MATCH試合結果

2023明治安田生命J1リーグ第10節 vs ヴィッセル神戸

4月29日(土祝)14:03キックオフ @ノエビアスタジアム神戸

HOME  ヴィッセル神戸 湘南ベルマーレ  AWAY
ヴィッセル神戸 2 1 前半 0 0 湘南ベルマーレ
1 後半 0
19 > 22 勝点 11 > 11
21分 初瀬 亮
80分 山口 蛍
得点者
選手 シュート シュート 選手
GK 1 前川 黛也 0 STARTING
LINEUP
0 ソン ボムグン 1 GK
DF 24 酒井 高徳 0 2 舘 幸希 4 DF
DF 23 山川 哲史 0 0 大岩 一貴 22 DF
DF 3 マテウス トゥーレル 3 1 杉岡 大暉 2 DF
DF 19 初瀬 亮 1 1 石原 広教 3 MF
MF 25 大﨑 玲央 1 0 山田 直輝 10 MF
MF 5 山口 蛍 2 3 永木 亮太 20 MF
MF 22 佐々木 大樹 0 0 平岡 大陽 13 MF
MF 14 汰木 康也 3 0 畑 大雅 26 MF
FW 11 武藤 嘉紀 2 4 町野 修斗 18 FW
FW 10 大迫 勇也 4 0 鈴木 章斗 29 FW
GK 28 坪井 湧也 SUB 馬渡 洋樹 21 GK
DF 15 本多 勇喜 0 大野 和成 8 DF
MF 2 飯野 七聖 0 2 阿部 浩之 7 MF
MF 8 アンドレス イニエスタ 0 茨田 陽生 14 MF
MF 18 井出 遥也 0 0 奥野 耕平 15 MF
MF 27 泉 柊椰 0 中野 嘉大 44 MF
FW 29 リンコン 0 若月 大和 25 FW
警告・退場 スタッツ 警告・退場
◆64分 25 大﨑 玲央
◆82分 18 井出 遥也
16 シュート 13
10 ゴールキック 10
6 コーナーキック 10
9 直接フリーキック 6
2 間接フリーキック 4
2 オフサイド 4
0 PK 0
得点経過
◆21分
19 初瀬 亮
中央 直接FK 19 左足S
◆80分
5 山口 蛍
中央 10 → 相手DF クリア こぼれ球 10 → 5 右足S
~:ドリブル
→:グラウンドパス
↑:浮き球パス
S:シュート
選手交代
◆74分
3 マテウス トゥーレル → 15 本多 勇喜
◆81分
22 佐々木 大樹 → 18 井出 遥也
◆88分
14 汰木 康也 → 2 飯野 七聖
◆61分
10 山田 直輝 → 14 茨田 陽生
29 鈴木 章斗 → 7 阿部 浩之
◆84分
4 舘 幸希 → 15 奥野 耕平
13 平岡 大陽 → 25 若月 大和
26 畑 大雅 → 44 中野 嘉大
入場者数 天候 気温 湿度 ピッチ状態 試合時間
17,390人 屋内、無風 22.1°C 50% 全面良芝 90分
コミッショナー 主審 副審 副審
岡野 雅夫 川俣 秀 五十嵐 泰之 日比野 真
第4の審判員 VAR AVAR 記録員
村井 良輔 榎本 一慶 柿沼 亨 村上 伸也

監督コメント

山口監督 総括
山口監督

非常に残念な結果になりました。神戸さんのストロングのところを受け過ぎないように準備をしてきたつもりですけれども、そこを上回れなかった事実は結果に表れたと思いますし、それを受け止めて次に向かわないといけないと思います。
得点はスーパーなフリーキックで、自分たちのミスをどう捉えるかだとは思いますが、やはり防げたと思いますし、勝ちに繋げられていないのでそういった意味でも反省点の多い試合になったのかなと思います。
ただそんななかでも全てが悪いとは思わないですし、良かった部分は良かった部分で素直に受け入れて継続していきたい。色々なものが見えた90分でした。

山口監督 質疑応答

前半はハイプレスが背後に蹴られペースを掴めなかった印象だが、神戸があのようなやり方をしてくるというのはスカウティングは?またもう少しできた部分はあったか?

