2024明治安田J1リーグ第8節 vs 横浜F・マリノス
4月13日(土)14:03キックオフ @日産スタジアム
HOME 横浜F・マリノス | 湘南ベルマーレ AWAY |
2 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
13 > 14 | 勝点 | 5 > 6 | ||||
21分 塩貝 健人
48分 ナム テヒ |
得点者 |
41分 平岡 大陽
80分 福田 翔生 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ポープ ウィリアム | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 27 | 松原 健 | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 15 | 上島 拓巳 | 0 | 0 | キム ミンテ | 47 | DF | |
DF | 39 | 渡邊 泰基 | 0 | 0 | 畑 大雅 | 3 | DF | |
DF | 16 | 加藤 蓮 | 0 | 4 | 鈴木 雄斗 | 37 | MF | |
MF | 35 | 榊原 彗悟 | 1 | 1 | 池田 昌生 | 18 | MF | |
MF | 14 | 植中 朝日 | 0 | 0 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
MF | 29 | ナム テヒ | 2 | 1 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 18 | 水沼 宏太 | 1 | 2 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 37 | 塩貝 健人 | 4 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW | |
FW | 26 | 小池 裕太 | 2 | 2 | ルキアン | 11 | FW | |
GK | 31 | 白坂 楓馬 | – | SUB | – | 真田 幸太 | 31 | GK |
DF | 13 | 小池 龍太 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 19 | 實藤 友紀 | – | 1 | 髙橋 直也 | 33 | DF | |
MF | 28 | 山根 陸 | 1 | – | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 10 | アンデルソン ロペス | 2 | 1 | 小野瀬 康介 | 88 | MF | |
FW | 11 | ヤン マテウス | 1 | 2 | 福田 翔生 | 19 | FW | |
FW | 23 | 宮市 亮 | 0 | 1 | 石井 久継 | 77 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆15分 39 渡邊 泰基■
◆78分 28 山根 陸■ |
15 | シュート | 16 |
◆27分 18 池田 昌生■
◆76分 22 大岩 一貴■ |
12 | ゴールキック | 7 | ||
6 | コーナーキック | 3 | ||
19 | 直接フリーキック | 10 | ||
3 | 間接フリーキック | 5 | ||
3 | オフサイド | 5 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
---|
選手交代 | ||
◆56分
37 塩貝 健人 → 10 アンデルソン ロペス 26 小池 裕太 → 23 宮市 亮
◆67分
14 植中 朝日 → 28 山根 陸 18 水沼 宏太 → 11 ヤン マテウス
◆81分
35 榊原 彗悟 → 13 小池 龍太 |
◆60分
14 茨田 陽生 → 33 髙橋 直也 29 鈴木 章斗 → 19 福田 翔生
◆69分
18 池田 昌生 → 77 石井 久継 13 平岡 大陽 → 88 小野瀬 康介
◆83分
3 畑 大雅 → 2 杉岡 大暉 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
23,437人 | 晴、弱風 | 20.5℃ | 34% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
岡本 知之 | 上村 篤史 | 三原 純 | 塩津 祐介 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
矢野 浩平 | 今村 義朗 | 坂本 晋悟 | 佐伯 満 |
監督コメント
山口監督 総括
マリノスさん相手に、最後10人になってしまい難しい戦いになりました。ただ、勝点1を取ったゲームとも捉えられるので、それをポジティブに考えたいゲームになりました。
失点の場面であったり、後半の入り方は課題としてあるので、その課題とポジティブな部分が出た試合になったと思います。選手はよくやってくれたと思いますし、これをどう次に繋げていくかは自分たち次第だと思います。
山口監督 質疑応答
これまでの試合も含めて、立ち上がりが良い形で入れて、相手が修正してきたり立ち位置を変えてくると苦戦しているように思うがどう改善していくか?
2失点目に関して言うと、自分たちが攻めていて多少バランスが崩れてしまったというところがあるので、そこは攻めの課題もありますし、守り方の課題、人数を掛けられてしまった課題というのはあると思います。
そこが立ち位置で解決できるのか、ただし攻めている時なのでどう考えるかというのはあると思います。相手の変化によってというよりかは、攻撃のところでの失い方であったり、リスク管理のところが問題だと思うので、その辺りは変化の中で変えないといけないところもあるのは承知しています。
ただ、今のポイントとしては攻撃のところではボールを握ってもう一工夫、二工夫できる状況なので、そこが課題なのかなと思います。
交代もひとつのポイントだと思うが、今日交代で入った選手の評価は?
