2024明治安田J1リーグ第12節 vs サガン鳥栖
5月6日(月)16:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | サガン鳥栖 AWAY |
2 | 1 | 前半 | 1 | 1 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
7 > 10 | 勝点 | 8 > 8 | ||||
25分 福田 翔生
46分 阿部 浩之 |
得点者 |
13分 富樫 敬真
|
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ソン ボムグン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 朴 一圭 | 71 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 22 | 大岩 一貴 | 1 | 0 | 山﨑 浩介 | 2 | DF | |
DF | 47 | キム ミンテ | 0 | 0 | 木村 誠二 | 3 | DF | |
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | 0 | キム テヒョン | 20 | DF | |
DF | 3 | 畑 大雅 | 1 | 1 | 原田 亘 | 42 | DF | |
MF | 37 | 鈴木 雄斗 | 1 | 0 | 河原 創 | 5 | MF | |
MF | 18 | 池田 昌生 | 1 | 2 | 手塚 康平 | 7 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 1 | 菊地 泰智 | 23 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 3 | 1 | 富樫 敬真 | 22 | FW | |
MF | 7 | 阿部 浩之 | 3 | 0 | 長沼 洋一 | 88 | FW | |
FW | 19 | 福田 翔生 | 1 | 4 | マルセロ ヒアン | 99 | FW | |
GK | 21 | 馬渡 洋樹 | – | SUB | – | アルナウ | 1 | GK |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | – | 0 | 上夷 克典 | 16 | DF | |
MF | 5 | 田中 聡 | 0 | – | 丸橋 祐介 | 28 | DF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 0 | 0 | 藤田 直之 | 14 | MF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 0 | 0 | 堀米 勇輝 | 21 | MF | |
FW | 34 | 渡邊 啓吾 | 0 | 1 | 横山 歩夢 | 13 | FW | |
FW | 77 | 石井 久継 | 0 | 1 | ヴィニシウス アラウージョ | 11 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆37分 47 キム ミンテ■
◆45+4分 8 大野 和成■ ◆90+5分 37 鈴木 雄斗■ |
11 | シュート | 11 |
◆70分 42 原田 亘■
◆77分 3 木村 誠二■ |
7 | ゴールキック | 7 | ||
4 | コーナーキック | 7 | ||
11 | 直接フリーキック | 7 | ||
2 | 間接フリーキック | 5 | ||
1 | オフサイド | 5 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
---|
選手交代 | ||
◆46分
14 茨田 陽生 → 5 田中 聡
◆71分
18 池田 昌生 → 10 山田 直輝
◆82分
13 平岡 大陽 → 15 奥野 耕平 7 阿部 浩之 → 34 渡邊 啓吾
◆89分
19 福田 翔生 → 77 石井 久継 |
◆58分
23 菊地 泰智 → 13 横山 歩夢
◆68分
7 手塚 康平 → 14 藤田 直之 88 長沼 洋一 → 21 堀米 勇輝
◆79分
2 山﨑 浩介 → 16 上夷 克典 22 富樫 敬真 → 11 ヴィニシウス アラウージョ |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
10,282人 | 曇、中風 | 21.7°C | 63% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
杉澤 直樹 | 木村 博之 | 赤阪 修 | 坊薗 真琴 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
竹田 明弘 | 清水 修平 | 日比野 真 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
なかなか勝てない試合が続く中で、今日の試合に向けてもう一度自分たちの良さを見つめ直してそれを出す、表現しようという話を選手たちと共有してきました。
そこには湘南の良さである前向きなアクションであったりプレスのところ、もちろん相手のやり方があるので全てではないですけれども、そこにトライをしようと話しました。
結果のことばかり考えてしまって、やるべきことが疎かになったら結果に繋がらないということを共有して今日のゲームに臨みました。
選手が非常に理解をしてくれて、反骨心を持つ中で良い準備をしてくれました。点を取ってほしい選手が点を取って仕事をしてくれましたし、最後は全員で締めることができたので、非常に大きな得点となりました。
いつもアウェイでも、今日お越しいただいたお客さんもそうですし、サポーターの皆さんもそうですが、申し訳ない気持ちがずっとあったので、これをきっかけにもっともっと返していければいいなというゲームになりました。
山口監督 質疑応答
前の2選手がしっかり点を取った評価は
今日は本当に守備のところで2人から始めるということをメインのタスクにやってもらいました。相手のボランチの選手がすごく上手なので、センターバック、ゴールキーパーを含めた5人を前と後ろで見てほしいということと、翔生(福田選手)に関してはスピード、裏に抜ける技術を、阿部に関しては変化という攻撃のところではしっかりやってくれて、それがゴールに繋がったと思います。
苦手なところもあったと思うんですけれども、よく理解してやってくれたなと思います。
ルキアン選手の状況は?
