2023明治安田生命J1リーグ第30節 vs 京都サンガF.C.
10月21日(土)15:03キックオフ @サンガスタジアム by KYOCERA
HOME 京都サンガF.C. | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
33 > 33 | 勝点 | 24 > 27 | ||||
得点者 |
39分 大橋 祐紀
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 94 | ク ソンユン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 富居 大樹 | 23 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 麻田 将吾 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
DF | 6 | 三竿 雄斗 | 1 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 20 | 福田 心之助 | 1 | 0 | キム ミンテ | 47 | DF | |
DF | 24 | イヨハ 理 ヘンリー | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
MF | 7 | 川﨑 颯太 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 16 | 武田 将平 | 0 | 1 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
MF | 19 | 金子 大毅 | 1 | 0 | 茨田 陽生 | 14 | MF | |
FW | 11 | 山﨑 凌吾 | 0 | 1 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
FW | 14 | 原 大智 | 2 | 1 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 23 | 豊川 雄太 | 2 | 1 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
GK | 26 | 太田 岳志 | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 4 | 井上 黎生人 | – | – | 石原 広教 | 3 | DF | |
MF | 18 | 松田 天馬 | 1 | 0 | 田中 聡 | 5 | MF | |
MF | 25 | 谷内田 哲平 | 0 | 0 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
MF | 44 | 佐藤 響 | 0 | 0 | 福田 翔生 | 19 | MF | |
FW | 9 | パトリック | 0 | 0 | 鈴木 淳之介 | 30 | MF | |
FW | 17 | 木下 康介 | 1 | 0 | 鈴木 章斗 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
45分 23 豊川 雄太■
|
9 | シュート | 4 |
43分 7 阿部 浩之■
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7 | ゴールキック | 11 | ||
4 | コーナーキック | 2 | ||
12 | 直接フリーキック | 12 | ||
7 | 間接フリーキック | 0 | ||
7 | オフサイド | 0 | ||
0 | PK | 1 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆61分
16 武田 将平 → 25 谷内田 哲平
◆69分
6 三竿 雄斗 → 44 佐藤 響 23 豊川 雄太 → 17 木下 康介
◆79分
7 川﨑 颯太 → 18 松田 天馬 11 山﨑 凌吾 → 9 パトリック |
◆74分
14 茨田 陽生 → 5 田中 聡
◆79分
27 池田 昌生 → 15 奥野 耕平 10 山田 直輝 → 30 鈴木 淳之介
◆90+1分
7 阿部 浩之 → 19 福田 翔生 17 大橋 祐紀 → 29 鈴木 章斗 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
12,485人 | 曇のち晴、弱風 | 16.0°C | 55% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
牧 弘和 | 松尾 一 | 唐紙 学志 | 岩田 浩義 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
岡 宏道 | 上村 篤史 | 窪田 陽輔 | 森井 翔太 |
監督コメント
山口監督 総括
立ち上がりは少しバタバタして、落ち着きがないなかのプレーが目立ったと思うんですけれども、ただ得点を取ったところあたり、その前後から少しずつ落ち着きが出てきました。1点取れたというのはすごく大きく、落ち着きをもたらしてくれました。
守備のところで受けないように、受けないようにというのは京都さんのパワー、高さ、そういうところを注意しながら自分たちがイニシアチブを取れるように、
メンタル面も含めて入ろうということを、選手たちはよく理解してくれてやってくれたと思います。
最後押し込まれる時間帯もどう凌ぐかというテーマがありましたが、全員がこの試合に懸ける想いがあったと思うので、非常に大きな勝ちになりましたし無失点で抑えられたところはすごく良かったと思います。
山口監督 質疑応答
守備の時に湘南から見て右サイドから左サイドにボールを誘導しているように見えたが試合の狙いだったのか?
左利きのセンターバックが2枚並ぶということで、そういう想定をしながら試合前に伝えて、選手がそれをうまく理解をしてやってくれたと思います。
ボールの取りどころをどこで決めるかというところは共有できていたので、ハッキリと伝えてやれたと思います。
大橋選手が今日の得点で2桁得点になったが評価は?
もちろん得点も素晴らしいと思いますし、2桁取るのは大変なことだと思います。それ以外の献身性であったり、チームを助ける動きというのは本当に彼の特徴でもあります。
今うちのチームにとっては大きな柱となるところなので、PKですけれども数字が大事なポジションだとも思います。ただそのPKを奪った場面であったり、最後の拓也(岡本選手)のプレーであったりというのはチームで狙いとしてあったところ、改善しようと言っていたところでした。ペナルティエリアの中でそういう人数を掛けられたというのは一つ大きな成果だと思います。
それを決めきってくれた大橋に関してはすごく助かりました。これに満足せずに残り4試合あるなかで全ての試合で得点を取ってほしいですし、それ以外の選手もポジション関係なく得点をしてほしいなと思います。
今シーズン初の連勝となったが?
