2023JリーグYBCルヴァンカップ/Bグループ 第5節 vs 清水エスパルス
5月24日(水)19:03キックオフ @IAIスタジアム日本平
HOME 清水エスパルス | 湘南ベルマーレ AWAY |
3 | 2 | 前半 | 0 | 2 | ||
1 | 後半 | 2 | ||||
4 > 7 | 勝点 | 6 > 6 | ||||
28分 岸本 武流
42分 ベンジャミン コロリ 81分 チアゴ サンタナ |
得点者 |
64分 鈴木 章斗
67分 平岡 大陽 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | 大久保 択生 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | ソン ボムグン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 4 | 高橋 祐治 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 38 | 井林 章 | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 35 | 高木 践 | 1 | 0 | 松村 晟怜 | 32 | DF | |
MF | 13 | 宮本 航汰 | 0 | 1 | 畑 大雅 | 26 | DF | |
MF | 40 | 成岡 輝瑠 | 0 | 0 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
MF | 15 | 岸本 武流 | 2 | 0 | 永木 亮太 | 20 | MF | |
MF | 16 | 西澤 健太 | 1 | 3 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
MF | 17 | ベンジャミン コロリ | 1 | 1 | 吉田 新 | 28 | MF | |
FW | 29 | ディサロ 燦シルヴァーノ | 2 | 1 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 45 | 北川 航也 | 0 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW | |
GK | 31 | 梅田 透吾 | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 5 | 北爪 健吾 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 3 | ホナウド | 0 | – | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
FW | 9 | チアゴ サンタナ | 2 | 0 | 鈴木 淳之介 | 30 | MF | |
FW | 18 | 齊藤 聖七 | 0 | 2 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
FW | 20 | オ セフン | 0 | 0 | 若月 大和 | 25 | FW | |
FW | 37 | 森重 陽介 | – | 0 | 石井 久継 | 37 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆31分 45 北川 航也■
◆85分 5 北爪 健吾■ ◆86分 9 チアゴ サンタナ■ ◆88分 20 オ セフン■ |
10 | シュート | 9 |
◆14分 32 松村 晟怜■
◆77分 4 舘 幸希■ |
8 | ゴールキック | 7 | ||
2 | コーナーキック | 5 | ||
12 | 直接フリーキック | 11 | ||
2 | 間接フリーキック | 3 | ||
2 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
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選手交代 | ||
◆46分
13 宮本 航汰 → 3 ホナウド
◆68分
29 ディサロ 燦シルヴァーノ → 20 オ セフン 45 北川 航也 → 9 チアゴ サンタナ
◆76分
16 西澤 健太 → 18 齊藤 聖七 17 ベンジャミン コロリ → 5 北爪 健吾 |
◆46分
28 吉田 新 → 2 杉岡 大暉 32 松村 晟怜 → 18 町野 修斗
◆71分
13 平岡 大陽 → 37 石井 久継
◆76分
29 鈴木 章斗 → 30 鈴木 淳之介
◆82分
7 阿部 浩之 → 25 若月 大和 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
4,574人 | 晴、無風 | 17.8°C | 61% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
---|---|---|---|---|---|
臼井 郁夫 | 高崎 航地 | 淺田 武士 | 赤阪 修 | 國吉 真吾 | 寺崎 大悟 |
監督コメント
山口監督 総括
前半の内容が酷すぎて得点も取られたてしまったので、前半は本当に僕のミスだったと思います。後半は形も変えて選手の良いところ、要求しているところが数多く出たんじゃないかと思います。
同点に追いつくまでは素晴らしかったと思いますけれども、やはり最後の詰めといいますか得点を取るところもそうですし、
失点のところもそうですし、最後のところが甘かったなと、本当にそこに尽きると思います。
前半は相手の試合だったと思いますし後半はどちらかというと湘南の試合だったかもしれないですけども、結果が出せなかったので非常に残念な試合になりました。
山口監督 質疑応答
後半はやりたいサッカーがよく分かる内容だったが、逆に前半は何がよくなかったのか?
