2023明治安田生命J1リーグ第29節 vs セレッソ大阪
9月30日(土)18:03キックオフ @ヨドコウ桜スタジアム
HOME セレッソ大阪 | 湘南ベルマーレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 0 | 2 | ||
0 | 後半 | 2 | ||||
45 > 45 | 勝点 | 21 > 24 | ||||
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 富居 大樹 | 23 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 進藤 亮佑 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
DF | 16 | 毎熊 晟矢 | 3 | 0 | 大岩 一貴 | 22 | DF | |
DF | 29 | 舩木 翔 | 0 | 0 | キム ミンテ | 47 | DF | |
DF | 33 | 西尾 隆矢 | 0 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
MF | 5 | 喜田 陽 | 1 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 8 | 香川 真司 | 0 | 2 | 池田 昌生 | 27 | MF | |
MF | 25 | 奥埜 博亮 | 0 | 0 | 田中 聡 | 5 | MF | |
FW | 9 | レオ セアラ | 3 | 0 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 11 | ジョルディ クルークス | 3 | 3 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 27 | カピシャーバ | 1 | 4 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
GK | 1 | ヤン ハンビン | – | SUB | – | 馬渡 洋樹 | 21 | GK |
DF | 23 | 山下 達也 | – | 0 | 石原 広教 | 3 | DF | |
MF | 7 | 上門 知樹 | 1 | – | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 17 | 鈴木 徳真 | – | 0 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
MF | 26 | 新井 晴樹 | 0 | 0 | 福田 翔生 | 19 | MF | |
MF | 30 | 阪田 澪哉 | – | 0 | タリク | 11 | FW | |
MF | 48 | 柴山 昌也 | 0 | 1 | 鈴木 章斗 | 29 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆52分 9 レオ セアラ■
|
12 | シュート | 10 |
◆10分 2 杉岡 大暉■
◆74分 13 平岡 大陽■ ◆84分 19 福田 翔生■ |
7 | ゴールキック | 12 | ||
5 | コーナーキック | 6 | ||
20 | 直接フリーキック | 6 | ||
3 | 間接フリーキック | 3 | ||
3 | オフサイド | 3 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
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選手交代 | ||
◆72分
25 奥埜 博亮 → 7 上門 知樹 11 ジョルディ クルークス → 48 柴山 昌也 ◆80分
27 カピシャーバ → 26 新井 晴樹 |
◆73分
6 岡本 拓也 → 3 石原 広教 7 阿部 浩之 → 29 鈴木 章斗 ◆83分
27 池田 昌生 → 19 福田 翔生 13 平岡 大陽 → 11 タリク ◆90+2分
17 大橋 祐紀 → 15 奥野 耕平 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
18,255人 | 晴、弱風 | 28.5℃ | 63% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
奥谷 彰男 | 池内 明彦 | 大塚 晴弘 | 西村 幹也 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
中井 敏博 | 小屋 幸栄 | 野村 修 | 加藤 雅之 |
監督コメント
山口監督 総括
毎回ですけれどもアウェイ、ホームに関わらずたくさんの声援を受けているなかで、その想いも背負ってやろうと。また、タフさや推進力、そういうものを出す試合にしたいと思って準備をしてきて、試合前もそういった形で送り出しました。
選手はよく理解して我慢するところと、シンプルにするところの使い分けを、相手を見ながら非常によくやってくれたと思います。
ボールへの執着心で言いますと最近の試合は出てきたと思うので、それをベースにまたやっていきたいと思いますし、今日セレッソさんに勝てたというのは大きな自信になります。また、0で抑えられたということはすごく評価できると思います。ここで満足せずに残り5試合、まだまだ状況はよくないですし、勝てていない今シーズンなのでもう1回みんなで向かっていきたいと思います。
山口監督 質疑応答
前半から理想的に進められた時間帯が長かったと思うが、そのなかでスコアレスで迎えた後半はどう考えていたか?
守備のところでいうと、相手を見ながらボールを蹴る技術が高い選手がいたり、タフさがいる守り方をしているので、いかにそこを我慢できるかというところと、間違いなく前半の終わりくらいは間が空いてきていたりするので、その使い分けをしようというのは選手が本当によく判断をして、理解をして選んでやってくれたと思います。
もちろんミスも多かったですし、シュートまでいけないこともたくさんありましたけれど、今はその精神をもってやることをハーフタイムで伝えて、守備の仕方も良い場面を見せました。あとは伝え過ぎるよりも前半の感覚を大事にしたかったので、とにかく勝つというサッカーをしようということをハーフタイムに伝えました。
少し長い期間順位が下にいたが一つ上げて中断に入れるのは、内容的にも理想的に進められたなかで監督としてはこのまま試合を続けたいという感じか?
