2022JリーグYBCルヴァンカップ Dグループ 第4節 vs FC東京
4月13日(水) 19:03キックオフ @レモンガススタジアム平塚
HOME 湘南ベルマーレ | FC東京 AWAY |
2 | 1 | 前半 | 0 | 1 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
6 > 9 | 勝点 | 4 > 4 | ||||
37分 池田 昌生
73分 町野 修斗
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得点者 |
50分 小川 諒也
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選手 | シュート | シュート | 選手 | |||||
GK | 23 | 富居 大樹 | 0 | STARTING LINEUP |
0 | 波多野 豪 | 13 | GK |
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DF | 16 | 山本 脩斗 | 1 | 0 | 鈴木 準弥 | 28 | DF | |
DF | 4 | 舘 幸希 | 0 | 0 | 岡崎 慎 | 29 | DF | |
DF | 2 | 杉岡 大暉 | 2 | 0 | 東 廉太 | 42 | DF | |
MF | 3 | 石原 広教 | 0 | 2 | 小川 諒也 | 6 | DF | |
MF | 27 | 池田 昌生 | 3 | 1 | 三田 啓貴 | 7 | MF | |
MF | 7 | 田中 聡 | 1 | 0 | 品田 愛斗 | 18 | MF | |
MF | 11 | タリク | 3 | 0 | 東 慶悟 | 10 | MF | |
MF | 42 | 高橋 諒 | 1 | 1 | 髙萩 洋次郎 | 8 | FW | |
FW | 18 | 町野 修斗 | 4 | 2 | 山下 敬大 | 19 | FW | |
FW | 9 | ウェリントン | 3 | 0 | 紺野 和也 | 17 | FW | |
GK | 1 | 谷 晃生 | – | SUB | – | 児玉 剛 | 1 | GK |
DF | 22 | 大岩 一貴 | 0 | – | 蓮川 壮大 | 25 | DF | |
MF | 10 | 山田 直輝 | 1 | 0 | 中村 帆高 | 37 | DF | |
MF | 15 | 米本 拓司 | – | 0 | バングーナガンデ 佳史扶 | 49 | DF | |
FW | 13 | 瀬川 祐輔 | 1 | 0 | 平川 怜 | 40 | MF | |
FW | 17 | 大橋 祐紀 | 0 | 0 | 梶浦 勇輝 | 43 | MF | |
FW | 29 | 鈴木 章斗 | 0 | 0 | 熊田 直紀 | 52 | FW |
警告・退場 | スタッツ | 警告・退場 | ||
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20 | シュート | 6 |
◆72分 10 東 慶悟■
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9 | ゴールキック | 13 | ||
5 | コーナーキック | 2 | ||
15 | 直接フリーキック | 9 | ||
0 | 間接フリーキック | 0 | ||
0 | オフサイド | 0 | ||
1 | PK | 0 |
得点経過 | ||
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~:ドリブル →:グラウンドパス ↑:浮き球パス S:シュート |
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選手交代 | ||
◆65分
27 池田 昌生 → 13 瀬川 祐輔 11 タリク → 10 山田 直輝 ◆78分
42 高橋 諒 → 22 大岩 一貴 18 町野 修斗 → 17 大橋 祐紀 ◆89分
9 ウェリントン → 29 鈴木 章斗 |
◆55分
6 小川 諒也 → 37 中村 帆高 17 紺野 和也 → 43 梶浦 勇輝 ◆66分
8 髙萩 洋次郎 → 40 平川 怜 ◆78分
18 品田 愛斗 → 49 バングーナガンデ 佳史扶 19 山下 敬大 → 52 熊田 直紀 |
入場者数 | 天候 | 気温 | 湿度 | ピッチ状態 | 試合時間 |
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3,920人 | 晴、弱風 | 22.1°C | 67% | 全面良芝 | 90分 |
コミッショナー | 主審 | 副審 | 副審 | 第4の審判員 | 記録員 |
石井 秀明 | 先立 圭吾 | 五十嵐 泰之 | 竹田 明弘 | 蒲澤 淳一 | 亀井 信也 |
監督コメント
山口監督 総括
非常に立ち上がりから自分たちのやりたいことを表現してくれた試合になりました。攻守において隙を作らない、自分たちが目指しているところをみんなが理解して90分間やり通してくれました。欲を言えば決定機があと2、3回あったのでそういうところは追求したいですけども、いまチームが勝てていない中だったので、結果を出すことにこだわってくれた選手に感謝したいです。
相手の変化や守備の面で自分たちが気をつけているところも、お互いが声を出しながらやってくれましたし、締まった試合になったんじゃないかと思います。ルヴァンで言えば予選を勝ち上がるための大きな1勝になりましたし、チームがリーグ戦で勝てていない中で良い試合ができて、次に向かえる試合になりました。
山口監督 質疑応答
池田選手がルヴァンカップでは3戦連発だが評価は?
