馬入日記
2018.09.30
【馬入日記:9月30日】「湘南の良さ」
「身体的にも精神的にもしっかり準備はできていたし、残念です」
今日9月30日に開催を予定していたAWAYジュビロ磐田戦は、台風の影響により今季2度目の延期試合に。他の選手同様、試合に向けて着々と準備を進めていた秋元陽太選手もこの話題に表情は晴れません。それでも「こればっかりは僕たちには何もできないし、大事なのは切り替えてこの時間をどう使えるか」と、10月に向けたリフレッシュと課題に向き合う機会として、この空白を有効活用していきます。
遠征がキャンセルとなり平塚に残ったチームは今日、馬入でゲームを中心としたトレーニングを実施しました。実戦さながらの熱を帯びた練習に「延期になってもこういう雰囲気でできるのが湘南の良さ」と秋元選手は手応えを口にします。
選手を入れ替えながら行ったトレーニングでは、ピッチの外から眺める秋元選手が真田幸太選手に声をかける姿が見られました。「仲間をサポートすることに年齢は関係ないし、幸太も良いプレーをしていたと思う」真田選手だけでなく、若い選手がエネルギーに満ちたプレーを見せた練習に、チームを思う男の考えがにじみ出ます。
「やっぱり若い選手には思い切ってやって欲しいし、それがこのチームにとっては本当に良いことだと思う。もちろん厳しく接することも大事だけど、のびのびやれる雰囲気を作ることも大事。その中でみんなが謙虚にやり続けていくことを忘れずにやっていきたい」
そのためにも良い影響を与えられる存在でありたいと、自分自身にも役割を授ける秋元選手。残すところ約2ヶ月となった2018シーズンも、成長のために余すところなくその時間を過ごしていきます。