2024明治安田J1リーグ第18節 vs 名古屋グランパス
6月16日(日)18:48キックオフ @豊田スタジアム
HOME 名古屋グランパス | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 1 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
26 > 27 | 勝点 | 14 > 15 | ||||
33分 永井 謙佑
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得点者 |
60分 小野瀬 康介
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ランゲラック | 0 | STARTING LINEUP |
0 | ソン ボムグン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 野上 結貴 | 0 | 0 | 髙橋 直也 | 33 | DF | |
DF | 3 | ハ チャンレ | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 5 | 吉田 温紀 | 1 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
MF | 66 | 山中 亮輔 | 0 | 2 | 鈴木 雄斗 | 37 | MF | |
MF | 8 | 椎橋 慧也 | 0 | 0 | 池田 昌生 | 18 | MF | |
MF | 15 | 稲垣 祥 | 1 | 1 | 田中 聡 | 5 | MF | |
MF | 14 | 森島 司 | 1 | 3 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
MF | 27 | 中山 克広 | 1 | 2 | 小野瀬 康介 | 88 | MF | |
FW | 11 | 山岸 祐也 | 1 | 0 | 福田 翔生 | 19 | FW | |
FW | 18 | 永井 謙佑 | 1 | 3 | ルキアン | 11 | FW | |
GK | 16 | 武田 洋平 | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 30 | 行德 瑛 | – | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 17 | 倍井 謙 | 0 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
MF | 25 | 久保 藤次郎 | 0 | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 32 | 鈴木 陽人 | – | – | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
FW | 10 | パトリック | 0 | 0 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 28 | 榊原 杏太 | 0 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
6 | シュート | 12 |
◆53分 19 福田 翔生■
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7 | ゴールキック | 8 | ||
5 | コーナーキック | 5 | ||
16 | 直接フリーキック | 9 | ||
1 | 間接フリーキック | 4 | ||
1 | オフサイド | 4 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆68分
18 永井 謙佑 → 17 倍井 謙
◆83分
66 山中 亮輔 → 25 久保 藤次郎 8 椎橋 慧也 → 10 パトリック 11 山岸 祐也 → 28 榊原 杏太 |
◆69分
18 池田 昌生 → 15 奥野 耕平
◆83分
7 阿部 浩之 → 29 鈴木 章斗 19 福田 翔生 → 10 山田 直輝
◆90+1分
33 髙橋 直也 → 2 杉岡 大暉 4 舘 幸希 → 22 大岩 一貴 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
21,990人 | 曇、弱風 | 24.4℃ | 90% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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髙橋 正紀 | 山下 良美 | 梅田 智起 | 坊薗 真琴 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
井上 知大 | 御厨 貴文 | 渡辺 康太 | 榊原 広之 |
監督コメント
山口監督 総括
暑い中で難しさがあるゲームでしたけれども、しっかりとした守備の中から入りたい。プラス、ボールを保持しながら相手の背後を狙いたい。そんな立ち上がりを共有しながらゲームに入りました。
そこでのアクションであったり、関係性のところはまだまだ薄かったなと思いますし、先に点を取られてしまうというのは自分たちが苦しくなったところだと思います。
守備では、自分がもう少しはっきりさせないといけないところもあったと思います。その辺は課題として、反省として自分自身がやらないといけないなと思います。
後半はたくさんチャンスもありましたし、決めきれていれば、逆に決めきれられていたら、というゲームだったと思います。勝点1、追いついたことをポジティブに捉える、そんなゲームになりました。
山口監督 質疑応答
ハーフタイムにどういうところを選手たちに求めて後半に入ったか?
攻撃では、堅いチームなので人数を揃えられてしまうと高さもありますし、そこへの揺さぶりのところはもっとテンポを上げよう。もっともっと縦、背後もそうですけれど、差し込んで相手の嫌なことをしてチャレンジしようという話をしました。
守備で言うと、山中選手からの配給が多かった中で、永井選手に走られたりするところもあったので、そこに誰が行くのかというのをもうちょっとはっきりする、その考え方を伝えました。
前節は鈴木淳之介選手が3バックの真ん中でプレーしたが今日は天皇杯から続けて舘選手を起用したことについて
単純に淳之介(鈴木選手)が使えなかったのもありますし、舘に関しては天皇杯や練習で良いパフォーマンスをしていたということもあります。
中心選手になってほしい一人でもあるので。真ん中でキャプテンマークをつけて、周りのサポート、一番後ろから支えてもらうというのをやってほしかった。そういうメッセージでもあります。
パフォーマンスで言うと非常に良かったと思いますし、やっぱり守備が得意な選手なので安心感もあり、名古屋さんに対して真ん中での守備の存在感を要求しながら使いました。
優位性を持って相手ゴールに迫ることができていたと思うが?