今日の試合ではプレーできないというところですが、そんなに大きなものではないと僕自身は思っています。ずっと出場していて疲労もあったと思いますし、連戦ということもあったので、今日はメンバーから外しました。
ルキアン選手が不在の中で、今日の勝利はチームとしても大きな自信になるか?
それは大きいと思いますし、ルキアンはずっと出ていて、ルキアン自身は逆に悔しいと思います。怪我人も多く出ている中で、総合力でやるしかないのでチームとしてはこの結果を良いきっかけにしないといけない、そんなゲームになったと思います。
誰がというよりか、これをどう共有してどう向かうかだと思うので、ルキアンがいない中で結果を出せたという観点からは良かったと思いますけれども、全員でまた次に向かっていければと思います。
阿部選手が前で起点になることによっての攻撃で大事にしたことは?
阿部の良さは、そうやって機転を利かせながら変化させられるところだと思いますし、大事なのはそれを見てポジションをどうローテーションできるか、重ならないかどうかなので、その辺は大陽(平岡選手)を含めて昌生(池田選手)、バラ(茨田選手)が上手く声を掛け合いながら、修正しながらやってくれたんじゃないかなと思います。
多少、フリー的なところもあるんですけれども、それを見て判断するところであったり、ポジションをとるところ、それをどう活かすかといったところは皆の繋がりがあったと思います。得点もそういったいやらしさから生まれたと思うので、お互いが良いところを引き出せていたと思いますし、その中でベースとするものがあったのかなと見ています。
今日の失点もセットプレーからとなってしまったが、次戦に向けてどう改善していくか?
今日の試合に向けてもそこは重要ポイントとして、できる限りトレーニングをして、ミーティングをしながらやってきました。実際は失点の半分まではいかないですけれど、総失点数の1/3、1/4はセットプレーからなので、今日に関してもやられてしまうことも問題ですし、綺麗にやられすぎだなというところは正直あります。
ボールへの反応は、ゾーンの選手はもっともっと反応していかないといけないですし、求めている中でゲームで起こってしまうということはまだまだ足りないところです。そこの意識をもっと高めていかないといけないですし、身体を当てるであったり、ゾーンなので自分の前のところでボールを触れれば攻撃側からしたら角度も変わって得点のチャンスが無くなるので、そうしたところをもっともっと出さないといけないと思います。ボールへの反応をもっと促していかないといけないなと思います。
ここ数試合、畑選手がボックス内へ入っていくシーンが増えてきたが、何を伝えてきたか?
