2023明治安田生命J1リーグ第11節 vs 柏レイソル
5月3日(水) 15:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | 柏レイソル AWAY |
1 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||
0 | 後半 | 1 | ||||
11 > 11 | 勝点 | 7 > 10 | ||||
45+5分 杉岡 大暉
|
得点者 |
28分 マテウス サヴィオ
55分 細谷 真大 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ソン ボムグン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 松本 健太 | 46 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 6 | 岡本 拓也 | 1 | 1 | 片山 瑛一 | 16 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | 0 | 立田 悠悟 | 50 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 1 | 0 | 古賀 太陽 | 4 | DF | |
MF | 3 | 石原 広教 | 0 | 0 | 三丸 拡 | 2 | DF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 0 | 1 | 椎橋 慧也 | 6 | MF | |
MF | 15 | 奥野 耕平 | 0 | 0 | 高嶺 朋樹 | 5 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 0 | 1 | 戸嶋 祥郎 | 28 | MF | |
MF | 26 | 畑 大雅 | 2 | 1 | 小屋松 知哉 | 14 | MF | |
FW | 18 | 町野 修斗 | 2 | 1 | マテウス サヴィオ | 10 | MF | |
FW | 7 | 阿部 浩之 | 3 | 1 | 細谷 真大 | 19 | FW | |
GK | 21 | 馬渡 洋樹 | – | SUB | – | 佐々木 雅士 | 21 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | – | – | ブエノ | 22 | DF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 0 | – | 川口 尚紀 | 24 | DF | |
MF | 20 | 永木 亮太 | 0 | – | 加藤 匠人 | 30 | MF | |
MF | 44 | 中野 嘉大 | 0 | 0 | 山田 康太 | 11 | MF | |
FW | 25 | 若月 大和 | 0 | – | 武藤 雄樹 | 9 | FW | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 0 | 0 | ドウグラス | 49 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆90+1分 29 鈴木 章斗■
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9 | シュート | 6 | |
10 | ゴールキック | 8 | ||
2 | コーナーキック | 8 | ||
8 | 直接フリーキック | 9 | ||
2 | 間接フリーキック | 1 | ||
2 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆46分
13 平岡 大陽 → 10 山田 直輝
◆68分
15 奥野 耕平 → 29 鈴木 章斗 26 畑 大雅 → 44 中野 嘉大
◆76分
14 茨田 陽生 → 20 永木 亮太
◆84分
2 杉岡 大暉 → 25 若月 大和 |
◆64分
6 椎橋 慧也 → 11 山田 康太
◆84分
19 細谷 真大 → 49 ドウグラス |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
12,342人 | 晴、弱風 | 23.8°C | 48% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 |
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中原 美智雄 | 福島 孝一郎 | 武部 陽介 | 梅田 智起 |
第4の審判員 | VAR | AVAR | 記録員 |
藤澤 達也 | 上村 篤史 | 田中 玲匡 | 岩崎 洋 |
監督コメント
山口監督 総括
本当にたくさんの方に来ていただいて、今できることを、きれいごとではなくて戦うところ、それを見に来てくれているサポーター、ファン喜ばせようという気持ちで試合に臨みました。
正直内容うんぬんよりもそういうところが足りなかったと思いますし、もう少しそこを見たかったですし見せないといけなかったというのは自分自身が感じた試合になりました。
内容は色々とありますけども根本的なところが足りないので、内容どうこうより見に来てくださったファン、サポーター、観客のみなさんに対しては申し訳ない気持ちではありますし、もう一度この悔しさを取り返したい、そんな試合になりました。
山口監督 質疑応答
ボールを繋がず中盤を省略したサッカーをしてくる相手に苦手意識があるように感じるが?
