2023明治安田生命J1リーグ第3節 vs 川崎フロンターレ
3月4日(土) 13:03キックオフ @等々力陸上競技場
HOME 川崎フロンターレ | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
3 > 4 | 勝点 | 4 > 5 | ||||
81分 瀬川 祐輔
|
得点者 |
64分 平岡 大陽
|
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | チョン ソンリョン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | ソン ボムグン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 13 | 山根 視来 | 0 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 4 | ジェジエウ | 0 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 3 | 大南 拓磨 | 0 | 2 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
DF | 5 | 佐々木 旭 | 0 | 1 | 石原 広教 | 3 | MF | |
MF | 8 | 橘田 健人 | 0 | 1 | 小野瀬 康介 | 88 | MF | |
MF | 14 | 脇坂 泰斗 | 0 | 0 | 永木 亮太 | 20 | MF | |
MF | 10 | 大島 僚太 | 1 | 2 | タリク | 11 | MF | |
FW | 41 | 家長 昭博 | 2 | 1 | 畑 大雅 | 26 | MF | |
FW | 23 | マルシーニョ | 1 | 1 | 町野 修斗 | 18 | FW | |
FW | 33 | 宮代 大聖 | 1 | 1 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
GK | 99 | 上福元 直人 | – | SUB | – | 富居 大樹 | 23 | GK |
DF | 27 | 松長根 悠仁 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
MF | 6 | ジョアン シミッチ | 1 | 0 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
MF | 16 | 瀬古 樹 | – | – | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 30 | 瀬川 祐輔 | 1 | 2 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 17 | 遠野 大弥 | 0 | 0 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
FW | 20 | 山田 新 | 1 | – | 山下 敬大 | 9 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆67分 10 大島 僚太■
◆85分 30 瀬川 祐輔■ |
8 | シュート | 11 |
◆49分 4 舘 幸希■
◆60分 88 小野瀬 康介■ |
7 | ゴールキック | 6 | ||
0 | コーナーキック | 8 | ||
14 | 直接フリーキック | 11 | ||
4 | 間接フリーキック | 1 | ||
5 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
14 脇坂 泰斗 → 30 瀬川 祐輔
◆56分
4ジェジエウ → 27 松長根 悠仁
◆72分
23 マルシーニョ → 17 遠野 大弥 33 宮代 大聖 → 20 山田 新
◆86分
10 大島 僚太 → 6 ジョアン シミッチ |
◆44分
17 大橋 祐紀 → 13 平岡 大陽
◆71分
11 タリク → 7 阿部 浩之 26 畑 大雅 → 44 中野 嘉大
◆88分
4 舘 幸希 → 6 岡本 拓也 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
21,171人 | 晴、弱風 | 15.8°C | 24% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
小野 俊介 | 荒木 友輔 | 浜本 祐介 | 坂本 晋悟 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
西尾 英朗 | 先立 圭吾 | 渡辺 康太 | 大高 常勝 |
監督コメント
山口監督 総括
前半立ち上がりから選手たちがやることを理解し、自分たちのストロングを理解して相手の良さを消しに行くところ、自分たちから奪いに行くところを前面に出してくれました。チャンスも何度か作れましたし、入りとしてすごく良い試合になったのかなと思います。
但し90分のなかで勝ちに繋げられなかったというところはチームとしての反省で、今日に限っていうと良い試合をしながらもったいなかったというところが大きかったのかなと。
自分自身は選手交代を含めて迷っていたところがあったので、勝ちに繋げられなかった原因は自分だと思っています。その辺りは自分自身も成長しないといけない、そんな試合になりました。
山口監督 質疑応答
前半を踏まえてハーフタイムにどのような声掛けをしたのか?
90分通して勝ちにいかないといけないので、前半良かったという話はしましたけれども、前半は良かったにならないように後半も続けたい、90分トータルのなかで勝つことを目指そうという話はしました。
多少前半の守備のところであったり、攻撃のところの修正は一つくらいは入れて後半に向かった、そんなハーフタイムになりました。
1勝2分だが「3勝できた」なのかそれとも「負けていない」なのか、選手に伝えていることはあるか?
選手に伝えているのは34試合終わってどうなのかなので、今負けがないとか3連勝できたのではとかはあまり考えていません。
スタートダッシュを掲げているのも34試合終わってどうなのかというなかでのスタートダッシュなので、捉え方は難しい部分があります。
本当にあと31試合、自分たちのサッカーをやれるかどうか、1試合1試合コツコツ積み上げてどうかというところなので、3試合までの結果を振り返っている余裕もないですし、次の試合に向けて今までの良い部分、悪い部分というのを取り組む作業があと31試合あるということ。そういう意味での楽しみのほうが大きいです。
結果に一喜一憂するというよりはその結果をもっと必然的に自分たちに引き寄せられるようにしていきたい。
勝てるチームを作るというのはそういうことなのかなと感じています。
平岡選手が途中出場で得点を決めたが評価は?