ハーフタイムに伝えたのはポジショニングの大胆さを伝えました。最終ラインの駆け引きのところを含めて、もちろん試合なので相手を分析していないということは無いのですし、そこに合わせて何を取るのか何を貫くのかだと思います。
自分たちのスタイルを貫いただけの話しなので、そこは今日の結果というよりも、やっていることの大胆さがもう少し必要なのかなとというのは常々感じているところです。
全てが悪いとは思わないので、それは観てくださる皆さんが評価して思ってくれたらいいのかなと思っていますし、選手とはズレのない中で迎えられた試合だと自負していますし、足りなかったことは向き合っていきたいと思います。

やり切るという方向性ということか?

自分たちのストロングを出したいので、今何をやるべきかというところの自分の考えと選手の持っていきかたをしています。相手に合わせて引き込んでやるというのは考えていないです。

失点は崩されたわけではなく攻撃も後半はゴールに迫っていて内容的にポジティブな印象もあるが、勝負を分けたのはどこになるのか?

本当に単純なことですけれども、失点した場面で振り返るとファールするところであったり、2失点目のところでそこをかわしにいくのか、シンプルにプレーするのかという当たり前のことをまだまだ選択できていないというのは思います。
選手のトライは受け入れますし僕の責任です。個人的な場面になってしまうと思うんですけど、個人的な局面の場面と全体の前後の場面を合わせながら、なぜ起こったのか、何ができたのかというのは今日はそのボール状況であったり、相手の状況、自分たちができることの整理がうまくハマらなかった。やっている行動と相手の圧に負けたんじゃないかというのは考えたりはします。
勝敗を分けたのは得点を奪われたというところですし、ああいうところでミスが起こるフリーキックを与えてしまうというのは大きな敗因です。逆に決定機で得点を取れないというのは勝敗を大きく分けたポイントと考えています。

吉田孝行監督 総括

ホームで勝点3を取れてうれしく思います。前節はホームで敗れていたので、今日は選手たちも気持ちが入っていましたし、チームとしても本当に良かったと思います。試合に関しては、前半は自分たちの思い描いたとおりのプランでいけたと思います。そこで先制はしたんですけど、チャンスがあった中で2点目、3点目を決め切れなかったところは課題かなと思います。
後半に関しては、少し相手も押し込んできた。前に人数をかけてきて、ファーストのところがウチもうまく決まらなくなったので、そこで我慢の時間帯がけっこう長く続いたなと思う。そんな中で2点目を取れて勝利できて良かったなと思います。

吉田孝行監督 質疑応答

後半、押し込まれる中での打開策はどのように考えていたか?

あの場面もスローインからだったんですが、その前に相手のCKから武藤がプレスを掛けていったと思う。大迫、武藤で。そこにしっかりプレスに行くことでマイボールにもできましたし、後半に関してはそこの流れの中でも、ウチの両ウイングのところで2対1、相手のウイングバックと3バックのところで2対1を作られていたのでズルズルと下がってしまうシーンもありました。もうひとつ、ウチのマイボールのときにファーストボールの競り合いで負けて、セカンドボールが相手に渡っていったのも原因としてはあると思います。

選手コメント

MF14茨田 陽生
茨田 陽生

(ピッチに入る時に意識したことは?)
相手がロングボールが多く、自分たちも間延びしてしまう状況でした。ボールを持ったときは相手が間延びしているので間でボールを受けれたらと思ってピッチに入ったので、そういうポゼッションを常に意識しながら取り続けました。時にはチャンスを作れたり、展開できたりと短い時間でしたができたんじゃないかなと思います。
負けている状況で入ったので、得点を取りに行かないといけない状況でしたし、ゴールには常に向かっていました。

(今日の敗戦は内容的にはネガティブではなかったと思うが?)
僕自身も前半を外から見ていて、そこまで悪い試合内容ではなかったですし、初瀬選手のスーパーゴールで失点をしてしまいましたが、そこでチーム全体が気持ち的に少し落ちてしまったのかなと感じました。そこは割り切って0-1の状態から自分たちのサッカーをやっていくというところをもっと90分通してやり続けることができれば、自分たちにチャンスがきたと思いますし、相手の脅威にもなったのかなということは反省点として感じています。

