2024明治安田J1リーグ第14節 vs 柏レイソル
5月15日(水)19:03キックオフ @三協フロンテア柏スタジアム
HOME 柏レイソル | 湘南ベルマーレ AWAY |
2 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
2 | 後半 | 1 | ||||
15 > 18 | 勝点 | 11 > 11 | ||||
77分 木下 康介
90+1分 細谷 真大 |
得点者 |
73分 福田 翔生
|
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 46 | 松本 健太 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | ソン ボムグン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | ジエゴ | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 4 | 古賀 太陽 | 0 | 0 | キム ミンテ | 47 | DF | |
DF | 13 | 犬飼 智也 | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 32 | 関根 大輝 | 0 | 2 | 畑 大雅 | 3 | DF | |
MF | 33 | 白井 永地 | 0 | 1 | 鈴木 雄斗 | 37 | MF | |
MF | 34 | 土屋 巧 | 0 | 0 | 池田 昌生 | 18 | MF | |
MF | 28 | 戸嶋 祥郎 | 1 | 1 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
FW | 10 | マテウス サヴィオ | 1 | 1 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 14 | 小屋松 知哉 | 1 | 1 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 19 | 細谷 真大 | 3 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW | |
GK | 31 | 守田 達弥 | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 50 | 立田 悠悟 | – | – | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 24 | 川口 尚紀 | 0 | 0 | 髙橋 直也 | 33 | DF | |
MF | 29 | 島村 拓弥 | 0 | 1 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 48 | 熊澤 和希 | 0 | 1 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 25 | 鵜木 郁哉 | – | 0 | ルキアン | 11 | FW | |
FW | 15 | 木下 康介 | 2 | 3 | 福田 翔生 | 19 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆45分 32 関根 大輝■
◆53分 10 マテウス サヴィオ■ |
9 | シュート | 12 |
◆14分 47 キム ミンテ■
◆89分 19 福田 翔生■ |
9 | ゴールキック | 7 | ||
4 | コーナーキック | 5 | ||
8 | 直接フリーキック | 8 | ||
3 | 間接フリーキック | 0 | ||
3 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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---|
選手交代 | ||
◆58分
33 白井 永地 → 29 島村 拓弥 14 小屋松 知哉 → 15 木下 康介
◆63分
32 関根 大輝 → 24 川口 尚紀
◆85分
34 土屋 巧 → 48 熊澤 和希 |
◆46分
29 鈴木 章斗 → 19 福田 翔生
◆68分
14 茨田 陽生 → 15 奥野 耕平 13 平岡 大陽 → 10 山田 直輝 7 阿部 浩之 → 11 ルキアン
◆90+1分
18 池田 昌生 → 33 髙橋 直也 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
7,530人 | 曇のち雨、弱風 | 20.5°C | 63% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
小野 俊介 | 池内 明彦 | 聳城 巧 | 坂本 晋悟 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
松澤 慶和 | 西村 雄一 | 長峯 滉希 | 高野 恵 |
監督コメント
山口監督 総括
平日の夜にも関わらずたくさんのサポーターの方々に来ていただいた中で、自分たちの良さを出そうと臨んだ試合でした。
難しさもありながら、我慢しながらの前半でしたけれども、交代を含めて選手も理解してよくやってくれたと思います。勝ち切れないのは自分の責任なので、選手がどうこうというのは無いです。
非常に申し訳ないことをした、という率直な感想です。
山口監督 質疑応答
後半、良いリズムで攻撃できていたが得点には繋がらず、失点に至るまでの内容をどのように分析するか?
バタバタする必要が無いところでとか、ちょっとしたポジショニングだったり、一人少なくなってからもそうですけれど、後ろを5枚にして守るというところで、大外のケアのところであったり間のところは、人数と意識の問題だと思います。前半もありましたが、そういうところが際だと思いますし、レイソルさんはそういうところが上手だったので、警戒している中で締め切れなかったというのは前半からあった。最後で出てしまったところもあるので、もったいないというか、そこまでに至るようにしてしまったのは自分なので、選手はよくやってくれたと思います。
共有としてここから反省したいと思いますし、次に同じことを繰り返さないようにしたいと思います。バタバタしてしまったのは攻撃のところでもあったので、そこも課題としてあるので要求しながら、トライしてもらいながらやっていきたいと思います。
ここ3試合、選手が活き活き、伸び伸びとプレーしているように感じるが何か植え付けて変わった部分があるのか?
