2023明治安田生命J1リーグ第28節 vs 川崎フロンターレ
9月24日(日)16:05キックオフ @国立競技場
HOME 湘南ベルマーレ | 川崎フロンターレ AWAY |
0 | 0 | 前半 | 2 | 2 | ||
0 | 後半 | 0 | ||||
21 > 21 | 勝点 | 36 > 39 | ||||
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 21 | 馬渡 洋樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | チョン ソンリョン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 石原 広教 | 0 | 0 | 山根 視来 | 13 | DF | |
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 0 | 大南 拓磨 | 3 | DF | |
DF | 47 | キム ミンテ | 0 | 0 | 車屋 紳太郎 | 7 | DF | |
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | 0 | 佐々木 旭 | 5 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 5 | 0 | 橘田 健人 | 8 | MF | |
MF | 88 | 小野瀬 康介 | 2 | 1 | 瀬古 樹 | 16 | MF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 0 | 2 | 脇坂 泰斗 | 14 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 0 | 1 | 山田 新 | 20 | FW | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 1 | 0 | 瀬川 祐輔 | 30 | FW | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 1 | 2 | レアンドロ ダミアン | 9 | FW | |
GK | 31 | 立川 小太郎 | – | SUB | – | 上福元 直人 | 99 | GK |
DF | 6 | 岡本 拓也 | 0 | 0 | 登里 享平 | 2 | DF | |
MF | 5 | 田中 聡 | 1 | 0 | ジョアン シミッチ | 6 | MF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 1 | 1 | 家長 昭博 | 41 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 1 | 1 | マルシーニョ | 23 | FW | |
MF | 19 | 福田 翔生 | 0 | – | 小林 悠 | 11 | FW | |
FW | 11 | タリク | – | 1 | バフェティンビ ゴミス | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆37分 88 小野瀬 康介■
◆45+5分 4 舘 幸希■
|
12 | シュート | 9 |
◆86分 41 家長 昭博■
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5 | ゴールキック | 13 | ||
10 | コーナーキック | 9 | ||
12 | 直接フリーキック | 14 | ||
0 | 間接フリーキック | 2 | ||
0 | オフサイド | 2 | ||
0 | PK | 1 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
15 奥野 耕平 → 5 田中 聡 ◆61分
13 平岡 大陽 → 10 山田 直輝 29 鈴木 章斗 → 19 福田 翔生 ◆81分
3 石原 広教 → 6 岡本 拓也 ◆83分
88 小野瀬 康介 → 14 茨田 陽生 |
◆20分
5 佐々木 旭 → 2 登里 享平 ◆67分
16 瀬古 樹 → 6 ジョアン シミッチ 20 山田 新 → 41 家長 昭博 ◆72分
7 車屋 紳太郎 → 23 マルシーニョ 9 レアンドロ ダミアン → 18 バフェティンビ ゴミス |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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54,243人 | 晴、弱風 | 25.6℃ | 49% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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北郷 光宏 | 木村 博之 | 堀越 雅弘 | 赤阪 修 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
野堀 桂佑 | 谷本 涼 | 田中 利幸 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
非常にいい舞台を用意してくださってそこへの緊張感とわくわく感をもって試合に臨める、その責任を表現しよう、持っているものを全て出そうという中で送り出したゲームでした。
自分たちが戦えるところ、用意してきたものをトライするところを第一優先にしてやりました。
ただ前半は立ち上がり含めてよくなかったと思います。2点取られてからスイッチが入るような形で、後半は押し込めた、惜しかったというゲームに捉えられると思いますが、入りが全てだったと思いますし、0-2からひっくり返すのは簡単ではないので非常に残念な、情けない試合をしてしまったと思います。
山口監督 質疑応答
かなり湘南の速攻に対してケアしてきたと思うが想定内だったか?
3バックは想定してなかったですけど、キーパー含めて長いボールが増えるのではないかということは今までの対戦の中から想定していました。3バックになってもそんなにやりづらさを感じているわけではなかったと思います。根本的なところの準備の早さ、プレー選択の早さ、そこへのチャレンジというものが足りなかった。
ゲームを見ていてもそれほどその形の変化で苦労したなということは感じなかった。ただ、ダミアン選手のところはボールを収められて、セカンドが相手に渡ってしまうというところの修正は足りなかったと思います。
後半改善されたがどういう修正をしたのか?