日程のことは言っても変わらないですし、考えても仕方ないがないことなので、この勝ちをどう繋げるのか、逆に言うと準備する期間があるということでもあります。もう1回これを出せるように、この期間で作っていこうと捉えていますし、まだまだ今日勝ったからといって安泰ではないので、毎試合勝てる準備をする、それに尽きると思います。5試合ありますけど、まず最初の試合で勝てるように良い準備をしたいなと思います。
ここ最近の試合を考えてもかなり良い試合だったと思うが、何が違ってこういった試合ができたのか?
この間のフロンターレ戦の前半がよくなくて0-2で折り返して結局負けてしまった。それにしっかり向き合ったところじゃないかなと。
準備をする中で何ができたのかとかマインドのところ、もちろんセレッソさんの対策分析もしました。今までずっと言っていることは一緒ですが、対戦相手が変わっていくなかでどう判断させていくかが大きなテーマだと思うので、そういうトレーニングをしましたし、選手がしっかりこの試合に懸ける想いがマッチしたのもあります。守備のところでボールへの執着心が少し増えたのかなと思います。
キャプテンの大岩選手が久しぶりにスタメンで結果を残したが、この大事な試合で抜擢した理由と彼の出ていなかった時間も含めてどうだったか?
正直メンバーのところは全員使いたいです。みんなしっかりやってくれているのは本当に助かっているところです。
彼に関してもミンテが入ってきてポジションが被るなかで、もちろん悔しい想いもしたと思いますし、キャプテンとしての責任は感じていると思いますけど、何より日頃変わらないというところが一番。
急に上手くなったりすることはないかもしれないですけど、そこにしっかりと向き合って自主トレも自分で課題として作ってやっている、そういうのを見てると対戦相手もありますし、舘が出場停止というのも巡り合わせであるかもしれませんけど、舘がいないから選んだというつもりもないですし、日頃しっかりやっているから自然と選べたというのもあります。
選手はそれでしっかり結果を出してくれたので、まさかゴール前でああいうプレーができると思っていなかったので、助かりました。
選手コメント
DF47キム ミンテ
(試合終了したときにガッツポーズしていたが)
やっと最下位を脱出できましたし、あとは他のチームの結果は関係なく自分たちが全部勝てば大丈夫ということ。ようやくその位置に来たて、自分が証明しなければいけなかったことなのでよかったかなと思います。
(監督が会見で守備の執着心が出ていたと言っていたが?)
一貴くん(大岩)が久しぶりに試合に出て、少し緊張とか試合勘とか難しいところがあったと思いますけど、やっぱベテランらしくしっかり落ち着いてできていたと思います。元々能力がありますしすごく助かりました。
そのあと僕が一番後ろなので指示であったり、連携の部分でも問題なくできたのでみんなでコミュニケーションを取りながらできたとことが0に繋がったと思います。
(危ないところに常にミンテ選手がいるように感じたが?)
それが僕の役割で、最終的な守る人なので、そこは自分の仕事だと思っています。ギリギリのところで駆け引きであったり負けないように意識していて、何試合かそういう部分が続けて出せていることはよかったと思います。
(今日の戦いはチームの戦いの基準になるか?)
僕らは後ろからしっかり繋いでゴールまでいけるという、まだそこまでの力がないと思いますが、その代わりアグレッシブに戦ったり、球際の強さ、走力などがあるので、そういう部分を活かすためにも後ろでしっかり安定感をもたらさないといけないと思っています。
その部分でもう少しプレッシャーに行きやすく、後ろが高い位置をとって、前の選手がガンガン前に行けるように僕が後ろでカバーをしっかりしなきゃいけないというところが出ていたと思いますしそれが大事だと思っています。
何試合かはそれを出しつつ手応えもありますし、これからも全部勝てると思っています。
FW29鈴木 章斗
ゴールは本当に嬉しかったんですけど、でもまず今日スタメンで出られなかったことが自分の中で悔しかったので、絶対に結果を出そうと思って試合に入りました。それが本当にゴールという結果に表れてよかったと思います。
試合に入る時は、監督から間で受けたり抜けたりということを言われていたのでそれを意識してやろうと思っていました。
(得点シーンは?)
ヘディングは自分ではそんなに強くないと思っていたので、キーパー前に大橋くんがいたので最初は変わろうかなと思っていたんですけど、タイミング的にも自分が決めたいなという気持ちもあって狙いました。後ろからミンテさんが先に走ったのが見えたので、その逆をいきました。そこにボールがきたのでよかったです。
GK23富居 大樹
(無失点について)
自分だけではなくて、前線からすごくプレッシャーに行っていましたし、後半途中も阿部ちゃんが自陣まで戻って身体を入れてファールを取ってくれたりとか、ああいうプレーが全体の士気を上げたと思います。後ろのメンバーも今日はベテランでしたが、最後身体を張るところや執着心といった部分で、今日出せたものが基準だと思うし湘南の良さだと思う。それを貫いて守り切って、最後に得点が取れたというすごく良い試合だったと思います。
(富居選手自身も良いプレーがあったが?)
