2023明治安田生命J1リーグ第7節 vs FC東京
4月9日(日) 15:03キックオフ @味の素スタジアム
HOME FC東京 | 湘南ベルマーレ AWAY |
2 | 1 | 前半 | 0 | 2 | ||
1 | 後半 | 2 | ||||
8 > 9 | 勝点 | 8 > 9 | ||||
30分 仲川 輝人
65分 エンリケ トレヴィザン |
得点者 |
54分 杉岡 大暉
59分 タリク |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 27 | ヤクブ スウォビィク | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 富居 大樹 | 23 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 中村 帆高 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 4 | 木本 恭生 | 0 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 44 | エンリケ トレヴィザン | 1 | 2 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 17 | 徳元 悠平 | 1 | 0 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 37 | 小泉 慶 | 0 | 3 | タリク | 11 | MF | |
MF | 10 | 東 慶悟 | 0 | 0 | 永木 亮太 | 20 | MF | |
MF | 7 | 松木 玖生 | 2 | 3 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 39 | 仲川 輝人 | 1 | 1 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
FW | 9 | ディエゴ オリヴェイラ | 3 | 1 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
FW | 33 | 俵積田 晃太 | 0 | 1 | 阿部 浩之 | 7 | FW | |
GK | 41 | 野澤 大志ブランドン | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 3 | 森重 真人 | – | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
DF | 5 | 長友 佑都 | 0 | – | 大野 和成 | 8 | DF | |
MF | 8 | 安部 柊斗 | 0 | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 11 | 渡邊 凌磨 | 2 | 1 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 15 | アダイウトン | 0 | 0 | 若月 大和 | 25 | FW | |
FW | 29 | 熊田 直紀 | – | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
10 | シュート | 13 |
◆28分 20 永木 亮太■
◆53分 4 舘 幸希■
◆64分 2 杉岡 大暉■
|
|
5 | ゴールキック | 7 | ||
7 | コーナーキック | 12 | ||
18 | 直接フリーキック | 12 | ||
0 | 間接フリーキック | 2 | ||
0 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
33 俵積田 晃太 → 11 渡邊 凌磨 ◆63分
2 中村 帆高 → 5 長友 佑都 10 東 慶悟 → 8 安部 柊斗 39 仲川 輝人 → 15 アダイウトン |
◆46分
20 永木 亮太 → 15 奥野 耕平 ◆81分
11 タリク → 10 山田 直輝 ◆86分
7 阿部 浩之 → 29 鈴木 章斗 ◆90分
3 石原 広教 → 6 岡本 拓也 13 平岡 大陽 → 25 若月 大和 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
20,949人 | 晴、弱風 | 16.8°C | 20% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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田村 貢 | 小屋 幸栄 | 渡辺 康太 | 眞鍋 久大 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
林 可人 | 木村 博之 | 柿沼 亨 | 佐藤 克幸 |
監督コメント
山口監督 総括
毎試合、どんな試合でもそうですけれども、自分たちのスタイルを出したいと思って今日も挑んだ試合でした。
もちろん相手が変わっていくなかでFC東京さんの特徴、ウィークのところを選手と共有しながら臨んだ試合ではありました。
結果2対2ということで満足はできないですけども、選手の取り組む姿勢とファイトするところ、毎試合そうですけどもやるべきところ、やろうとする姿勢というのがあった試合なのかなと。
お互いの特徴、チームとしての特徴がぶつかりあったそんな試合になったと思います。
正直悔しいですし、勝ちたかったですけれどもまだこれを糧に次に向かいたいなと思います。
山口監督 質疑応答
試合を支配してチャンスもたくさん作った前半に1点リードされたが、ハーフタイムにどのような指示をしたのか?
継続するところと一瞬の隙のところは話しましたし、なぜ起こったのかというところを映像を使って振り返りました。失点をした場面を見せると選手は少し重く受け取る可能性もあったんですけど、日頃求めていることがそのまま出たのでそのまま使って、ただし内容は悪くないし自分たちの良いところがたくさん出ているという話をしました。そこでやり続ければチャンスがあるという話しもしました。
絶対に逆転するというところにフォーカスをして送り出しました。
最後のカウンターの場面で鈴木章斗選手がパスを選択せずに自分でシュート打ったが、パスを出していたほうが勝点3を得られていたかもしれない。ストライカーとして必要な姿勢とも言えるがあの場面をどう振り返るか?