共有できているところはあると思うんですけれど、プレーテンポや目の前の選手を見すぎてしまって時間かかってしまい、ボールの受け手に時間がなくなってしまうことも多々ありました。そういうところは早く使うのか、自分のところで時間を使うのか。その中でどういうボールをつけるのか、というところが顕著に足りないと感じています。
自分たちで動かしながら、相手を見ながらというところは良くなってきた部分もある。引き続きそういうところは共有して、もちろん相手の来方もありますが、今日に関してはもっと優位性は作れるところもあったと思います。そういう部分も、もう1回みんなと共有しながらやれればなという風に思います。
ゴール前に行って、もっとクロスであったりミドルであったり、最後の章斗(鈴木選手)のシュートもそうですけれど優位性を選べるようにならないと、際のところは今日みたいな相手では簡単ではないと思うので。
ゴールを目指しているので、ビルドアップ、プラスそういうところをやっていかないといけないかなという風には継続して思っています。
選手コメント
MF88小野瀬 康介
(得点シーンについて)
そこはもうシュートまで行こうと思って、中に行くために縦に行くフェイクを入れてカットインして、シュートまでいきました。コースは狙い通りでした。
背後を取る動きだったり、仕掛けられると相手も嫌だと思う。相手からやられることはすごい嫌だったので、あの位置の選手は積極的に行くのが相手にとって嫌なんだなと改めて思いました。
(左ウイングバックでの出場はリーグ戦では初めてだったと思うが感触は?)
個人的なところで言うと、手応えはすごくあったかなと思います。
(天皇杯の時に感じていた守備面での課題や不安は、今日どのように感じたか?)
相手の迫力だったりというのは、天皇杯の時とは全然レベルが違いました。でも、自分たちが攻撃になった時に優位に立てるなということは思いました。
(これまで右サイドが多かったが、左サイドからカットインして右足でのシュートは新しい形になっていくか?)
左のポジションで出たらそうなると思います。ただ、色々やると言われているので、僕も次どこで出るか分かりません。周りの選手との兼ね合いだと思います。
(チームとしてビルドアップのところがかなり良くなってきた?)
いや、それは相手が相手だったので、今日は持てましたけど。もっと全員がボールをもらう意識だったり、背後を取るところというのは大事になってくると思います。こういう夏の暑い時は、ボールを握れる時は握っておかないと消耗も激しいので。今日は相手がそういうチームだったので持てたのかなと思います。
(特に前半は相手にボールを持たされていた?)
持たされていたのもあるし、僕らが効率良くというか、効果的なボールの持ち方ができていなかったので、ただ持っているだけになってしまった。相手にとって何も怖くなかったと思うので、そこは改善する必要があるかなと思います。
(ケガから復帰し今日フルで出場したが?)
1回限界まで行ったので、またしっかり回復して、来週はもっと良くなるかなと思います。心配ないです。
MF37鈴木 雄斗
(タフな試合だったが、1-1という結果をどう受け止めるか?)
やっぱり最後のところが堅かったなと思いました。僕のサイドで言うと、結構昌生(池田選手)のところが早めに掴まれて。だからそこで本当はチームの狙いだと、僕のところがちょっとアクションして、その昌生のスペースのところに相手がどう出てくるか、というのを見て。
背後のアクションはやっていたんですけれど、ちょっとそこは最初上手くいかなかった。
失点してから、アクションを多めにしたところで、前半の最後の方は攻撃に勢いというか、迫れる感じがあったので、そこはちょっと難しかったです。
(そういう中でも0-1で折り返せたのはまだ良かったか?)
そうですね。完全に僕のところで1点やられてしまった。もう1個の決定機も俺のところのロストからだったので、個人的には反省です。でもチームとしては1失点で凌げたというのは、これで追加点を取られるともっときつい試合になっていたので。やっぱり1点で抑えるということの重要性も感じました。
(相手はカウンターが多いイメージで先制されたら厳しい展開になると予想されたが逆に後半はチャンスが増えた。どういうところが改善されたか?)