実際にそういうスタイルのチームに負けていて、やり方のところでいうと非常に考えないといけないとは思いますけど、それによって致命的なことがどのくらい起こっているのかというところは冷静に分析していかないとは思っています。
単純にセカンドボールを取れなかったり、予測であったり意識のところでどうするのかというのは冷静にやらないといけないと思います。
ただ結果が出ていないなかでやり方を変えるというのはそうかもしれませんが、自分のなかではそれは違うかなと思っています。何をもってそれをするのかしないのかというのは冷静に見て、修正をしてやっていかなければいけない。
単純に球際のところであったり、気持ちのところで相手に負けないところであったり、やられたくないというところは、まだまだ出さないといけないかなと思います。
右サイドの石原選手中心に崩していく場面があったと思うが?
今日で言うとヒロ(石原選手)が一番そういうことができていたのかなと思います。一流になるためにはそこは継続して出さないといけないという話はみんなにしていて、そのなかで結果というものに繋げていかなければいけないというところは求めているところなので、彼自身はそういう意識があると思います。
まだまだ質のところを上げていかないといないですしそんなに簡単なことではない。
彼自身のことだけで言うとそうなっていると思いますけど、チームとしてどう表現させるのかなので、そこは他の選手も含めてやっていかないといけないと思います。
今日は負けたが湘南は良いサッカーをしていると思う。ただ今日に関してはなかなか前に行くというのができなかったが、それはなぜだったのか?
まず考えすぎているのはあるかなと思います。もちろん対策として神戸戦、その前の名古屋戦を踏まえてどういう風にやっていくのかというなかで、考えながらみんなでトライするというのはありました。
相手の来るスピードであったり、捉え方の部分で、今日でいうとレイソルさんに対して、なかなか機能しない場合の考え方も用意してきたんですけども、いつのタイミングでそういう形を作るのかというのは、足りなかったと思います。
前半を終えてハーフタイムにもそういうのを伝えましたけれども、なかなかその形が作れなかったというのはあります。
やはりミスをしたくないというのがどうしてもあり、最近は淡白で、関係性ができているときに使えていなかったり、そうではないときに突っ込んだりしている。状況と自分のやらなきゃいけないところが合っていないというのが最近見られると思います。そこは僕の問題なのでしっかりなぜそれが起きるのか、何が一番大事なことなのかというところを示していきたい。
単純に技術的なミスも多いですし、そういう心理的なところもあると思いますし、そこは向き合っていかないといけないと思います。
今日なぜできなかったかというところでいうと、勇気がないと僕自身は感じています。弱気にならないように選手には話さないといけないと思います。
結果だけをみるとリーグ戦は毎試合失点が続いているが、その点についてはどう分析をしているのか?
甘さが出ているとしか言いようがないです。今日の失点に関してもラインを下げるのをやめる判断が合っていなくて、ああいう形になったんですけど、どういう時に上げて、どういう時にやめるのかという状況を、これは僕の問題だと思うんですけどまだまだ落とし込めていないというのは一つあります。
ただ単にハイラインでクリアに対して上げている状況になってしまっていた失点と、2点目に関していうと準備が悪く予測も悪い、危機管理が悪い。
自信を持つことは本当に必要ですしやってもらいたいですが危機感をゼロにしてはいけない。
それも全て自分のせいなんですけど、言っているにも関わらずできなかったのは僕のせいなので、もう一度求めたいと思います。
ネルシーニョ監督 総括
ゲームの入りから両者にとって非常に激しい内容となったと思います。
今週、対湘南というところで我々が準備してきたものをしっかりと選手たちがやり切ってくれたというのが率直な感想です。
湘南はこれまで取り組んできたスタンダードな形があって、選手個々の部分においても非常にクオリティの高い選手がそろっているチーム。
そのチームに対して、うちの選手が最後まで献身的にゲームプランを遂行してくれました。
何度も相手が空けたスペースを突いて、速攻やカウンターの形を作れていたと思います。
今週、我々が狙いとして持って入ったゲームプランをうまく選手たちがピッチ上で表現してくれたと思います。最後まで受け身になることなく、落ち着いて選手たちが一人ひとり役割を果たしてくれたと思っています。ただ、もう少し押し込んだところでのラストパスが決まっていれば、2点にとどまらずもう少し点が入ったと思います。ただ、われわれにとって非常に貴重な勝利であることは間違いない。今日の1勝を次節以降にまたつなげていきたいです。
選手コメント
MF14茨田 陽生
順位が近いチームで今日は負けてはいけない相手だったので、そこに対してはしっかりとチーム全体で反省をしてやっていかないといけないなと思います。
(ここ数試合チームとして前進が難しいか?)
