MATCH試合結果

2024明治安田J1リーグ第15節 vs アルビレックス新潟

5月19日(日)16:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚

HOME 湘南ベルマーレ アルビレックス新潟 AWAY
湘南ベルマーレ 2 1 前半 1 1 アルビレックス新潟
1 後半 0
11 > 14 勝点 16 > 16
35分 ルキアン
60分 ルキアン
得点者
30分 長倉 幹樹
選手 シュート シュート 選手
GK 1 ソン ボムグン 0 STARTING
LINEUP
0 小島 亨介 1 GK
DF 22 大岩 一貴 0 0 藤原 奏哉 25 DF
DF 47 キム ミンテ 0 0 トーマス デン 3 DF
DF 8 大野 和成 0 0 千葉 和彦 35 DF
DF 3 畑 大雅 0 1 星 雄次 19 DF
MF 37 鈴木 雄斗 0 1 小見 洋太 16 MF
MF 18 池田 昌生 1 0 秋山 裕紀 6 MF
MF 5 田中 聡 1 1 奥村 仁 30 MF
MF 13 平岡 大陽 1 2 谷口 海斗 7 MF
MF 7 阿部 浩之 1 2 長倉 幹樹 27 FW
FW 11 ルキアン 3 1 鈴木 孝司 9 FW
GK 21 馬渡 洋樹 SUB 阿部 航斗 21 GK
DF 2 杉岡 大暉 早川 史哉 18 DF
DF 6 岡本 拓也 遠藤 凌 26 DF
MF 14 茨田 陽生 0 0 稲村 隼翔 45 DF
MF 15 奥野 耕平 0 島田 譲 20 MF
FW 9 ディサロ 燦シルヴァーノ 1 1 松田 詠太郎 22 MF
FW 29 鈴木 章斗 0 石山 青空 40 MF
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆78分 22 大岩 一貴
8 シュート 9
◆2分 25 藤原 奏哉
◆22分 30 奥村 仁
7 ゴールキック 5
3 コーナーキック 9
6 直接フリーキック 14
1 間接フリーキック 3
1 オフサイド 3
0 PK 0
得点経過
◆35分
11 ルキアン
中央 1 ↑ 相手GK クリア 11 ~ 右足S
◆60分
11 ルキアン
中央 13 ~ 左足S 相手GK こぼれ球 11 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
◆30分
27 長倉 幹樹
中央 9 ↑ 左 7 → 中央 27 左足S
選手交代
◆46分
7 阿部 浩之 → 9 ディサロ 燦シルヴァーノ
◆69分
18 池田 昌生 → 29 鈴木 章斗
13 平岡 大陽 → 15 奥野 耕平
◆88分
11 ルキアン → 14 茨田 陽生
◆72分
35 千葉 和彦 → 45 稲村 隼翔
16 小見 洋太 → 22 松田 詠太郎
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
11,427人 雨、弱風 21.1℃ 69% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
中島 正人 先立 圭吾 大塚 晴弘 森川 浩次
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
榎本 一慶 岡部 拓人 山下 良美 岩崎 洋

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

新潟さんに対して、ボールを持たれる時間帯が多くなることを想定しながら、でもマイボールの時間を増やしたい、そういったメンバーでバランス良くスタートしたゲームでした。
前半はやはり難しさを感じながら、相手にボールを持たれて疲弊していたところで点を取られてしまった。ラッキーな形で追いつくことができたのが一番のポイントなのかなと思います。
後半に関しては、しっかり守備から入ることと、その中で攻撃のリズムを変えることを伝えました。最後苦しかったですけれど、勝ち切れたのは大きかったと思いますし、一つ守り切れたというのは自信と言うか、続けていかないといけないなと思います。
今日もたくさんの後押しがあって、最後すごくそういうものを感じたゲームでもあったので、まだまだこれから応えていかないといけないなと思います。難しい試合だったからこそそのように感じた試合でした。

山口監督 質疑応答

後半からディサロ選手を投入したが、どのような変化をつけたかったか

守備のところで、前半途中に阿部に、まずは2トップのところからというところでタスクを与えて、後半は阿部の負担を考えてレレを投入しました。
本来得意ではないと思うんですけれど、よく理解してやってくれたと思います。その中で、多少前半の立ち上がりよりは決まっていきやすかったのかなと思います。
課題としては、そういうところで奪ったボールを逆に持って行ったり、マイボールにする時間というのは、まだまだ突き詰めないといけないと思っています。
タスクとしては、特にレレのところは理解して我慢強くやってくれたな、と思います。