最近の試合では前への推進力をたくさん出せているので、攻撃でも守備でも自分たちがイニシアティブをとってアグレッシブに行くというところが、本来の自分たちの良さでもあります。
札幌戦で0-3で負けていた辺りから開き直りのところも含めて追いつくことができた、鹿島には負けてしまいましたけれども、一つ結果が出て0に抑えることができた。ちょっとずつではありますけれど、それでいいんだというところは共有として選手全体であると思います。
攻撃に関しては、それぞれの良さをもっともっと出してほしいということは伝えていますし、相手とのかみ合わせもあるので、相手の攻略の仕方というのは迷いが無く選んでもらっているのかなというのは感じています。
もちろんミスも多いですし、もう一工夫、二工夫あればもっと決定機を作れる、得点シーンのように揺さぶってというところはもっとやりたいですけれど、そういうところが表現として、相手が嫌と感じることを自分たちができるようになってきているというのは大きいと思います。
前半、一進一退だったところを後半立ち上がりから攻め込むシーンも多くなったが、ハーフタイムでどんな指示を出したか?
守備のところで後ろが重たかったので、自分たちの良さであるアグレッシブさを出せるポジションをもっと大胆に取ろう、もちろんリスクもあるので、長いボールを蹴れる選手が相手にいて、前にも背後を狙える選手がたくさんいて心理的には怖いということも分かっていましたが、そういったところをハーフタイムに修正しました。
点を取るところまでは理想の形でしたし、最後のところは自分だと思うので選手に申し訳ないことをしたと思います。
選手コメント
MF18池田 昌生
(プレーしていて感じたことは?)
お互いにチャンスもありながら、一進一退というか、前半が終わった時に0-0だったので、後半にチャンスがあると思って試合に入りました。
(後半、攻め込むシーンも多く、攻められたところを得点に繋げたが?)
修正というか、自分たちの感覚で言うと前半無失点で終わると、後半にチャンスがあってものにできるという自信もありますし、それが先制点に繋がった部分だと思います。良い形で先制点を取ることができましたが、結果は逆転負けをしているので、そこは自分たちの甘さというか、自分たちの実力かなと思います。
(先制点のラストパスは冷静だったが?)
感覚というか、間接視野で若干見えていましたし、入って来いよ、という感じのパスを出しました。
(それ以外のシーンでも裏を狙ったり繰り返していたが?)
どんな相手に対しても2列目からの飛び出しは捕まえづらいと思いますし、そこは常に狙っている部分でもあるので、もっと出し手と自分のクオリティを上げていきたいなと思っています。
(逆転負けしてしまったことをどう消化していくか?)
難しいですけれど、これが今の自分たちの実力だと認めるしかないので、今日は終わってしまいましたし、また次に試合が来るので引きずらずに前を向いてやっていきたいです。
(いつも福田選手が良いところに入ってくるが、池田選手から見てどう感じているか?)
日に日にストライカーらしいというか、点を取れるポジションに入って来れるようになっているなというのもありますし、1点取ってからフォワードらしく波に乗っている感じがします。がむしゃらに戦うところであったり、フォワードは1点取ったらポンポンと点が取れるようになるというのはあると思うので、今日は退場してしまいましたがまた次に点が取れるように準備してほしいなと思います。
DF3畑 大雅
(逆転されたシーンは少しバタついてしまったか?)
そんな感じは特に無くて、シンプルに僕の対応のところが甘かったと思います。
相手が左利きというのも分かっていましたし、自分の中では左側を切っているつもりでしたが、切れていなかったのが一番ダメだったかなと思います。
(攻撃のところは左サイドで平岡選手と大野選手と良い関係性を作れていたのでは?)
ペナルティエリア内に進入できる回数も3人でやりながら増えてきていますし、ボールを前進させるという部分でも良い連携は取れていると思うので、そこは引き続き続けていきたいです。
(試合を重ねるごとに距離感等を掴めてきているか?)
練習中も、どういう風に感じていたのかとか話すようにしていますし、そういう部分でも3人のやり方が一致してきているので良い関係を築けてきていると思います。
(先制点の池田選手へのフィードを振り返って)
セカンドボールのはじき方の問題で、相手に拾われる回数が多かったので、そこをしっかりパスにしていこうという中で、たぶんカズくん(大野選手)からクリアではなくパスで繋がったので、前を向いた時に昌生くん(池田選手)が走っているのが見えた。空いているなと思って出しました。鳥栖戦の時のようなイメージが一瞬ありました。
(大野選手の近くに意識的に寄っていた?)
より近くにいたほうがセカンドボールを出しやすいと思っていたので、ロングボールに対して、なるべくフリーのところで、少しすらしたくらいでもらえるような位置にいるようにしていました。
(カットインからシュートを打つ機会が増えているが?)