連勝がというよりも勝ちが今一番必要な状況でこの3週間空いたなかで、自分たちは残留というところを自分たちから掴みにいかないといけないと思っていました。
それを全員がもう1回肝に据えて戦う準備期間にしましたし、期間が空いたので前の試合に勝った勢いとかではなくて、とにかくあと5試合に向けてのスタートが始まっているという話をしました。勝ちに飢えていると思いますし、泥臭く勝っていくことで得られることもあると思うので、連勝もそうですけど、勝ち切れたというところが非常に大きいと思います。
無失点で抑えるというところは本当に大事なところだと思うので、残りの4試合も続けていきたいと思います。
曺貴裁監督 総括
3週間前の鳥栖戦が少しダメージのある試合でしたが、そこからの期間で選手たちはよく準備をしてくれました。ただ、今日は序盤のチャンスを決められず、逆にピンチもあり、お互いに我慢し切れないほうが勝利を落とすような試合でした。結果的にウチが我慢し切れずに与えてしまったPKの1点が最後まで響きました。
どちらかというとボールを持たされて、中央へボールを送り込んだときに引っかけられてカウンターを食らうという形がありました。J1を戦う中でこういう形は何度かありましたし、選手は同点、逆転へ向けて何度もトライしてくれました。
今日は湘南さんの「残留するんだ!」という気迫が伝わってきましたし、自分も長く在籍したチームや選手たちというものもあったかもしれませんが、そういうところのマンパワーが非常にピッチ上に落ちていました。その中で選手たちはよく戦いましたが、一歩及びませんでした。
ただ、あと4試合あります。ホームが2試合、アウェイが2試合。目の前の試合に勝っていくことがわれわれのすべきことですし、今日のような試合で2つ落としてしまったことに監督として責任を感じています。次に向かっていかなければなりません。
選手コメント
DF6岡本 拓也
我慢強く戦えたと思いますし、相手が前から来るなかでうまくひっくり返しながら戦えたかなと思います。
(最後まで集中力を切らさずに戦えた印象だが?)
みんな最後まで集中していましたし、相手の狙いどころであったりチャンスになる形というのは分かっていたので、そこに気をつけながらやれたと思います。
相手の長いボールからのセカンドボールを拾って、そこからクロスであったりという形があるなかで、セカンドボールを中盤の選手が集中して対応してくれていましたし、後ろのラインコントロールも良かったと思います。
みんなで声を掛けあっていましたし、特に後ろは経験のある選手が多かったので落ち着いてやれたと思います。
(大橋選手が前線がボールを収めて起点になっていたが?)
あそこで五分五分のボールを収めてくれますし、たとえ少しズレたとしてもそこから前向きに追っていき相手に自由を与えないようにプレッシャーをかけてくれていたので、チームとしては非常に助かっていると思います。
(ペナルティキックを取った場面を振り返って)
昌生(池田選手)にボールが入った段階で、昌生が良いターンをして非常に良いパスをくれたので、そこの裏というのは常に狙っていました。本当に良いパスが来て中にワンタッチでクロスを上げるか、少し迷ったんですけどうまく相手の逆をつくことができて良かったです。
(決勝点になったプレーで、大きなプレーになったと思うが?)
大橋が落ち着いて決めてくれるので。大橋の得点です。
(ラインを高く維持したがどこが良かったのか?)
ライン上げることによって相手のフォワードは下がらないといけないですし、相手のフォワードのリズムも出しづらくなると思います。コンパクトにすることで前からプレッシャーに行きやすくなると思います。
(アウェイで大きな勝利になったが?)
横浜FCも今日勝っているので、まだまだ油断できない戦いが続きますし、1試合1試合やっていきたいと思います。
DF47キム ミンテ
(無失点での勝利だったが?)
無失点にすることは自分がそこに入っている存在の意味だと思っているので、しっかりゼロに抑えられてよかったと思っています。
(ラインコントロールはかなり高い位置を設定していたが?)
相手は蹴って空中戦でこぼれ球をなんとかしようとしていたと思いますが、なるべくラインを高く設定していれば、ゴール前まではセカンドボールは来なくなる。細かい上げ下げは大変ですし疲れるんですけど常にステップを踏みながらラインコントロールをしたことが勝利に繋がったと思います。
(ミンテ選手の姿勢がチームに波及していると思うが?)