相手のサイドバックがボールを持っている時に、インサイドハーフもしくはウイングバックに引き込もうとしているように見えたが、それに対する対策は

試合をやる前から新潟さんの戦い方で分かっていて、幅を取る、その中で後ろ重心になってしまうとそういうことも起こりうる。
前半の途中、そこのポジショニング、人というよりかは大胆さを持ったポジショニングをしようということは伝えました。それが本来どういう形であれ、スタートとしてはあるので、多少外が多くはなりますけれど、そこのスライドのきつさも分かっていながら、そのための2トップの縦関係の方向限定でもありました。
完璧にハマって取れるというのは90分で何回かしかなかったですけれども、それがサッカーだと思いますし、その数を多くしていくのが一つのポイントだと思います。
ルキアンがループで打ったシーンも、そういうはめ方をして優位性を使えたのは成果の一つだと思います。90分通してあれをやってもそうならないところもあるので、よく前半に追いつけた、というのがポイントだったと思います。

後半、ディフェンス陣が相手に対して強く行くシーンが増えたが、ハーフタイムで何か指示をしたのか?

うちのやり方としてはそこでボールを奪うというところなので、前半でハマらなかった、2トップのところから始まる守備が曖昧になってしまった。プラス相手の上手さもあるので揺さぶられる、方向限定できない中で逃げられる、というのがあった前半だったと思います。
その中で、和成(大野選手)と一貴(大岩選手)の周りには人も多いですし、大雅(畑選手)と雄斗(鈴木選手)の前後にも人がいる。脇にもスペースがあるので、先ほど言ったようにポジショニングの大胆さで言うと、スペースを埋めながら最終的に人を管理することが徹底的にできれば、そういった形になる。
前半で言うと、そこの前の形作りがハマらなかったのが大きな要因だと思います。対処がはっきりして、相手も逃げ道として、チャレンジとしてそこを選んでくれた状況を作ることができたのは、一つあったと思います。

選手コメント

FW11ルキアン
ルキアン

(1点目、アクシデントが起きると予測できていたか?)
最後まで信じることが重要だと思います。あのシーンもそうですが、相手のゴールキーパーとセンターバックがミスをして、ラッキーな状態でゴールを決めることができたのはすごく嬉しかったです。
その時の試合の流れは良くなかったですけれど、そこで1点取れたことがすごく大きかったと思います。

(2点目も相手ゴールキーパーのファンブルを予想していたか?)
ポジショニングが良かったので、こぼれ球を決めることができたのではないかと思います。
大陽(平岡選手)が良い状態でシュートを打つというのは自分も予測していましたし、それをゴールキーパーがはじいたらそこを狙おうと意識していました。それを決めることができて良かったです。

(福田選手の活躍が刺激になっていたか?)
個人的に体調が良くなかったので、100%の状態で試合に臨めないという話を監督とした結果休むことになりました。その間に翔生(福田選手)や章斗(鈴木選手)だったり、阿部だったりがすごく良いプレーをしていましたし、練習でも試合でも取り組んでやっているので彼らがしっかり結果を残したんだと思います。
今は自分もしっかりやれる状態になって、復活して点を決めることができたのはすごく嬉しかったです。

(点を取れる選手が増えてくるのは、上の順位に行くために必要なことではないか?)
できるだけ多くの選手がゴールを決めることは、チームの大きな力になると思いますし、残念ながら失点も多いですが、少しずつ良くなっていると思います。
点を取ることによってチームの勝ちに繋がるので良いことだと思います。

MF5田中 聡
田中 聡

個人的にはダメだったし、今日はチームのみんなに助けられて勝ったゲームだったと思います。
自分のよさがまったく出せなかったし周りも俯瞰して見れず、特に前半は落ち着かせる役割だったのに、ボールを失ったりパスを受けられなかった。そこは自分のダメな部分が出てしまったと思います。

(後半は嫌な持たれ方ではなかったと思うが?)
前半は阿部くんが落ちて守備の位置を下げてくれていたんですけど、後半押し出すことによってハマりやすかったり勢いが出たと思います。レレくんが入ってまた変わった部分もあり、後半は全体で少し改善できたと思います。

(前半は真ん中に入れられてサイドに展開されたが後半はそういうこともなくなったが?)
前からいくことによって相手に中盤で簡単にボールを持たれるシーンはあまりなかったのでそれは大きかったと思います。

