天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会3回戦 vs ファジアーノ岡山
7月12日(水) 19:00キックオフ @シティライトスタジアム
湘南ベルマーレ | ファジアーノ岡山 |
2 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ||
2 | 後半 | 0 | ||||
73分 鈴木 章斗
88分 石井 久継 |
得点者 |
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 23 | 富居 大樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 山田 大樹 | 21 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 6 | 岡本 拓也 | 0 | 0 | 本山 遥 | 15 | DF | |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 1 | 0 | 濱田 水輝 | 4 | DF | |
DF | 32 | 松村 晟怜 | 0 | 1 | 高橋 諒 | 42 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 1 | 1 | 福元 友哉 | 32 | MF | |
MF | 44 | 中野 嘉大 | 0 | 1 | 山田 恭也 | 30 | MF | |
MF | 14 | 茨田 陽生 | 1 | 1 | 輪笠 祐士 | 6 | MF | |
MF | 13 | 平岡 大陽 | 0 | 0 | 野口 竜彦 | 25 | MF | |
MF | 7 | 阿部 浩之 | 2 | 1 | 高木 友也 | 2 | MF | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 4 | 2 | 川谷 凪 | 33 | FW | |
FW | 25 | 若月 大和 | 0 | 0 | ステファン・ムーク | 8 | FW | |
GK | 31 | 立川 小太郎 | – | SUB | – | 金山 隼樹 | 13 | GK |
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | – | 鈴木 喜丈 | 43 | MF | |
DF | 26 | 畑 大雅 | 0 | 0 | 河井 陽介 | 27 | MF | |
DF | 28 | 吉田 新 | – | 0 | 仙波 大志 | 44 | MF | |
MF | 20 | 永木 亮太 | 0 | 1 | 木村 太哉 | 19 | MF | |
MF | 30 | 鈴木 淳之介 | 0 | 2 | 坂本 一彩 | 48 | FW | |
FW | 37 | 石井 久継 | 1 | 1 | 櫻川 ソロモン | 18 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
10 | シュート | 11 | ||
8 | ゴールキック | 8 | ||
8 | コーナーキック | 5 | ||
11 | 直接フリーキック | 10 | ||
1 | 間接フリーキック | 1 | ||
1 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
|
---|
選手交代 | ||
◆63分
14 茨田 陽生 → 30 鈴木 淳之介 13 平岡 大陽 → 20 永木 亮太
◆78分
6 岡本 拓也 → 4 舘 幸希 25 若月 大和 → 37 石井 久継
◆87分
44 中野 嘉大 → 26 畑 大雅 |
◆61分
33 川谷 凪 → 19 木村 太哉
◆74分
30 山田 恭也 → 18 櫻川 ソロモン 25 野口 竜彦 → 27 河井 陽介
◆81分
32 福元 友哉 → 48 坂本 一彩 8 ステファン・ムーク → 44 仙波 大志 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
---|---|---|---|---|---|
3,216人 | 曇 | 29.3°C | 56% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
---|---|---|---|---|---|
安藤 公一 | 松尾 一 | 三原 純 | 中澤 涼 | 武田 光晴 | 武田 博之 |
監督コメント
山口監督 総括
非常に難しい試合になる予想していましたし、岡山さんの素晴らしいボールの動かし方で手間取ることもあった前半だったのかなと思います。
自分たちの守備の仕方のところで、今の課題がそのまま出た前半だったと思うので、そういうところは相手がどうこうではなくて、自分たちの現状ともっともっと向き合わないといけないと感じる前半だったと思います。
まだまだなところと、そういうところを修正できたところがあるので、守備のところは0には抑えられましたが、そこはシビアに捉えたい試合になったと思います。
ただ試合を勝ち切ったところでいうと、今チームに必要な薬なので非常に大きいですし嬉しいです。
これをきっかけにまたリーグ戦に繋げていきたい、そういう試合になりました。
山口監督 質疑応答
シビアに捉えたいという守備のところをもう少し具体的に。
0に抑えたのは結果論からいうと悪くはなかったと思うんですけれども、前半の少し引いた立ち位置であったりいつもの距離感であったりというのも、前と後ろが合っていないところがありました。
ボールを入れられたり動かされたりしていたので、すべて行けとは言っていないですが、中途半端な時間帯があって相手に振り回されたところがあるので、そこは一つドシッとできるような守備をしたいですし、奪いに行くというところをもっとはっきりと使い分けできればいいかなと。
その根底にあるところは準備のところだと思うので、そこは一番大事ですけれどもまだまだ足りていないのかなと思いました。
前半、ボールは持っていたが攻めあぐねていたが、そこはどうテコ入れしたのか?