前半足りなかった推進力を、やはり圧をかけたいということで両サイドを高くとればついてきてくれるので、そういうところを作って、スペースの共有を修正しました。それはハーフタイムに修正するというか、常日頃から求めているところなのでそれを表現してくれたというところはあります。前半が少し引いた中での戦いになってしまったので、そこの修正をしました。
3バックのところは選手の反応を見ていてもそこではなく別のところに問題があると感じたか?
3バックに対しての準備もしてきていますが、もちろんそれをやらせられなかった僕の責任でもあります。そこはよりすり合わせをしなければいけない。準備の仕方で相手の形を変える、変えられて準備の仕方が変わるという話を常にしていて、誰がどこにいくのかは明確にできていなかったのであれば僕の問題ですし、そこはしっかりすり合わせたいと思います。
(相手に)長いボールが増えたということもありますけど、スイッチを入れたい、蓋をしたいというところの推進力は足りなかったのかなということを今は感じています。
鬼木達監督 総括
選手には「今日は勝つことが非常に重要だ」という話をした中、しっかりと国立という大舞台で、大勢のサポーターが来た中で勝てたことをうれしく思います。チームとしてはACLから帰ってきて、コンディションのキツい選手もいましたけど、自分たちの狙いを持った戦いを最後までしてくれた。これで3試合連続ゼロで抑えられたことも評価できます。ここからまた勝ちを積み重ねていきたいと思います。
鬼木達監督 質疑応答
湘南に対してはスタートから苦しむ試合が多かったがどんなことをやらなければいけないと選手に伝えていたか?
いまおっしゃられたとおり、スタートで苦しむというのが湘南との戦いで一番多いことです。
そういう意味で言うと、自分たちのビルドアップのズラすことが必要ですし、ズレているときにはランニングやパワーだったり、相手の前からのプレスの矢印や勢いをつないで外すのもそうですけど、前線で起点を作ることで、相手の本来のリズムを作りたいプランをひっくり返すことを意識して今日は入りました。
それがすべてだとは思っていないですけど、それが今日のメンバーのストロングになると思ったので、そこを言葉だけでなく選手全員が実行して、先制点を生んだと思います。相手にまず流れを渡さないことは良かったのかなと思います。
選手コメント
DF3石原 広教
前半はコンパクトというところはあまり出せず後ろに重くなってしまった。
最近は両ウィングバックが高い位置をとることもやっていて、相手が5バックになったので相手を押し下げるという部分はできたと思います。ただその立ち位置は後がなければ意味がないし、自分がウィングバックを引き出して空いたスペースを使うということが大事だった。
もっと周りを見て自分の立ち位置を変えるとか、そういうところをもっと増やしてもよかった。後半は相手の嫌なところを多少はできたかなと思いますが、もう少し立ち上がりから、頭の中を切り替えて対応しなければいけなかったと思います。
(後半押し込めた要因は?)
後半は単純にラインを高くするという部分は変えられたので、ダミアン選手もそんなに背後に走るタイプでもない中、その位置が高かったのでそれもあって敵陣でプレーする時間が増えたと思います。
自分たちがやってる感覚としては後半押し込めた理由だと思います。でも結果的に得点がとれていないし、本当にゴール前を固められて崩せなかったというのところはあったので、そこは課題として向き合わないといけないと思います。
(5万人以上の観客の中でプレーしたが?)
アップの入りから興奮したし本当にやってやろうという気持ちでした。結果で恩返ししたかったんですけど、情けない結果になってしまったことが本当に申し訳ないと思っています。
DF2杉岡 大暉
相手がかなり僕たちにとって嫌なことを徹底してやってきたので、そこで後手を踏んでしまった。うまくいかずそのままゲームが進んでしまった。
2失点目が重かったですし、そこは1点で抑えるということが大事だった。自分たちがやりたいこと、やらなければいけないことを、今までは川崎相手であれば出させてもらっていた部分もありましたが、今日はロングボールもありましたし前の2枚に徹底的に蹴ってきたこともあって、なかなか自分たちのペースにできなかった。前からプレスに行く前に蹴られたりとか、そこはすごく難しくなってしまったかなと思います。
(後半はかなりチャンスもあったが?)
1点とれればという展開でしたけど、あの後半の戦いを前半からやらなければいけないですし、反省材料だと思っています。
MF5田中 聡
(ボールに触る機会も多かったと思うがどんなイメージをして入ったのか?)
