2023JリーグYBCルヴァンカップ Bグループ 第2節 vs 川崎フロンターレ
3月26日(日) 15:03キックオフ @等々力陸上競技場
HOME 川崎フロンターレ | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
0 > 1 | 勝点 | 1 > 2 | ||||
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得点者 |
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 99 | 上福元 直人 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 富居 大樹 | 23 | GK |
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DF | 13 | 山根 視来 | 0 | 1 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 3 | 大南 拓磨 | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 15 | 田邉 秀斗 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 2 | 登里 享平 | 0 | 0 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 6 | ジョアン シミッチ | 0 | 1 | 小野瀬 康介 | 88 | MF | |
MF | 8 | 橘田 健人 | 0 | 0 | 永木 亮太 | 20 | MF | |
MF | 14 | 脇坂 泰斗 | 2 | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
FW | 41 | 家長 昭博 | 1 | 0 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
FW | 23 | マルシーニョ | 4 | 2 | タリク | 11 | FW | |
FW | 11 | 小林 悠 | 1 | 2 | 阿部 浩之 | 7 | FW | |
GK | 1 | チョン ソンリョン | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 5 | 佐々木 旭 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
MF | 16 | 瀬古 樹 | – | – | 山本 脩斗 | 16 | DF | |
MF | 30 | 瀬川 祐輔 | 0 | 0 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 17 | 遠野 大弥 | 1 | 0 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
FW | 20 | 山田 新 | 0 | 1 | 若月 大和 | 25 | FW | |
FW | 33 | 宮代 大聖 | 1 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
11 | シュート | 8 |
◆55分 44 中野 嘉大■
◆82分 4 舘 幸希■
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11 | ゴールキック | 5 | ||
7 | コーナーキック | 4 | ||
11 | 直接フリーキック | 9 | ||
3 | 間接フリーキック | 1 | ||
3 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆56分
14 脇坂 泰斗 → 17 遠野 大弥 11 小林 悠 → 20 山田 新 ◆72分
41 家長 昭博 → 30 瀬川 祐輔 23 マルシーニョ → 33 宮代 大聖 ◆87分
2 登里 享平 → 5 佐々木 旭 |
◆64分
10 山田 直輝 → 27 池田 昌生 44 中野 嘉大 → 6 岡本 拓也 ◆77分
11 タリク → 29 鈴木 章斗 7 阿部 浩之 → 25 若月 大和 ◆83分
20 永木 亮太 → 15 奥野 耕平 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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14,967人 | 雨、弱風 | 14.1℃ | 79% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
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北郷 光宏 | トム ブラモール | 武部 陽介 | 梅田 智起 | 中澤 涼 | 大高 常勝 |
監督コメント
山口監督 総括
リーグ戦でショッキングな負け方をした後の1週間で、もちろん今日の試合に向けてというところと自分たちが向き合うところを準備したなかでの試合になりました。
相手が川崎さんなので、ボールを握られるところを想定しながら自分たちの組織的な守備のところ、プラス自分たちがトライしている攻撃のところというのを出したいと思っていました。
90分を通して選手のそこに向き合うところであったり、トライするところはあったと思いますし、評価してあげたいと思います。
ただ、無得点に終わってしまったところは大きな課題ですし、そこへの意識というかゴールに向かう怖さや大胆さといったところは足りなかった、そんな試合になったんじゃないかなと思います。
山口監督 質疑応答
トライする姿勢は選手から見えたが、なかなかフィニッシュまで行けず怖さがなかったという点については?
今日に限っていうと背後への狙いというのが少なかったですし、そこへのランというものはもっともっと増やしていかないといけないと今の段階ですけど思っています。
ただ、全体が繋がるところであったり、ハーフタイムにも言ったんですけど、何のためにボールを動かすのかというとゴールを奪うため。まだまだ目の前の相手を剥がすことであったり、そこを取られないというところが今日もありましたが、それも最終的になぜそういうことをしているのかというところはもう1回向き合わないといけないと思います。
ゴール前や相手のゴール近くになった時でもそういう意識はまだまだ足りないというか、そこを出していかないとこじ開けていけないと思いますし、そこは大きな課題として残った試合にはなりました。
次のリーグ戦に向けてはその課題をどう修正していくのか?