清水さんが4-3-3でハメにきたところの動かしに本当に問題がありましたし、そこの伝えているところがうまく表現できなかったなと思います。
特に後ろのところの問題はアバウトなボールになってしまったり、準備が遅かったりというところは懸念していたところがそのまま出てしまったというのはあります。
相手を見て判断するところというのが、前半はできなかったのはありますし、相手の圧にビビッて後ろ向きになったところはまだまだやらないといけないなと思います。
前半0-2から後半入って2点取り返したが、良かった部分は?
後半4-4-2にしてからは、形というよりかは相手を見て準備をすることに大きく違いはないですけれども、景色が変わったところ、意識を持たせるところをそのまま後半出してくれました。0-2なので開き直ってみんなが得点を取りに行かないいけないというのが、良い形で出たとも思いますし、後半は特に解放された感じの準備であったり、繋がりだったと思います。
そんな中でもやはり肝のところはまだまだなところもあるので、後半は良かったと思いますけど勝てなかったところはしっかり原因があると思うので、しっかり映像を見直して選手と共有したいと思います。
秋葉忠宏監督 総括
やっぱりホームって良いですね。リーグ戦、アウェイで2連敗と苦しい中、悔しい思いをしている選手が躍動してくれる、ピッチでしっかりとした答えを出してくれる。それはホームで、平日にもかかわらずこれだけのサポーター・ファミリーが駆けつけてくれて、われわれの背中を押してくれた、ともに戦ってくれたからだと思います。だからこそ、この一体感とか、ホームならではのプラスαの力が出ると思っています。われわれはホームで必ず勝つんだという神話を続けていきたいです。より強固な絆、一体感を持って戦っていきたいと思っています。
あとはピッチでも、いろいろなフォーメーション、組み合わせと多くのものを試せたので、こんなに大きな収穫はないと思っています。向上心とか、野心とか、ギラギラ感があったし、たった2日間ほとんどトレーニングができない中でも、これだけのシステム、組み合わせの中でしっかりとしたコンビネーション、連係を攻守において見せるというサッカーインテリジェンスの高さ、サッカーセンスも含めて、今日の選手たちの可能性を感じました。まだまだこのチームの戦い方の幅が広がると思っているので、ぜひ今度はこの精度が上がるようにしたいです。
また中3日でトレーニングはなかなかできませんが、回復させながら、ますます悩みのタネが増えたので、誰を金沢戦でチョイスしたほうが良いのか、メディカル、コーチングスタッフ含めて、どういうメンバーがふさわしいのか。大いに悩みながら、次のアイスタで躍動する姿を見せて、勝点3を取って連敗を止めたいと思います。
選手コメント
FW29鈴木 章斗
前半はあまり良い形でフォワードにボールが入らなかったですけど、そういう時にどうすべきだったのかということがまだ自分のなかで整理できていないので、今後に向けてもしっかり映像で見て修正できればと思います。
(後半4バックにに変えてどんなところがよくなったのか?)
相手も2-0になったこともあって、少し引いて守ってきたのかなと思うんですけど、そういったなかで自分たちもテンポよく、距離感よくプレーできていたと思います。距離感が一番良かったかなと自分のなかでは思います。
(ポジションが後半右サイドに変わったが?)
右サイドバックが舘くんだったので、初めは特徴を考えると追い越すタイプではないと思ったので、サイドに張って1対1を仕掛けようと思ってプレーしていたんですけど、途中から中からボールを引き出せということを言われて、引き出してターンして前を向いてというのは自分の特徴でもあるので、それがうまくできたかなと思います。
(得点の場面を振り返って)
どういう形で左を見たのかは覚えていないんですけど、クロスに入るというのはチーム全体でやっていることなのでたまたま目の前にボールがきて、やはりシュートを打たないと入らないので、思い切りシュートを打って、結果それが入ってよかったと思います。
(平岡選手の得点のアシストは?)
相手のディフェンダーが後ろ向きの守備になっていたので、そこにプレッシャーをかけることで相手がミスをした。みんなマイナスでボールを呼んでいたので自分のなかでは時間があって、監督からいつもキーパーとディフェンダーの間にボールを流せと言われているのをその時パッと思い浮かんで、大陽くん(平岡選手)はあまり見えていなかったんですけど、誰かいるなというのは見えたので、そこに流した結果得点に繋がりました。マイナスにいた選手のおかげでもあると思います。
DF2杉岡 大暉
(後半形を変えたのもあるが、どういうことを共有してピッチに入ったのか?)