求めることとしては、最近よく言っているとかではなくてずっと求めていることですが、僕が思うのは間隔であったり、行けば何か起こるというタイミングを掴みだしたのかなと思います。彼自身、札幌戦で点を取れたということが大きな自信になっているのではないか、というのは今日のゲームを見てすごく思いました。
自分のストロングを自分が一番理解しているようで理解できていなかったと思うので、まずそれがストロングなんだというところと、そこに迷いがないということが、今の彼の前への推進力が出ている部分だと思います。
僕がどうこう言ったというよりかは、自分でトライして身につけてきているのかなと思っているので、あとは得点への意識というか、今日もクロスであったり、シュートもカットインして狙ったりあったと思うんですけれど、そこの意識がひとつ上のレベルにきたのかなと思います。
リードした状態でも前への推進力が衰えなかった。その点の評価は
非常に難しいところだと思います。もちろん点は取りたいですし、取れれば楽ですし、そのバランスを崩さないことも大事な要素。その辺の行く、行かないところは、もちろん行ける時は行ければいいですし、行かない時はセットして構えるというか、そういうところは今日全体を通して選手同士でもあったと思います。こちらから見ていてもおかしい感じが無かったのが良かったのかなと思います。
欲を言えば3点目を取りたかったですけれども、自分たちには勝つことが重要なポイントでした。ピッチ横にいると、選手同士の声掛けもよく聞こえるので、その辺はよくコミュニケーションを取っていたなというところと、結果的に上手くいく、いかないこともありますが、行く、行かないのところも皆が共有して認識を持っていたところもあるので、それが最後締めるところにも繋がったと思います。
選手コメント
FW19福田 翔生
(昨シーズン、J3でも多く得点していたがJ1での得点に違いはあるか?)
最初の頃はやっぱり違いました。あと、決めれていなかったというのもありましたし、そこで1点決められれば、という思いは自分の中であったので、マリノス戦で決められたことが良かったと思います。
(気持ちが乗ってきている?)
気持ちですね。でも気持ちって言葉では簡単に言えますけど、意外と簡単には表現できないものでもあるし、難しかったりするので自分の持ち味だと思います。
毎試合、命を懸けてやっています。大袈裟に聞こえるかもしれないですけれど、そのぐらいの気持ちでやっています。
(阿部選手のクロスにもしっかり合っていたが?)
見えていました。昨年から点は取れていたので、得意というか、良い感覚はありました。
毎試合やるだけだと思っています。
(どこにいれば点が取れるか、という感覚が研ぎ澄まされてきている?)
その通りだと思います。1点決めて、嗅覚、匂いというのが研ぎ澄まされてきていると思います。もっともっとやっていきたいです。
このエンブレムを背負っているからには戦うだけです。
MF7阿部 浩之
(1ゴール1アシストの活躍だがまずアシストのシーンについて)
はっきり覚えてないですけど、翔生(福田選手)が動き出すのを待ってから、動き出さなかったら外を使おうかなと思ったんですけど、翔生が思い通りの動きをしてくれたので、あのスペースは見えてたのでいい形でいけたと思います。
(ゴールについては)
昌生(池田選手)にいいパスが入ってその瞬間に昌生だったら落としてくれるかなと思ったので、自分の得意な形に持っていけましたし、ゴールにつながったのでよかったです。
(攻撃面の手応えは?)
今日は特に前の4人が連動してできていたと思いますし両ウィングバックもいい感じで攻撃に絡めていたと思うので、攻撃をもう少し増やしていけたらと思います。まだまだ、少し早く打っちゃってもったいないなというシーンもあったので、チームとして勢いが出るからいいんですけど、さらに一歩いくためには、もっと決定機になる攻撃ができると思うのでそこはチームとして質を上げていきたいと思います。
いい攻撃はできているけど、ビッグチャンスかというとそれほどでもなかったと思いますし、ビッグチャンスを毎試合3個4個つくっていけたら複数得点が増えていくと思う。そうしたら守備も1失点したら仕方ないというゲームができるほうが、守備としても楽だと思う。もちろん無失点がいいですけど、1失点しても仕方ないと思えるくらい、前の選手が得点できればと思いますしそういうゲーム展開にもっていければと思います。
(チャンスを作るうえで大切なのは?)
やはり周りとの関係性、ボール保持者が周りを見ることも大事だし、周りがいいポジショニングをとって呼び込むことも大事。そこに人がいないと始まらないので、そこに人がいれるように周りが意識してサポートできたらと思います。
DF47キム ミンテ
(ようやく勝利を掴めたが?)