プレーテンポであったり特に後ろの問題なんですけど、相手が同じシステムでうちがやられて嫌なことをやろうというなかで、それがプレーに表現できていなかったというのが大きなポイントだったのかなと思います。
急に上手くはならないとは思いますけどそこのチャレンジはもっとあってよかったのかなと。
時間があるから出すところを困っていたり、ゴールに向かわずに横パスでミスをしたりということが多かった。そういうスタンスではないのでボールを前に動かすなかで横があるような考え方をしなければならない。
前に人数が多かったとは思うんですけど、その距離感ところは攻守に前半はあまりよくなかったのかなと思います。
背後に落とすボールも質を上げていかないといけないですし、一つそこを狙ったポジティブな面と、質が伴っていないネガティブな面をしっかりと向き合っていかないといけない。そういうところが課題として残りました。
選手コメント
FW29鈴木 章斗
(ゴールシーンは?)
右足でいくか左足でいくか迷ったんですけど、左足の方が入るかなと思って、うまく流し込めました。
(天皇杯でいうと2戦連続の得点でチームの勝利に結びついたが?)
なかなかリーグ戦で勝てない状況が続いているんですけど、ここで勝てるのは本当に次に繋がると思いますし、勝てて良かったと思います。
(先制するまでは縦に繋がらない場面が多かったが、得点の場面はうまく繋がった。チームとして手応えはあったか?)
本来の自分たちのサッカーというのがああいう得点のパターンだと思いますし、前半はなかなか自分たちのサッカーができなかった。前半から自分たちのコンセプトであるボールを奪いに行くところであったり、準備をするところを徹底してやれれば前半からもっと楽な試合展開になったかなと思っています。
(この結果をチームとしても個人としても次に繋げたいか?)
まずは次福岡戦があるので、今日の試合を振り返って後半のようなサッカーができれば必ず勝てると思うので、それを続けていくしかないと思います。
どんな試合でも得点に拘っているので、そこは練習からもやっていかないといけないと思います。
FW37石井 久継
勝ちたいということと流れを変えたいという気持ちで入りました。シュートチャンスは1回くらいしかなかったんですけど、そのなかで決めきることができて存在感を示すことができて良かったなと思います。
(得点の場面を振り返って)
嬉しくてあまりしっかりと覚えていないんですけど、大雅くん(畑)が縦に突破して、ずっとフリーだったというのは覚えているんですけど、身体が勝手に動きました。
僕が得点を決める時はいつも無意識にゆっくりな感覚になるので、ゾーンのような感じに入って得点を決めることができました。決まった時はすごく嬉しかったです。
(トップでは公式戦で初めての得点を地元で決めたが?)
天皇杯3回戦の対戦相手が岡山に決まってから、試合に出てゴールを決めたいとずっと思っていたので、決められて嬉しいのとルヴァンカップはもう敗退してしまったので、今後はリーグ戦で自分の良さを出して得点を決めれるようにしたいと思います。
(石井選手自身としても大きな得点だと思うが、ここからの目標は?)
まだ1点取っただけなので全然満足していないですし、ここからさらに得点を取ってチームを上位に、そしてもっと良いチームにできるように練習から頑張っていきたいなと思います。
(トップ昇格が決まったとき岡山のサッカーファンの人たちも知っているようだったが、地元への想いはあるか?)
中学から神奈川にきてそれでも岡山の地元の方たちが声をかけてくれて嬉しいですし、僕もすごく気にしています。
応援してもらっていることを力にして、結果でもっと見せていきたいと思います。
GK23富居 大樹
(何を一番意識して試合に入ったか?)