(前節敗れたが今日は勝ち切ったが?)
柏戦の試合のほうが内容はよかったし、前回も勝てるゲームだったと思う。今回は内容はよくなかったけど勝てた。でもそれがサッカーだと思います。個人的には内容をもっと突き詰めて勝てるようにしていきたいと思います。

FW9ディサロ燦シルヴァーノ
ディサロ燦シルヴァーノ

(ポジションを低めにとってプレスに行く、というタスクに対してどうだったか?)
5-3-2という形で試合に入って、前半はなかなかボランチのところを切りきれていなくて、間を通されてしまったり、全体で合わせてプレスに行けていなくて剥がされていた。途中からフォワードを縦関係にしたりしてボランチを切りながらちょっとずつ改善されていたと思います。
監督から、もっと強度を出したいというところで、守備から入れと言われていました。そのタスクをこなしつつ、自分が入る意味というのはゴールを決めることだったり、ゴール前でのところだと思っていたので、自分が出る意味を考えて、タスクをこなそうと考えていました。

(2点目のシーンを振り返って)
ルキ(ルキアン選手)に入った時に、前向きに良いフォローができたので、本当は相手が来なかったらシュートを打ちたかったです。でも、あまり右足でミドルを決められる気がしなかったので、右か左を使おうと思ってギリギリまで引き寄せました。
大陽(平岡選手)の大外から、見えていなかったですけれど大雅(畑選手)が回ってくるだろうなと思ったので、大陽に預けたら案の定良い形になって良かったです。結果論ではないですけれど、それが結果的にゴールに繋がったことが良かったと思います。

(久しぶりに長い時間プレーしたが?)
いつ出てもプレーできる準備はしていましたし、心構えもしていました。練習でできることしか試合ではできないと思うので、練習で取り組んできた結果だと思います。

(フィジカル的な部分や試合感はどうだったか?)
身体的にはきつかったですけれど、変な緊張感もなく、すんなり試合に入れたと思います。45分という少し長めに時間を与えてもらえたのが逆に良かったです。変に20分とか15分より、頭から入ることができて、ボールフィーリングや身体の感じを確かめながら試合に入ることができたのが良かったのかなと思います。

(他のフォワード選手の活躍は刺激になっていたか?)
嬉しさ半分、悔しさ半分だと思います。チームが勝つのは嬉しいですけれど、自分のポジションの選手が活躍するのは歯がゆい部分もあります。
かといって、僕はどう思うとかなくて、自分の出番が来た時に自分のプレーをするだけだと思います。

(久しぶりの出場で、緊張感やわくわく感があったか?)
平常心でやろう、ということしか考えていないです。僕はそういうタイプなので、変に高ぶっても練習でやってきたことしか出ないと思っているので、練習通り、いつも通りのプレーをしようと試合に入りました。

(ミドルシュートもあったが、感触は?)
相手選手に当たっていなければ入っていたと思います。ちょっと力んだかなとは思いましたけれど、決めたかった。それだけです。

(ゴールに繋がったパスは相手の意表を突いていたと思うが?)
そういう意味では、相手のベクトルが折れたかなと思います。良かったなと思います。

MF18池田 昌生
池田 昌生

(立ち上がり良い流れだったが、だんだん押し込まれることが多くなった?)
新潟はああいうサッカーをしてくると分かっていましたし、自分たちの後ろというか、前で持たせる分には問題ないと思っていました。
ただ、何回か間に差し込まれるシーンであったり、ゴール前に侵入されることもあったので、その中で失点してしまいましたけれど、中でしっかり声を掛け合ってやれました。

(後半は少し押し返せていたが、チームとしてどう修正したか?)
もう一度守備から入る、2トップから守備するというところはありました。前半ラッキーな形で得点できて、1-1で折り返すことができたので、しっかり後半締め直そう、守備から入ろうという声掛けは監督からもチームとしてもありました。

(前節はショッキングな負け方だったが、中3日でどう試合に臨んだか)
負けた事実は変わらないので、今日に向けてみんな準備していたと思いますし、内容はどうであれしっかり勝つことができたので、また次に繋がると思います。

(相手にボールを持たれたり、自分たちのサッカーができにくかった中で勝てたことは大きいか)
一つ自信になると思いますし、粘り強く我慢していればこうやってチャンスが来るんだなと思いました。