2023明治安田生命J1リーグ第34節 vs FC東京
12月3日(日)14:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | FC東京 AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 1 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
34 > 34 | 勝点 | 40 > 43 | ||||
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ソン ボムグン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 野澤 大志ブランドン | 41 | GK |
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DF | 6 | 岡本 拓也 | 0 | 0 | 白井 康介 | 99 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 0 | 木本 恭生 | 4 | DF | |
DF | 47 | キム ミンテ | 0 | 0 | 森重 真人 | 3 | DF | |
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | 0 | バングーナガンデ 佳史扶 | 49 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 0 | 1 | 小泉 慶 | 37 | MF | |
MF | 27 | 池田 昌生 | 2 | 1 | 寺山 翼 | 26 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 0 | 松木 玖生 | 7 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 1 | 2 | 仲川 輝人 | 39 | FW | |
MF | 7 | 阿部 浩之 | 1 | 2 | ディエゴ オリヴェイラ | 9 | FW | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 1 | 1 | アダイウトン | 15 | FW | |
GK | 21 | 馬渡 洋樹 | – | SUB | – | 児玉 剛 | 1 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | – | 0 | 土肥 幹太 | 32 | DF | |
DF | 16 | 山本 脩斗 | – | – | 木村 誠二 | 47 | DF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 1 | 0 | 東 慶悟 | 10 | MF | |
MF | 19 | 福田 翔生 | 1 | 1 | 安斎 颯馬 | 38 | MF | |
MF | 30 | 鈴木 淳之介 | 0 | 0 | ジャジャ シルバ | 20 | FW | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 1 | 0 | 熊田 直紀 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆65分 30 鈴木 淳之介■
|
8 | シュート | 8 |
◆63分 7 松木 玖生■
◆85分 4 木本 恭生■ |
16 | ゴールキック | 9 | ||
7 | コーナーキック | 4 | ||
8 | 直接フリーキック | 21 | ||
1 | 間接フリーキック | 2 | ||
1 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆57分
14 茨田 陽生 → 15 奥野 耕平 13 平岡 大陽 → 30 鈴木 淳之介
◆72分
6 岡本 拓也 → 19 福田 翔生 27 池田 昌生 → 29 鈴木 章斗 |
◆72分
26 寺山 翼 → 10 東 慶悟 9 ディエゴ オリヴェイラ → 29 熊田 直紀 15 アダイウトン → 20 ジャジャ シルバ
◆76分
39 仲川 輝人 → 38 安斎 颯馬
◆80分
49 バングーナガンデ 佳史扶 → 32 土肥 幹太 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
12,653人 | 晴、中風 | 15.0℃ | 39% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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川北 信幸 | 谷本 涼 | 淺田 武士 | 森川 浩次 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
高山 啓義 | 池内 明彦 | 聳城 巧 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
非常に悔しい結果になってしまいました。
前半、思うようにボールを運ぶことができず、押し込まれる時間となりました。その中でも選手がしっかり対応してくれた前半だったと思いますし、後半押し込んだ中で取り切れなかったというのが課題です。そこが本当に顕著に出た試合だったと思います。
この試合ですべてを出そうという選手の準備であったり、結果を出せなかったのは重要なところなので、そういったことを反骨心にして前に進んでいきたいと思います。
山口監督 質疑応答
序盤戦の時に「34試合で何が積み上げられるか」という話をされていて、34試合終わって積み上げられたものは何か?
結果が結果なので積み上げられた部分は少ないと捉われがちだと思います。もちろん選手も苦しいシーズンを過ごしましたし、結果が一番大事な世界なので、その観点からいうとすごくダメな結果になったと思います。ただその中で積み上がったところは、トライし続けて判断材料が増えたり、適切な判断をすることができたり、もがいた分それが自分の中に残っているところなどは積み重なったところだと思います。また、コミュニケーションで繋がることや共有の仕方は、間違いなく自信を持って積み上がったと言えるところだと思います。
それは日々のサッカーに向き合うひたむきさがあったからこそというところでもあります。但し、それが結果に繋がらなければ意味がない、評価されない世界なので、積み上がったと捉えることにするのではなくてしっかり結果に繋げることをやっていかなければならないと感じるシーズンになりました。
「結果に繋げる」ということに関して、今まで積み上げてきたものを結果に繋げる最後のフェーズにいくまでに何が必要か?
相手がいることではありますが、土台となるものが増えて広がってきました。その上でやるべきことは果てしなくあると思います。もちろん技術が簡単に上がるわけではないですし、それを何で補っていくか。夏場に勝てなかった時にどう勝点を拾っていくかは僕のところだけだと思っていますが、それを選手にどう共有して、どうチームとして表現するか。
数字でいう結果はもちろんですけれど、小さな結果を出しつつ、そういう数字のところは求めていかないといけないと思います。言葉で説明するのは難しいですけれど、毎日、一年一緒にこのチームでやらせてもらって、選手がへこむ時もあったり、逃げ出しそうになる時もありましたけれども、一年通して向き合うという観点からしても一つ出てきたところはあるので誇りに思うとともに、勝つということに対しては全然ダメだと思うので、反骨心にしてやっていかなければならないと思います。
鈴木淳之介選手の出場機会が増えてきて、今日の試合も彼をはじめ若い選手が途中から出てきて押し返す場面もあったが、彼らのプレーの評価や成長ぶりはどうか?