非常に素晴らしいプレーをしてくれたと思いますし、彼の良さがすべて出た試合でした。今後、リーグ戦にも絡んでいく可能性もありますし、本当に良い競争ができている。こうやって結果を出した選手は次に使いたいなという気持ちにもなります。
ただ、それだけではメンバーを選べないので、日頃のトレーニングや今までの積み上げ、対戦相手に向かって自分が選択するかしないかだと思いますけども、彼に関してはパーフェクトに近いゲームをしてくれたと思います。
リーグ戦とカップ戦はどういう考え方か?
カップ戦だからと言うことは僕自身は考えていなくて、目の前の試合に対して勝ちたい、勝つというために練習をしているので、今日の試合にフォーカスしながらチームとしてやっています。もちろん勝てていなかったので、勝利に対するところは毎試合持っています。選手もあります。ただ結果がついてこなくて、意識だけを高めてきたつもりもないですし、やってきたことが実ったという試合になったと思います。次の試合に向けてもそうですし、今後ルヴァンカップもリーグ戦も同じように考えてやっていくつもりです。
後半5分に失点し、後半立ち上がりでの失点が多いが課題は?
ハーフタイムにはそういう話をして送り出すんですけど、相手があることですし、その際の部分、甘さというのはまだまだあると思います。
ただそれよりも、1-1に追いつかれた後の自分たちが勝ちを掴みにいくという姿勢を90分通して出せたことが勝ちに繋がったと思います。もちろん修正しないといけないですが、その後の選手のブレないところであったり、目指すものを貫いてくれたことを評価できると感じています。
先ほど話があったように決定機を決め切れない場面もあった。ゴールにはあと何が必要か?
町野にしてもそうですし、タリクにしても1対1の場面で決め切れないことは自分たちでも分かっていると思います。その中でアイディアとしてチップキックで浮かすとかやっていることですが、技術が足りないのは間違いないこと。ただ、今までと変わってきたところもあるので、回数を増やしたり、点を取ることにもっともっとフォーカスすることが大事だと思います。
ゴール後や勝利の後、監督の表情とてもよかったが改めて勝利について。
やはり勝つことを目標にしていて、勝ててなくて落ち込むことはありますけど、でもブレずにやってきての成果で得られるのが、指導者としての仕事の一番の醍醐味だと思うので、そういう表情になったんだと思います。
選手が表現をしてくれたことに、自分自身も見ていて楽しかったですし、そこが一番だったかなと思います。
アルベル監督 総括
私にとってルヴァンカップは選手一人ひとりの成長を確認する場、そして成長を促す場だと考えています。プレー時間を与えられていなかった選手に与えることもそうですし、新たな選択肢を探る場でもありました。将来性を持っている若手選手にチャンスを与えるためにも起用しています。
私がこのクラブにいつまでいるかは誰にも分かりません。ただ、将来を担うような若手の成長に貢献したいと思っています。左CBでプレーした17歳の廉太(東選手)のパフォーマンスは素晴らしかったと思います。彼の活躍は素晴らしいニュースだと思います。終盤に入れました直紀(熊田選手)のプロの世界でのデビューも称えたいと思います。
試合を通じてボールを持っているときのプレーは決して悪くなかったと思います。けれども、ボールを持っていないときに苦しんだ部分はあったと思います。守備の際にうまくできていなかったです。スペースを消すことができていなかった故に、ズルズルとDFのブロックが下がってしまったと思います。
ただ、今日のメンバーが一緒に公式戦を戦うことはなかったです。プレー時間にも恵まれていなかった選手もいた中で守備に課題が出ることは至って普通だと思います。この試合からもポジティブなプレーをピックアップして次の成長につなげていきたいと思います。チームの全選手にチャンスが与えられるべきだと思うので、今日、多くの選手にチャンスを与えることができて良かったと思います。
