2023明治安田生命J1リーグ第16節 vs アルビレックス新潟
6月3日(土)15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | アルビレックス新潟 AWAY |
2 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
11 > 12 | 勝点 | 16 > 17 | ||||
2分 町野 修斗
83分 小野瀬 康介 |
得点者 |
30分 谷口 海斗
62分 谷口 海斗 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ソン ボムグン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 小島 亨介 | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 3 | 石原 広教 | 1 | 3 | 新井 直人 | 2 | DF | |
DF | 33 | 髙橋 直也 | 1 | 0 | 千葉 和彦 | 35 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 0 | 渡邊 泰基 | 15 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 1 | 0 | 田上 大地 | 50 | DF | |
DF | 26 | 畑 大雅 | 0 | 2 | 秋山 裕紀 | 6 | MF | |
MF | 88 | 小野瀬 康介 | 2 | 0 | 高 宇洋 | 8 | MF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 1 | 0 | 三戸 舜介 | 14 | MF | |
FW | 11 | タリク | 0 | 2 | 伊藤 涼太郎 | 13 | MF | |
FW | 18 | 町野 修斗 | 1 | 2 | 小見 洋太 | 16 | MF | |
FW | 25 | 若月 大和 | 1 | 3 | 谷口 海斗 | 7 | FW | |
GK | 23 | 富居 大樹 | – | SUB | – | 西村 遥己 | 39 | GK |
DF | 8 | 大野 和成 | 0 | – | 早川 史哉 | 18 | DF | |
MF | 7 | 阿部 浩之 | 1 | – | 藤原 奏哉 | 25 | DF | |
MF | 20 | 永木 亮太 | – | 1 | ダニーロ ゴメス | 17 | MF | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 0 | 0 | 星 雄次 | 19 | MF | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 2 | 0 | シマブク カズヨシ | 29 | MF | |
FW | 37 | 石井 久継 | 0 | 0 | 鈴木 孝司 | 9 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆47分 22 大岩 一貴■
◆70分 2 杉岡 大暉■ ◆72分 15 奥野 耕平■ ◆90分 33 髙橋 直也■ |
11 | シュート | 13 | |
5 | ゴールキック | 9 | ||
7 | コーナーキック | 5 | ||
7 | 直接フリーキック | 11 | ||
2 | 間接フリーキック | 1 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
---|
選手交代 | ||
◆63分
25 若月 大和 → 17 大橋 祐紀
◆69分
26 畑 大雅 → 29 鈴木 章斗 11 タリク → 7 阿部 浩之
◆87分
3 石原 広教 → 37 石井 久継 15 奥野 耕平 → 8 大野 和成 |
◆65分
14 三戸 舜介 → 17 ダニーロ ゴメス
◆78分
16 小見 洋太 → 29 シマブク カズヨシ 7 谷口 海斗 → 9 鈴木 孝司
◆87分
6 秋山 裕紀 → 19 星 雄次 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
10,227人 | 晴、中風 | 24.4°C | 62% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
---|---|---|---|
藤本 貢壽 | 山下 良美 | 坊薗 真琴 | 手代木 直美 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
長峯 滉希 | 中村 太 | 浜本 祐介 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
いいインテンシティの中、試合に入ってくれたと思います。
実際に得点も取れましたし、前半に関して言うと相手の陣地でサッカーをするという目的の中で十分にやってくれたところがあったんじゃないかと思います。
ただ失点シーンはいつも言ってるところのやられ方、準備不足、思い切りのなさのところでやられてしまったので、残念の一言に尽きます。
最後セットプレーのところもそうですけど、そうう甘さが出ているので、もう一度失点のところは向き合いたい。
最後まで攻める姿勢、勝ちに繋げたいというプレーは見られたと思いますし、この勝点1をポジティブなものに変えていきたい、そういうゲームになりました。
山口監督 質疑応答
今日のゲームプランとは?
