一番思うのは、自分たちの準備がちょっと遅かったのかなというところ、プレーテンポが遅かったな、というのはあります。
もちろん3バックになって、相手が初めてのところでいつもと違うというか、共有するスペースがどこなのかというのは、整理をする中で今日はちょっと足りなかったなと。ただ、共有できていないというわけではなくて、そこへの準備がちょっと遅れたのかなというのは、自分たちのアクションのところで攻守において課題の残るゲームだったと思います。

5節が終わり負け無しが続いているが、その理由は何だと思うか?

チームが自信を持ってプレーしているところはあります。選手に求めているものは、アウェイだろうと自分たちや相手の順位、相手の形がどうかという前に、自分たちにできることの徹底というものを選手には求めています。
その中で、プラス準備して戦術に入るのがスムーズになったのかなと思います。もちろん勝てたり負けていないところでの自信、というものには大きく影響を受けているとは思います。けれど、そこのマインドのところが、1試合1試合、もちろん負けてないので、ほっとしたいところもある。
勝った後は特にそうだとは思うんですけれど、その次の週の練習からも、そういうものはその邪念がないっていうのはひとつ大きなところだと思います。その反省すべき点も全員が向き合うということに関しては、ひとつ上のレベルになったのかなとすごく感じています。

選手コメント

FW10鈴木 章斗
鈴木 章斗

(試合を振り返って)
全部の力を出し切れなかったのが心残りです。チームとしてはまだ負けていないことはプラスですけど、勝ち切りたかったなと思います。

(前半はなかなか前にボールが行かなかったが?)
FWの関係性も難しく、後半は少し修正できたかなと思います。けれど、もっと早い時間帯に勢いを持ってゴールに行きたかったなと思います。

(負けていないことは自信になるか?)
この勝点1はポジティブに考えられますが、チームとしてもう少しやれたんじゃないかというところもある。逃した勝点2を取りにいきたかったなと自分たちは思っています。

(今日うまくいかなかった点は?)
相手が3枚で当たりに来るなかで、自分たちFWが落ちるスペースを相手のボランチの選手がケアしてきた。背後のアクションにもセンターバックがしっかり付いてきますし、後ろの選手も当てづらかったかなと思います。先ほど(福田)翔生くんと話しましたけど、こうしたらよかったんじゃないかなというのはまだ見つかっていないです。

(次節神戸戦に向けて改善しなければいけない点は?)
去年の最終節に神戸と対戦して差をすごく感じました。その差をいまは少しかもしれないですけど縮められているんじゃないかというところもある。自分たちの守備の切り替えだったり強度だったりを、今日の試合よりもう1個上げられれば、また勝点を積み上げられるのではないかなと思います。

DF5鈴木 淳之介
鈴木 淳之介

(守備ではどんなことを共有して入ったか?)
しっかり追い込むところなど、はっきりさせてプレーしました。取り切れない場面はありましたけど、そこは割り切ってやれましたし、そんなに怖い場面はなかった。失点もゼロですし、その点はよかったと思います。

(攻撃面で思うところは?)
みんなでスペースをつくる動きはいろいろしていたんですけど、なかなかうまくいかなかったところは少しありました。今年初めて3バックの相手だったので、なかなか難しい場面もありましたけど、修正してやり続けていければと思います。

(プレッシャーを剥がして展開する場面も見られたが?)
全部あれをやれればいいんですけど、なかなか難しいので。リスクはありますけど、自分の持ち味だと思うので、そこは消さないでやっていけたらと思います。ひとが代わったり、相手が変化したときに、また違うやり方を考えていかないといけないなと思います。

MF37鈴木 雄斗
鈴木 雄斗

(攻撃面で思うところは?)
ある程度、マッチアップするフォーメーションのかみ合わせのなかで、4バックの相手と対峙するときのように、ウイングバックのところで最初から位置的な優位性はない。そこをどう組み立てていくかは、相手の来方次第というのもあるんですけど、後半は少し右肩上がりにした。自分たちがやるサッカーや戦術のなかで、前半もべつに悪いわけではなかったので、そのなかで工夫して、試合中に変化を起こせたらと思います。

(開幕以来の無失点はひとつ収穫では?)
そうですね。ただ最後、横から入ってくるクロスへの対応はちょっと課題が出たかな、というのはカミくん(上福元直人)とも話しました。クロスに対してはマンツーマンでしっかり付かないといけない。そこはしっかり整理して次に臨まないと、去年のホーム神戸戦がまさにそういう感じで、大迫(勇也)選手から武藤(嘉紀)選手に決められたので。今日は助かったと思っているので、最後の細かいところはもう1回修正したいなと思います。

(まさに次は神戸をホームに迎えるが?)
自分たちがある程度、結果としても内容としても成長を示しているなかで、去年最後にいちばん悔しい想いをした相手を迎えられる。「神戸に対してこれじゃやられるよ」とか、みんなそこに指標を持ってやってきて、自分たちはそのおかげでレベルアップしたところもあるので、次そこに向かえるのは楽しみです。

GK99上福元 直人
上福元 直人

(今年は上を目指しているか?)
自分たちがどうやって上に行くかというところで、足りない部分をキャンプから見つめ直してきました。去年の終盤にかけて自分たちの手応えと課題が明確に出た分、一つひとつ向き合ってきました。課題を克服できつつあると思いますけど、まだまだ始まったばかりですし、満足することなくさらによくしていかないと、勝点を積み上げていくのは難しくなると思う。みんなで協力してプレーできているところがうちのよさであり、そこを存分に発揮できるポジティブなシーンもいま多いと思う。それをどんどん増やして、次の試合は今日よりも、という繰り返しだと思っている。まずは後ろから今日のように支えていくことと、そこでチャンスをたくさんつくっていって、ゴールもより多くこじ開けていく。その繰り返しをこれからもトライしていきたいなと思っています。

(前半、山下敬大選手の決定機をセーブしたが?)
ニアに立った状態から、ファーに自分の背中を越すように上げられたボールだったので、後ろの状況を確実には理解できていなかった。ですが、ステップを運びながらボールの軌道や相手の状況を見たときに、最後DFがギリギリまで競り合ってくれたことによって、少しコースが限定されたところがあったと思う。あれは(鈴木)雄斗のファインプレーもあり、ああいった最後の粘り強さや執着心が自分の守りやすさに繋がったと思う。ニアに打ってくるかなと思ったら無理に逆に振ってコースをあえて変えてきたようなところで、ギリギリ対応できたところはよかったと思います。