僕自身も前節久々に試合に入ってみて、前回よりも今日のほうが後ろでボールを持っているときに出しどころがなかったり、相手に追い込まれているような感じになってしまったなというところで、なかなかボールを持っている時に自分たちの時間をうまく使えなかったなというのは試合に出て一緒にやってみて感じました。
(それはレイソルが対策をしてきた感じか?)
そういう感じではなくて、自分たちがボールを持っている時にどこにポジションを取ったほうがいいかだったり、どこに出したらいいのか、相手を見てうまくポジションを取れていなかったりとか、どこを目指してやっているのかというところで少し困惑はあったのかなと思います。
(これを次に活かすには?)
まずは切り替えなければいけないと思いますし、切り替えた状況のなかで今日の反省点を相手のロングボールのところでのセカンドボールだったり、そういうところの整理を映像見て振り返ることで次に繋げていけると思います。
(前半、平岡選手に良いスルーパスが出ていたが?)
僕の持ち味でもありますしああいうところを見ています。湘南の選手はみんなわかってくれているので、ああいうタイミングで走り出してくれます。
僕自身もうまく出せたかなと思いましたけどオフサイドだったので、またああいうパスを出してゴールに向かっていけたらと思います。
ただその後に逆にレイソルにやられてしまったので、そういうところの切り替えだったりもっとチーム全体ではっきりとやらないといけないと感じました。
(カウンター返しでピンチになる場面が多かったと思うが?)
ボールを奪ったあとに自分たちのラインを上げるスピードも昨年よりも確実に上がっていますし、そこでのクロスカウンターではないですけど、そういう形で相手も裏を狙ってきているんじゃないかなと感じました。そこはボールの移動中であったり相手の状況を見てしっかりラインの上げ下げをやっていかないといけないなと思います。
(インサイドハーフ、アンカーでプレーしたが意識してプレーしたことは?)
インサイドハーフではゴールに近いポジションなので、ゴールに勢いをもたらせられるようなプレーを意識したんですけど、なかなかゴール前にチャンスを作り出せなかったというところは反省です。
アンカーのときには、もう少し後ろの選手を助けられるようなポジショニングだったり、ボールの受け方はもう少し意識出来たらよかったかなと思いました。
DF3石原 広教
(積極的なプレーが見られたが?)
積極性は出せていたと思うんですけど、最後の精度だったりというところが他で体力を使い切って最後にクロスを上げるという感じになってしまっていたので、足がもつれかけているとか、そういうところがもったいなかったと思います。ここぞという時の体力の使い方の分配をもう少し学ばなければいけないと感じています。
自分のクロスのところでチャンスを潰してしまったところも何度かあったと思います。
やれたところもありましたけど、ゴールに結べたかと言ったらそうではなかったので、精度を上げなければいけないと感じています。
(今季プレーで向上が見られると思うが?)
ここ数試合、自分の中であまりよくなくて、少し周りに気を使いすぎていたなとかそういうところがあった。今は自分の中では割り切って、周りに自分からも要求し続けるというやり方に変えました。そう思ってからは、自分からアクションを起こしていくということができていると思います。
自分の中でいまベストなコンディションではないので、もっとやれるというところを見せたいなと思うので、自分の中では全然物足りないです。
(茨田選手とは今季まだ2試合目だが右サイドの連携については)
周りの選手に預けることは安心感があります。それは誰でもそうですけど、バラくんは特にボールを落ち着かせる能力がすごくあるので、ワンツーもそうですし当てて潜っていくというのは自分がやりやすいようにやってくれているなと感じています。誰と一緒に出てもそうですけど、相手を押し込むことが自分のところでできればいいなと思います。
誰が出てもやることはこのチームは変わらないですし、ケガ人が出てしまうのはチームにとっては痛いですけど、それを考えても仕方がないので、いる選手で上を目指すということはしっかりやっていかなければいけないと思います。
(相手に対策を練られていると感じるか?)