アルベル監督 質疑応答
東選手を先発で起用できると決断した理由と今日のパフォーマンスの評価を。
廉太はプレシーズンにも参加してくれていて、普段のトレーニングや練習試合にも参加しています。そこで彼のプレーを見た際に将来性豊かな選手だと感じました。CBにふさわしいフィジカルコンディションを持ち合わせています。やはりプロの世界でCBとしてより上のレベルを目指すならば、身長も含めてフィジカルコンディションは必要になってきます。プレシーズン中にもわれわれのスタイルに適用したその早さにも驚かされました。
私にとって選手起用の際に年齢は重要ではありません。彼は将来性豊かな選手ですし、順調に成長すればこのクラブに大きく貢献してくれていると思っています。それ故に成長を促すためにはチャンスを与えることしか私にはできません。それが彼にとって最も必要な部分だと思います。
廉太にも「ミスすることは問題ない。ミスをした後にどう立ち上がるのか、どうリアクションするのかが重要だ」と直接伝えました。彼は今日はわれわれの期待に応える素晴らしいプレーをしてくれていたと思います。17歳にもかかわらずウェリントンをはじめ、ベルマーレさんのレベルの高いFW陣に対してしっかり守備をできていたと思います。
選手コメント
DF4舘 幸希
FC東京は今年からポゼッションの意識がすごく高くて、前半はボールを握られて、左右に振られて振られてという場面はなかなか苦しい時間帯もありました。
それでも後ろは失点をしないようにというところで、ゴール前のところはみんな身体を張っていましたし、そこは良かったと思います。
ただ1回ルヴァンカップで負けているので、勝てたということは大きかったと思います。
(前回のルヴァンカップ同様3バックの真ん中でプレーしたが、サイドとの違いは?)
ディフェンスとしてはやることは変わらないところもあります。ただやはり真ん中なのでラインコントロールのところは前回のルヴァンカップでFC東京と対戦した時に、もう少しラインの上げられた部分があったと思ったので、今日はそこにトライしてみました。
良いところもあれば少しの隙ができてしまったりところもあったので、そこは改善しなくてはいけない部分もあったかなと思います。
(真ん中でプレーすると)攻撃のときに色々な選択肢があって、みんなのサポートもあって僕もボールをつけやすいし、その中で選べるというのが真ん中の攻撃のときにすごく自分としては楽しみがあるかなと思います。
(チームとして連戦を戦っている中で、準備してきたものは今日出せたか?)
結果が出ていないというところで湘南らしさの戦うところは出しながら、常々智さん(山口監督)は自分たちのやっていることを出そうと言っているので、そこはポジションが右だろうと真ん中だろうと変わらないと思います。
(次節に向けて)
リーグ戦で勝てていないというのもありますし、ルヴァンカップで試合に出て結果を出した選手もいます。
そういうことが競争になって僕自身もリーグ戦にあまり出ていないので、リーグ戦に絡みたいという気持ちもありますし、そういう競争が良い方向に出せると思うので、自分自身もチャンスをもらったらやることは変わらず結果に結びつけられるようにやりたいと思います。
この勝利を糧にして週末に向かえるように良いトレーニングをしたいなと思います。
MF7田中 聡
まずは勝てたことがすごく良かったことですし、追いつかれた中でペナルティキックで得点が取れたということが、すごく大きな収穫だと思うのでポジティブに捉えています。
ただ相手に合わせてしまったところもありましたし、隙を作ってしまい失点してしまったので完璧な勝利ではなかったと思います。
課題が出たのでそこは改善していきたいと思います。
(ボールと選手がよく動いていて、選手の距離感も良かったと思うが?)
