2024明治安田J1リーグ第1節 vs 川崎フロンターレ
2月24日(土)15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 川崎フロンターレ AWAY |
1 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
0 > 0 | 勝点 | 0 > 3 | ||||
7分 池田 昌生
|
得点者 |
24分 脇坂 泰斗
56分 エリソン |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 23 | 富居 大樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | チョン ソンリョン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 1 | 佐々木 旭 | 5 | DF | |
DF | 47 | キム ミンテ | 0 | 0 | 高井 幸大 | 2 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 0 | 1 | 大南 拓磨 | 3 | DF | |
MF | 37 | 鈴木 雄斗 | 0 | 0 | 三浦 颯太 | 13 | DF | |
MF | 18 | 池田 昌生 | 2 | 0 | 橘田 健人 | 8 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 1 | 2 | 脇坂 泰斗 | 14 | MF | |
MF | 5 | 田中 聡 | 2 | 0 | 山本 悠樹 | 77 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 1 | 0 | 家長 昭博 | 41 | FW | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 0 | 1 | マルシーニョ | 23 | FW | |
FW | 11 | ルキアン | 0 | 3 | エリソン | 9 | FW | |
GK | 1 | ソン ボムグン | – | SUB | – | 上福元 直人 | 99 | GK |
DF | 3 | 畑 大雅 | 0 | 0 | 丸山 祐市 | 35 | DF | |
DF | 6 | 岡本 拓也 | – | 0 | 瀬川 祐輔 | 30 | MF | |
MF | 7 | 阿部 浩之 | 0 | 0 | 瀬古 樹 | 16 | MF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 0 | – | ゼ ヒカルド | 6 | MF | |
MF | 30 | 鈴木 淳之介 | 1 | 0 | 山田 新 | 20 | FW | |
FW | 9 | ディサロ 燦シルヴァーノ | 0 | – | バフェティンビ ゴミス | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆43分 5 田中 聡■
◆65分 14 茨田 陽生■ ◆77分 30 鈴木 淳之介■ ◆90+3分 37 鈴木 雄斗■ |
7 | シュート | 8 |
◆51分 77 山本 悠樹■
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7 | ゴールキック | 6 | ||
3 | コーナーキック | 1 | ||
12 | 直接フリーキック | 21 | ||
1 | 間接フリーキック | 3 | ||
1 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆65分
14 茨田 陽生 → 30 鈴木 淳之介 29 鈴木 章斗 → 7 阿部 浩之
◆84分
18 池田 昌生 → 3 畑 大雅 13 平岡 大陽 → 15 奥野 耕平
◆90+1分
22 大岩 一貴 → 9 ディサロ 燦シルヴァーノ |
◆72分
77 山本 悠樹 → 16 瀬古 樹
◆84分
23 マルシーニョ → 30 瀬川 祐輔 9 エリソン → 20 山田 新
◆90+6分
14 脇坂 泰斗 → 35 丸山 祐市 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
12,987人 | 晴のち曇 | 10.9°C | 31% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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高橋 信光 | 小屋 幸栄 | 大塚 晴弘 | 船橋 昭次 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
松澤 慶和 | 岡部 拓人 | 五十嵐 泰之 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
前半、セットプレーを決めて、たくさんのチャンスがあって、1本は決めることができましたけれど、欲を言えばもう1点ほしかったなと思います。
後半に関しても我慢強く守備をしながら、持たれる時間は長かったですけれど、その我慢というところに対しては準備してきたことは出してくれたと思います。その中で奪ってショートカウンターと、数は多くなかったかもしれないですけれど、やはりもう少し最後のゴールへの意識のところであったり、ボレーの質は上げていかなければならない。2点目は非常に残念なミスからではありましたけれども、勝てなかったことがすべてだと思います。
山口監督 質疑応答
昨年までやっていた3バックから、4バックに変えたように見えた。その狙いは?
多くは言えないですけれど、去年、一昨年含め湘南は従来3バックでずっとやってきたと思いますが、その中で反省があるシーズンを過ごしてきたので、ひとつそういう形を変えて守備のところでの我慢と、奪いに行くという本来のスタイルの使い分けをしたいということで、そういった選択をしました。
あとは、攻めの時に中盤にダブルボランチで2人並べられる利点もあると思うので、今日でいうと聡(田中聡選手)の良さであったりバラ(茨田陽生選手)の良さを出せるような、そんなイメージを持ちながらやりました。
後半は相手にボールを持たれることが多かったが、前半の守備から攻撃というところでは理想に近い形だったのではないか。その手応えはあるか?
