天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会ラウンド16 vs セレッソ大阪
8月2日(水)19:03キックオフ @ヨドコウ桜スタジアム
HOME セレッソ大阪 | 湘南ベルマーレ AWAY |
1 | 0 | 前半 | 1 | 1 | ||
1 | 後半 | 0 | ||||
0 | 延前 | 0 | ||||
0 | 延後 | 0 | ||||
4 | PK | 5 | ||||
90+4分 レオ・セアラ
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得点者 |
12分 大橋 祐紀
|
選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 1 | ヤン・ハンビン | 0 | STARTING LINEUP |
0 | ソン・ボムグン | 1 | GK |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 松田 陸 | 3 | 0 | 舘 幸希 | 4 | DF | |
DF | 22 | マテイ・ヨニッチ | 4 | 0 | 大野 和成 | 8 | DF | |
DF | 24 | 鳥海 晃司 | 2 | 0 | 松村 晟怜 | 32 | DF | |
DF | 29 | 舩木 翔 | 0 | 0 | 杉岡 大暉 | 2 | DF | |
MF | 5 | 喜田 陽 | 0 | 0 | 中野 嘉大 | 44 | MF | |
MF | 11 | ジョルディ・クルークス | 3 | 0 | 小野瀬 康介 | 88 | MF | |
MF | 17 | 鈴木 徳真 | 0 | 0 | 田中 聡 | 5 | MF | |
MF | 27 | カピシャーバ | 2 | 0 | 平岡 大陽 | 13 | MF | |
FW | 7 | 上門 知樹 | 3 | 1 | 阿部 浩之 | 7 | MF | |
FW | 9 | レオ・セアラ | 2 | 1 | 大橋 祐紀 | 17 | FW | |
GK | 31 | 清水 圭介 | – | SUB | – | 富居 大樹 | 23 | GK |
DF | 3 | 進藤 亮佑 | 0 | 0 | 岡本 拓也 | 6 | DF | |
DF | 16 | 毎熊 晟矢 | 0 | 1 | 畑 大雅 | 26 | DF | |
MF | 8 | 香川 真司 | 0 | 0 | 山田 直輝 | 10 | MF | |
MF | 26 | 新井 晴樹 | 1 | 1 | 奥野 耕平 | 15 | MF | |
FW | 35 | 渡邉 りょう | 0 | 5 | 鈴木 章斗 | 29 | FW | |
FW | 38 | 北野 颯太 | 1 | 0 | 石井 久継 | 37 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
◆37分 9 レオ・セアラ■
|
21 | シュート | 9 |
◆9分 4 舘 幸希■
◆40分 2 杉岡 大暉■ ◆117分 5 田中 聡■ |
13 | ゴールキック | 16 | ||
10 | コーナーキック | 5 | ||
26 | 直接フリーキック | 8 | ||
4 | 間接フリーキック | 5 | ||
4 | オフサイド | 5 | ||
1 | PK | 1 |
得点経過 | ||
|
~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆HT
17 鈴木 徳真 → 8 香川 真司
◆61分
2 松田 陸 → 16 毎熊 晟矢 7 上門 知樹 → 38 北野 颯太
◆82分
5 喜田 陽 → 35 渡邉 りょう
◆98分
27 カピシャーバ → 26 新井 晴樹
◆101分
11 ジョルディ・クルークス → 3 進藤 亮佑 |
◆57分
4 舘 幸希 → 6 岡本 拓也 44 中野 嘉大 → 26 畑 大雅
◆71分
13 平岡 大陽 → 10 山田 直輝 7 阿部 浩之 → 29 鈴木 章斗
◆76分
17 大橋 祐紀 → 15 奥野 耕平
◆延前前
88 小野瀬 康介 → 37 石井 久継 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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4,567人 | 晴のち曇、弱風 | 31.7℃ | 61% | 全面良芝 | 90分 延長30分 PK戦 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
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岡本 知之 | 上田 益也 | 武田 光晴 | 松井 健太郎 | 石丸 秀平 | 郡 和秀 |
監督コメント
山口監督 総括
選手が日々取り組んでいるところを全て出し尽くしてくれたなと思います。
あまり攻撃、攻撃という形ではなかったですけれども、この中断期間に取り組んできたところでもあったことを本当に辛抱強くやってくれたと思います。
そのなかで同点のPKは少し思うところはありますけれども、最後勝ち切れたところは僕らにとって大きな1勝となります。天皇杯で次に進み、プラスこれからリーグ戦で挽回していかなければいけないなかで、身体は疲弊しましたがパワーになる、そんな試合になりました。
山口監督 質疑応答
中断期間で取り組んできたことは?