失点してしまっているので、腹が立っています。
(セットプレーからの失点については?)
失点シーンを見てみないと分からないですが、僕もブロックされていて、僕の少し前だったと思うので自分の責任だと思いながらも、立て続けに失点しないよう、崩れないようにしていました。
0-1のまま持っていくことができて、同点、追加点と取れたので、やっぱり崩れずにいることで、ベンチにも走れる選手がたくさんいるので、後半に繋げることができると思います。
ディフェンダーとして、後ろで支えられる選手として複数失点をしないようにしないといけないと思います。
(これまでは追いつかれる展開もあったと思うが?)
今日、危ない場面があった後にコーナーキックになった時に、皆の顔を見たら、皆が声を掛け合って叫んでいたので、これは勝ったと思いましたし、やっと少しずつチームがグループになってきたんじゃないかなと思います。
(今日はサポーターが良い雰囲気を作ってくれていたが?)
今日だけでなく、あれだけ勝てていなくてもずっと良い雰囲気を作ってくれていたので、常に感謝していましたし、ずっと情けないと思っていたので、やっとひとつ勝てたので、次は無失点でしっかり勝てるようにやっていかないといけないと思います。
(次戦、好調の町田が相手だが?)
こんなに勝てている町田は本物だと思うので、中途半端な気持ちだとまたやられてしまうと思うので、首位のクラブなのでしっかりリスペクトしながらも今日みたいにやることを考えながらビビらずにしっかりやりたいと思います。
FW34渡邊 啓吾
やはり少し緊張してしまって、あがってすぐにバテてしまっていたので、チームが勝てたことはよかったですけど、もっとできたなという悔しさがあります。
でもチームが勝ったので、すごく雰囲気もいいですしここから波に乗れたらと思います。そしてその波に僕も乗れたらいいなと思います。
(自身の強みは?)
今日は全く見せられなかったんですけど、持久力、スタミナ、ハードワークのところでチームに貢献するところだったり、ゴール前に顔を出して得点を奪うところなどが自分の持ち味だと思うのでこれからどんどん出していきたいと思います。
(大学でこのスタジアムでは何度かやっていると思うが慣れているか?)
今年だけで2、3回このスタジアムで試合をしていますが、全く景色が違っていました。本当に全然違うものでした。
(2日前に大学の試合に出ていたと思うが?)
身体的には大丈夫でした。まだ若いので全然大丈夫です。
またチャンスをもらえたら、結果を残してアピールしたいと思います。
DF3畑 大雅
(相手ボックス内に入っていく動きがかなり増えてきたが、手応えは?)
智さん(山口監督)から引き続きずっと言われているので、そこに入っていこうというのは意識してプレーしていますし、今日も平岡が横パスを出してくれたらシュートが打てたんですけど(笑)
ああやって、結構ボールが転がってくるんだなと思うと、入っていきたくもなるので、点が取りたくて、すごく入る意識をしています。
(札幌戦での得点や、惜しかったプレーの成功体験が自信に繋がっているか?)
そうですね。そういったプレーや日頃の練習を含めて、自分に自信を持ってプレーすることを意識していますし、それが良い方向に向いているんじゃないかなと思います。
(山口監督の言うように、自分で何か掴んだ部分があるのか?)
気持ち的な部分が一番大きいと思います。秋田戦の後、ああいう負け方をしてそのまま札幌に移動して、皆で話をした時に雄斗くん(鈴木選手)からメンタルの部分の話が出て、その話を聞いて自分の考え方の甘さとか、自分がやってきたものに自信を持ってやっていかないといけないなと思いました。
それがあって、次が札幌戦だったので過剰すぎるくらい自分に言い聞かせて自信を持って試合に臨んだ。それが今の結果に繋がっていると思います。
そういう気持ち的な部分が自分のストロングを出すことに繋がっていると思います。