スタートから出る選手や、18人でどう戦うかというのはゲームプランの中から想像しながらメンバーを選んでいますが、その通りに上手くいくこともいかないことももちろんあります。ただ、どっちに転んでもどういうものを表現できるのかというところは、今日に関してはすごく難しい中でもポジションが違えどタスクはこなしてくれたと思います。
誰が良いとか悪いとかということではなくて、チームとしてこの試合に対しての準備は良かったと思うので、僕が選ぶ、選ばないのところでもっと勝たせるようにしないといけないと思います。
途中出場した選手に限って言わせてもらうと、非常によくやってくれたと思います。
4-4-2での評価は?
相手のセンターバックに蹴れる選手がいたり、4-4-2でスライドする中でボールホルダーへの位置が決まらない状況で揺さぶられてしまうという課題があって、もう少しそこへのけん制をしないといけないという話を、試合中やハーフタイムに選手とも共有をしました。
そういうところの位置が決まり出すと、相手ももちろんプレーをしてくれるので、それが意図的に外へ出してくれれば自分たちの範疇と言いますか、狙うところはあったと思います。
立ち上がりを含めて中央を差し込まれる瞬間がありましたし、揺さぶられる時間帯が多い、なんとなく構えてしまう、距離感は良かったと思いますけれども、行かないというプレスではなくてどう行き始めるのかというのがはっきりするまで時間がかかってしまったと思います。
4バックとか3バックとかよく言われますが、他のチームもやっていると思いますし、その中で4バックを選択しての今日の戦い方の距離感という意味ではもっと追及していきたいですけれども、及第点ではないかと思います。
2試合出場しファインセーブなどもあったが、馬渡選手の評価は?
彼の良さでもあるシュートセーブもそうですし、ビルドアップで左右の足から空間を使えるのが彼のストロングだと思います。
前半の立ち上がりからやってほしい部分はありますが、90分通しては非常に良く判断をしてプレーしてくれていたと思います。
1点目は彼の機転で空間を使ったプレーだったので、ああいったプレーがあると前のプレスも剥がせるので、ストロングをよく出してくれているし、日頃の準備とか考え方がそうさせていると思うので、引き続き良いところをたくさん出してほしいと思います。
ただ、2失点している、勝てていないというところは皆で共有しながら、良いところは良い、改善しないといけないところは向き合ってやりたいと思います。
選手コメント
FW19福田 翔生
(ゴールを振り返って)
試合に何試合も使っていただいていたんですけど、決められなくて悔しい時間を過ごしていたので、ゴールを決めようと思って入りました。やっと決まってよかったと思います。
ツグ(石井選手)がいいボールをくれたので、ボールをトラップした瞬間に、自分の中で時が止まったような感覚がありました。これは決められると思いました。
シュートコースも見えていたので、そこに打つだけだと思って打ちました。
前節、前々節とペナルティエリア内で自分がいるべきところにいないというシーンが多かったと反省しているので、相手の嫌なところにいようと思ってポジショニングをとっていました。
一人少なくなった時点で、得点がとれると逆に思えてポジティブに捉えてやれたことがよかったと思います。
(ルキアン選手が前でキープしてそこからパスがくるというのは練習でやっていることか?)
練習でもやっていますし、やっぱりルキアンの近くにいると何かが起きると思っているので、そういうところも常に狙っています。
(ゴールという目標をひとつ達成したが次に向けては?)
変わらず湘南のために戦うだけなので、多くの人に何かを届けられる選手になりたいなと思います。次の神戸戦に向けて、練習からやるだけですし、自分が好きなチームなのでとにかく湘南のために頑張ります。
(今日は喪章をつけてプレーしたが?)
試合前、喪章をつけることで戦う意味を感じましたし、やってやろうという気持ちと共に落ち着いて試合に入れたと思います。
(植木さんとの面識は)直接はないですけど、でもベルマーレを支えてくれた方なので、いまいる選手として感謝の気持ちがありますし、そういう意味でもしっかり試合に入れました。
MF13平岡 大陽
なかなかチャンスが作れていなかったんですけど、ああいうワンチャンスで決めることは意識していましたし、考えすぎずにシンプルに振り抜けたことがよかったかなと思います。
(馬渡選手が起点となったゴールだったが流れは意識していたか?)