守備のところで、失点が多いので我慢するところと自分たちから奪いに行くところのバランスや距離感を取り組みました。
そのなかでの考え方で特にセレッソさんに対しては、準備期間があったのでその考え方をどうはめるかというところも選手がよく理解してくれて、良い準備をしてくれたと思います。これを続けないといけないなと改めて思うような試合でした。
追いつかれての延長戦は少し押し込まれてもおかしくなかったが、押し返せた要因は?
延長に入ってからどう戦うかというところで選手と擦り合わせができて、それは日々の考え方と準備の捉え方で成り立ったと思います。
最後1-0で勝っているときはダブルボランチにして逃げ切りたいと思ったんですけど、延長に入ってからは得点を取らないといけないところもあったので、従来の形に戻しました。やったことのないポジションでプレーする選手はいなかったので、それは今までトライしてきたところが繋がったのかなと思います。
カウンターで何回かチャンスがありましたし、選手が割り切るところと行けるときに行くというところは、我慢とチャレンジのところがすごく出たと思います。
選手コメント
GK1ソン ボムグン
(今の気持ちは?)
選手たちに申し訳ない気持ちがあります。
後半にレオセアラ選手のPKを止めていたらそこで試合が終わっていたと思うんですけど、本当に体力的にタフな試合だったのでまずは自分がそこで止めることができていればと思っています。
(レオセアラ選手のPKもボールに触っていたと思うが?)
レオセアラ選手は本当にパワーとスピードがあったので、惜しかったです。
(3本連続で止めた場面もあり、素晴らしい活躍だったが?)
今、勝利がない中で難しい状況だったんですけども、キャンプから選手たちが本当に良い準備をしてきましたしそれが勝利に繋がった。今日の勝利でより自分たちを信じて次のリーグ戦に繋げていきたいと思います。
(PK戦になったときの心境は)
絶対に勝たなければいけないという気持ちでしたし、自分が防いだら絶対に勝てるという気持ちでした。
選手たちがよく決めてくれて、決めることができなかった選手もいますがそれは相手のゴールキーパーのパフォーマンスがすごくよかったので。チームメイトの力が自分の自信にも繋がりました。
(次の広島戦に向けて)
本当に良い勝利でしたし、この勝利が絶対に広島戦に繋がると思います。タフな試合になったのでしっかりリカバリーをして、次の準備をしていきたいと思います。
MF13平岡 大陽
本当に勝ててよかったと思います。延長まで戦ってPKまで戦った選手たちを本当にリスペクトしています。
(試合に出場していた時の手応えと課題は?)
個人的には最近は課題しかなくてそれが引き続きなんですけど、それは向上させていかないといけないと思っています。
プレスのところは何回か良い形でいけていたところもあったので悪くはなかったと思いますけど、もっと自分の価値を示していかないといけないと思うので、少しずつ変えていけるように日々の練習からやっていきたいと思います。
(今日意識したことは?)
自分の良さはプレスとか、背後に抜け出すとかアクションを起こすことなのでそこは意識していました。
そこは最低限できていたかもしれないですけど、攻撃のところがいいときに比べて全然できていないと感じます。ただ、できていたときもあるのでそれ以上のものを出せるように整理していきたいと思います。
(3日後に広島戦があるが?)