洋樹(馬渡選手)もずっと良かったですし、その洋樹と代わってピッチに立つことになった中で、ボムグン(ソン選手)は今怪我をしていますけど、洋樹と小太郎(立川選手)の気持ちも背負って今日はプレーしていました。不甲斐ないプレーをしたら申し訳ないですし、そこに関しては自分としてはホッとしているところです。
(チームとしてやるべきことができていた印象だが?)
そうですね。それが結果に繋がったと思います。今週もしっかりみんなでもう1回自分たちのやるべきことを見直そうと準備してきました。川崎の試合は入りがよくなくて失点してしまってズルズルいってしまったので、やはり入りからしっかりやろうということをもう一度みんなで話し合って、それが今日はできたと思います。
ボールにアタックするところとか、今日のようにしっかりとやれれば結果もついてきますし、何本か味方に当たって僕のほうにきましたけど、ディフェンスの選手がしっかりボールにアタックに行ってくれるから僕の守備範囲に飛んきたと思う。そこはチームとして良かったと思います。
(ディフェンスのメンバーとの連携とか意識した部分はあるか?)
まずはボールに誰が行くのかだったり、ゴール前で身体を張るところであったり、押し込まれる時間帯もありましたけど本当にみんな身体を張っていたと思います。中でもずっと声を出し合いながら、コミュニケーションを取りながらやれていた。そういうものがあって2得点にも繋がったと思います。
MF27池田 昌生
(試合に入るときどんなことを意識したか?)
色々な想いがあったんですけど、個人でいうと前節国立の時にメンバーに入ることができなかったので相当悔しい想いをしましたが、ブレずに練習に取り組んできて今日チャンスが巡ってきた。智さん(山口監督)もいつも言っていますが、明日サッカーができなくなっても後悔がないくらい出し切るプレーをしようという気持ちでした。
国立開催で不甲斐ない試合になってしまったあとのアウェイで、これだけの熱量を持ったサポーターが来てくれたので、その人たちを絶対に笑顔にしたいと思ってピッチに入りました。
(池田選手のプレーに熱量を感じたが?)
僕だけではなく、チームとして一体感がありましたし、ひとつになって戦えていたなと思います。
(少し間が空くが、この期間をどう過ごしたいか?)
自分はこういう期間が空くのはあまり好きではないんですけど1回休んで、先ではなくまずは次の京都戦に向けてみんなでもう1回今週やっていたようなテンションで取り組めたらいいなと思います。
DF22大岩 一貴
(久しぶりのスタメンだったが?)
色々なことを考えていましたが、でもとにかく勝てばいいという気持ちで、チームが勝てるようにということだけに集中していました。
(無失点については?)
みんなで終始声をかけていましたし戦っていたと思います。それをまずは自分も出したいと思っていました。
昌生(池田選手)も拓也(岡本選手)も割と久しぶりで3人で気持ちを出していこうと、なんとなく通じ合っていたところもありましたし、本当に気持ちが入っていたと思います。
無失点で勝利できたことは本当にホッとしています。
(前半から前線に上がるシーンもあったが?)
そんなに意識はしていなかったですけど、隙あらばと思っていました。
(次節以降に向けて)
次の試合にしっかりフォーカスをして、来年もJ1で戦うというのが今僕たちのミッションだと思うので、そのミッションしっかりと達成できるようにしたいと思います。
MF5田中 聡
アグレッシブに全員で戦おうという意識で入りました。戦術も大事ですけど、それよりも湘南らしく前からプレスに行って前にボールを運んでというのを智さん(監督)からも強く要求されていたので、それは出せたところもあったので良かったと思います。ただ、自陣でミスをしたり危ない場面もあったので、課題も残った試合だったと思います。
(前半0-0だったが、攻撃面でもいい場面があったと思うが?)
最後のほうにやっと守備がハマりだしてボールが奪えるようになって、シュートまで持っていける場面や相手のミスもあって良いボールの奪い方ができていたんですけど、その前は自陣でボールを動かされて、プレスが後手になって危ない場面があった。ビルドアップでも技術的なミスもあって、自分も含め全員多かったと思うので、そこは減らしていかないと失点に繋がってしまうと感じています。ただ蹴るんじゃなくて相手をしっかり見てサッカーをするというのは全員もう1回やっていきたいと思います。
(順位も上がったが?)
まだ直接対決もありますし、全部大事な試合ですけど気を抜いたらすぐにまた下がってしまうと思うので、一つひとつ目の前の試合に集中して勝点3を積み上げていければ絶対に残留できると思うので、他のチームのことは気になりますけど自分たちのことに集中してやっていきたいと思います。