前への推進力がある選手ですし、攻守にそれを期待していました。大橋のアクシデントもありましたけれども、プランのなかでは持っていたところを最大限に活かしてくれたのかなと。
あとは途中出場ということで彼も悔しさがあって、それがよりゴールに向かう姿勢に出ていた、そんなプレーだったのかなと思います。
それを求めていたので、そういうところが結果に繋がったというのは彼の自信にもなったと思います。
ただ、まだまだ乗り越えないといけないところはあると思いますし、良い経験をしてまた成長をしてほしいです。
最大限を出せればああいうパフォーマンスを出してくれるだろうなというのはあるので、常にそういうところを追求して、こちらも要求してやっていければと思っています。
立ち上がりは良かったがそのあと川崎にコントロールされた時間があった。そのあと盛り返すことができたことは大きかったと思うが何か修正をかけたのか?
その時の声掛けで修正できる部分というのは本当に少ないと思っていて、もちろん声を掛けて要求はしますけど、日頃の考え方と日頃の度胸のつけ方が重要ではないかと。
もちろんフロンターレさんなので、僕たちの陣地でサッカーをさせてしまうと上手なうえ脅威でもあると思います。
ただそういうところもサッカーでは起こることなので、それを受け入れるところ、そのなかでゾーンによっての守備の考え方は変わらないところ、何が大事なのかところというのは日頃から落とし込んでいるので、どんな時にゾーンを押し返すのかというのも本当に選手が理解してくれてやってくれたと思います。
本当に失点のところはもったいなかったんですけど、それは選手の問題というより僕のところだと思うので、そういうゲームで耐えるところがみんなで共有出来だしたというのはすごく大きいと思いますし、全員で共通理解が持てるのは今あると思います。
鬼木達監督 総括
まずスタートのところから、もっと勇気を持って戦うところを押し出せるように、そういうものを作り出して送り出せれば良かったと自分自身で思っています。相手のプレッシャーに少し逃げるところがあった。それに対してのやり方もいろいろあったが、そこも含めてマネジメントをしないといけない。
球際のところであらためて勝負の部分が出てくる。そこをしっかりやっていきたい。ただ最後、選手が最後まであきらめずに勝点1を拾った形になったので、この勝点1を次のゲームに生かしていきたいという思いでいます。
鬼木達監督 質疑応答
ハーフタイムに瀬川祐輔選手を入れてシステムを変えたが?
中央の作りのところ、もう少しいろいろなところでタメを作りたいというのがあって、アキ(家長選手)を真ん中にもっていった。あとはほかの選手のところでポジションをとりながらということで、変更を行いました。
得点は中央を使ってからの流れだったが?
ゴール前でもビルドアップでも、怖がらずにやることが一番重要なところ。もうひとつは質のところをもっと突き詰めていきたい。質があったときはゴール前まで行ける。判断の質、プレーの質を両方持ち合わせられれば、得点シーンのような組み合わせが生まれると思っています。
選手コメント
MF13平岡 大陽
(得点の場面を振り返って)
得点のシーンはあまりよく覚えていなくて、アシストもあとで映像で見返して亮太くん(永木選手)からだったんだと思ったくらいで。
本当に夢中でやっている感じでした。それがいいのか悪いのかわからないですけど。
開幕戦も小野瀬くんから逆サイドからクロスが入ったと思うんですけど、本当に逆サイドは意識して入るようにしているので、そこは絶対に僕はなくしてはいけないなと思ってやっています。今日も逆サイドにボールがあるときには中で準備しようと思っていたのと、ボールが来たときにいつも焦ってしまうので、とりあえずボールだけを見ていました。
あの瞬間は相手のことは見ていなかったです。
(イメージ通りのゴールだったのか?)
そうですね。移動中にボールだけを見ることを意識していたので、止めて打つだけということに集中したら入りました。
映像で見返したらディフェンスの間とかをすり抜けるシュートだったんですけど、空いていたから打ったくらいの感覚でした。
あまり覚えていないんですけど、ただ止めてしっかり打つということを意識しました。
(スタメンから外れてアクシデントで途中から出場。監督も悔しさをプレーで表現してくれたと話していたが?)
前節の横浜FCのパフォーマンスは良くなかったので、外れてもおかしくないと思っていました。外れる時はいつも自分を冷静に見て、悔しさはありますけど悔しさというよりかは試合に出たときにどれだけチームに貢献できるかということを考えています。前向きに捉えていたのでそれが結果に繋がって良かったなと思います。
今年は一年を通して試合に絡み続けるというところを目標にしていますし、あまり先のことは考えすぎずに1日1日を大切にしていかないといけないなと思います。
(個人として考えている課題とは?)
プレスのところは自分の長所でもあるのでいい感触もありますが、ビルドアップの時にボールを引き出すところとか、もっと相手を見て判断するというところはまだまだ足りていないところだと思います。そういうところを自分の長所であるところを無くさずに、攻撃面のクオリティを上げていかないといけないと思っています。
MF20永木 亮太
(得点シーンのアシストについて)
チームとして切り替えのところは大事にして、プレスに行くということはチームとして決まっているので、それが自分の良さとマッチして得点にも繋がったので、非常に良かったなと思います。
(失点の場面は少しアクシデントのような感じだったが、振り返ってみるとどうか?)