最近失点が多い試合が続いていたので、無失点に抑えられたというところは継続することはもちろんですが、やはり勝ち切るところ、90分を通して交代選手も含めてチャンスがなかったわけではない。そういうところの判断、引き出しがどれだけあったのかというのは向き合っていきたい思います。
簡単に得点が取れるとは思わないですが、引き出しだったり回数であったり、状況というものをたくさん作りたいと思いますし、それは永遠の課題なので続けてやっていかないといけないと思います。
無失点に抑えた富居選手の評価は?
今というよりずっと素晴らしいパフォーマンスをし続けてくれていますし、今日良かったからとか2試合出たのが良かったとかそんなことでは選手は評価していないです。
トミ(富居選手)だけじゃなくて全体が本当に常に課題と継続するところと前向きさを持ってやってくれているというのはすごく評価していますし、僕自身すごく助かっているところです。
パフォーマンスに関しても無失点で抑えたというところと攻撃に関わるところに対してはすごく意欲的にやってくれていると思いますし、それも日頃の積み重ねでああいうプレーを出せれていると思うので、引き続きやってもらいたいところとあとは自信を持ってやってもらいたいというのは常々思います。
個人の評価としてはすごく良いと思います。
鬼木達監督 総括
雨の中、力強い応援をずっとくださっていた中で、期待に応えられず非常に残念に思います。チャンスの数もあったが、そこを決め切らなければいけません。チャンスになりそうな場面をもっとビッグチャンスにするところでは、判断の質で、多くのチャンスを作れるシーンもあった。だが、作れなかった。ひとつの判断、技術の判断もやっていく必要がある。守備のところでは、みんなで一生懸命頑張っている。攻撃も、もっと相手陣でサッカーできるようにやっていきたいと思います。
鬼木達監督 質疑応答
ビルドアップの部分の問題についてどう整理していくのか
基本的に相手を見ながら把握して、ポジションを取っていくということになると思います。今日はカミ(上福元選手)にはああいうキックがあるので、ただ単に蹴るのではなく、相手を引き出してから蹴るというのが狙いとしてはあります。
もうひとつは、単純にそこを使わなくても、自分たちのところで、相手を引き出したときに、それをプレッシャーと感じるのか、相手を引き出していると捉えるのか。ひとつ抜け出せばすぐにオープンな形、カウンターのような形もあると思うんですが、もっと全体像を把握しながら、全員が相手がきたらこうする、というのを整理しながら、進んでいきたいと思います。
選手コメント
GK23富居 大樹
(終盤にビッグセーブがあったが)
あそこで1本止められるかどうかで負けるか引き分けるかのところだったと思うので、ああいう1本を止められたことでチームに少し貢献できたかなと思います。
一人では守れないので、今日止めたあとも岩ちゃん(大岩選手)がしっかりボールカバーに来てくれていて外にクリアしてくれた。もしみんなが止まってしまってたら相手に詰められていたと思う。岩ちゃんは信じて最後までボールカバーしてくれたので、そういうところも一人で守ってるわけじゃないということだと感じます。
もちろん勝てていないので納得はできていないんですけど、後ろの人間としてはゼロに抑えて終えられたことはよかったと思います。
(ビルドアップへの参加や攻撃に関しては?)
トレーニングからトライしている部分ですし、今日のミーティングでも智さん(山口監督)から今週みんなポジティブにトレーニングできていたという話もありました。
僕たちがやろうとしていたことを出せたから川崎も取りにこれなかったり、自分たちがポジティブにボールを動かせていたところがよかったと思います。
みんなもそういう意識は強かったと思いますし、日々の練習が今日のピッチに出ていたのかなと思います。改めてですけど日々のトレーニングが大事だと感じています。
今日できたことをまたよくしていこうと思えるし、そこへの持っていきかたという部分で、智さんがトライしやすいような環境を作ってくれている。
自分自身も常にいいトレーニングができていると思いますし、今日に向けてというわけではなくて常にいい準備をして過ごせていると思います。
MF88小野瀬 康介
前節のリーグ戦の反省すべきところを意識してだいぶ改善されましたけど、一番大事なゴールに向かうというところが今日は少なかったのかなと思います。
(具体的に改善した部分、フィニッシュにいけなかった原因は?)
ビルドアップの部分で最後までやり切るというところで、90分間サポートをして、ボールを繋いでいくというところはできていたと思います。ただ、ボールを繋いでいるだけでなくもっと得点を取るために繋いでいくという意識がもっとあれば、相手にとっても怖かったのかなと思います。
(前進していく意識が低かったのか?)