最近は内に運べる機会も増えてきて、縦が警戒される中でそこを見せておくのは大事ですし、あとはもっとシュートの意識を高めないといけないですし、クロスの質と、内に入って終わりにしてはいけないので、そこから大陽(平岡選手)とかフォワードともう一工夫するとかやっていきたいと思います。
FW19福田 翔生
(ゴールシーンを振り返って)
昌生くん(池田選手)が良い形で受けて、自分に来そうな雰囲気と、来るなという匂いがしたので、そこに飛び込んで良い感じで決められればと思いました。
(難しい試合となったが、どう立て直していくか?)
退場になってしまい申し訳ないですし、でも下を向いている暇は無いので、やるしかないと思っています。
(福田選手のアグレッシブさが裏目に出てしまった?)
そこは自分の良さですし、まだ整理がついていないですが、あのシーンは故意ではなくボールにアタックしましたし、危ないと思って足も引きました。やることはやったと思ってのレッドカードですが、悔しさもありますし反省しています。
(試合後にチームメイトから声を掛けられたとのことだが?)
特にミンテくんは、お前のせいじゃない、と言ってくれましたし、いつもミンテくんには支えられています。一緒に戦うのが本当に楽しくて、熱いし、Jリーグの中でもすごいセンターバックだと思っているので、トップクラスのセンターバックと一緒にやれて、同じ熱さを持っているので感謝しかないです。
DF8大野 和成
(失点シーンを振り返って)
内側を通されて、ファールになりそうだったのでペナルティエリアの中だったこともあって難しくて、スライディングもありかなと思いましたが、中途半端だったかなと思います。
(細谷選手には注意していた?)
スピードがある選手なので注意していましたが、1失点目は真ん中が空いていてそこに通されてしまったので、ちょっとコンパクトではなかったですし、僕の絞りがもう少し早かったら良かったなと思います。もう少ししっかり守りたかったです。
(自分たちの最後の際のところで勝敗を分けてしまったか?)
そうですね。得点した後に、あまり良い流れではなかったので、そこでもう1点盛り返せるくらいのマインドでエネルギーを出せれば良かったなと思います。
(攻撃のところでは平岡選手や畑選手と良い関係が築けているのでは?)
前半は守備も攻撃も左サイドは結構スムーズだったので、これを続けていければ得点できると思っていました。最近の関係性は良くなってきていると思います。
(先制点では大野選手がヘディングで弾いたところからだったが?)
(平岡選手、畑選手の)2人が前目に守備をするのが得意なので、後ろは僕が引き取って、という形をずっと取っていたので、それが上手くできたシーンだったと思います。
(選手同士で厳しいことも言うようになってきたとのことだが、長く湘南にいる選手としてどう感じているか?)
やるのは選手なので、ピッチの中で感じたことを要求してやらないと、(ピッチでは)お客さんの声で聞こえないこともある。今、お互いに要求し合うことがすごくできていると思います。だからこそ今日は勝ちたかったです。
MF37鈴木 雄斗
精一杯やりましたけど、自分のところで点を取るチャンスもあったし、何かもっとできたんじゃないかという思いもある。仲間に対してももっとやれただろうという思いもある。
あれだけみんなでいい試合をしても勝てないというのが何試合も続いて、それを改善するために練習もして、でも結局同じようなことでやられるというのは自分たちの今の実力だと思う。
智さん(山口監督)が試合後に「俺の責任だ」と言っていたけどそうは思えない。クロスの練習もやってきたし守備の練習もやってきた。最後マンツーマンでつくことも言われていた。監督にも申し訳ないと思います。
失点シーンは際立ってしまうけれど、失点シーンだけじゃない。もちろんしょうがない失点だったとは思わないけど、そこに至るまでにできたことがあったんじゃないかとも考えます。
(確実によくなっている事実はあると思うが?)
よくなっているのは間違いないと思います。だからこういう敗戦で自信を失ってはいけないと本当に思う。一時期、全く勝てなかった時も、もっとみんなできるのにというもどかしい気持ちがあったけど、自信を失わないために僕とかミンテとかそういう選手がどんどん言わないといけないと思います。
自分たちへの腹立たしい気持ちはありますが、落ち込んでいるわけではない。この気持ちを次の試合にぶつけるしかないと思います。
みんな精一杯頑張ったと思うけど、頑張ったに逃げるのはよくない。最後にやられたのは守備のクオリティだし決めきれないのは攻撃のクオリティ。
そこをみんなで突き詰めてやらないといけない。それしかないと思います。