監督からはボールを受けろということは言われていて、自分もそこは持ち味としてやっている部分もあるので、そこは最低限はできたかなと思います。
ただ得点を取ることができなかったので、自分もシュートとか課題だらけだなと改めて今日感じています。もっと自分が得点を取れるようにやっていきたいと思います。
大きなスタジアムで雰囲気もすごくよかったですが、堅くなってしまったところもありました。
ミスを怖がって顔が上がらなかったり、そういったことが多くなってしまった。ミスは誰でもするのでそれを恐れずにやっていくことができれば、チームとしても上に行けると思います。
(川崎の中盤の選手はレベルの高い選手が多くいるがそういう選手たちと対戦してみてどうだったか?)
立ち位置が良いですし、脇坂選手とかはプレスに行ききる前にボールをずらしたり、ドリブルでボールを運んだりしていたので、自分も見習いたいなと思いました。そういう選手からボールを奪えないと上にはいけないと思うので、色々な収穫がありました。
(残りの試合に向けて繋げられそうなところはあるか?)
得点が0でサッカーは得点を入れないと勝てないので、得点に拘ってやらないといけないと思います。
個人的にはコンディションをもっと上げていきたいと思います。
GK21馬渡 洋樹
前節、1年ぶりのJリーグの試合で結果を残せたので、監督に信用して使ってもらった中で、今日古巣である川崎が相手でしたし気合が入っていました。絶対に勝とうという気持ちで試合に入ったんですけど、結果がついてこなくて残念な気持ちです。
(ボールを持つ時間も長かったが後ろから見ていてゴールを決め切るために必要なことはどう感じたか?)
いつもの川崎と対戦する時は川崎がボールを持っている時間が多くてまわされる印象ですけど、今日は湘南がボールを持つ時間が長かった。後ろで繋いだ時に中の入り方の部分でダイナミックさや湘南らしさがもっと出せたら得点にも結び付いたかなと感じます。
(試合の入りのところで反省点はあるか?)
もともと今週、キックオフのところは準備していましたけど前半のキックオフは相手ボールだったので、この前の札幌のようにはっきりしようとみんなで話していたんですけど前半は押し込まれる回数が多かった。次は入りからみんなでしっかり合わせていきたいと思います。
(古巣相手だったがどんな感情だったか?)
川崎は1年弱しか在籍しなかったですしメンバーにも入れなかったですけど、今日試合に出るとなって、成長した姿とかやれるんだというところを見せたいと思って試合に入りました。
しかも国立でしたし、ずっと試合に出ていなくてこんなことがあるのかという気持ちにもなりました。
(出られない中でも長年の頑張り、準備が試合出場に繋がっているが?)
キーパーは一人しか出られないので、そうやってシーズンを過ごしている人は多いと思います。当たり前のことですし、どんな状況でも腐らずやるべきことをやり続けることがキーパーは大事だと思います。でもやってきた結果、今日のピッチに立てたということは幸せなことだと思います。
FW17大橋 祐紀
取り返せる時間はありましたし取り返そうと思ってプレーしていました。
(後半はチャンスも多かったが5バックで守られて難しさもあったか?)
前半から背後のケアは5バックでしてきた中で、もっと引き出したりできていれば前半の展開から変わったと思います。後半に関しては攻めていた部分も多かった中で、最後こじ開けなければいけなかったと思います。
(3枚で形を変えてきたが?)
3枚でミラーのような形になるとは最初は思っていなかったですけど、それはあまり関係なかった。ただ全体的に前半は特に背後に背後にいこうとしていた中、相手が後ろに枚数をかけてきた中で、みんなが抜けようとしてしまう部分があったところもあった。その中でもっと臨機応変にやるべきだったかなと思います。
(国立という舞台でのプレーは?)
すごくいい雰囲気でやらせてもらってその中で結果を出せなかったことは本当に悔しいです。
本当にいろいろな湘南に関わる全ての運営スタッフ、サポーターの方々が尽力してくれて今日開催してくれたとことにすごく感謝していますし、その中で自分たちは結果で示そうとプレーしていましたけど、それを示すことができず申し訳ない、悔しい気持ちです。
尚且つ、あと6試合しかないので、いつもですけど1試合1試合、いい準備をできるように前を向いてやっていきたいと思います。