堅かったですけど、 前半もボールが握れたところはありました。最後のアクションだったり、質のところというのは、今日は小野瀬がああやって質の違い見せてくれたので。
天皇杯もそうでしたが、チャンスがどんどん来ていたので、カットインしたら、ファーを見ていてくれ、と。今日も何本も来たので、そこで僕も高さがもう少し合ってくれれば、より良い形になるかなと思います。
相手は結構警戒していたので、入ってくるとそこを使って、じゃあもう1個後ろから出てくるとか。そういう厚みのある攻撃というのはもう少しできそうかなと思います。
あと、僕は個人的にウイングバックということで、もっと縦に行くことを今日は意識していたんですけれど、結構縦を切られることが多かった。
そこは、味方を使ってワンツーで流すとか、そういったことをもう少しできれば、右でももっと崩せたかなと思います。
そういった部分はもっとやっていきたい。みんなと合わせてやっていかないといけないと思うし、もう1個、自分のところでもっともっとチャンスを作れるようにやっていきたいと思います。
(連敗していた中での勝点1は大きいか?)
勝点を積み上げることはすごく大事です。でも正直僕は連敗していたことはもう忘れていて。それぐらい目の前の試合にみんな入れてたかなと思います。
連敗を止めよう、という思いは一切なかったので、それはすごく良かったと思う。今日の試合に向かうにあたって、期間が空きましたけれど、しっかりみんな準備してきました。
ただ、僕自身は本当にチームのためにもう1回見つめ直してやっていきたいと思います。
DF33髙橋 直也
(キックオフ時刻が遅れたが?)
アップがスタートする時間に合わせて、ストレッチや気持ちを持っていっていた部分があったので、遅れたのは想定外でした。けれど、やることは変わらないので、気持ちの部分は作り直せましたし、すぐにちゃんと入ることはできました。
(試合を振り返って)
フォワードの永井選手の足が速くて、裏抜けも上手くて。裏を取られることもありましたし、逆に足元に強く行けない時もあったので、反省するところは多かったかなと思います。
(田中選手の近くなど、中盤に上がっていくシーンがあったが意識していた?)
自分が3バックの右で出るということは、 智さん(山口監督)から攻撃の部分、相手を引き付けてパスを出すとか。優位性を生むとか、そういうところを求められていると思うので、そういった部分を出していかないと試合にも出られないと思っています。なので、そういうところはもっともっと出していかないといけないと思います。
(チームとしてやってきたことに対して成長が見えてきた?)
チームとしては、練習からずっと言われているんですけれど。準備の部分をもっと早くとか、立ち位置の部分もっと早く取るとか、そういうことを緻密にやってきたのが、ここ最近のビルドアップの成果に表れているのかなと思います。
DF4舘 幸希
天皇杯の時と比べてカテゴリーの違いもあったので、今日は相当苦労したというか。守備もそうですし、攻撃に関しても名古屋はそこまでプレッシャーは速くなかったですけれど、締めるところはちゃんと締めていた。
前半は、名古屋のやりたいようにやらせてしまったかなというのもあります。
体力的にも90分通して戦えていなかったので、ちょっときつい感じになってしまいました。
(最終ラインで気を使うところだったと思うが?)
スピードがある選手がいたり、山岸選手は起点が作れるというところがあって、なかなか簡単にインターセプトさせてくれるような相手ではないと思っていました。
よりゴールから遠ざけるように、というのは意識していましたけれど、やっぱり走られるときついというのもありました。パトリック選手も出てきて高さでやられかけるシーンもありましたけど、そこは自分たちがより高い位置を取ってゴールから遠ざけよう、という意識は持ちながらやっていました。
(ビルドアップはある程度形になってきたか?)
そうですね。前半は特にボールを持たされていた、という感じが自分たちでもしていました。相手はそこで奪って早く出ていこうという意識だったと思うので、そこをやられていたと思う。
後半は、より翔生(福田選手)とかルキ(ルキアン選手)が裏に走って起点を作ってくれていたので、そこをシンプルに使いながら、という意識が高まっていました。なので、そこまでカウンターを受けるシーンは減ったのかなと思います。けれど、もっと自分のところでテンポを上げられれば、よりスムーズに動くかなと思いながらやっていたので、そこの課題はあります。