正直ラインを下げても空中戦で勝てると思っていましたけど、周りの選手とうまくコミュニケーションを取ってもう少し前でリスクなく守れる方法を探しえプレーしました。監督とも話していたのでうまく守れて良かったです。
(残留争いが続いているが?)
僕は全部勝つつもりでいます。まだ上にいますし他のチームは関係なく、次は首位の神戸と試合ですししっかりと抑えていきたい。大迫選手との対戦も楽しみなので、そこをしっかりと抑えて湘南が来年もJ1で戦えるようにしたいと思います。
MF27池田 昌生
こういう強度の高い試合になるというのは京都と試合をやるうえでわかっていましたし、そこから逃げていたら勝負にならないとわかっていたので、そこは意識していました。
(前半のシュートは惜しかったが?)
さっき聞いたらやーまん(山田選手)と被っていたらしくて、自分は相手だと思っていてうまく足を振れなくて詰まったような感じになったんですけど、あとで聞いたらやーまんだったのか!と(笑)。やーまんは僕に譲ってくれたということでした。
もちろん得点は取りたいですけど、それ以上に求められているプレーをすることにフォーカスをしてやっています。勝利に繋がることが一番大事なのでそこは徹底してやりたいと思います。
(ディフェンスのところで相手のセンターバックが左利きでベルマーレの左側へ行かせるようなディフェンスをしていたのか?)
前回同様に僕ら右サイドが少し高い位置を取りながら、僕らの左サイドでスイッチを入れるような感じでやっていましたけど、全部がそうやってうまくいくわけではないので、臨機応変に対応しながらやっていました。
(今季初の連勝だが?)
良い雰囲気でピリッとできていますし、勝つことによってこれだけチームが良い方向に変わるんだなというのは、自分自身、中にいて感じています。
GK23富居 大樹
みんな身体を張ってくれていました。ゴール前でシュートを打たれても誰もよけないし、しっかりシュートブロックにいってくれている回数が多かったと思います。
それが無失点という結果に繋がっていると思いますし、今日は実際枠には2本くらいしか来ていないと思うので。
最初ビルドアップのところで自分ところで少しバタバタしてしまって、トライをしようとしたんですけど少しうまくいかなかった。そういうところでも味方の選手が身体を張ってくれていたので、自分としては感謝したいと思います。
(ここぞというところで止めていると思うが?)
最近試合で自分のプレーエリアにシュートが飛んでくる場面があって、最後の場面も正直ポジショニングが少しズレているかなと思ったんですけど、あのタイミングでシュートを打たれるのは対応できるという感覚がありました。少しニアが空いているかなと思ったんですけど、シュートモーションに入っていたので、そこでしっかりと構えてうまく対応できました。
映像を見ていないので分からないんですけど、あれも多分ディフェンスに当たっていたと思ます。あの場面をコーナーキックではなくてスローインにできたらなお良かった。相手のコーナーキックはすごく迫力があったので。
でも本当にクロスが上がってきてもミンテ選手を筆頭に、身体を当ててくれるだけで危ない場面にならないですし、そこはすごく感謝しています。
(無失点での勝利が続いたが?)
後ろの人間としては0は嬉しいですけど、今日に関してはフィールドの選手に助けられた試合だったと思います。
智さん(山口監督)も4試合とか5試合とかではなく、目の前の1試合1試合をやっていこう話していましたし、先のことは気にせずに次も首位の神戸と対戦できるので、神戸戦に向かってやっていきたいと思います。
MF30鈴木 淳之介
(痺れる時間帯の投入だったが?)
勝っていて相手も終盤につれてロングボールが多くなってきていて、なかなか難しい時間帯でしたけど自分のプレーどうこうより、チームが勝てたのでそこが良かったかなと思います。
監督からは「思い切ってやってこい」と送り出してもらって、それなりに緊張もしていたんですけど、やることはハッキリとしていたので、無難にこなせたかなと思います。
(緊張感のある戦いだったが?)
最後のところで全員が身体を張っていて、特にディフェンスの選手が頑張ってくれていたのでそれがあって勝てたと思います。
(リーグ戦の出場は開幕戦以来)
この中断期間で個人としてもかなり手応えがある内容だったので、どこで試合に出るかはハッキリしなかったですけど、もしかしたらチャンスが来るかなと感じていました。
今日チャンスをもらえて、開幕戦のときは少し舞い上がってしまいあまり覚えていないですけど、今日は開幕戦よりはよかったと思います。