まさしく、その場面を選手には伝えました。というのも同じような状況が3試合くらい続いていて、勝つための選択をできる選手になってほしいということ。自分が生き残るためにはそういう選択をできる選手にならないといけないし、
チームを勝たせるためにはまた別の選択をしなければいけないというなかで、試合でああいうことが起きました。
終わって話したのは、同じことを何度も繰り返すなと。厳しいような言い方ですけど状況は多分見えていたと思いますし、質問にあるように彼が上に行くために打ちきったことを褒めてあげたいというのは、特に日本ではあると思うんですけど、全くそうは思わない。決断は尊重しますし、打ったことに彼に後悔はないと思いますが、起こった結果というものを向き合ってほしいなと思います。もっと確率が高いところを選べなかったのかというのは3回くらい続いたので、一つ学びとして覚えてほしいなというところで多少厳しい言い方にはなりましたけれども、一つポイントとして伝えました。
もちろんシュートを打つことが悪いとは思わないですし、それはどんなプレーでもそうですけどベストな選択というものがあるなかで、選手の判断が遅れたり早くなったり、見えなかったりミスしたりというのがサッカー。一つそれで彼が何を学んでいるのか3回目で同じことを繰り返したというのは、まだまだだと思いますし勝たせる選手になるためにはそういうところを覚えてほしいなと思います。
それが若いからとかそういうことではないですし、ストライカーだからとかそういうことではなくて、サッカーとして数的優位のところをどう考えるかというのは本当に日本の大きなテーマだと思います。
アルベル監督 総括
私はパスを含め、テクニックをしっかりと表現した形で試合をしたいという思いがあります。けれども、いまはそこの部分で苦しんでおります。正直、トレーニングでは日に日に良くなってきています。良い形でボールをつなぐこともできているけど、それを試合で表現することに苦しんでいるところです。われわれのスタイルに適応し切れていない選手がいるのはあるかと思います。ただ、私は監督として自分がいるクラブに将来何かを遺して去りたい。なぜならば、愛してやまないボールを大切にするスタイルは、クラブやアカデミーに多くのものをもたらしてくれると信じて疑わないからです。
ほかのさまざまなスタイルもあると思います。すべてをリスペクトしていますけど、ある特定の選手がそろうと機能するスタイルがあります。ただそのスタイルではクラブに安定感をもたらすことができないと思います。その一方で、私が期待している、愛しているスタイルはクラブに安定感のある成功をもたらしてくれると信じています。そのぶん、ボールを大切にすることができなければ苦しんでしまう。いくつかの部分でわれわれのビルドアップのミスから失点を招いてしまったことは残念です。渡邊 凌磨が復帰して彼を投入し、よい形で後半をスタートすることができていただけに失点は残念でした。凌磨のシュートがポストに当たったシーンもありました。彼の投入とともに後半のほうが自信を持ってプレーできはじめたと思います。しかし、そのあとに短い間に複数のミスを犯し失点してしまったことは残念です。その後、長友、アダイウトン、安部を同時に投入し、別の流れをもたらすことができたと思います。選手たちが勝利にこだわる姿勢を見せ続けてくれたことには満足しています。
私は自分のアイディアを明確に持っています。昨季はよりフレキシブルに対応しましたけど、2年目の今季もフレキシブルに対応していたら何も変えることはできないと思います。なので、まずはトレーニングからさらにこだわり続けてやっていきたい。そして、細かいところの修正を重ねていきたい。この苦しみをしっかりと乗り越えることによって、さらなる選手補強を期待したいと思いますし、このスタイルに適した若手がさらに成長してくれると期待している。さまざまな部分が同時進行で良い方向に進むことによって遠くない将来にこのスタイルがしっかりとクラブに浸透するだろう。それとともにさまざまな成功を成し遂げられるところにたどりつけたらとても嬉しいです。
選手コメント
DF2杉岡 大暉
試合内容としては90分自分たちのやるべきことというのはやれたと思いますし、見ている人にとっても面白い試合ができたと思います。ただ、最後の結果のところで取り切るとか守り切るというところができていないので、そこは課題だと思います。
(得点した場面を振り返って)
リスタートで相手も隙があったので、そこでうまく始めてヨシくん(中野選手)がカットインすると思っていましたし、ボールが来ると思ったのでうまく中に入れて良かったです。
(狙い通りにあの場所に居れたのか?)