(新潟が)ボールを持てるチームなので、そこの守備を考えてどう奪いにいくかというところは準備をしていました。前半はやってくれたのかなと。実際にチャンスもありましたし、立ち上がりPKを取ったシーンなどはそういう形が本当に出たシーンだったと思います。そこはひとつポジティブなところなのかなと思います。
理想を言うとあれで前半を終えて、後半はコントロールしながらというのもありましたが、隙であったり逆転されるところ、しかもセットプレーというところの甘さ、ゲームプランには入ってなかったので難しさを感じました。
ただ最後、選手の配置もそうですけど攻撃的にいって奪い切れたところは選手の勝ちたい、追いつきたいというところが出たと思いますし、ひとつそこにヒントがあるのかなとも思いました。
髙橋選手が堂々としたパフォーマンスで、次は杉岡選手が出場停止だが得られた収穫などは?
直也については、チームのほうも大学のほうも協力してくれて、今週合流してこの試合に向けて準備をしてきました。3バックの両サイドというのは肝のポジションなので思い切ってそこで彼のプレースタイルが出せるのではないかと思って起用しました。
物怖じするといったことは全く心配してなかったですし、合流して1週間だけでしたが攻撃のところでは心配はなかった。守備のところでの約束ごとを整理して練習でも修正が見れましたし、試合の中でもそういうのが見られたので、いいパフォーマンスをしてくれたと思います。
この先に関しては大学の活動もありますし、いてほしいですが、こればかりはコントロールできるわけではないので、次大暉が出られないことは、いま考えても仕方ないので、いい準備をしてその時の最善の策を考えたいと思います。
松橋力蔵監督 総括
アウェイにもかかわらず、いつも多くのファンの方がスタジアムに足を運んでくれる中、あと一歩のところで勝利を届けることができなかったと思うゲームでした。最後の最後で失点をしてしまい、非常に申し訳ない気持ちと残念な気持ちでいます。
松橋力蔵監督 質疑応答
得点の場面は谷口選手と小見選手の立ち位置が少しずつ変わってから、攻撃の良い形ができていたように見えました。どんな狙いがあったのでしょうか?
私から指示を出したわけでなく、流れの中、彼らでバランスをとった結果だと思います。
選手コメント
FW25若月 大和
相手の千葉選手のサイドを狙っていて、スギくん(杉岡選手)と話してその背後を取ることでマチくん(町野選手)にスペースが空く状況は作れたと思います。自分の良さはそこだと思うので、裏を取るのは自分のストロングポイントとして続けていきたいです。
(あとは決めきるところだと思うが、足りないところは?)
自分の判断のなかで後半始まってすぐにマチくんからボールを受けて、運んで康介くん(小野瀬選手)にパスを出した場面とか、ああいうところでストライカーであれば、貪欲にゴールを狙ってもよかったかなと試合が終わってから感じて反省しています。
ああいうチャンスの時に、ストライカーならば自分でゴールを狙うというのが優先で、パスも選択肢としてあるという考え方でも良かったかなと思います。
(結果的に勝点1を取り連敗を止めたが、チームとしてどうか?)
1点取ったあとに2点を取られてチームが少し下を向きそうな場面もあったんですけど全員で声を掛け合っていていました。途中から出る選手が得点に絡むというのは、チームにとっても今後においてもすごく大きな得点だったかなと思います。
(失点はチームとして課題だと思うが、追加点を決めていくことも必要だと思うが?)
試合に勝つには前の選手が得点を取る必要がありますし、もっと後ろを楽にしてあげたいと思うので、今日の試合もボール奪ったあとチャンスがありましたし、そういうところは前の選手が後ろ選手を助けるという意味も込めて信頼関係を築いていくのが大事だなと思います。
(町野選手とのプレー時間が増えてきたが、自分の特徴を出すために必要な動きはあるか?)
関係性的には自分が背後を取って、背後を抜けたときは自分がいきますし、そうではないときにはマチくんがボールを受けたあとにもう一度受け直すとか、抜けたあとに自分がいなくなる状態というのが何回かあるので、そこは10割裏ではなくて、2割くらいは足元で受ける意識も必要だと思っています。
マチくんに入ったあとにどう攻撃に繋げていくかも重要になると思うので、そこは練習も含めてやっていくなかで関係性を深めていきたいと思います。
(真ん中でボールを受けて場面が何度かあったが、そういう選択肢も増えてきているのか?)