とにかく勝つというところです。無失点で勝つ。
前回自分が出た試合で鳥栖に6点決められていたこともありましたし、何が何でも0で終わりたいというところはありました。
(ピンチがあったなかでも凌ぎきったが?)
凌げたからよかったですけど、相手のクオリティが高くなって結局やられている場面がリーグ戦ではあるので、そういうシーンを作られていることは反省点です。
勝てたことはよかったですが、もう少し自分たちがやってきたことを最初から出せるようにしなければいけない。後半良かったところを前半からもっとやっていかないといけないと思います。
後半は2点取れましたし、何本か危ない場面もあったのでもっとやらなければいけないですけど、前半よりはみんなが流動的になってポジションを取れていたと思います。
(終盤の決定機阻止について)
股を通ったと思ってまずいと思ったんですけど反射的に止められました。あそこで決められていたら1-1だったので、そういう際のところが重要だと感じています。特に後ろとしては、そういう際のところで止められるかやられるかは大きな違いになる。今までそういう経験をしてきましたし、勝負を分けるのはそういうところになってくるのかなと思います。
今日はそこでもう1点取れたというのは相手にとってはすごくダメージのある得点だったと思います。
MF7阿部 浩之
(前半攻めあぐねていたのか?)
僕は前半に相手を走らせたことで後半少し落ちてきたので、持たれる時間もありましたけど前半はあれぐらいしっかり動かして相手を走らせた結果が後半に繋がったと思うので、前半は前半で悪くなかったかなと思います。ただ、守備はよくなかったと思います。
(守備がはまらなかった?)
僕の印象ですけど、相手は結構後ろに人が多かったし、こちらが前に取れなかった分、後手後手になってしまった。こちらが重かったのか相手が後ろを多くしたのかはどっちもあると思うんですけど、結局やられてはいないですし、シュートもミドルシュートのポストだけだったのでそんなに嫌な攻撃はされていないとは思います。
ただ、それを後ろがネガティブに感じるのではなくてドシっとしていたら良いと思うんですけど、そういう感じでもなかったと思うので、そこはよくなかったと思います。
前から全員で行って、相手が出しどころが無いという守備も湘南としては必要かなと思いますし、智さん(山口監督)もそれに関して言っていたと思いますが、そこは明らかに足りなかった部分だと思います。
そこは改善しないといけないですけど、夏場ですし全部が全部行けるわけではないので、やらせるところと締めるところのメリハリというのは必要かなと思います。そこはチームとして合わせていくべきかなと思います。
(久々の勝利だが、次の試合に向けて良薬になるか?)
自分は別に勝っていようが負けていようが、次に向かう気持ちは一緒ですけど、みんなは勝ち続けている方がポジティブに捉えられるし、プレーも前向きになると思う。これでみんな前向きになってもっとアグレッシブにできるようになれば良いですし、チームとして上がっていくのは間違いないと思うので、次の試合は本当に大事になると思います。
DF2杉岡 大暉
勝てて良かったですし、後半は良い内容でしっかり得点も入って、良い時間帯2点目も取れたので、良い勝ち方ができたかなと思います。
(前半と後半では捉え方としては違うか?)
前半は間延びをしてしまい嫌な感じはありましたけど、それでも0で終われたことはよかったと思います。後半はみんなでしっかりやることをやって、結果として得点にも繋がったと思うので、それは良かったです。
(前半はボールを持っていたが攻めきれなかったのか?)
相手も引いていましたし、想定内というか難しいだろうなと思っていたので、慌てず失点を0にできたことが悪いなりよかったかなと思います。
(無失点で終わったことについては?)
トミくん(富居)中心に、ピンチもありましたけど0で抑えられたというのは大きいと思います。久しぶりの0だと思いますし、今後結果を取りながら内容もよくしていければいいかなと思います。
(勝って次のリーグ戦に迎えるのは?)
上昇気流に乗ってきていると思うので、リーグ戦で勝てていない状況ですが、今週の試合でしっかり勝ち切りたいと思います。