そうですね。ファーに打つだろうなと思っていて、そこは狙い通りのところにボールがきたので良かったです。
(前半はかなりチャンスを作りながらも失点をしてしまい勢いをそがれた感じがしたが?)
決定機は多くありましたし、キーパーのセーブというのは結構ありました。
そこで決めきる力であったり勝ち越すこともできているので、今までの反省を活かして守りに入らないというか、自分たちのやることというのはやれたと思います。ただ結果的にセットプレーで失点をしてしまっているので、そこはまだまだ足りないところかなと思います。
MF13平岡 大陽
得点のチャンスは僕もありましたし、決めきれないところがよくなかったです。
シュートの精度もそうですし、ペナルティエリア付近とかペナルティエリア内のクオリティとかアイディアとかそういうのをもっともっと磨かないといけないと思っています。
(チームとして後半立て続けて得点を決めたことは良かったと思うが?)
早いタイミングで得点を取れたことはなかなかなかったと思うので、収穫だと思います。
前半の攻撃も悪くはなかったのであれを続けていければ得点は奪えるというのを再確認することができたので、それは良かったのかなと思います。
(平岡選手自身の手応えは?)
悪くはなかったと思いますけど、でも違いを見せるには得点を決めるところだとか、もっとチャンスメイクするとかというところがないといけない。
そういうものを残していかないと上にはいけないと思いますし、去年よりは良いというポジティブな部分もありつつ、でも上を目指すことはやめてはいけないと思っています。自分自身の課題と良かったところは追求し続けないといけないと思います。
(タリク選手の得点も平岡選手のプレスから始まったと思うが?)
あそこのプレスは僕は得意なので、相手が持ち出したタイミングで絶対に取れる自信がありました。ああいうプレーをもっと増やしていくことが必要かなと思います。
FW18町野 修斗
シュートもかなり打ちましたし、バーに嫌われる場面だったり、あと一歩決定力がチームとして足りなかったです。常に課題なので向き合っていきたいです。
(逆転したあとの戦い方で相手も勢いよくきていたが、戦い方については?)
最後は多少バテてきていて、少しオープンな展開になるのはサブに控えている選手を見たら試合前からわかっていました。セットプレーからやられましたけど、詰めの甘さじゃないかなと思います。
(内容的には良い形で試合を進めていたと思うが、ピッチのなかではどう感じていたのか?)
あとは勝つだけという内容の試合だったと思います。ただ、もったいないミスを自分もそうですけど後ろもかなりあったので、まだまだだなと思います。
(今シーズンは大事なところで失点することがあり勝点3が取れないという試合が何回かあるが、どのような声掛けがあったりするのか?)
チームがあまり良くないときは、ラインの押し上げが揃っていない時であったり、そこの意識が薄かったりしていて、先頭と後ろのラインの距離が多少離れてしまうと時がよくない時なので、それを意識してみんなやっていたと思います。
ただ無失点の試合が未だにできていないというのは、後ろだけの責任ではないので向き合っていきたいと思います。
FW11タリク
まず得点できたことはすごく嬉しいです。0-1で前半を折り返してそのあと追いついて逆転できましたが、すごくいい時間帯に、いい流れと素晴らしい勢いがあった。その中で得点ができたことは嬉しいですが、その流れのままあと1点ゴールを決められたら3-1で試合を終わらせられたのかなと思います。
90分を通して本当に自分たちの試合だったと思います。勝点1では物足りない試合になったかなと思います。
非常にインテンシティの高いゲームになり、こちらにもFC東京にもチャンスがあり見ている方にとってはすごく面白いゲームになったと思います。
本当にこの自分たちのやってきていることを引き続き出せるように次の試合もしっかり頑張っていきたいと思います。
今日素晴らしいサポーターの皆さんの声援があり、自分たちはすごく助けられました。本当に感謝しています。こういう試合は自分たちのエネルギーをどれだけ出せるかどうかが重要なので、サポーターの皆さんが一緒にゲームを盛り上げてくれたことを本当に感謝しています。