そうですね、手応えというか、すごく連動して奪いに行くシーンであったり、ミスを誘うシーンというのは準備してきたところを出してくれたと思います。ただ90分通しての評価になってしまうので、その良かった部分を長く、多くやらないといけないと思いますし、2点取られている、ピンチになっているところには理由があると思っています。そこは向き合ってやっていかなければいけないと思います。
ただ、そういう場面で奪えてチャンスにできたシーンもあったので、それをゴールに結びつけられるような攻撃のアイデア、クオリティというものはもうひとつ、一歩踏み出していかないといけないと感じています。
杉岡選手について、4バックのサイドの鈴木雄斗選手との連携が上手くいっているように見えた。杉岡選手の評価は?
大暉(杉岡大暉選手)に関しては、もっともっとできる選手だと思いますし、ウイングバックでもサイドバックでも、アグレッシブさをもっと出してほしいと特に前半は感じていました。
後半は少し持ち直して、守備でいくところだったり、追い越していくところは本来の彼の姿だったと思うので、それを90分間できるように。もちろんリスク管理のことも含めて頭にあったと思うので、その思い切りで相手を逆に引っ張るような、そんなことを伝えていかなければいけないと思っています。
1失点目を含めて、ピンチの時にボールに行けず下がってしまうというシーンがあったかと思うが、どのように修正していくか?
修正というよりかは、1失点目に関しては自陣でのゴールキックからなので、オーガナイズが取れていないのにそこを選んでしまったというのが大きな原因だと思います。
あの場面でいうとボランチの選手が受け渡せばいいところをペナルティエリア内までついて行って、あのシュートを打たれたスペースが空いてしまったと思うので、人に意識を持ってほしいと思う反面、受け渡せるところは受け渡すなど、コミュニケーションのところも含めて確認しないといけないと思います。
ただ、自陣のゴールキックなのでオーガナイズできなかったことにチームとして問題点があると思います。
鬼木達監督 総括
まず開幕戦というところで、アウェイだけど多くのファン・サポーターの皆さんが駆けつけてくださった中で勝利できたことを本当にうれしく思っています。
ACLの敗退という非常に大きなショックがありましたが、試合後も等々力でファン・サポーターが大きな声で後押ししてくれたし、それに応えるゲームだったと思う。
最初は硬さがあったが、焦れることなく怖がらずに最後まで戦えたことが今日の勝利につながったと思う。選手たちには「泥臭く」という話をした中で、体を張る部分やゴールシーンもそうだが、とにかく勝つためにいまできることを全力でやってくれたと思います。
鬼木達監督 質疑応答
4日前のACLの山東泰山戦からほとんどメンバーが替わらず、疲労が少しあったように見えたが?
体の疲労がどれだけかというとなんとも言えないが、精神的な疲労はかなりあったと思う。そういった中であの失点のあとにズルズルいってもおかしくないような展開だったと思いますが、そこで耐えるということは1つどうにかできることだった。
いろいろな意味で今日は90分だろうが10分だろうが1分だろうが、あとから出た選手も含めて役割を持ってチームの勝利のためにしっかりと戦ってくれたと思います。
選手コメント
DF47キム ミンテ
準備したものを出せた部分もあったし、組織としては全然悪くなかったと思います。
ただ僕を含めて個の差はあったと思います。相手のボランチの3人とか家長さんがその判断の部分や苦しい時間にうまくボールをキープしてファールを取って流れを変えるとか、そういうところがさすがだなと思っていました。
僕や聡(田中選手)がもっとボールに関わってボールを繋げたりすればよかったのですが少し距離が遠かった。僕も普段あまりないようなミスも多かった。ここからもう少し調整していきたいと思います。
(センターバック2枚はビルドアップで難しさがあるか?)
いや、逆に今までの練習試合を含めて4枚のほうがいいと思っていますし、全然ボールをまわせていたんですけど、若いチームなので開幕戦のプレッシャーが少しあったかなと思います。僕も含めてミスはあったので、ここからみんなでそういう部分、攻撃の部分をもう少しやっていけたらなと思います。
(4バックの手応えと課題は?)
去年15試合くらい勝てなかったのは走れなくなった時期でもあった。やはり3バックだとどうしても走らなければいけないフォーメーションでしたが、4バックだとちゃんと自分のスペースがあって、ちゃんと決まっているところがあるので我慢強く戦える。今日もミスをせずに、VARで取り消しになったゴールが入っていたら勝てたと思う。いろいろなことがあったんですけど勝点を拾えるゲームだったと思います。
川崎は公式戦を何試合かやって試合勘が上がっている感じもあった。自分たちは最初の試合だったので、自分自身、これからが楽しみですし、もう少しやっていったら面白くなるんじゃないかと思います。
(入りはよかったが途中でリズムが変わった印象だが?)