相手がフォーメーションを変えてきて、その中で少しバタバタしてしまったし、相手がかなり前に勢いを持ってきたなかで、前節同様に追いつかれてしまった。そこは今の自分たちの課題だと思うので、事故的な部分もありましたけど、ああいうところで失点してしまうのはまだまだ自分たちの甘さなんじゃないかなと思います。
(3試合を終えて1勝2分というのは、どう捉えているか?)
負けていないということはポジティブに捉えていいと思いますし、自分たちがやろうとしているサッカーもある程度表現できているので、それはプラスに捉えていいと思っていますけど、ここで満足しないで続けてやっていきたいと思います。
MF7阿部 浩之
(意識して入ったことは?)
リードしていたし追加点を取ることとゲームを締めるというところ、時間を作ることを意識しました。
悪くはなかったと思いますが、ゲーム運びという面でまだまだできることはたくさんあるし失点をするまでのゲーム運びがあまりうまくなかったからああやって最後押し込まれる展開になってしまった。もう少し改善の余地はあるかなと思います。
(主導権が行き来する展開だったが?)
行ったり来たりしながら、自分たちが主導権をしっかり握ってあえてそういう展開に持っていくということができなかったので最終的に相手のペースになった。勝ってるのに押し込まれるというのはもったいないかなと思います。
守りたい、勝ちたい気持ちはもちろん強くあるかもしれないけど、それによって守備重視になるのは違うと思うので、そこはチームの課題だと思います。
みんな勝ちたい欲が強すぎるが故に、守り切ろうとしてしまう。そこは少しもったいないかなと思います。
ただポジティブな面もたくさん出ていると思うので、それはすごくいいところだし続けていきながら、追加点を取る、失点しないというところを目指してやっていきたいと思います。
DF3石原 広教
まだ開幕して3節目という状況のなかで、これだけまとまりのあるサッカーができていて、勝つことはできなかったですけどそこはポジティブに捉えていいと思います。もちろん勝てなくて悔しい気持ちはありますけど、それはみんな思っていると思うので次に繋がると思います。
内容も良かったと思いますし、みんなで前向きに捉えることが大事かなと思っています。
(石原選手自身も得点を決められそうな場面もあったと思うが?)
もう少しアタッキングサードに入ったあとのクオリティを上げないといけないかなと個人的には思っていて、自分のところから崩してクロスという場面は少なかったですし、周りを見過ぎて大胆なプレーができていないというのがある。
人を使うといったところは成長した部分でもありますが、自分で行くとかそこの貪欲さはもっと出してもいいのかなと試合を終えて感じています。
(マルシーニョ選手は強烈なスピードがあるがそこは後追いして奪うとか、その辺は意識していたのか?)
自分のサイドはどこのチームも基本的にそういう選手が多いので、そこは本当に舘くんを信頼して、抜かれても舘くんにカバーに入ってもらって自分が戻ればいいくらいの感覚でやっていました。
抜かれたり背後を取られたりしていましたけど、そこに怖さはなくプレーしていました。
(今日も失点はしたものの2節までと守備の感触は違うのでは?)
チャンスを作られていないですし、シュートを打たれた感覚もほとんどないので、失点は事故みたいな感じだったのでそういうところもあると思います。
課題はもちろんありますけど、守備は組織的にできていたと思いますし問題はないと思っています。
DF26畑 大雅
(ゴール前に絡めている印象があるが?)
昨年と比べると得点を決められそうな場面がありますし、ゴール前に入って行くという点では、日頃から智さん(山口監督)からもゴール前に入って行かないといけないと言われているので、そこは意識して入っていっています。
僕も得点を取りたいですし、少しでもチャンスがあればと思って前にポジションを取るようにしています。
(そこからの課題はあるか?)
選択するプレーの質はもっと上げていかなければいけないなと思います。昨年も1対1の場面でどちらにスペースがあるのかということを把握した中で、仕掛けができていたかとか、攻撃のところでもう少しゴールに向かってプレーができればなと思います。
やはり外だけだとそういうプレーになってしまうことが多いので、よりゴールに向かってプレーができるようになると相手も怖いですし、そういうプレーを増やしていきたいと思います。
(山根選手とのマッチアップは意識するところはあったのか?)
負けたくないという気持ちはありますし、一昨年の試合で絶対負けないという意気込みで試合に臨んだんですけど、結局山根選手と家長選手にやられてしまい最後逆転されてしまって本当に悔しかった。
ただその後の試合では川崎戦では右サイドで出ることが多かったので、絶対にいつか取り返したいという気持ちではいたので、今日はより気合いが入っていました。
(実際にそういうプレーができたという感触は掴んだのか?)
激しくプレスに行くこともできましたし、攻撃でも前に出て行くこともここ数試合よりはできていたと思います。
あとは、守備は奪い切るところであったり、攻撃でももっと顔を出して得点に絡むプレーというのを出していかないといけないなと思います。