そうですね、章斗(鈴木選手)が間で受けるのがうまいですし、そこから展開されて章斗からきた時に、あいつだったらゴチャゴチャしても失わずにどこかにこぼれるということは分かっていたので、そこをワンタッチでしか狙っていなかった。よかったと思います。
打つ瞬間はほとんどゴールを見てなかったですけど、あの位置から振り向きざまだったら相手は何もできないと思ったし、それが本能的に出たのでそれはよかったと思います。
ああいう逆サイドからの攻撃に対して中央から入っていくとか、あのエリアは打てば入るチャンスがあるエリアなので、今日のゴールで自信になりましたし、ここからどんどん積み重ねて、勝利につながるゴールを決めたいと思います。
(数的不利の中で掴んだ勝点1の意味は)
今日負けると引き分けではだいぶ違うと思いますし、もちろん勝てれば一番良かったですけどそんなに簡単ではないので、最低限よかったと思います。
次、また神戸で相手は強いですが、今日得た課題と収穫をしっかり整理して臨むことが大事だと思うので継続したいと思います。
GK21馬渡 洋樹
(馬渡選手からの縦パスで得点に繋がったが、何を意識していたか?)
入りははっきりしようと思っていましたが、その後は相手を見ながら状況に応じて狙っていました。ちょうど章斗(鈴木選手)が落ちてきてくれてそのコースが見えたので、上手くつけられたかなと思います。
(タイミングも完璧だったと思うが?)
日頃からルキアンが奥に張っている分、章斗がポケットに落ちてくるのは上手なので、そこは智さん(山口監督)が練習から言っている「前から見る」というところを意識してやって、タイミングよく章斗が落ちてきてくれました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。智さんのサッカーというか、キーパーからというサッカーを表現できたので本当に嬉しかったです。
(2失点はしてしまったが、1対1でも止める場面が多かったが?)
止められるところは止めることができてポジティブですが、勝てるキーパーが一番だと思っています。
良かったところは継続しつつ、失点の部分や1失点目のルキアンのところはもっと強く言えていたら、と思うので映像を見て振り返りたいなと思います。
MF18池田 昌生
チームとしてやるべきことはやるということが前提ですが、自分の良さというか、攻撃のところではより出していきたいという思いはあります。自分たちがボールを持つ時間を長くすれば、自分の良さも出しやすいと感じています。
守備の時間帯が多いと自分の良さがなかなか出せず、それはチームとしても同じだと思うので、攻撃の時間を長くするというのはチームとしても課題だと思います。
自分自身ももどかしさはありますが、チームとして守備の部分で自分が求められていることはやりつつ、そこに+αで自分の良さを出していきたいなと思います。
(周りとの連携については?)
連携は問題なと思いますけど、奪ってから攻撃に急ぎすぎているというところもあると思います。せっかく守備で頑張ってボール奪ったのにすぐに相手ボールになってしまったり、もったいないという部分があるので、もっとマイボールの時間を増やしていきたいです。
(1人少ない状況で連敗を止めることができたが)
チームとしてはポジティブな部分だと思うので、10人になっても中央を締める、スライドする、押し上げる、攻撃になった時にパワーを出すというのはできていたと思います。そこは引き続きやらないといけないと思います。
この勝点1を次の神戸戦に繋げられるかどうかは自分たち次第だと思いますので、次に向けてやっていきたいです。
DF47キム ミンテ
(10人になった後の戦い方は?)
負けていたので、どこかで手を打たないとと思っていました。10人になるとどうしても下がってはしまいますが絶対チャンスはあると思っていたので、攻撃をゼロにしたくないと思って戦っていました。
(今日の勝ち点1にはどういった価値があるか)
広島戦もですが、内容はネガティブではないので、やり続けていくことが必要だと思います。
あとは、ここぞという時に点を取るか、失点をしてしまう場面があるので、そういう重要な時間帯でしっかり先手を取れるように、ちゃんと守り切れるようにクオリティにこだわっていかなければいけないと思います。