もちろん良くなっていると思いますし、だからこそ試合に絡んでくる、試合に出場する、表現できるようになってきている。若いからというより練習でしっかりできる選手を常に選んでいます。もちろん相手はありますけれども、そこの基準というものは全員共有した中で意識高くやってくれています。
試合に出ること、出られないこともあると思いますが、若い分成長は早いと思います。
何をもって成長かという部分では、見ていただいている方たちがどう捉えられるかだと思います。そして何よりもそれがチームの結果として表れないとダメだと思います。その成長があってチームの結果に繋げるというところは僕自身の大きな課題ですし、継続して色々なパワーに変換してやり続けなくてはならないと常に思います。
成長という意味では取り組んでいることがそのまま出ている、今日に関しても良い表現をしてくれたのではないかと思います。
ピーター クラモフスキー監督 総括
強いパフォーマンスを出せて、勝ちに値するプレーをできていたと思います。湘南さんを非常にリスペクトして戦いましたし、うまく対応して無失点に抑えることができたと思います。その中で自分たちの使いたいスペースをうまく使いながら、良い場面を作れていたと思いますし、勝ちに値するプレーができていたと思います。選手たちが自分たちの取り組みや強い信念を持ちながらしっかりと戦い、すべてを出してくれたと思います。
すべての選手たちがサポーターの皆さまと勝利を分かち合えたことを誇りに思っています。特別な選手でこのクラブに貢献してきてくれたアダイウトンのために良い勝利を送ることができたと思います。
ピーター クラモフスキー監督 質疑応答
ゴールシーンについて
ビルドアップで我慢しながら、自分たちでうまくコントロールしながらプレーができていたと思います。ゴール付近であそこに入っていけば相手がどういう動きをするのか分かっていたので、その中で良いプレーができたと思います。危険な場所に出ていくことができたと思いますし、慶(小泉選手)の最高のゴールだったと思います。そして、素晴らしい、チームでのゴールだったと思います。
選手コメント
DF47キム ミンテ
(夏に加入してからの戦いを振り返ると?)
探る時間も必要でしたし、練習だけでは分からないこともある。公式戦に強い選手もいるし構えてやる選手もいる。パターンとかいろいろな練習をしていても、公式戦で出ないこともあるので、そういうものを見極める時間も大切だと思っていました。最初からパッとできる人もいれば、僕のポジション的には後ろである分リアクションなので、いろいろな周りの選手の特徴を把握する時間が必要だったと思います。
ただ自分の中では、今日の試合まで決して悪いパフォーマンスではなかったなと思います。
(湘南というクラブについて)
本当に有難いです。とても温かいし。でもただただ温かいだけよりも、僕はしっかり叱る時は叱って、喜ぶ時は喜ぶというほうが好きです。
湘南はチームというかひとつになってるという感じがすごくしました。一緒に悔しがって、一緒に喜んだりするのが僕は楽しかったです。
DF6岡本 拓也
(難しい状況を経て残留した要因は?)
本当に難しい時期がありましたし、今年はダメなんじゃないかと思った時期もありましたけど、でもみんなで諦めずに、そこから向き合い続けましたし、本当に諦めなかったということが最後に繋がったと思います。
自分たちの良さはどこなのか、ということに立ち返れたことがよかったと思います。
勝てない時は縮こまったプレーが多かったと思いますし、相手の嫌なことができず、ストロングが出せなかった。やはりダイナミックにプレーしてこそ湘南のよさは出ると思います。
(若い選手の成長も感じるか?)
みんな能力がありますし伸びしろをすごく持っている選手たちだと思います。もっと突き抜けてもらいたいなと思います。
MF30鈴木 淳之介
(試合を振り返って)
何もできなかったというのがいま自分が感じていることです。
もう少しボールを落ち着かせられればよかったですし、パスミスも多かったですし収めるところを収められず、納得のいくプレーを出すことはできませんでした。
入る時に負けていたので、やるべきことは分かっていたんですけど、特にいいプレーもなく今季最後の試合でしたけど本当に残念な気持ちです。最後に勝利を届けられるようなプレーができればよかったですけど、今日はダメでした。
なかなか練習ではできていることが試合の場面で出せないとう状況が非常に悔しいです。
(最近はコンスタントにメンバー入りをしているが?)
去年に比べれば、できるプレーも増えてきましたけど、こういう負けている状況や難しい状況の中で自分のプレーが出せなければいけない。これからもっと緊迫した状況もあると思いますし、そういう時に使ってもらえるかどうかの分かれ目にもなると思います。
ここからオフになりますけど、来季に繋がるようないいオフにしたいです。
GK1ソン ボムグン
(今季初めてのJリーグでの戦いだったが大変な面もあったか?)
自分がチームに慣れるために、コーチングスタッフや選手たちも助けてくれた。すぐに慣れることができました。
(終盤にかけてチームとして結果が出せるようになってきたが変化はどう感じているか?)
焦りがなくなったと思います。安定的で自分たちに焦りはなく、戦況を見ながら攻める時は速く攻めに出ているし、セットして状況を見る時もあり、その使い分けなど試合をコントロールするという部分がよくなったと思います。
それは、試合を通して経験を重ね、負けた時も選手たち同士でミーティングもしましたしコミュニケーションを深く取りながらやったことで、積み重なっていったと思います。それはよかったと思います。