自分が全て裏という訳にはいかないので、逆に裏を狙っているからこそ足元のスペースが空くと思いますし、そこは試合の中で判断をして最善の方を選択してプレーしたいです。
FW17大橋 祐紀
(復帰戦となったが?)
今は連戦なので練習試合とかがないなかで、試合に使っていただいたことに感謝していますし、出たからにはしっかりベルマーレのためにその責任を果たそうと思ってプレーしました。
(ボールを収めたり、流れて受けたりとらしさが見えたが?)
自分でプレーを振り返ってからだとは思いますけど、良かった部分もありつつまだまだだなと感じるところも多かったと感じてます。
(怪我をしている間チームは勝てない時期が続いていたが、どう感じていたのか?)
湘南ベルマーレの選手たちは真面目な選手が多いですし、一人ひとりが自分のタスクをやろうとしていたと思います。自分が試合に出たときには前の選手なのでゴールに向かうような、引っ張っていくようなプレーをしたいと思って試合を観ていました。
もちろんみんな勝つためにやっていましたし、少しの歯車がかみ合えば勝てると思いますし、やってきたことをしっかり表現できれば良い戦いできるというのはわかっていると思うので、そこに自分も入っていってここから巻き返していきたいと思います。
(追いついて引き分けたが、この勝点1というのは?)
3点目を取って勝ちたかったです。
(出場時間を延ばしていきたいか?)
もっとコンディションを上げないといけないですし、勝ちに直結するようなプレーをしたいなと思います。
MF88小野瀬 康介
(ゴールシーンを振り返って)
自分がフリーだったのは分かっていたので大声で「阿部ちゃん!」と叫んで、阿部ちゃんが反応してくれて、すごく優しいボールがきて。あとはキーパーの位置を見ながら冷静になって逆をつけたかなと思います。冷静になれたことがよかったと思います。
(判定を待つ時間が長かったがその時の気持ちは?)
入っていなかったとしても、また取りにいけばいいと思ったので、どちらでもいいと思っていました。(決まった後は)一度落ち着いちゃった後だったので、喜ぶにも喜べなかったですけど、また次決めようという気持ちになりました。
(勝点1をどう繋げていくか)
どう繋げていくかは次の結果次第だと思います。ただ負けなかったというところはよかったかなと思います。
今日の結果で順位が下に落ちるかどうか分からないですけど、本当に次が大事。
今は、というかこれからもずっと、目の前の試合に向けて最高の準備をして来てくれた人たちに喜んで帰ってもらうっていうのが僕らの仕事だと思っています。そこにフォーカスしてやり続けた結果が順位に出てくると思う。本当に次かなと思います。
FW18町野 修斗
今日はやるべきことはやれていたと思います。久しぶりに11キロ走りましたし、今日は運動量の部分はいつもより意識していました。
ただ結果がついてこなかったので、結果に繋げられるように頑張りたいです。
2点取れていますし、2点取れるなら勝ち切りたかった。失点してしまうというのは勝てない理由でもあると思うので、そこを早く改善したいです。
(攻撃面で手応えもあるか?)
チームとしてPKがかなり取れるようになっていて、昨年まであまりPKのシーンはなかったので、そこはいいことだと思っています。
また、前への意識、ゴールへ向かう意識が強い時にチャンスが増えているので、きれいな形で崩し切るというのではなくて、ただただゴールに向かう意識や前への意識は上げていきたいです。
大橋選手も戻ってきましたし、無理はしてほしくないですけどさらにコンディションを上げて行ってほしいです。
(大橋選手と組んで)やっぱり収まりますし、まだ100%ではないかもしれないですけど“帰って来たな”と頼もしく感じます。ただ今日2トップを組んだ若月選手もかなり走ってくれますし推進力もあるので、一緒に成長したいです。
(連敗は止まったが勝利ではなかったという部分は?)
ポジティブに捉えていくしかないので、連敗を止められたということはよかったですし、それを活かして次の試合が大事になってくると思っています。天皇杯やルヴァンカップもあるので、そういったところで誰が出るかは分からないですけど、チーム一丸となって乗り越えていきたいです。
(再び代表に、という思いもあると思うが?)