前半はシンプルに空いているところを使えていなかったのでサイドで2対1が出来ていた部分で、相手が落ちたのもありますけどそこをシンプルに使うことだけを意識していました。ボールを持てましたし追いつくことができましたけど、相手も交代選手を入れてギアを上げてきたなかでセットプレーでやられてしまったのは残念です。
(前半は外から見ていてどう感じたか?)
最近のよくないところが出てしまった試合だったと思いますし、よくないときはああやって繋ごうとして中途半端になって蹴るのもアバウトになってしまっている。自信をもって決断ができていないなというのと、蹴るなら良い質のボールを裏に落とすべきだと思いますし、繋ぐならしっかりポジションを取るべきだったと思います。
今のチームの課題が出た部分でもあると思うので全員が共有して、どうしても前半トーンダウンしてしまうというのは負けている試合はほとんどそうなってしまっているので、そこは修正しなければいけないと思います。
DF22大岩 一貴
勝てていない状況が続いているので、みんなで力を出し切って勝とうということを意識して入りました。
前半はボールを持っている時もうまくいかなかったですし、もう少しシンプルに相手の背後にボールを落としてからみんなで押し上げることも必要だったかなと思います。
(後半に入るといい形を作ることが多くなったが?)
良い距離感でプレーができるようになったと思いますし、もう一度躍動感を持って全員で戦えたところは良かったと思います。ただ最後のセットプレー絡みのところから失点したことは課題でもありますし、本当に残念です。
MF13平岡 大陽
(前後半で違う戦いになったが?)
後半は配置が変わったこともあるし相手が引き込んだのもありますけど、押し込むことができた。そこはよかったですけど、やっぱり前半に自分たちで解決することが一番いいし、ハーフタイムでは遅かった。いつも思うことですけど、ピッチで解決する力がまだまだ足りてないと思います。
(前半は選手同士でコミュニケーションを取れていたのか?)
常に声をかけていましたし、章斗(鈴木選手)と繋がる部分は話してはいたんですけど、根本的な解決策にはなっていなかった。少しうやむやのまま試合が進んでしまったかなというのがあるので、そこはよくなかったと思います。
そういうなかで失点をしてしまい、やはり甘さが出ているなと思いますし、なんとか0で折り返したら後半に改善はできたと思うので反省があります。
(守備については?)
新くん(吉田選手)と初めて組んで、コミュニケーションを取りながらやっていたんですけど、そこが少しうまくいかないときもありました。それは僕の問題でもありますし、新くんとのコミュニケーション不足でもありました。サイドバックに対してどっちが出るかというのも少しアタフタする場面もあったので、そこはもう少し整理出来たらよかったかなと思います。
(ゴールシーンを振り返って)
僕は当てるだけでした。章斗が持ち運んでクロスに対して、いつも言われてるキーパーとDFの間に入ろうと思ったけど、スペースなかったので1回止まってみようと思ったらマチくん(町野選手)が潰れてくれて自分のところにボールがきた。反応するより先に身体が動いて、当てたという感じでした。
狙っていたところに入りにいったことはよかったと思います。去年はこういうゴールはなかったですしポジティブに捉えて1点は1点だし成長だと感じています。
(相手が研究してくるなかでここを超えて次に行くために重要な局面にいると思うが?)
結果が出ていない現状があるので、乗り越えないといけないと思っています。ただ、一気に変わることはないと思いますし、局面局面が繋がって試合になると思うので、一つひとつの局面をしっかりと考えて打開できるようにやっていきたいです。
MF15奥野 耕平
前半はゼロと言っていいくらいの内容だったので、後半はもうやるしかないというメンタルで、布陣も変えて戦って、いいチャンスも作れていたし2点取ることもできた。後半はやりやすかったし、プレーしていて楽しかったです。
前半は前に運べてないわけではなかったんですけど、前に運んだ時に単純なミスであったり後ろ向きなミスが多かった。切り替えも遅かったと思います。
ミスで落ち込んでいる選手もいたので、僕も若手ですけど、年下の選手にはもっと声をかけていかないといけないなと感じています。
(広島戦に向けて)
戦術云々以前に、ひとつの球際とか勝負どころの執念とかそういうところを徹底して、身体を張ったり走ったりということを大事にして、目の前の一勝をしっかりとりたいと思います。