いつもだったら自分がボールを持ってうまく運んだりいなしたり繋いだりできているところが今日はなかったと思います。
脇坂さんのゴールだったりで流れをもっていかれてしまったところもあった。
そのひとつ前にビルドアップで取られてしまったり、セカンドボールを拾えなかったこともあるので、個人の判断の部分もあるとは思いますけど、自分含め川崎さんのように経験を重ねていけばこのチームはもっと面白くなると思っています。
MF18池田 昌生
自分のゴールどうこうというより、それが勝利に繋がっていないし、結果は負けているのでそれがすべてだと思います。
(新しいシステムでサイドハーフという役割はどうだったか?)
フォーメーションが変わってどうか、というところはあまり意識していなくて、11対11でやるスポーツですし、そこに変わりはない。智さん(山口智監督)が求めていること、ベースとしてチームがやるべきことは変わらないので、フォーメーションが変わっても、立ち位置が変わっても自分の中でやることは変わらないと思っています。
(鈴木雄斗選手と右サイドで組んだが、どうだったか?)
キャンプから何回か組んできましたが、サッカーIQ、戦術理解度が高い選手なので、やっていてすごくやりやすいし、自分のサッカー観とかも分かってくれていると思う。今日も何回か良いシーンもあったし、お互い喋りながら良い連携を積み上げていけると思うし、さらに良くなっていけると思います。
(さらに良くなっていくためにやるべきことは?)
僕から雄斗くん(鈴木雄斗選手)とか、雄斗くんから僕へのゴールに直結するところはもう少し増やしていきたいし、守備に関しても相手ありきですけれど、僕たちでボールを奪うシーンはもう少し増やしていけると思います。
FW29鈴木 章斗
開幕戦といっても緊張とかは特になかったですけれど、昨日の大橋くん(現広島・大橋祐紀選手)の試合を観て自分も刺激を受けたというか、やってやろうという気持ちになりました。
(守備のところにも気を使ってやれているなと感じたが?)
相手のフォーメーションも見ながらですけれど、自分たちの難しい時間が多かったので、まずは守備からというところもありました。ただFWとして点を取るということが仕事なので、もっとゴールに貪欲にならないといけないと思っています。
(ゴール前に入っていく回数、狙いはもう少し出していきたいのでは?)
今日はチームとしてもなかなか攻撃の時間がなかったのですが、キャンプでも良い攻撃ができている時は良いサッカーができていました。
今日それを出せたわけじゃなかったですけれど、もっと自分たちはできると思うのでFWとしてもっと怖い選手になっていかなければいけないと思います。
MF13平岡 大陽
(システムの変更については?)
多少形は変わりますけど、目的は変わらないですしチームとして目指すべきところは変わっていないと思います。
(サイドハーフと言われるポジションだが?)
よりゴールや結果が求められると思うし、サイドで起点をつくるという意味ではまだまだ課題が多かったので自分のところでダイナミックさとかを出しつつ、ゴールを脅かす選手にならないといけないと思います。
後半から多少うまく受けられる形もできたんですけど、前半は相手に押し込まれた時にうまくボールを奪えなかった。押し込まれたときは我慢は我慢でよかったんですけど、もう少し僕とスギさん(杉岡選手)のところでうまく守備もできたかなと思います。いいところも出たし課題も出たかなと思います。
前半ももっといいポジショニングをとれたら、相手を食える場面があと2、3個あったので、自分の感覚的にはあともういっこ自分が準備できていたら、完全に奪えたなというシーンもあった。相手のちょっと緩くなったところとかを前向きにカットできる場面は、練習ではできていますしそういう場面をもっと試合でも出せるように整理していけば、相手もそんなに楽にまわせないんじゃないかと思います。
(後半、相手にまわされて下がってしまったところもあったが中盤からみるとどうだったか?)
センターバックが持ち出してきたタイミングで相手の家長さんとか幅をとって、相手FWがくさびを狙っていた。僕が持ち出してきたセンターバックにいい形でいけた時はいい奪い方ができるので、臨機応変に対応することが大切だと思います。
これだっていう型にハメるのではなくて相手を見ながら判断するプレーがもっとできるようになれば、前向きに奪うこともできると思う。そういうところもやっていきたいと思います。
MF30鈴木 淳之介
(惜しくもゴールにならなかったが振り返って)
オフサイドになったのは仕方ないですけど、自分の位置で前を向けたので、打っただけです。迷いはなかったです。入ってすぐのシーンでしたし、打てば何かあるかなと思って打ちました。
(4バックはどうか?)
まだ公式戦では1試合目なので続けていけばもっとよくなると思います。
ダブルボランチは比較的自由にやれるので、今日は聡が後ろにいて舵をとっていたので自分は前にかかわれたかなと思います。
(持ち運ぶシーンもあったが?)
ダブルボランチのほうが持ち運ぶようなプレーも出しやすいです。ただあのシーンは出すところがなくて運んだという感じでした。
(昨年に続き開幕戦でピッチに立ったが?)
昨年の開幕戦よりは自信をもってやれているので、続けていくだけだと思います。
少しずつですけど成長できているかなと思います。やり続けていきます。