自分の結果とチームの結果が上向きにならないと選ばれないと思いますし、まずはチームを勝たせたいです。
DF33髙橋 直也
リーグ戦でスタメンは初めてだったので、ルヴァンカップとかリーグ戦にベンチ入りした時とは比べ物にならないくらい緊張感は高かったんですけど、自分らしさは随所に出せたと思います。
(物怖じせずにプレーしていたと思うが?)
あまり気負わずに自分のプレーを出していくというのは、智さん(山口監督)からも周りの先輩方からも言われていたので、自分の良いところを出して、守備では原理原則はしっかりやるということを気にしながらやっていました。
(失点をしたあとに輪になって話していたが?)
ここで連続して失点するのは絶対にやめようという話をしていて、今日は立ち上がりからいいサッカーができていたので、それを続けていこうとい声掛けがありました。
1失点したあとに崩れることなく試合を進めることはできていたのかなと思います。
(チームがなかなか勝てていないなかでのスタメンだったが?)
大学でずっとやっていて、ベルマーレに呼んでもらったときには、自分が試合に出てチームを勝たせようと強い気持ちを持って湘南にきました。
試合に出るとなったときにも、今日勝てれば自分の存在価値を証明できるかなと頭にありました。
(途中からアンカーのポジションに入っていたが、本職としてはどちらの方がプレーしやすいか?)
今は半々という形で大学ではセンターバックをやったり、ボランチをやりますし、湘南に来てもセンターバックをやることもアンカーをやることもあります。
どこのポジションでもやることは同じ、というわけではないですけど、大前提のところは一緒だと思っているので自分の良さを出してチームに貢献できたらという気持ちは常に持っています。
(今後どんなプレーを見せていきたいか?)
今日はチームを勝たせることはできなかったので、次出るときはチームを勝たせられるようなそういう勢いをもたらせるような選手になりたいと思います。
DF3石原 広教
練習も前向きにやってきて、要求の声もすごくたくさん出ていました。試合でも同じようにみんな声を出していたと思います。
最後の突き詰めるところを練習からもっとやっていくことができれば勝てるチームになっていくと思います。
失点した後の雰囲気とかもみんなでもう1回やろうという声が出ていたし、失点をして落ち込むということはなかった。
前半に失点をしても押し込む時間はあったので、そこは前向きに自信を持ってやっていくところだと思います。
(失点をした後に集まって話している場面があったが?)
自分たちがやるべきことを再確認していました。
(決定機は惜しかったが?)
あれは決めたかったです。反応が一歩遅かったです。ただゴールには近づいてはいるかなという見方もあるんですけど、でもめちゃくちゃ悔しかったです。
チームの結果に繋がらないので、そこは自分も貪欲にゴールを狙っていかないといけないと改めて感じました。
MF7阿部 浩之
(アシストの場面を振り返って)
日頃の練習からの関係性が大事だと思いますし、康介(小野瀬選手)はああいう動き出しが上手いのを知っているしシュートが上手いのも知っているので、
初めは自分が打とうかなと思ったけど、相手がいい対応をしてきたので康介に切り替えました。
結局は練習の積み重ねだと思うので、練習であれが出せなくてもああいう場面でお互いにコミュニケーションを取ることで成長というか積み重ねられると思います。
同じ場面はないですけど、関係性を深めるというのが一番得点に繋がると思うので、そういうところをもっとやれたらと思います。
(ミドルシュート惜しかったが?)
入ったかなと思ったんですけど、少しシュートが弱かったです。
ああいう場面をチームとしていっぱい作るべきだし、他にも自信があるならああやって打ったら良いと思う。ただ確信を持って打つべきだと思います。
それは僕含めてもっと上げれると思うので、それが得点に繋がるし続けていくことが大事だと思います。
(結果として終盤に追いつき勝点0から1になったが?)
この試合に限らず0を1にする、1を3にするというのが本当にリーグ戦は大事だと思うので、今日の試合はひっくり返すチャンスはあったし、追いついてから残り10分くらいあったのでそこで勝点1を3にできるようにチームとしてはやらないといけない。ただ落ち込んでいたり悔しがっているだけでは意味がないので前を向いてやれることをやっていくだけです。