単純にゴールに向かうところ、シュート数であったり、シュートに持って行くところが前半から少なかったですし割とボールは持てたと思いますけど、ボールを持っていた割にはゴールには向かえていなかったのかなとやっていて思っていて、だから得点を取れなかったと思います。
そこを改善しながら得点を取らないと勝てないので、一番大事な部分を忘れずにやらなきゃいけないのかなと、やっていて思いました。
(相手がフロンターレということでボールを渡してしまったら取り返すのがいつもより難しい相手だったと思うが、その意識がシュートよりもボールを保持する方に意識が傾いたのか?)
そういった部分も少なからずあるのかなと思います。ボールを受けるのを怖がらないところはみんなできていたと思います。
サポートして助けてあげるところはよく改善できていましたし自信を持っていい部分ですけど、でも得点を取らないと勝てないのでそこだけですね。
(前線が阿部選手とタリク選手だったが、2列目の選手として連携面で意識したことは?)
阿部ちゃんとはよく話しをしていましたし、お互いの立ち位置を見ながらやれていたので、普段と特に変わりはなかったかなと思います。
(ゴールを重ねるためにどういった取り組みが次の1週間必要になってくるのか?)
ゴールに向かうところがこのチームのストロングポイントでもあるので、そこをやりつつ、ボールも握りながらという両方を追いかけてやっている段階なので、そんなにすぐにうまくいくとは思わないですけど、90分間その意識を持つことが大事なのかなと。
そこは段階でうまくできてきているので、改善して良い方向に向かっているのかなと思います。
MF10山田 直輝
最近リーグ戦もルヴァンも勝てていなかったので、勝利するために戦った中で勝ちがほしかったですけど、勝てなくて残念でした。
(チャンスを作れていたと思うが得点を奪い切れなかった、その部分の課題は?)
やろうとしているサッカーであったり、意思統一というのはできてきていると思うんですけど、最後の得点を取るというところに関しては個人のところだと思っています。ずっと言い続けていますけど、そこの質を上げること、少しでも得点の可能性が上がるように取り組んでいくしかないかなと思います。
(得点が取れないというのは同じ課題なのか?)
そんなに取れていないという感覚は特にないですし、チャンスも作れていないという感覚もないので、チャンスの数を増やしていければ得点の可能性が上がると思うところと、しっかり決めきるというところだと思います。
(山田選手が感じるチームの手応えは?)
やりたいことであったり、やらなきゃいけないことというのは出せたとは思います。その中でも課題もありますしできたこととも多くありました。次のリーグ戦に活かしていかないといけないなと思います。
(ルヴァンカップのグループステージも2引き分けだが?)
6試合終わったときに次のステージに進めれば良いと思いますし、勝ててはいないですけど負けてはいない。しっかり勝点は積み上げているので、次は勝ち切って上にいけるようにしたいです。
MF44中野 嘉大
チーム全体として悪くはなかったとは思うんですけど、最後の部分であまりゴールに直結するプレーがショートカウンターで1回引っ掛けたときくらいしかなかった。そこまでは支配もできているし進めてはいますけど、最後の部分であまり決定機を作れなかったなという印象で、自分もそこで違いを作れなかったし、仕掛ける場面も出せなかった。サイドでもドリブルを強引にすればできた場面はあったかもしれないので、そこを仕掛けた方がよかったかなと終わってみて反省しています。
サイドでのコンビネーションで崩したり、サイドでもう少し崩せるけどプレッシャーを受けている感じになり逆に展開をするという場面が多かった。それこそ川崎は回していて僕らはダメージを受けますけど、僕らも前線まで押し込めてたけれどそこからができていなかったので、もう少しコンビネーションを高めないといけないと思います。
自分自身もそこで脅威になれる選手にならないと、違いを作れないといけないなと思っています。
(ビルドアップの手応えを感じることと課題を感じていることを具体的に)
相手はボールを取りにきたかったと思うんですけど、自分たちが後ろから数的優位を作りながらサポートをうまく作りながらやれていた。相手に取られたところは、うまく相手に誘導されて奪われたというよりかは自分たちの技術的なミスだったと思います。チームとしてのやり方というかお互いの共通意識は悪くなかったと思います。
残りの3分の1のペナルティエリア付近までは比較的に良かったと思います。