あまり相手もプレスに来ていなかったので、すごくボールを動かしやすかったというのがあります。
その中で全員が良いポジションを取って、智さん(山口監督)が普段から言っている良い距離感や立ち位置というのを選手全員が意識してできていたので、
そういうところでうまくボールが回っていましたし、チャンスも増えたのでそこは良かったと思います。
(田中選手らしい球際の部分や奪い切る部分が出ていたと思うが?)
多少久しぶりの出場ということもありましたが、自分の特徴というのを出せれば自然とプレーも良くなると思ったので、自分の特徴である球際や対人という部分は試合前はすごく意識して絶対に負けないという気持ちで臨みました。
(次節G大阪戦に向けて)
3日後の日曜日の試合に向けて自分もあまり最近リーグ戦に絡めていないので、ルヴァンカップだけではなくリーグ戦にも出場して、チームを勝たせられるようにまた明日から良い準備をして、全員で勝点3を取れるように頑張ります。
MF27池田 昌生
(見事な先制点だったが振り返って)
町野からボールを受けたときにミドルシュートの意識は持っていました。なので右足で打とうかと思いましたけど、相手がシュートコースに入ってきたのが見えたので、切り返してうまく左足を振り抜けたなという印象です。
(磐田戦も同じくらいの場所からのゴールだったが意識していることは?)
まずフリーの状態で受けられるポジショニングは意識していて、トラップした時にフリーの状態を作るポジショニングを取ることと、そのスペースを認知することを一番強く意識しています。
(左足でのゴールだったが逆足に対する自信は?)
左足はそこまで自信を持っていないですけど、今日はほぼ正面みたいな形でした。45度の角度というのは試合前のシュート練習でも打ちますし、自信はないですけどあれぐらいは打てるので、思い切って打ちました。
(リーグ戦では出番が少なく、消化不良なところがあったと思うが)
個人的には、今日の試合もそうですけど、ウズウズした気持ちで試合に臨みました。なかなかリーグ戦には絡めていないですけど、自分とか若い選手が下から突き上げていかないと強くならないと思います。なので結果を出し続けてチャンスをつかむしかないと思うので、続けるだけかなと思っています。
(自身のプレーを全体的に振り返って)
平均点くらいだと思います。というのは、当たり前のことを当たり前にするっていうところなので、今日の自分のプレーも当たり前のことをやっただけだと思うので、それプラスαゴールができたことはよかったですけど、それ以外のプレーは常に日頃から練習でやっていることを試合で出したという感じです。
自分としては久々の試合だったので、体力的なところも含めてまだまだコンディションは上がると思うし、すぐに試合はくるので、そこに向けてしっかりいい準備をしたいなと思います。
FW18町野 修斗
(追いつかれながらも勝てたことはリーグ戦にもつながる勝利だったと思うが?)
勝てたのは良いんですけど、もっと点を取れましたし、チャンスの数もかなり作れてきているのでもっと最後の精度を高めたいと思っています。
(PKは「自分で蹴るんだ」という意志を持って蹴ったのか?)
そうですね。冷静に相手GKを見て、しっかり決められて良かったです。
(試合中に心がけていることは?)
相手に嫌がられるポジション、チームではブレイクポジションと呼んでいるんですけど、それを意識しています。練習からかなり求められることなので、練習の成果が出ているんじゃないかと思います。
今日久しぶりにスタメンで出場して、100点ではないですけど、ゴールという結果を残せたことは大きかったですし、もう少しボールコントロールのところとか、心拍数を戻すスピードとかはまだまだだなと感じたので、次の試合に向けて時間は少ないですがしっかり準備したいと思います。
(監督から、遊び心のようなものが生まれてきたことが良かったという話もあったが心がけていることは?)
昨シーズンに比べてかなりシュートのシーンが作れてきている中で、例えば(マンチェスター)シティとかリバプールでもそうですけど、最後のクオリティは永遠の課題というか常に一番大切なところだと思います。
昨年はチャンスの数も少なかったですが、チャンスが増えてきていることはかなりポジティブなことだと思うので、決めるか決めないか個人のところになると思っています。最後の余裕が大事だと感じているので、遊び心とかそういった部分は必要かなと思います。
ハーフタイムコメント
山口監督ハーフタイムコメント
・自信を持ってやること、ミスをしようが取り返せばいい
・前半できていることを続けること、やり切ること