(茨田選手と阿部選手が入りブレイクポジションを取るパスが増えてゴールに近づいたという印象があるが?)
二人で話をしていましたし、間で受けられるところがお互いに分かっていたので、そういうところを認識しながらやりました。入った時間帯はチームに勢いが出たとは思うんですけど、結果の得点というところにもっとこだわってやっていければと思います。

(連戦で次戦は古巣の柏との対戦になるが、次戦に向けて)
コンディション的には試合に出られるコンディションまで持ってこれているので、あとは試合に出てチームに貢献できるように周りの選手と上手く連携を取りながらプレーしていきたと思います。
得点に絡みたいということは改めて感じました。今日はポジションもひとつ前で出ることができたので、もっともっと相手が嫌がるプレーをやっていかないといけないなと思っています。

MF7阿部 浩之
阿部 浩之

(阿部選手が入り、攻撃に怖さが出たと思うが?)
自分が決めておけばもっと良い試合になったと思うので、そこはもっと練習が必要ですけど流れを変えられたというのは、(途中から出る)自分たちがやるべきことだと思っていました。チームをもっといい方向にもっていけるようにやっていければと思います。

(試合を通してポジティブな面もあったが、何が足りなかったのか?)
相手を見て相手がどこを攻められたら嫌なのかというのを自分たちで感じ取りながらプレーしていかないといけない。頑張ることが全てではないと思うので、しっかり見極めていかなければいけない。
そういう意味では自分とバラ(茨田選手)がそういうところを見えていると思うので流れが良くなったと思いますし、チャンスも増えたと思います。
それを全員ができるようにならないといけないですし、プラスα、前の選手は特に自分やマチ(町野選手)がしっかり決めなければいけなかった。
決めるためには後ろの選手ももっとゴール前にボールを入れるようにしていかないといけないですし、後ろからのビルドアップもそうですけど、それが前と後ろの役割というか仕事だと思う。
後ろの選手がそれができ始めると前の選手の責任が大きくなって、前の選手は決めなければ勝てないという責任をしっかりと負わなければいけない。
前の選手も後ろの選手も、どちらももっとやれることを増やさないと勝ち試合にはできないかなと思います。

(茨田選手は久しぶりの出場だったが?)
やはりやりやすいですし、バラが入ったことで自分が下がらずにもっと前に行けると思います。チームとしてはケガ人が増えている状況ですけどバラが帰ってきたのは大きいかなと思います。

DF3石原 広教
石原 広教

やれていた時間帯もあったし後半はうちもチャンスを作れていた場面もあった。相手が一方的にサッカーをしていたという感じでは全然なかったと思うので、悲観することはないと思います。ただ失点の仕方については向き合わなければいけないと思っています。チームとしてはできている部分もあるので、継続してやっていくことが一番大事かなと思います。

(決定機になったシュートシーンを振り返って)
最初マチ(町野選手)が見えたんですけどマチもゴールから遠かったし相手がいたので、自分がシュートを打つと決めて、ファーに転がすかニア上を狙うかで考えました。トップスピードだったのでファーは難しいと思ってニア上を狙いましたが、僕の技術が追い付いていなかったです。あそこは決めなければいけなかったしもったいなかったと思います。

(無得点で終わったが?)
チャンスは作れていたので、枠に入ったか入らなかったかという部分でしたが、普段からみんなシュート練習をしているし今日もゴールの近くでサッカーはできているので悲観することはないと思います。

(次節に向けて)
しばらく勝ててないので、ホームですし絶対に結果を出したい。そのための準備していきますし、やるべきことをやってしっかり勝ちたいと思います。

FW29鈴木 章斗
鈴木 章斗

個人としては何もできなかったという気持ちが一番強いです。
自分の特徴を出せなかったですし、前のアクションはよかったですけど、もう少し落ちて受けてというところを出していきたかった。背後の動きも大事ですけど、もう少しサイドに展開するなどができたらよかったと思います。

神戸の選手の個の能力が高かったですが、そこで上回られてしまった。
ゴール前までいけてチャンスになった場面もありましたが、最後どう崩すかが足りなかった。最後のボールの質であったり、パスが通っていればというところもあったと思います。

今日また改めて、前の大迫選手とかを見るとまだまだやなということを感じさせられました。いい経験で終わらせないように、やるしかないと思っています。