1失点目は特にそうですけど、自分たちがラインを上げたところの背後とかビルドアップしている時のアンカーを消してくるマークの付き方はどこのチームと対戦してもやってくるなと感じます。
でもそれは智さんはよく有難いこと、と言っていますが、やってきたことによって自分たちがそこの裏を突いていくということをチームとして考えなければいけない。やってきてくれてありがとうくらいのメンタルを持てるような、落ち着きだったり余裕をもっとつけなければ上にはいけないのかなと思います。
背後のところも2失点ともそういうシーンでしたけど、それをひとつ消せるだけで失点も減ると思いますし、むしろ取ってから奪った後というのがうちの強さなので、そういうところを一人ひとりの強さをもっと求めてやれれば、今日の試合も自分たちのゲームになったのかなと思います。もっと突き詰めてやっていかなければいけないと思っています。
DF2杉岡 大暉
セカンドボールもはっきりと裏を狙ってきていましたし、ラインが揃っていないところをうまく突かれた。どのチームもそういうところを狙ってくる中で、1失点目も揃っていなかったですし、2点目もカウンターぎみで、ああいうシーンというのは多くあったので、そこはいつラインを上げるのか、いつ下げるのか、いつ止めるのかというのは、ただ上げればいいわけではないですし、そこの駆け引きはDFラインでもっと揃えてやらなければいけない。
オフサイドを取りにいくというのも難しいと思うので、もう少し考えて、しっかり揃えてやらなければいけないかなと思います。
(ラインコントロールでもっとはっきりする必要があったのか?)
こまめにやる中で、全員でいつ上げるのか、下げるのかいつ止まるのかというのを合わせないとああいうことは置きますし、そういうチームが今後増えてくる中でもっともっと突き詰めなければいけないと思います。
(2失点は長いボールからの失点だったが改善すべきは?)
蹴られる時は下がるとか、本当に単純なことですけどそれを後ろの3枚が息を合わせてやること。そこは曖昧ではいけないですし、前節からそういうシーンがあった中で改善できなかったのはよくなかったかなと思います。本当にひとつひとつやらなければいけないことがありますし、なんとなくではうまくいかないと思います。
DF6岡本 拓也
(どういうことを意識して試合に臨んだのか?)
まずは自分ができることを100%出したいと思っていました。勝ちにもっていけたらと思っていましたけど、勝つことができず悔しいです。
(チームとしてボールを前進していくのが難しいように見えたが?)
後ろから繋いで引っかかっているので、相手が嫌なことをできたらよかったんですけど、後ろからボールを繋ぐことにこだわり過ぎてしまったところもあるかもしれません。
ボールは持ててはいるけど、前進できていないという感じはしていて、相手のゴール前までうまくもっていけていないという感じでした。もう少し幅を使いながらやれたらよかったのかなと思います。
(岡本選手のところから良いボールが入っていたと思うが?)
良い形で真ん中にボールを入れることができたり、広教(石原選手)の背後にというのは前半からできてはいましたけど、相手が前からハメにきているなかでどういうプレーの選択をしないといけないのかというのは、チーム全体で考えないといけないかなと思います。
(相手を見てプレーすることは意識しているのか?)
最近はアンカーのところのパスコースを消しにくるチームが多いなかで、そこを消された時のボールの動かし方を改善していきたいです。
そこを消されることでボールを外で回させられているのもあると思うので。
シンプルにもう少し早くボールを動かしてもよかったのかなと思います。
でも悪いところばかりではなかったと思いますし、修正しながら次に向かいたいです。