最後勝てたということが大きいと思いますし、すぐに試合があって過密で難しい状況ではありますけど、やることを変えずにしっかり準備をして、試合に出ることがあれば自分の良さを出してチームに貢献できるように頑張ります。
MF5田中 聡
セレッソがボールを持つ時間が長かったと思うんですけど、自分たちに焦りはなくて相手にボールを持たせているという感じでプレスをかけていました。対角のロングボールというのを自分たちは警戒していたので、そこはウイングの選手が対応してくれましたし、相手のミスもありましたけどそんなに決定機というのはなかったのかなと思います。
(田中選手自身久しぶりのベルマーレでの試合だったが、どんな想いで入ったのか?)
もっと緊張をするかなと思ったんですけど、意外と緊張せずにリラックスして試合に挑めたと思います。
試合に出ることができない期間にしっかり練習をしていましたし、チームとしても良い準備ができたなと思っています。
(今日の試合の勝利の意味は?)
自分は復帰戦だったので本当に嬉しかったですし、PKもボムグンが止めてくれて感謝しています。
(120分フル出場したが、体力的にはどうだったのか?)
自分が周りを動かせるようになった分、自分の負担が減ったと思います。うまく周りを動かして自分がプレーをするということを意識しているので、その部分は少しできていたので良かったと思います。
(守備の時のコーチングが印象的だったが?)
海外に行って、僕は話せていなかったですけど、喋らなければいけないということを感じて、どうにか伝えないいけないという思いで日本に帰ってきました。帰ってきてみてそういった伝えることへの自覚と責任というのが生まれてきたので、そこは海外に行ったことによる収穫だったと思います。
(PKの順番はどうやって決めたのか?)
智さん(山口監督)が決めていましたけど、いけるか?と聞かれたので、いけますと伝えました。
それで1番に指名してもらって、ツグ(石井)とか章斗(鈴木)は自分から立候補していたので、すごいなと思いました。
自分は立候補はしなかったですけど、決めることができてよかったです。
DF4舘 幸希
展開的には前半はボールを持たれてサイドに振られて苦しい状況だったんですけど、ボムグン含めて集中して守れていましたし、身体も張れていました。最後はPKを取られて失点はしましたけどいい緊張感を保てていたと思います。
(中断期間前に課題としていた守備も改善されてきていると思うが)
相手がいることなので最後に失点はしてしまったんですけど、これくらいの強度とゴール前の集中力をもって戦うことができればリーグ戦にも繋がると思います。
今日のような戦いができればもっと順位も上げていけると思いますし、若い選手もすごく逞しくいいプレーをしていたと思います。
(次の広島戦に向けても大きな一勝になると思うが?)
勝つと負けるとでは全然違いますし、次リーグ戦にしっかり繋げなくてはいけない。状況を変えるためには次、絶対に勝たないといけないと今日の勝利ですごく感じました。いい雰囲気で広島戦に臨めると思います。
(最後まで共に戦ってくれたサポーターの方へ)
平日のナイターで遠い地まで来ていただいて、応援がすごく届いていましたし自分のコールも聞こえてすごく力強かったです。
背中を押されて選手たちもすごく助けになっていたと思うので、その応援に応えるために今日のような戦いを続けてできるといいなと思
FW37石井 久継
(緊迫した状況で試合に入ったが?)
延長戦の最初から入るということで、トップの公式戦で30分というのは出たことがなかったので、自分の強みを出しつつそのなかでも貢献しなければいけないということを思いながら試合に入りました。もう少しゴール前でチャンスを作れたらというのはいま感じています。
前回セレッソとリーグ戦で戦ったときより、自信をもってプレーすることができたと思います。
前回はそんなにいいプレーができなかったので、少しは成長しているかなと思います。
(PKは立候補したということだが?)
少し迷っていて、ただ章斗くん(鈴木)と耕平くん(奥野)が手を挙げていたので、僕も蹴ろうと思いました。
おーちゃん(大橋)が前半にPKを蹴って楽しそうに見えたので、蹴っておいたほうがいいなと思って、立候補しました。
待っているときは緊張しましたけど、PKスポットに歩いていった時には緊張もおさまって、楽しんで蹴ることができました。